2025年6月27日、映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』の日本語吹替版キャスト11名が発表されました。日本での劇場公開日は2025年8月8日です。今回のキャスティングでは、俳優陣と実力派声優陣が組み合わされ、新章の登場人物をそれぞれ担当しています。
公式サイトが発表した全11名の役名と、オリジナル版で演じる俳優の対応関係は次のとおりです。
日本語吹替キャスト全11名
- 松本若菜:ゾーラ・ベネット(スカーレット・ヨハンソン)
- 岩田剛典:ヘンリー・ルーミス博士(ジョナサン・ベイリー)
- 吉川愛:テレサ・デルガド(ルナ・ブレイズ)
- 楠大典:ダンカン・キンケイド(マハーシャラ・アリ)
- 小野大輔:マーティン・クレブス(ルパート・フレンド)
- 高山みなみ:ニーナ(フィリッピーヌ・ヴェルジュ)
- 大西健晴:ルクレール(ベシル・シルヴァン)
- 玉木雅士:ボビー・アトウォーター(エド・スクライン)
- 三上哲:ルーベン・デルガド(マヌエル・ガルシア=ルルフォ)
- 水瀬いのり:イザベラ・デルガド(オードリナ・ミランダ)
- 小林千晃:ザビエル・ドブス(デヴィッド・ヤーコノ)
以上が公式発表に基づく11名の配役です。特に検索されることの多い松本若菜、岩田剛典、吉川愛の3名は、物語の中心人物を担当しています。
松本若菜が演じるゾーラ・ベネット
ゾーラ・ベネットは、スカーレット・ヨハンソンが演じる元特殊工作員です。危険な島で恐竜のDNAを確保する極秘ミッションに参加し、物語を牽引します。
松本若菜にとって、本作は映画の吹替初挑戦となる作品です。加えて、シリーズ初の女性主人公を担当するという大きな役割を担いました。
公式発表では、松本はスカーレット・ヨハンソンの演技から感情を読み取りながらも、引っ張られすぎないように演じたと説明しています。
「シリーズ初めての女性主人公の声を担当することになり興奮しました」
俳優として身体全体を使って役を表現してきた松本が、声だけでゾーラの緊張感や判断力を伝える点は、本作の吹替における大きな見どころです。
岩田剛典が演じるヘンリー・ルーミス博士
ヘンリー・ルーミス博士は、ジョナサン・ベイリーが演じる古生物学者です。恐竜への強い好奇心を持ち、ゾーラたちとともに人類を救う可能性を秘めた恐竜のDNAを探します。
日本語吹替を担当する岩田剛典も、映画の吹替は初挑戦。公式コメントでは、ルーミス博士を恐竜オタクで好奇心旺盛な人物と紹介し、知的なジョークで仲間を和ませる性格にも触れています。
アクションだけでなく、ユーモアや知的な会話も担うキャラクターであるため、岩田の声の表現が物語の緊張と緩和にどう作用するかも注目点です。
吉川愛が演じるテレサ・デルガド
テレサ・デルガドは、ルナ・ブレイズが演じるデルガド一家の長女です。海上で遭難した後、ゾーラやルーミス博士たちと行動をともにします。
吉川愛はアニメーション作品での声の出演経験がありますが、実写映画の吹替は本作が初めてです。公式発表では、テレサについて、クールな一面を持ちながら家族を大切にし、危険な恐竜にも立ち向かう人物として紹介されています。
単なる若い登場人物ではなく、家族を守るために行動する人物という点が、吉川の演技に求められる重要な要素です。
実力派声優陣が担当する重要人物
今回の吹替版には、長年アニメや洋画吹替で活躍してきた声優も参加しています。
楠大典が担当するダンカン・キンケイドは、ゾーラが最も信頼する傭兵です。小野大輔が担当するマーティン・クレブスは大手製薬会社の代表で、物語の任務に関係する人物です。
高山みなみはクルーの一員であるニーナを担当。水瀬いのりはデルガド家の末娘イザベラを演じます。三上哲、小林千晃、大西健晴、玉木雅士も、それぞれ異なる立場の登場人物を担当しています。
なお、公式発表によると、声優陣は高山みなみを除いてシリーズ初参加です。過去作からの経験者と、新しいキャストが共存する構成になっています。
出典:映画公式サイトの2025年6月27日付キャスト発表、所属事務所の出演告知、シネマトゥデイの作品情報。
