映画『アメイジング・スパイダーマン』シリーズのキャストは、主人公ピーター・パーカーを演じるアンドリュー・ガーフィールドと、ヒロインのグウェン・ステイシー役を務めるエマ・ストーンを中心に構成されています。2012年公開の1作目ではリス・エヴァンス演じるリザードが強敵として登場し、2014年公開の続編『アメイジング・スパイダーマン2』では、ジェイミー・フォックスやデイン・デハーンらが新たに加わりました。
日本語吹き替え版では、ピーター役を前野智昭、グウェン役を本名陽子が担当。さらに2作目では、エレクトロ役のジェイミー・フォックスを歌舞伎俳優の中村獅童が演じたことも話題になりました。2026年現在も、シリーズの出演者や吹き替え声優を調べる読者にとって、1作目と2作目の違いを整理しておくことは作品を楽しむうえで役立ちます。
【1作目】アメイジング・スパイダーマンの主要キャスト一覧

2012年6月30日に日本公開された『アメイジング・スパイダーマン』は、マーク・ウェブ監督による新たなスパイダーマン映画シリーズの第1作です。
主人公ピーター・パーカーの高校生活、両親の失踪にまつわる謎、グウェンとの恋愛、そして科学者カート・コナーズ博士との対決が物語の中心になっています。
ソニー・ピクチャーズの作品紹介でも、ピーターが両親の過去を調べる過程でオズコープ社と関わり、スパイダーマンとしての能力を身につけていく物語が紹介されています。
アンドリュー・ガーフィールド:ピーター・パーカー/スパイダーマン役
Andrew Garfield
- 役名:ピーター・パーカー
- 日本語吹き替え:前野智昭
- 出演作品:1作目・2作目
シリーズの主人公ピーター・パーカーを演じたのが、イギリス出身の俳優アンドリュー・ガーフィールドです。
彼のピーターは、従来のスパイダーマン映画と比べても、知的で好奇心が強く、感情を率直に表現する青年として描かれています。科学への関心や両親の失踪に対する疑問が、物語を動かす大きな要素です。
1作目では能力を得た青年がヒーローとして成長する姿を、2作目では恋愛や責任、過去の秘密に苦悩する姿を演じました。
2021年公開の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』にも同役で出演し、再びガーフィールド版ピーターを演じています。
エマ・ストーン:グウェン・ステイシー役
Emma Stone
- 役名:グウェン・ステイシー
- 日本語吹き替え:本名陽子
- 出演作品:1作目・2作目
グウェン・ステイシーは、ピーターの同級生であり、物語を通じて彼の人生に大きな影響を与えるヒロインです。
演じるエマ・ストーンは、グウェンを単なる恋愛対象としてではなく、自分の意見を持ち、科学にも詳しい聡明な女性として表現しています。オズコープ社との関係や、父親の立場をめぐる葛藤も重要な見どころです。
2作目ではピーターとの関係がさらに深く描かれ、恋愛とヒーローとしての責任が物語の大きなテーマになっています。
リス・エヴァンス:カート・コナーズ博士/リザード役
Rhys Ifans
- 役名:カート・コナーズ博士/リザード
- 日本語吹き替え:内田直哉
- 出演作品:1作目
リス・エヴァンスが演じるカート・コナーズ博士は、オズコープ社に関係する科学者です。失った腕を再生させる研究に取り組んでいますが、その実験が予想外の結果を招き、恐ろしい怪物リザードへと変貌します。
この人物の特徴は、単純な悪役ではないことです。研究者としての理想や人間としての願いが、危険な実験と結びついてしまう点に物語の悲劇があります。
なお、リス・エヴァンスは2021年の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』にもカート・コナーズ役で登場しています。
そのほかの主要出演者
サリー・フィールド
- 役名:メイ・パーカー
- ピーターを育てる叔母。
- 日本語吹き替え:一龍斎春水
マーティン・シーン
- 役名:ベン・パーカー
- ピーターの育ての父親的存在。
- 日本語吹き替え:佐々木敏
デニス・リアリー
- 役名:ジョージ・ステイシー警部
- グウェンの父親で警察官。
- 日本語吹き替え:菅生隆之
キャンベル・スコット
- 役名:リチャード・パーカー
- ピーターの父親。
- 日本語吹き替え:てらそままさき
