2026年、日本のファッション業界では、国内外のファッションショーや雑誌、広告、ブランドプロデュースなど、さまざまな分野で海外にルーツを持つモデルが活躍している。ローラ、水原希子、マギー、福士リナ、玉城ティナ、藤田ニコルなどは、その代表的な存在だ。男性では、Sen Mitsuji(セン・三辻茜)やDANIELなど、海外コレクションや国内ブランドの広告で実績を重ねるモデルもいる。
ハーフのファッションモデルといっても、出身国や家族のルーツ、モデルとしてのキャリア、現在の活動拠点は一人ひとり異なる。10代からファッション誌で人気を集めたモデルもいれば、パリやニューヨークのコレクションを舞台に国際的な評価を得たモデル、独立して自身のブランドや事業を展開するモデルも少なくない。
この記事では、2026年11月時点の公開プロフィールや所属事務所の情報、本人の発信、報道資料をもとに、日本で活躍する女性・男性の代表的なハーフモデルを紹介する。出身ルーツ、年齢、身長、所属先、活動経歴を比較しながら、現在の人気の背景や注目すべきキャリアの違いも整理した。
【2026年最新】ハーフのファッションモデルとは?代表的な人物と特徴

ハーフモデルとは、一般的に日本人と外国にルーツを持つ親の間に生まれたモデルを指す呼び方だ。芸能界やファッション業界では広く使われているが、実際には両親の国籍、祖先の出身地、本人が育った文化的背景などによって事情は異なる。
また、両親の国籍と本人の国籍は必ずしも一致しない。海外生まれでも日本で育った人、外国にルーツを持ちながら日本を生活の拠点にしている人、複数の国や地域に祖先を持つ人もいる。
ハーフモデルと多国籍ルーツを持つモデルの違い
代表的な例が福士リナだ。
福士リナは日本・アメリカ・フィリピン・スペインという4つの国にルーツを持つモデルとして紹介されている。一般的な意味での二つのルーツを持つハーフモデルとは少し異なり、多文化的な背景を持つモデルとして捉えるのが適切だ。
一方、水原希子はアメリカ人の父と韓国にルーツを持つ母の間に生まれ、アメリカで出生後、日本で育った。本人も2026年のインタビューで、母方の家族の歴史や自身のアイデンティティについて語っている。
このように、海外ルーツを持つ日本人ファッションモデルという大きなくくりの中には、さまざまな背景の人物が存在する。
日本で活躍するハーフモデルが増えている背景
ファッションモデルの仕事は、単に服を着て写真に写ることだけではない。
ブランドの世界観を表現する広告、ファッション誌の企画、コレクションのランウェイ、映像作品、SNSでの情報発信など、求められる役割は幅広い。
海外のブランドや撮影チームと仕事をする場合、異なる文化圏での経験や語学力、表現の幅が強みになることもある。
ただし、海外ルーツがあることだけでモデルとして成功するわけではない。ポージング、身体表現、撮影現場への対応力、ファッションへの理解、本人の個性といった実力がキャリアを左右する。
【女性モデル一覧】日本で活躍する代表的なハーフモデル6人
女性のハーフモデルには、ファッション誌を中心に人気を獲得した人物から、海外の有名ブランドのショーに出演した国際派まで、異なるタイプのモデルがいる。
ここでは知名度、モデルとしての実績、現在の活動状況を踏まえ、代表的な6人を紹介する。順位を示す公式の人気ランキングではなく、活動実績を基準にした人物紹介だ。
1. ローラ|バングラデシュと日本・ロシアにルーツを持つモデル
1990年3月30日生まれ・36歳(2026年11月時点)
身長165cm
父:バングラデシュ/母:日本・ロシアにルーツ
ローラは、ファッションモデルとしての活動に加え、テレビや映画、ブランドプロデュースなどでも知られる人物だ。
実父はバングラデシュ人で、実母は日本人とロシア人のクォーターと紹介されている。1990年生まれで、高校時代にスカウトされたことをきっかけにモデル活動を開始した。
代表的な経歴として挙げられるのが、ファッション誌『Popteen』や『ViVi』での活動だ。2009年には『ViVi』の専属モデルとして知名度を高め、その後はテレビのバラエティー番組にも出演。明るく親しみやすいキャラクターと、モデルとしてのスタイルの両面で人気を集めた。
2016年公開の映画『バイオハザード:ザ・ファイナル』への出演も、海外での活動を広げた代表的な出来事である。
