菅田将暉と小松菜奈が共演した映画は何作あるのでしょうか。2人の共演映画として特に知られているのが、2016年公開の『溺れるナイフ』と2020年公開の『糸』です。しかし、実際には2016年公開の『ディストラクション・ベイビーズ』も含め、映画での共演は全部で3作品あります。
2人は2015年の映画撮影で出会い、複数の作品を通じて共演を重ねました。その後、2021年11月15日に結婚を発表。2024年3月には第1子の誕生も公表しています。2026年現在、それぞれ俳優として活動を続ける2人の歩みを、映画の公開順、あらすじ、キャスト、撮影秘話、結婚までの経緯とともに振り返ります。
【共演映画は全3作】菅田将暉と小松菜奈の出演作品を公開順に紹介

菅田将暉と小松菜奈の共演映画を調べると、『溺れるナイフ』と『糸』の2作品が中心に紹介されることが多くあります。しかし、2人の映画での共演歴を正確に整理すると、最初の共演作を含めて計3作品です。
最初の共演は2016年公開の『ディストラクション・ベイビーズ』。その後、同年の『溺れるナイフ』、2020年の『糸』と続きます。
1. 『ディストラクション・ベイビーズ』(2016年5月21日公開)
監督は真利子哲也。柳楽優弥が主演を務める青春ドラマで、菅田将暉は北原裕也、小松菜奈は那奈を演じました。
愛媛県松山市を舞台に、暴力衝動に突き動かされる青年と、彼を取り巻く若者たちの姿を描いた作品です。恋愛映画ではなく、若者の欲望や暴力、社会との摩擦を生々しく表現した群像劇という性格が強くなっています。
この作品が2人にとって最初の共演作です。スポーツニッポンの2020年3月の報道でも、2015年5月の撮影が出会いのきっかけとして紹介されました。
2. 『溺れるナイフ』(2016年11月5日公開)
ジョージ朝倉の人気漫画を原作とする青春ラブストーリーです。小松菜奈が望月夏芽、菅田将暉が長谷川航一朗(コウ)を演じました。
東京から田舎町へ引っ越してきたモデルの夏芽と、地元の神主一族の跡取りであるコウ。正反対の個性を持つ2人が出会い、互いに強く惹かれていきます。
山戸結希監督による独特の映像表現と、10代の若者が抱える衝動や葛藤を鮮烈に描いた演出が特徴です。菅田と小松の存在感が強く印象に残る作品として、現在も2人の代表的な共演映画に挙げられています。
3. 『糸』(2020年8月21日公開)
中島みゆきの名曲「糸」をモチーフにしたラブストーリーです。菅田将暉が高橋漣、小松菜奈が園田葵を演じ、2人がダブル主演を務めました。
北海道で出会った男女が、別れや再会を繰り返しながら、それぞれの人生を歩んでいく姿を描いています。監督は瀬々敬久、脚本は林民夫、音楽は亀田誠治が担当しました。
『溺れるナイフ』から約4年を経て再び共演した2人。以前の作品とは異なる、時間の経過や人生の選択を表現する成熟した演技が見どころです。
なお、『糸』は第44回日本アカデミー賞で菅田が優秀主演男優賞、小松が優秀主演女優賞を受賞しています。
【溺れるナイフを解説】あらすじ・キャスト・撮影秘話と見どころ
『溺れるナイフ』は、菅田将暉と小松菜奈の共演作品のなかでも、特に2人の演技の相性が印象的な映画です。
単純な恋愛映画とは異なり、10代の自意識、憧れ、嫉妬、喪失感といった複雑な感情を、映像と身体表現を通して描いています。
あらすじ:夏芽とコウが出会うことで変わる世界
主人公の望月夏芽は、東京でモデルとして活動していた少女です。父親の故郷である浮雲町へ引っ越すことになり、都会とは異なる環境に戸惑います。
そんな夏芽が出会うのが、地元で強い影響力を持つ神主一族の跡取り息子、長谷川航一朗です。通称コウと呼ばれる彼は、自由奔放で周囲に縛られない独特の魅力を持っています。
夏芽はコウに強く惹かれ、コウもまた夏芽の美しさや特別な存在感に心を動かされます。しかし、2人の関係は決して順調ではありません。ある出来事をきっかけに、それぞれの心に深い傷が残り、関係性も大きく変化していきます。
物語の中心にあるのは、好きという感情だけでは説明できない、若さゆえの激しさと危うさです。
主要キャストと役柄
- 小松菜奈:望月夏芽。東京から田舎町へ移り住むモデルの少女。
- 菅田将暉:長谷川航一朗(コウ)。神主一族の跡取りで、自由奔放な少年。
- 重岡大毅:大友勝利。夏芽を支える重要な存在。
- 上白石萌音:松永カナ。物語に関わる重要な人物。