【歴代作品を比較】ジュラシック・ワールドの日本語吹替キャスト一覧

シリーズの日本語吹替を理解するには、2015年の第1作から順番に確認するのが分かりやすい方法です。
2015年から2022年までの3作品では、玉木宏と木村佳乃がオーウェンとクレアを継続して担当しました。一方、2025年の『復活の大地』では主要人物が一新され、松本若菜や岩田剛典を中心とした新しいキャスト構成に変わっています。
歴代作品の主要キャラクターと吹替担当者
| 作品・公開年 | キャラクター | 日本語吹替 | キャスティングの特徴 |
|---|---|---|---|
| ジュラシック・ワールド(2015) | オーウェン | 玉木宏 | シリーズの中心人物 |
| ジュラシック・ワールド(2015) | クレア | 木村佳乃 | パークの運営責任者 |
| ジュラシック・ワールド(2015) | グレイ | 松岡茉優 | 恐竜好きの少年 |
| 炎の王国(2018) | オーウェン | 玉木宏 | 前作から続投 |
| 炎の王国(2018) | クレア | 木村佳乃 | 前作から続投 |
| 炎の王国(2018) | フランクリン | 満島真之介 | 新しい仲間として参加 |
| 炎の王国(2018) | ジア | 石川由依 | 恐竜保護に関わる人物 |
| 新たなる支配者(2022) | オーウェン | 玉木宏 | 続投 |
| 新たなる支配者(2022) | クレア | 木村佳乃 | 続投 |
| 新たなる支配者(2022) | ケイラ | 伊藤沙莉 | 新キャラクター |
| 新たなる支配者(2022) | アラン・グラント | 菅生隆之 | 旧シリーズから再登場 |
| 新たなる支配者(2022) | エリー・サトラー | 井上喜久子 | 旧シリーズから再登場 |
| 新たなる支配者(2022) | イアン・マルコム | 大塚芳忠 | 旧シリーズから再登場 |
| 復活の大地(2025) | ゾーラ・ベネット | 松本若菜 | 新章の主人公 |
| 復活の大地(2025) | ヘンリー・ルーミス | 岩田剛典 | 新章の主要人物 |
| 復活の大地(2025) | テレサ・デルガド | 吉川愛 | 新しい若手キャラクター |
| 復活の大地(2025) | ニーナ | 高山みなみ | 過去作からのシリーズ参加者 |
この表は各作品の代表的な配役を整理したものです。最新作については前項の11名が公式発表された全キャストです。旧3作品については主要人物を中心に掲載しています。
2015年『ジュラシック・ワールド』の吹替キャスト
2015年8月5日に公開された第1作では、玉木宏がオーウェン・グレイディ、木村佳乃がクレア・ディアリングを担当しました。
また、クレアの甥で恐竜好きの少年グレイを松岡茉優が担当。ザック役は内山昂輝、恐竜監視に関係するホスキンス役は石塚運昇、バリー役は安元洋貴です。
そのほか、ヘンリー・ウー博士役の近藤浩徳、マスラニ役の大塚芳忠、ロウリー役の小川剛生など、多くの声優が作品を支えました。
東宝東和の2015年6月の発表では、松岡茉優の起用理由として、少年らしさを感じさせる声がグレイ役に適していたことが挙げられています。松岡にとっては声優初挑戦の作品でもありました。
2018年『炎の王国』の吹替キャスト
2018年7月13日公開の『ジュラシック・ワールド/炎の王国』では、玉木宏と木村佳乃が引き続きオーウェンとクレアを担当しました。
新たに参加した主要キャストには、フランクリン役の満島真之介、ジア役の石川由依、メイジー役の住田萌乃がいます。
また、イアン・マルコム博士は大塚芳忠、ヘンリー・ウー博士は近藤浩徳が担当。イーライ・ミルズ役には内田夕夜が起用されました。
この作品は、火山噴火の危機に直面した島から恐竜を救い出す物語です。新キャラクターが増えた一方で、前作の中心人物と吹替担当者が維持されたことで、シリーズとしての連続性が保たれています。
2022年『新たなる支配者』の吹替キャスト