そのほか、イルファン・カーンがラーサ役、クリス・ジルカがフラッシュ・トンプソン役で出演しています。ピーターの家族やグウェンの父親まで、周囲の人物にも実力派俳優が配置されています。
出演者と日本語吹き替えの対応は、吹替作品の専門データベース「ふきカエル大作戦!!」にも掲載されています。
【2作目】アメイジング・スパイダーマン2のキャストと追加出演者
2014年4月25日に日本公開された『アメイジング・スパイダーマン2』では、前作の主要キャストが続投し、新たな敵や重要人物が加わりました。
ソニー・ピクチャーズの公式作品紹介によると、ピーターの前に現れる新たな敵エレクトロと、旧友ハリー・オズボーンの帰還が物語の重要な軸になっています。
ジェイミー・フォックス:マックス・ディロン/エレクトロ役
Jamie Foxx
- 役名:マックス・ディロン/エレクトロ
- 日本語吹き替え:中村獅童
- 出演作品:2作目
2作目で大きな注目を集めた新キャラクターが、ジェイミー・フォックス演じるエレクトロです。
本名はマックス・ディロン。オズコープ社で働く電気技師で、ある事故をきっかけに電気を操る能力を得ます。
スパイダーマンに強い憧れを抱いていたマックスが、周囲とのすれ違いをきっかけに敵へと変わっていく展開は、続編の見どころの一つです。
日本語吹き替えを担当したのは歌舞伎俳優の中村獅童です。2014年3月18日付のソニー・ピクチャーズの公式報道資料では、エレクトロ役への起用とアフレコ収録イベントが発表されています。獅童は以前からスパイダーマンのファンとして知られ、ハリウッド映画の吹き替えに初めて参加しました。
デイン・デハーン:ハリー・オズボーン/グリーン・ゴブリン役
Dane DeHaan
- 役名:ハリー・オズボーン
- 日本語吹き替え:石田彰
- 出演作品:2作目
ハリー・オズボーンは、ピーターの旧友であり、巨大企業オズコープの後継者です。
父親の死後、ニューヨークに戻ってきたハリーは、自身の病気を治す方法を探し始めます。しかし、その過程で危険な技術に手を出し、ピーターと対立することになります。
演じるデイン・デハーンは、映画『クロニクル』などでも知られる俳優です。日本語吹き替えは石田彰が担当。ハリーの繊細さと、次第に追い詰められていく心理を表現しています。
そのほかの2作目の新キャスト
ポール・ジアマッティ
- 役名:アレクセイ・シツェビッチ/ライノ
- 日本語吹き替え:楠見尚己
フェリシティ・ジョーンズ
- 役名:フェリシア
- オズコープに関係する人物。
- 日本語吹き替え:森夏姫
コルム・フィオール
- 役名:ドナルド・メンケン
- オズコープの幹部。
- 日本語吹き替え:家中宏
クリス・クーパー
- 役名:ノーマン・オズボーン
- ハリーの父親。
- 日本語吹き替え:小川真司
前作から続投するピーター、グウェン、メイおばさんに加え、オズコープの関係者や新たな敵が増えたことで、2作目は登場人物同士の関係がより複雑になっています。
【比較表】1作目と2作目のキャスト・役名・吹き替え声優一覧
ここでは、両作品の出演者をまとめて比較します。実写俳優と日本語吹き替え声優を一緒に確認できるため、映画を見直す際にも便利です。
この比較から分かるように、ピーターとグウェンの配役は2作品を通じて変わっていません。日本語吹き替えも前野智昭と本名陽子が続投しています。
一方、2作目ではジェイミー・フォックスとデイン・デハーンが加わり、敵役の構成が大きく変化しました。声優陣では中村獅童と石田彰の参加が目立つポイントです。
なお、表に記載した吹き替え情報は、1作目・2作目それぞれの劇場公開版の日本語音声キャストを基準にしています。
【日本語吹き替え声優】前野智昭・本名陽子・中村獅童らの担当役
『アメイジング・スパイダーマン』シリーズは、実写俳優だけでなく、日本語吹き替え版のキャストにも注目したい作品です。
前野智昭:ピーター・パーカー役
ピーターの若々しさ、恋愛に対する不器用さ、スパイダーマンとしての責任感など、複数の側面を表現する重要な役どころです。シリーズを通して同じ声優が担当しているため、続編でも自然なつながりがあります。
本名陽子:グウェン・ステイシー役
アニメ『ふたりはプリキュア』の美墨なぎさ役などでも知られる声優で、グウェンの明るさや知的な一面、ピーターとの関係における繊細な感情を表現しています。