- 志磨遼平:広能晶吾。
撮影秘話:和歌山での17日間に及ぶ過酷な撮影
映画の舞台は和歌山県。シネマトゥデイの2016年11月のインタビューでは、撮影期間がわずか17日間だったことが明かされています。
撮影は天候にも左右され、海に入るシーンや山を駆け回る場面など、肉体的にも精神的にも負担の大きいものだったと2人は振り返っています。
特に印象的なのが、夏芽とコウが初めて出会う場面です。小松によると、本来は晴天を想定していたものの、実際の撮影では嵐になりました。しかし、その偶然の天候が、結果的に2人の衝撃的な出会いを象徴する映像につながったといいます。
小松は撮影当時19歳。インタビューでは、毎日泣いたり叫んだり、海に落ちたりする撮影を経験し、夏芽の感情を理解する助けになったと語っています。
一方、菅田も現場の過酷さを振り返り、撮影時の肉体的・精神的な熱量が作品に表れているという趣旨の感想を述べています。
映画の評判:映像美と感情表現が高く評価された理由
『溺れるナイフ』の魅力は、一般的な青春恋愛映画とは異なる映像表現にあります。
海や自然を背景にした印象的な構図、登場人物の視線、身体の動き、音楽の使い方などが、言葉では説明しにくい感情を表現しています。
シネマトゥデイに掲載された映画短評では、ライター4人の平均評価が5点満点中4.3点。10代の恋愛の激しさや、若さゆえの脆さを描いた点が評価されています。
一方、物語の展開や独特の演出については好みが分かれる部分もあります。わかりやすい恋愛ドラマを期待する人よりも、映像や人物の心理描写をじっくり味わいたい人に向いている作品です。
【映画『糸』を解説】あらすじ・キャスト・『溺れるナイフ』との違い
『糸』は、菅田将暉と小松菜奈が再びダブル主演を務めた2020年公開の映画です。
『溺れるナイフ』が10代の衝動的な恋を描いていたのに対し、『糸』では、人生の選択や時間の流れによって変化する男女の関係が描かれています。
あらすじ:13歳で出会った漣と葵の18年間
物語の主人公は、北海道で育った高橋漣と園田葵です。
2人は13歳のときに出会い、初めての恋を経験します。しかし、葵は養父からの虐待に耐えられず、北海道を離れることになります。
葵を探し出した漣は、一緒に駆け落ちを試みますが、2人は警察に保護され、離れ離れになってしまいます。
それから8年後、21歳になった漣は友人の結婚式で訪れた東京で葵と再会します。しかし、漣は北海道でチーズ職人として生きる道を選び、葵は東京や沖縄などで自分の可能性を探していました。
さらに10年の時が流れ、平成最後の年となる2019年。人生の異なる道を歩んできた2人に、再び運命が交差する瞬間が訪れます。
主要キャストと豪華な共演陣
- 菅田将暉:高橋漣。北海道で育ち、チーズ職人として生きる主人公。
- 小松菜奈:園田葵。自分の居場所を求めて新しい世界へ踏み出す女性。
- 山本美月:高木玲子。
- 高杉真宙:冴島亮太。
- 馬場ふみか:後藤弓。
- 倍賞美津子:村田節子。
- 二階堂ふみ:山田利子。
- 成田凌:竹原直樹。
- 斎藤工:水島大介。
- 榮倉奈々:桐野香。
監督は瀬々敬久。中島みゆきの楽曲「糸」をモチーフに、平成という時代の変化と人々の人生を重ね合わせています。
撮影現場で生まれた2人の信頼関係
『糸』の撮影は2019年夏から始まりました。撮影前の段階で、2人はすでに『ディストラクション・ベイビーズ』と『溺れるナイフ』を経験しており、今回が3度目の映画共演でした。
2020年8月のMOVIE WALKER PRESSのインタビューで、小松は菅田との間に深い信頼関係が築かれていたことを語っています。
また、菅田はシネマトゥデイのインタビューで、中島みゆきの「糸」が持つ出会いや別れの普遍性に魅力を感じ、企画への参加を決めたと説明しています。
この作品では、主演2人だけでなく、周囲の人々との関係も物語を形作る重要な要素です。人生は一組の男女だけで完結するものではなく、多くの人との出会いによって変化していく。そのテーマが作品全体に流れています。
映画の評判と評価
『糸』は、中島みゆきの名曲を映画化するという企画そのものに加え、菅田と小松の再共演、豪華なキャスト陣が話題になりました。
シネマトゥデイの映画短評では、ライター3人の平均評価は5点満点中3.7点です。主演2人の演技や、長い時間を通して描かれる人間関係が評価される一方、エピソードの展開や作品の王道的な演出については意見が分かれています。