2020年6月末には、約14年間所属したLIBERAとの専属契約が終了した。したがって、現在の所属先をLIBERAとする古いプロフィールには注意が必要だ。
さらに2026年は大きな転換期となった。約10年間生活したロサンゼルスを離れ、日本へ拠点を移したことを本人が発信。自身が手掛けたファッションブランド「Studio R330」も2026年7月末で終了した。
同年には新潟での農業や日本文化に関する活動も報じられている。ファッションモデルとして出発したローラが、ライフスタイルや日本の伝統文化を発信する存在へと活動領域を広げている点は、2026年の注目ポイントだ。
2. 水原希子|アメリカ生まれ、日本育ちの国際派モデル
1990年10月15日生まれ・36歳
身長168cm
父:アメリカ/母:韓国にルーツ
活動拠点:Office Kiko
水原希子は、日本のファッションモデルの中でも国際的な活動実績が豊富な人物だ。
1990年にアメリカ・テキサス州ダラスで生まれ、幼少期から兵庫県で育った。父はアメリカ人、母は韓国にルーツを持つ。母方の家族については、本人が2026年のインタビューで、曾祖父母の代から日本に暮らしている韓国系の家族背景について説明している。
モデルとしては2003年の「ミスセブンティーン2003」選出をきっかけに活動を開始。その後、『ViVi』などのファッション誌でも活躍した。
加えて、ニューヨーク、ミラノ、パリのファッションウィークに参加し、Moschino、Alexander Wang、Coachなどのブランドのショーにも出演している。2017年にはニューヨークのMET GALAにも招待された。
映画では2010年の『ノルウェイの森』でスクリーンデビュー。その後も『ヘルタースケルター』『進撃の巨人』などに出演し、モデルと俳優の両方でキャリアを築いてきた。
所属については、2018年にエイジアクロスから独立し、個人事務所Office Kikoで国内の活動を行うことを発表している。
2026年時点では、自身のブランドやクリエイティブ活動にも取り組んでおり、モデルという肩書きだけでは捉えきれない存在になっている。
3. マギー|日本とカナダのルーツを持つファッションモデル
1992年5月14日生まれ・34歳
身長171cm
日本・カナダのハーフ
現在の所属先:公式プロフィールに記載なし
マギーは、日本とカナダにルーツを持つファッションモデルだ。
16歳でモデルデビューし、ファッション誌を中心に活動を展開。『ViVi』の専属モデルとしても知られ、ファッションや美容に関心の高い女性から支持を集めてきた。
モデル活動と並行して、自身のビジネスを立ち上げていることも特徴だ。
2020年にはコスメブランド「LAPERICUM」を設立。同年には公式YouTubeチャンネルも開設し、美容や自動車など、自身の興味を生かした情報発信を始めた。
また、2022年からカートレース大会「MAGGY'S RACING DAY」を主催している。
2025年には高級セカンドハンド家具のセレクトショップ「Back to the Furniture」のCEOに就任し、インテリアデザイナーとしても活動を開始した。
2026年のマギーを語る際には、単なるファッションモデルという枠を超え、ビジネスやライフスタイルの分野にも進出している点を押さえておきたい。
なお、本人の公式プロフィールでは所属事務所の記載がない。過去の所属情報をそのまま現在の所属先として紹介するのは適切ではない。
4. 福士リナ|4か国のルーツを持つパリコレモデル
1999年生まれ・東京都出身
身長176cm
日本・アメリカ・フィリピン・スペインのルーツ
所属:IPSILON
福士リナは、国内外のファッションショーや広告で活躍する国際派モデルだ。
東京都出身で、2014年に原宿でスカウトされたことをきっかけにモデル活動を始めた。
大きな転機となったのが、2016年秋冬シーズンのルイ・ヴィトンのコレクションだ。17歳でエクスクルーシブモデルに起用され、パリコレデビューを果たした。
その後は『VOGUE JAPAN』『Numéro TOKYO』『GINZA』などのファッション誌をはじめ、資生堂やユニクロなどの広告にも出演。海外のファッションビジュアルでも活動している。