中村獅童:エレクトロ役
ソニー・ピクチャーズの2014年3月18日付の発表では、獅童がスパイダーマンの熱心なファンであることや、今回がハリウッド映画の吹き替え初参加であることが紹介されています。
歌舞伎俳優としての活動とは異なる声の演技で、孤独や怒りを抱えるエレクトロを表現した点が、この作品の吹き替え版ならではの特徴です。
石田彰:ハリー・オズボーン役
ハリーはピーターの友人でありながら、物語が進むにつれて対立する存在へと変わっていきます。石田彰の繊細な演技は、ハリーの不安や孤独、追い詰められていく心理を楽しむうえで注目したいポイントです。
主要キャラクターの吹き替え声優を整理
2作品の吹き替えキャストを確認する際は、次の4人をまず覚えておくと分かりやすくなります。
- ピーター・パーカー:前野智昭
- グウェン・ステイシー:本名陽子
- エレクトロ:中村獅童
- ハリー・オズボーン:石田彰
特に前野智昭と本名陽子は両作品で続投しているため、シリーズを通して吹き替えで視聴する場合の中心となるキャストです。
【登場人物の関係】ピーターとグウェンを中心にした物語の構造
キャストを把握するうえでは、俳優の名前だけでなく、登場人物同士の関係も理解しておきたいところです。
ピーターとグウェン:恋愛とヒーローとしての責任
ピーターとグウェンは、シリーズ全体を貫く中心的な関係です。ピーターはスパイダーマンとして街を守りながら、グウェンとの普通の生活も大切にしたいと考えています。
しかし、ヒーローとしての使命は恋愛にも影響を及ぼします。特に2作目では、グウェンの父親との約束や、彼女を危険に巻き込みたくないというピーターの思いが物語を動かします。
オズコープ社:敵と秘密が交差する場所
オズコープ社は、1作目と2作目をつなぐ重要な存在です。
1作目ではコナーズ博士の研究がリザード誕生につながり、2作目ではマックスの事故やハリーの運命にも関係します。
つまり、敵が単純に入れ替わるのではなく、科学技術や企業の秘密が複数の人物の人生を結びつけています。
リザード・エレクトロ・グリーン・ゴブリンの違い
シリーズに登場する敵役は、それぞれ異なる背景を持っています。
- リザード:研究の結果、怪物へ変貌したコナーズ博士。
- エレクトロ:事故をきっかけに電気を操る能力を得たマックス・ディロン。
- グリーン・ゴブリン:病気への恐怖とオズコープの技術によって変貌するハリー・オズボーン。
- ライノ:アレクセイ・シツェビッチが変身する強敵。
リザードは科学者としての理想、エレクトロは孤独や承認への欲求、ハリーは家族や自身の運命に対する恐怖が背景にあります。敵役の人間的な事情まで理解すると、出演者の演技や物語の見え方も変わってきます。
【2026年最新】歴代スパイダーマン俳優との違いと続編情報
スパイダーマン映画には複数の実写シリーズがあり、主演俳優が異なります。アメイジング版を理解するには、歴代のピーター・パーカーを比較するのも有効です。
歴代3人のスパイダーマン俳優を比較
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3人は同じピーター・パーカーを演じていますが、作品の世界観や人物描写は異なります。ガーフィールド版は、特にピーターとグウェンの関係や、両親の過去をめぐるストーリーが大きな特徴です。
2021年の『ノー・ウェイ・ホーム』にも出演者が再登場
ガーフィールド版の出演者を語るうえで見逃せないのが、2021年公開の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』です。
同作ではマルチバースという設定を通じて、異なる映画シリーズのキャラクターが同じ作品に登場します。アンドリュー・ガーフィールドがピーター役で再登場したほか、ジェイミー・フォックス演じるエレクトロや、リス・エヴァンス演じるリザードも登場しました。
そのため、ガーフィールド版の2作品だけでなく、この映画まで見ると、キャラクターの再登場やシリーズ間のつながりをより深く楽しめます。ソニー・ピクチャーズの公式作品紹介でも、過去のスパイダーマン映画に登場した敵キャラクターがマルチバースを通じて集結する設定が説明されています。
アメイジング・スパイダーマン3の制作や新キャストは?
