「脳みそとアップルパイ」が再び注目を集めた出来事が、2021年放送のTBSドラマ『リコカツ』への登場です。
『リコカツ』第4話に間宮真司の小説が登場
- 放送日:2021年5月7日
- 該当話:第4話
- 主演:北川景子
- 共演:永山瑛太
- 脚本:泉澤陽子
2021年5月7日放送の第4話では、咲(北川景子)が異動先の文芸部に初めて出勤する場面が描かれました。
そのデスクに置かれていたのが、文庫本「脳みそとアップルパイ」です。
表紙には「間宮真司」の名前も記されており、『大恋愛~僕を忘れる君と~』を知っている視聴者にとっては見逃せない演出でした。
この登場について、エンタメニュースサイトのMANTANWEBも2021年5月8日に報道しています。
なぜ『大恋愛』の小説が登場したのか
注目したいのは、両作品の脚本を泉澤陽子さんが担当している点です。
同じ脚本家が手掛けた作品だからこそ、過去の作品に登場した人物や小説を別のドラマに登場させる演出が可能になりました。
これは単なる小道具の使い回しというより、作品世界を共有しているように感じさせるファンサービスです。
『大恋愛』を見ていた人なら、間宮真司の名前を見ただけで、尚との恋愛や最終回の記憶がよみがえります。
『リコカツ』への登場は実際の出版を意味する?
ここは誤解しやすいポイントです。
『リコカツ』に文庫本が登場したことは事実ですが、それだけで現実の書店で購入できる商品として出版されたことにはなりません。
劇中で存在する書籍と、実際の出版物は別のものです。
したがって、『リコカツ』への登場は作品同士のつながりを示す演出として理解するのが適切です。
【最終回と2026年最新情報】小説が最後に果たした役割と続編の可能性

「脳みそとアップルパイ」が最も重要な意味を持つのは、『大恋愛~僕を忘れる君と~』の最終回です。
ここからは結末に触れるため、未視聴の方は注意してください。
尚が姿を消してから8カ月後の再会
最終回では、尚が家族に何も告げず、手紙と携帯電話を残して姿を消してしまいます。
真司は尚を捜し続けますが、なかなか見つかりません。
そして8カ月後、尚の母・薫がテレビの行方不明者捜索番組で情報提供を呼びかけたことをきっかけに、尚の居場所が判明します。
尚は海辺の診療所にいました。
しかし、再会した尚は、真司のことを覚えていませんでした。
愛する人が目の前にいるのに、自分が誰なのか理解してもらえない。
真司にとっては、あまりにも残酷な再会です。
TBS公式の最終回あらすじでも、尚の失踪と8カ月後の捜索が物語の重要な展開として紹介されています。
真司が尚に読み聞かせた「脳みそとアップルパイ」
真司は、記憶を失った尚に初めて会うような態度で接します。
そして、持ってきたアップルパイを一緒に食べ、自分が小説家であることを伝えます。
その後、真司は「脳みそとアップルパイ」を取り出し、尚に読み聞かせ始めます。
本を読むことが難しくなった尚に対し、真司は自分の声で物語を届けます。
小説の内容は、かつて2人が出会い、恋に落ちた日々を思い起こさせるものでした。
尚は真司のことを覚えていなくても、物語に興味を示し、続きを聞きたいと伝えます。
この場面で重要なのは、真司が尚に過去の記憶を無理に思い出させようとしていないことです。
彼は、初対面の相手として尚と向き合い、もう一度関係を築こうとします。
小説は、失われた記憶を取り戻すためだけの道具ではなく、新しい関係を始めるための架け橋になっているのです。
最終回の奇跡と「脳みそとアップルパイ」の意味
物語の終盤、真司が小説を読み聞かせていると、尚の中に2人の記憶が一瞬よみがえる場面が訪れます。
忘れてしまったはずの愛する人との時間が、ほんのわずかな瞬間だけ戻ってくるのです。
その奇跡のような再会は、2人が積み重ねてきた時間の重さを感じさせます。
しかし、尚の病気が治るわけではありません。
その後、尚は亡くなり、真司は尚との思い出を胸に作家として新しい人生を歩み始めます。
この結末を踏まえると、「脳みそとアップルパイ」というタイトルは、単に病気と食べ物を組み合わせた名前ではありません。
記憶が失われても、一緒に食べたものや過ごした時間、相手を大切に思う気持ちが物語の中に残ることを象徴しています。
2026年現在、続編ドラマの発表はある?