所属事務所IPSILONの公開プロフィールでは、身長176cm、日本・アメリカ・フィリピン・スペインというルーツが掲載されている。
福士リナの特徴は、テレビタレントとしての知名度よりも、ファッション業界での実績を軸にキャリアを築いている点だ。
5. 玉城ティナ|日米のルーツを持つ元ViVi専属モデル
1997年10月8日生まれ・29歳
身長164cm
父:アメリカ/母:日本
所属:Dine and indy
玉城ティナは、沖縄県出身の日米ハーフモデル・俳優だ。
2012年、講談社主催の「ミスiD2013」で初代グランプリを獲得。その後、14歳でファッション誌『ViVi』の専属モデルに起用された。
当時のファッション業界では、従来のモデル像にとらわれない個性や存在感が注目された。
2014年にはドラマで女優デビューし、2015年公開の映画『天の茶助』にも出演。その後、『惡の華』や『Diner ダイナー』などの映画作品でも存在感を示した。
2019年には『ViVi』を卒業し、俳優としての活動にも力を入れている。
2026年もファッション分野での仕事は続いており、所属事務所の発表では、WACOALとUSAGI ONLINEのイメージモデルへの起用が明らかになった。同年にはテレビドラマへの出演や映画出演も発表されている。
ファッションモデルから俳優へ、さらに広告のイメージモデルへと、活動領域を広げてきた代表例だ。
6. 藤田ニコル|ロシア・ポーランド・日本にルーツを持つ人気モデル
1998年2月20日生まれ・28歳
身長167cm
父:ロシア・ポーランド系/母:日本
所属:オスカープロモーション
藤田ニコルは、若い世代のファッション文化を語るうえで欠かせないモデルの一人だ。
ニュージーランド生まれで、父はロシアとポーランドにルーツを持ち、母は日本人。幼少期から日本で育った。
2009年にファッション誌『nicola』のモデルオーディションでグランプリを獲得し、専属モデルとして活動を開始。その後、『Popteen』の専属モデルを経て、2017年から『ViVi』の専属モデルを務めた。
2025年には『ViVi』を卒業。長年の雑誌モデルとしてのキャリアに一区切りをつけた。
現在はアパレルブランド「CALNAMUR」やコスメブランド「cimer」などのプロデュースにも取り組んでいる。
2026年には、オスカープロモーション所属モデルとしての活動に加え、ブランドや広告の仕事でも存在感を示している。
ファッション誌の読者モデルから始まり、専属モデル、テレビタレント、ブランドプロデューサーへと進んだキャリアは、現在の女性モデルの働き方を考えるうえでも興味深い。
【男性モデル一覧】日本で活躍するハーフのファッションモデル2人
女性に比べると、ハーフの男性ファッションモデルは一般向けの芸能ニュースで紹介される機会が限られる。しかし、メンズファッション誌、海外コレクション、ブランド広告などの分野には、海外にルーツを持つ実力派モデルがいる。
1. Sen Mitsuji(セン・三辻茜)|日本とオーストラリアのハーフ
1987年11月26日生まれ・38歳(2026年11月3日時点)
身長185cm
日本・オーストラリアのハーフ
所属:BE NATURAL
Sen Mitsujiは、オーストラリア・シドニー出身の男性ファッションモデルだ。
日本とオーストラリアのハーフとして紹介されており、シドニー大学在学中に交換留学で来日したことをきっかけに、日本でモデル活動を始めた。
身長は185cm。メンズファッション誌『MEN'S NON-NO』『GQ JAPAN』『POPEYE』などへの掲載実績がある。
加えて、Dior HOMMEや3.1 Phillip Lim、THOM BROWNE、MARC JACOBSなど、国内外のファッションブランドのショーにも出演してきた。
モデル情報を扱うModels.comでも、東京の所属エージェンシーとしてBE NATURALが掲載されている。
Senの魅力は、国際的なファッションショーで培った経験に加え、写真や映像などクリエイティブ分野にも活動の幅を持つ点にある。
2. DANIEL|日本とブラジルにルーツを持つメンズモデル
DANIEL
身長185cm
ブラジル・サンパウロ出身
日本・ブラジルのルーツ
所属:JS MANAGEMENT