2026年11月時点で、ガーフィールド主演の『アメイジング・スパイダーマン3』について、ソニー・ピクチャーズから正式な制作決定や出演キャストの確定発表は確認できません。
続編を期待するファンの間ではさまざまな情報が話題になりますが、制作の可能性をめぐる報道や関係者の予想と、正式な出演者発表は別の情報です。
したがって、現在のキャスト情報を調べる場合は、2012年の1作目、2014年の2作目、そして2021年の『ノー・ウェイ・ホーム』への出演を区別して把握するのが適切です。
【よくある質問】アメイジング・スパイダーマンのキャストに関するFAQ
Q1:アメイジング・スパイダーマンのピーター・パーカー役は誰ですか?
A1:アンドリュー・ガーフィールドです。日本語吹き替え版では前野智昭が担当し、1作目と2作目の両方に出演しています。
Q2:グウェン・ステイシー役の女優は誰ですか?
A2:エマ・ストーンです。日本語吹き替えは本名陽子が担当しています。
Q3:アメイジング・スパイダーマン2の新しい敵役は誰ですか?
A3:主な新しい敵役は、ジェイミー・フォックス演じるエレクトロと、デイン・デハーン演じるハリー・オズボーン/グリーン・ゴブリンです。ライノ役はポール・ジアマッティが演じています。
Q4:中村獅童はどのキャラクターの吹き替えを担当していますか?
A4:2作目のエレクトロ(マックス・ディロン)役です。ジェイミー・フォックスの日本語吹き替えを担当しました。
Q5:リス・エヴァンスは2作目にも出演していますか?
A5:リス・エヴァンスが演じたカート・コナーズ博士は1作目の主要人物です。2作目の主要キャストとしては出演していません。ただし、2021年の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』には同役で再登場しています。
Q6:アメイジング・スパイダーマン3は公開されますか?
A6:2026年11月時点で、正式な制作決定や公開日、出演キャストの発表は確認できません。続編に関する噂と公式発表を区別する必要があります。
Q7:1作目と2作目で日本語吹き替え声優は変わりましたか?
A7:ピーター役の前野智昭とグウェン役の本名陽子は続投しています。2作目では中村獅童や石田彰など、新しいキャラクターを担当する声優が加わりました。
まとめ:アメイジング・スパイダーマンのキャストを知れば2作品をもっと楽しめる
『アメイジング・スパイダーマン』シリーズは、アンドリュー・ガーフィールドとエマ・ストーンを中心に、作品ごとに異なる魅力的な出演者が集まった映画シリーズです。
1作目ではリス・エヴァンス演じるコナーズ博士/リザードが物語の中心的な敵となり、2作目ではジェイミー・フォックス演じるエレクトロ、デイン・デハーン演じるハリー・オズボーンが新たな脅威として登場しました。
日本語吹き替え版では、前野智昭と本名陽子の続投に加え、中村獅童や石田彰らの参加も大きな見どころです。
作品を選ぶ際の要点は、ピーターの誕生と成長を楽しみたいなら1作目、新しい敵や人間関係の変化を楽しみたいなら2作目を選ぶことです。両作品を公開順に見ると、登場人物の関係や物語の展開をより自然に理解できます。
2026年現在も、ガーフィールド版スパイダーマンの魅力は、過去2作品と『ノー・ウェイ・ホーム』を通じて楽しめます。俳優と吹き替え声優の両方を押さえておけば、シリーズを見直す際の楽しみもさらに広がるはずです。