第44回日本アカデミー賞では、菅田が優秀主演男優賞、小松が優秀主演女優賞を受賞。2人の演技力を改めて示した作品となりました。
【公開順・役柄・関係性を比較】菅田将暉と小松菜奈の共演映画一覧
3作品を一覧で比較すると、同じ俳優同士の共演でありながら、作品ごとに役柄や物語の方向性が大きく異なることがわかります。
| 公開日 | 作品名 | 菅田将暉の役 | 小松菜奈の役 | 作品の特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 2016年5月21日 | ディストラクション・ベイビーズ | 北原裕也 | 那奈 | 暴力と欲望を描く青春群像劇 |
| 2016年11月5日 | 溺れるナイフ | 長谷川航一朗(コウ) | 望月夏芽 | 10代の衝動的な恋愛と葛藤 |
| 2020年8月21日 | 糸 | 高橋漣 | 園田葵 | 出会いと別れを繰り返す18年間の人生ドラマ |
※公開日は日本国内の劇場公開日。役名や作品情報は日本映画データベース(JFDB)などの作品記録に基づいています。
『溺れるナイフ』と『糸』は何が違う?
2作品を比較すると、最も大きな違いは恋愛を描く時間軸です。
『溺れるナイフ』は、若さゆえの強烈な感情や、相手に追いつきたいという衝動が中心にあります。夏芽とコウの関係は、まるで一瞬の輝きのように鮮烈です。
対して『糸』は、13歳で出会った男女が大人になり、それぞれの人生を歩むなかで再会を重ねる物語です。好きという気持ちだけでは人生を決められない現実や、時間によって変化する人間関係が描かれています。
菅田と小松の演技を比較する場合も、この違いに注目すると楽しめます。前者では感情を激しくぶつけ合う姿、後者では年月を重ねた人物の変化や距離感が見どころです。
【出会いから結婚発表まで】菅田将暉と小松菜奈の馴れ初めを時系列で解説
菅田将暉と小松菜奈の関係を語るうえで欠かせないのが、映画を通じて育まれた信頼関係です。
2人の出会いは2015年。共演を重ねるなかで関係が深まり、やがて結婚へとつながりました。
2015年:『ディストラクション・ベイビーズ』で初共演
2人が初めて顔を合わせたのは、2015年5月から撮影された『ディストラクション・ベイビーズ』です。
スポーツニッポンの2020年3月20日の報道では、この作品での共演が出会いのきっかけとして紹介されています。
2015年秋:『溺れるナイフ』で再び共演
続いて、同年秋に『溺れるナイフ』の撮影が行われました。
この作品では、夏芽とコウという強く惹かれ合う男女を演じています。和歌山県での過酷な撮影をともに経験し、俳優同士としての距離も縮まっていったと報じられています。
2019年秋:交際が始まったと報道
2020年3月20日、スポーツニッポンは2人の交際を報道しました。同紙によると、交際が始まったのは2019年秋ごろです。
当時、2人は『糸』の撮影を通じて再び共演していました。初共演から約4年が経過し、過去の作品で培った信頼関係があったことも、関係を語るうえで注目された点です。
2021年11月15日:正式に結婚を発表
2021年11月15日、菅田将暉と小松菜奈は結婚したことを発表しました。
双方が直筆のメッセージを公開し、ファンや関係者への感謝とともに、これから家族として歩んでいく決意を伝えています。
特に印象的だったのが、2人が互いの関係を表現した次の言葉です。
「出会った頃から変わらず私達は、戦友であり、心の支えであり、これからは家族になります。」
このコメントは、単なる恋愛関係だけでなく、仕事を通じて互いを支えてきた2人の関係性を表しています。
2024年3月:第1子の誕生を公表
2024年3月9日、2人はそれぞれの所属事務所の公式サイトを通じて、第1子が誕生したことを発表しました。
発表文では、家族に新しい命が誕生したことへの感謝と、今後も家族3人の生活を温かく見守ってほしいという気持ちがつづられています。
子どもの性別や具体的な誕生日など、詳細な情報は公表されていません。
【2026年最新】菅田将暉と小松菜奈の現在は?夫婦の活動と新作映画の展望
2026年11月現在、菅田将暉と小松菜奈は結婚後もそれぞれ俳優・モデルとして活動を続けています。
菅田将暉の2026年の活動
菅田将暉は、映画、テレビドラマ、音楽など幅広い分野で活動している俳優です。