DANIELは、日本とブラジルにルーツを持つ男性ファッションモデルだ。
所属事務所JS MANAGEMENTのプロフィールでは、身長185cm、日本とブラジルのエスニシティーが掲載されている。
ブラジルのサンパウロで生まれ、8歳の頃に日本へ移住。20歳頃、モデルを目指して上京した妹とともにレッスンを受けたことが、モデル業に入るきっかけになったという。
その後、モデルエージェンシーから声がかかり、ファッション業界で活動を開始した。
主な仕事には、ユニクロ、リーバイス、ZOZOTOWNなどの広告や、GQ、Esquire、POPEYE、『MEN'S NON-NO』などの雑誌がある。
ファッションショーでは、エルメス、ルイ・ヴィトン、エルメネジルド・ゼニア、コム デ ギャルソンなどのブランドに関する出演実績が掲載されている。
生年月日や年齢は公開プロフィールに掲載されていないため、身長や仕事の実績を中心に紹介するのが適切だ。
【プロフィール・身長・年齢・所属事務所を比較】代表モデルの関係性一覧
ここまで紹介した人物を比較すると、海外ルーツの種類だけでなく、モデルとしての活動経歴や現在の所属状況にも違いがある。
特に注目したいのは、ファッション誌を中心に活動するモデル、海外コレクションで評価を受けるモデル、独立して自身のブランドを展開するモデルという3つの方向性だ。
以下は、2026年11月3日時点の公開プロフィールをもとに整理した比較表である。
| モデル | 出身・ルーツ | 年齢・身長 | 所属・活動状況 |
|---|---|---|---|
| ローラ | 日本・バングラデシュ・ロシア系 | 36歳・165cm | 2020年LIBERA退所。現在の所属先は公式表記なし |
| 水原希子 | アメリカ・韓国系 | 36歳・168cm | Office Kiko。海外コレクション、俳優、ブランド活動 |
| マギー | 日本・カナダ | 34歳・171cm | 公式プロフィールに所属先の記載なし。実業家としても活動 |
| 福士リナ | 日本・米国・フィリピン・スペイン | 1999年生・176cm | IPSILON。海外コレクション、広告 |
| 玉城ティナ | 日本・アメリカ | 29歳・164cm | Dine and indy。俳優、広告モデル |
| 藤田ニコル | 日本・ロシア・ポーランド系 | 28歳・167cm | オスカープロモーション。ブランドプロデュース |
| Sen Mitsuji | 日本・オーストラリア | 38歳・185cm | BE NATURAL。海外ショー、メンズ広告 |
| DANIEL | 日本・ブラジル | 年齢非公表・185cm | JS MANAGEMENT。ファッション広告、ショー |
所属事務所を調べる際に注意したいこと
モデルの所属先は、活動時期によって変わることがある。
例えば、ローラは2020年6月30日をもってLIBERAとの契約を終了している。現在も同社に所属しているとする古いプロフィールは、情報の更新が必要だ。
水原希子も、以前のエイジアクロス所属から2018年に独立し、Office Kikoで国内活動を行う形に移行した。
一方、福士リナはIPSILONの公式モデル一覧に掲載され、玉城ティナはDine and indyの公式タレント一覧に掲載されている。
モデルのプロフィールを確認するときは、過去の所属事務所と現在のマネジメント体制を区別することが大切だ。
【歴代から現在へ】ハーフモデルの活動経歴と人気の理由
日本のハーフモデルのキャリアを振り返ると、活躍の舞台が時代とともに変化していることがわかる。
ファッション誌からテレビ・広告へ広がった時代
ローラやマギーは、ファッション誌をきっかけに広く知られるようになった代表的な人物だ。
ローラは『Popteen』や『ViVi』での活動を経て、テレビや映画にも進出。マギーも『ViVi』をはじめとするファッション媒体での活動から、美容や自動車関連の情報発信、事業経営へと領域を広げている。
藤田ニコルも『nicola』『Popteen』『ViVi』という複数の雑誌でキャリアを築き、ブランドプロデュースに進んだ。
この世代のモデルは、ファッション誌の読者に親しまれる存在から、テレビや広告を通じて幅広い層に認知される存在へと成長した。
海外コレクションを舞台にする国際派モデル