2022年7月29日に公開された『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』では、玉木宏と木村佳乃が引き続き出演しました。
新キャラクターのケイラ・ワッツを伊藤沙莉が担当。加えて、初代『ジュラシック・パーク』でおなじみのアラン・グラント博士、エリー・サトラー博士、イアン・マルコム博士が再登場しました。
この3人の吹替担当は、菅生隆之、井上喜久子、大塚芳忠です。オリジナルシリーズからのキャラクターが加わったことで、過去作品を見てきたファンにも親しみやすい配役となりました。
また、高山みなみは同作でソヨナ・サントスを担当しています。2025年の『復活の大地』ではニーナ役に変わっているため、同じ俳優がシリーズ内で異なる人物を演じている点にも注目です。
出典:東宝東和、吹替キングダム、フジテレビの各作品情報。
【歴代吹替キャスト比較】続投した声優と新章で変わった配役
歴代作品を比較すると、キャスティングの変化には明確な傾向があります。それは、2015年から2022年までの3作品が同じ主人公たちを軸に展開したのに対し、2025年の『復活の大地』では主人公も物語の中心人物も新しくなったことです。
玉木宏と木村佳乃は旧3作品の中心的存在
玉木宏と木村佳乃は、2015年、2018年、2022年の3作品で、それぞれオーウェンとクレアの日本語吹替を担当しています。
この継続起用は、シリーズ作品における声の一貫性という点で大きな意味を持ちます。同じキャラクターが複数の作品に登場するとき、吹替担当者が変わらなければ、人物の声や印象を連続して受け取ることができます。
一方、旧3作品の間でも、新しい登場人物には新しい吹替キャストが起用されました。満島真之介や石川由依、伊藤沙莉などの参加が、その代表例です。
高山みなみはシリーズ経験者として新作に参加
2025年のキャスト発表で見逃せないのが高山みなみです。
高山は『新たなる支配者』でソヨナ・サントスを担当し、『復活の大地』ではニーナを担当しました。同じシリーズへの参加でありながら、キャラクターは異なります。
この点は、単純に「最新作の声優は全員新しい」と考えてしまうと見落としやすい部分です。公式発表でも、高山を除く声優陣はシリーズ初参加と説明されています。
シリーズの新章では声のイメージも刷新
『復活の大地』では、ゾーラを中心に物語が構成され、旧シリーズのオーウェンとクレアは主要キャラクターとして登場しません。
そのため、玉木宏や木村佳乃を中心とした旧シリーズの声のイメージを引き継ぐのではなく、新しい主人公に合わせて松本若菜や岩田剛典らを起用する構成になっています。
ここで重要なのは、キャスト変更が単なる声優交代ではないという点です。物語の中心人物そのものが変わっているため、吹替版も新しい人間関係やキャラクター像に合わせて組み直されています。
【ジュラシック・ワールドの声優が豪華な理由】俳優と専門声優の起用を分析
本シリーズの日本語吹替には、映画俳優、テレビドラマで活躍する俳優、アーティスト、アニメや洋画吹替の専門声優など、異なる分野の出演者が集まっています。
映画俳優を起用するメリット
松本若菜、岩田剛典、吉川愛のように、実写作品でキャリアを築いてきた俳優を吹替に起用すると、作品の知名度を広げる効果が期待できます。
特に本作では、主演級の人物を担当する3名が話題となりました。松本と岩田にとって映画吹替が初めてだったことも、発表時の大きな注目点です。
ただし、知名度だけで吹替の評価が決まるわけではありません。映像内の俳優の表情、口の動き、感情の変化に合わせた声の演技が必要です。
専門声優を組み合わせる意味
楠大典、小野大輔、高山みなみ、水瀬いのりらは、声の表現を専門的に積み重ねてきた出演者です。
こうした声優陣をキャラクターの性格や立場に合わせて配置することで、作品内の人物関係に幅を持たせることができます。
例えば、傭兵のダンカンと製薬会社代表のマーティンでは、物語上の役割も人物の立場も異なります。演じる声の個性が違うことによって、登場人物の区別も明確になります。
吹替版と字幕版はどちらがおすすめ?