2026年には映画『人はなぜラブレターを書くのか』や『黒牢城』などの出演作品があり、俳優として新たな役柄に挑戦しています。また、NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』では竹中半兵衛役を務めています。
これまでの青春映画や恋愛映画とは異なる作品にも出演しており、俳優としての表現の幅を広げています。
小松菜奈の2026年の活動
小松菜奈は、映画出演に加え、ファッションや広告などでも存在感を発揮しています。
2025年公開の映画『8番出口』では主演を務めました。2026年も所属事務所の公式プロフィールには広告出演やファッション誌への掲載情報が掲載されており、モデルとしての活動も続いています。
2016年から務めるシャネルのブランドアンバサダーとしての活動も、彼女のキャリアを特徴づける要素の一つです。
2人の夫婦生活や家族について公表されていること
2人は2024年3月に第1子の誕生を発表し、家族3人での生活を報告しました。
一方、子どもの性別や年齢に関する細かな情報、日常生活の様子などは積極的に公表していません。仕事と家庭を分けながら、それぞれの活動を続けている様子が公式プロフィールや発表からうかがえます。
2026年に2人の新しい共演映画はある?
2026年11月3日時点で、両者の所属事務所が掲載する出演情報には、新たな共演映画の発表は確認できません。
ただし、過去には『ディストラクション・ベイビーズ』『溺れるナイフ』『糸』と3作品で共演しています。特に『糸』の公開からは時間が経過しており、再共演を期待する映画ファンも少なくありません。
2人が再び同じ作品に出演することになれば、俳優としての経験を重ねた現在だからこそ表現できる、新しい関係性や演技にも期待が集まりそうです。
【菅田将暉と小松菜奈の映画】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:菅田将暉と小松菜奈が共演した映画は何作品ありますか?
A1:映画での共演は全部で3作品です。『ディストラクション・ベイビーズ』(2016年5月21日)、『溺れるナイフ』(2016年11月5日)、『糸』(2020年8月21日)の順に公開されました。
Q2:菅田将暉と小松菜奈の恋愛映画は何作品ですか?
A2:代表的な恋愛映画は『溺れるナイフ』と『糸』の2作品です。前者は10代の激しい恋愛、後者は18年間にわたる男女の出会いと別れを描いています。
Q3:2人が初めて出会ったのはいつですか?
A3:2015年5月から撮影された映画『ディストラクション・ベイビーズ』が出会いのきっかけと報じられています。
Q4:菅田将暉と小松菜奈が結婚を発表したのはいつですか?
A4:2021年11月15日です。双方が直筆メッセージを公開し、結婚を正式に発表しました。
Q5:菅田将暉と小松菜奈には子どもがいますか?
A5:2024年3月9日に第1子の誕生を公表しています。子どもの性別や具体的な誕生日などは公表されていません。
Q6:2026年現在、2人の新しい共演映画はありますか?
A6:2026年11月3日時点で、新たな共演映画の公式発表は確認されていません。それぞれ俳優・モデルとして個別の活動を続けています。
まとめ:菅田将暉と小松菜奈の共演映画3作品は今も色あせない
菅田将暉と小松菜奈が共演した映画は、『ディストラクション・ベイビーズ』『溺れるナイフ』『糸』の全3作品です。
なかでも『溺れるナイフ』は10代の激しい恋愛と衝動を、『糸』は人生の時間や出会い、別れを描いた作品として、それぞれ異なる魅力を持っています。
2人は2015年の映画撮影で出会い、共演を重ね、2021年11月に結婚を発表。2024年には第1子の誕生も公表しました。
映画の役柄と実生活の関係を混同せずに振り返ると、3作品を通じて俳優として成長してきた2人の歩みがより鮮明になります。
2026年現在も、それぞれの分野で活躍を続ける菅田将暉と小松菜奈。過去の共演作を公開順に見直すことで、2人がスクリーン上で積み重ねてきた表現の変化と、作品ごとに異なる魅力を改めて楽しめます。
主な事実確認資料: 日本映画データベース(JFDB)、各所属事務所の公式プロフィール・発表、シネマトゥデイ、MOVIE WALKER PRESS、スポーツニッポン、日刊スポーツ、映画.com。