2026年11月3日時点で、『大恋愛~僕を忘れる君と~』の続編ドラマについて、TBSから正式な制作決定の告知は確認できません。
TBS公式サイトでは、2018年放送の本編や全10話の作品情報が引き続き掲載されています。
また、劇中小説の続編として描かれた「もう一度、第一章から」と、ドラマそのものの続編は別の話です。
この2つを混同しないことが大切です。
2026年11月時点の情報整理
劇中小説の続編タイトル
もう一度、第一章から
『リコカツ』への登場
2021年・第4話
劇中小説単独の商品化
確認できず
『大恋愛』続編ドラマ
公式発表を確認できず
【よくある質問】「脳みそとアップルパイ」に関するFAQ
Q1:「脳みそとアップルパイ」は実在する本ですか?
A1:ドラマの中では間宮真司が書いた小説として実在します。ただし、現実の書店で同じ作品を独立した書籍として購入できることは確認できません。実際に購入できる関連書籍としては、扶桑社から発売された『大恋愛~僕を忘れる君と』のノベライズ上下巻があります。
Q2:「脳みそとアップルパイ」のタイトルの由来は何ですか?
A2:公式に確定した由来の説明はありませんが、脳みそは尚の若年性アルツハイマー病、アップルパイは尚と真司が共有した思い出を象徴すると解釈できます。第1話の初めてアップルパイを食べる場面と、最終回で再び一緒に食べる場面が重要な手がかりです。
Q3:「脳みそとアップルパイ」のあらすじは?
A3:間宮真司が、北澤尚との出会いや恋愛を題材に執筆した小説です。若年性アルツハイマーによって記憶を失っていく尚と、彼女を愛し続ける真司の関係が物語の中心になっています。
Q4:「脳みそとアップルパイ」は『リコカツ』にも登場しますか?
A4:はい。2021年5月7日放送の『リコカツ』第4話で、間宮真司の名前が記された文庫本が登場しました。『大恋愛』ファンにとってうれしいクロスオーバー演出です。
Q5:「脳みそとアップルパイ」の続編はありますか?
A5:ドラマ内では「もう一度、第一章から」という続編タイトルが登場します。ただし、これは真司が執筆する劇中小説の続編です。『大恋愛』の続編ドラマが制作決定したという公式発表は確認できません。
Q6:2026年現在、劇中小説を購入する方法はありますか?
A6:劇中小説そのものではなく、扶桑社のノベライズ上下巻を購入する方法があります。上巻のISBNは9784594080952、下巻は9784594080969です。中古書店や電子書籍ストアも含めて在庫を確認するとよいでしょう。
まとめ:「脳みそとアップルパイ」は記憶と愛をつなぐ物語
「脳みそとアップルパイ」は、ドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と~』において、間宮真司が北澤尚との恋愛を題材に執筆した劇中小説です。
今回のポイントを振り返ります。
- 作品の正体: ムロツヨシさん演じる間宮真司が書いた劇中小説。
- タイトルの意味: 脳みそは尚の病気、アップルパイは2人の共有した思い出を象徴すると解釈できる。
- 物語の内容: 若年性アルツハイマーによって記憶を失う尚と、愛し続ける真司の恋愛が題材。
- 続編のタイトル: 「もう一度、第一章から」。
- 出版・販売: 劇中小説単独の市販は確認できないが、ドラマのノベライズ上下巻は実在する。
- リコカツとの関係: 2021年の第4話に間宮真司の小説が登場。
- 2026年最新情報: 続編ドラマの公式な制作発表は確認できない。
この作品が視聴者の記憶に残る理由は、病気という悲しいテーマだけではありません。
記憶が失われても、誰かと過ごした時間まで無意味になるわけではないというメッセージが、アップルパイという身近な食べ物を通じて描かれているからです。
そして最終回で真司が尚に小説を読み聞かせる場面は、タイトルに込められた意味を改めて感じさせます。
現実に「脳みそとアップルパイ」という本を探していた人は、劇中小説とノベライズ本を区別して購入することが大切です。
『大恋愛~僕を忘れる君と~』をもう一度見返すときには、ぜひ第1話のアップルパイの場面と最終回の読み聞かせを見比べてみてください。最初と最後がつながることで、このタイトルが持つ意味をより深く感じられるはずです。