吹替版は、映像に集中しながら恐竜の動きやアクションを楽しみたい人に向いています。日本語で人物の会話を理解できるため、複数の登場人物が同時に登場する場面でも追いやすいという利点があります。
一方、字幕版は、スカーレット・ヨハンソンやマハーシャラ・アリ、ジョナサン・ベイリーなど、海外俳優本人の声や話し方を楽しみたい人におすすめです。
吹替版の魅力は日本語ならではの声の表現にあり、字幕版の魅力はオリジナルキャストの演技にあります。どちらか一方が正解というわけではなく、楽しみたいポイントによって選ぶと満足度が高まります。
【2026年最新情報】『復活の大地』の次回作と声優発表の動向
2026年10月現在、劇場公開済みの『ジュラシック・ワールド』最新作は2025年の『復活の大地』です。次回作に関する開発報道は出ていますが、日本語吹替キャストの公式発表はありません。
2026年8月には、次回作をめぐってギャレス・エドワーズ監督が創作上の意見の違いから離脱したとの報道がありました。また、同年10月にはJ・A・バヨナ監督が後任候補として報じられています。
ただし、監督の交代に関する報道と、出演者や日本語吹替キャストの正式決定は別の話です。スカーレット・ヨハンソン、ジョナサン・ベイリー、マハーシャラ・アリらの続投見込みが海外報道で伝えられているものの、日本語版の担当者については発表されていません。
次回作の日本語吹替を考えるうえでは、ゾーラ、ヘンリー、ダンカンという新章の中心人物が続投するかどうかが注目点です。前作のキャストが継続する場合でも、正式な配役発表までは確定情報として扱えません。
出典:2026年8月のシネマトゥデイ報道、2026年10月のTheWrap報道。
【ジュラシック・ワールドの声優】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:『ジュラシック・ワールド/復活の大地』の声優は誰ですか?
A1:松本若菜、岩田剛典、吉川愛、楠大典、小野大輔、高山みなみ、大西健晴、玉木雅士、三上哲、水瀬いのり、小林千晃の11名です。
Q2:松本若菜は何の役を担当していますか?
A2:スカーレット・ヨハンソン演じる主人公ゾーラ・ベネットです。松本にとって映画の吹替初挑戦となりました。
Q3:岩田剛典は何の役ですか?
A3:ジョナサン・ベイリー演じる古生物学者ヘンリー・ルーミス博士です。恐竜好きで好奇心旺盛な人物を担当しています。
Q4:吉川愛はどのキャラクターを演じていますか?
A4:ルナ・ブレイズ演じるテレサ・デルガドです。デルガド一家の長女で、家族を守るために危険に立ち向かいます。
Q5:高山みなみはジュラシック・ワールドシリーズに以前から出演していますか?
A5:はい。2022年の『新たなる支配者』ではソヨナ・サントスを担当し、2025年の『復活の大地』ではニーナを担当しています。
Q6:歴代作品でオーウェンの吹替を担当しているのは誰ですか?
A6:2015年の『ジュラシック・ワールド』、2018年の『炎の王国』、2022年の『新たなる支配者』の3作品で玉木宏が担当しています。
Q7:クレアの日本語吹替は誰ですか?
A7:劇場公開版では木村佳乃が担当しています。ただし、テレビ放送用の別バージョンでは園崎未恵が担当した例もあるため、視聴する音声のバージョンを区別する必要があります。
Q8:2026年に新しい声優キャストは発表されていますか?
A8:2026年10月現在、次回作の日本語吹替キャストの公式発表は確認されていません。現時点で配役が確定している最新作は『復活の大地』です。
まとめ:ジュラシック・ワールドの声優は新章でどう変わった?
『ジュラシック・ワールド』シリーズの日本語吹替キャストは、2015年から2022年までの旧3作品と、2025年の『復活の大地』で大きく構成が変わっています。
旧3作品では玉木宏と木村佳乃がオーウェンとクレアを継続して担当し、シリーズを通じた声の一貫性を支えました。松岡茉優、満島真之介、石川由依、伊藤沙莉らも各作品のキャラクターを彩っています。
一方、新章となる『復活の大地』では、松本若菜がゾーラ、岩田剛典がヘンリー、吉川愛がテレサを担当。楠大典、小野大輔、高山みなみ、水瀬いのりら実力派声優も加わり、全11名の吹替キャストが発表されました。
歴代キャストを比較するときは、作品ごとの公開年だけでなく、キャラクターの継続性、劇場公開版とテレビ放送版の違い、シリーズ初参加かどうかも確認すると、配役の背景がより理解しやすくなります。
2026年以降は次回作の制作やキャスト発表にも注目が集まります。まずは『復活の大地』の11名の配役を押さえておけば、シリーズの新しい声の世界をより深く楽しめます。