一方、水原希子、福士リナ、Sen Mitsujiは、国内のファッション誌だけに活動を限定していない。
水原希子はニューヨーク、ミラノ、パリのコレクションに出演し、国際的なファッションブランドとの仕事を経験してきた。
福士リナは17歳でルイ・ヴィトンの2016年秋冬コレクションにエクスクルーシブモデルとして出演。Sen Mitsujiもニューヨークやパリのメンズコレクションで実績を残している。
こうしたモデルは、国内での知名度だけではなく、ファッション業界における専門的なキャリアによって評価される。
2026年はモデルからブランド経営・クリエイターへの転換も目立つ
2026年の活動を比較すると、モデルとして培った経験を別の事業に生かす動きが目立つ。
マギーはコスメブランドの設立に加えて、家具事業やインテリアデザインへ進出した。
水原希子は自身のブランドやクリエイティブ活動を継続している。
ローラは2026年に「Studio R330」を終了し、日本での新たなブランドづくりに取り組む姿勢を明らかにした。
藤田ニコルはアパレルやコスメのプロデュースを継続し、玉城ティナは俳優業と広告モデルの両方で活動している。
モデルとしての人気を一時的なものにせず、本人の感性や経験を新しい仕事へ転換できるかどうかが、現在のキャリア形成における大きなポイントになっている。
ハーフモデルが人気を集める4つの理由
1. ファッション表現の幅が広い
モデルの仕事では、ブランドや撮影テーマに合わせて異なる雰囲気を表現する能力が求められる。個人の顔立ちや表情、身体表現、文化的背景を含む個性が、広告やファッション誌の世界観づくりに生かされることがある。
2. 海外の市場との親和性
海外での生活経験や語学力、異なる文化への理解は、海外ブランドや国際的な撮影チームとの仕事で強みになる場合がある。福士リナや水原希子のような国際的な活動実績は、その具体例だ。
3. SNSを通じた個人ブランドの形成
現在のモデルは、雑誌やテレビだけでなく、SNSを通じて自分のスタイルや考え方を発信できる。ファッション、美容、旅行、ライフスタイルなどを組み合わせることで、モデル以外の仕事につながる可能性もある。
4. ファッション以外の専門性を持てる
マギーの実業家としての活動や、藤田ニコルのブランドプロデュースは、モデル経験をビジネスに転換した例だ。モデルという仕事をキャリアの出発点とし、独自の専門性を育てている。
ただし、こうした人気の背景を単純に「ハーフだから」と説明することはできない。本人の努力、仕事の実績、表現力、企画力、継続的な情報発信が組み合わさって評価につながっている。
【人気ランキングの見方】ハーフモデルを選ぶときの判断基準と誤解
「人気ハーフモデルランキング」という検索需要はあるものの、すべてのモデルを同じ条件で比較した公的な統一ランキングが存在するわけではない。
テレビ出演数、雑誌の掲載実績、SNSのフォロワー数、海外コレクションへの出演、広告契約数など、何を評価するかによって順位は変わる。
そのため、人物の知名度だけでなく、モデルとしての実績を分けて考える必要がある。
活動ジャンル別に見る注目モデル
- 国内での知名度やメディア露出: ローラ、藤田ニコル
- 海外コレクション・ハイファッション: 水原希子、福士リナ、Sen Mitsuji
- モデルから俳優への展開: 玉城ティナ、水原希子
- ブランド・ビジネスへの展開: マギー、藤田ニコル、ローラ
これは人気順位ではなく、公開されている活動実績をもとにした分類だ。
よくある誤解1:海外生まれなら全員ハーフモデルなのか
海外生まれであることと、ハーフであることは別の話だ。
例えば、海外生まれでも両親がともに日本人という人物はいる。一方、日本で生まれ育っていても海外にルーツを持つ人もいる。
水原希子のように出生地と母方の家族の歴史が複雑に重なる人物もいるため、出生地だけでルーツを判断するのは適切ではない。
よくある誤解2:ハーフモデルは全員同じ事務所に所属しているのか
モデルのマネジメント体制は一人ずつ異なる。
一般社団法人日本モデルエージェンシー協会の会員事務所情報や、ボン イマージュ、IPSILONなどのモデル事務所の公開情報を見ると、日本人モデル、ハーフモデル、男性モデルなど、それぞれのカテゴリーに対応したマネジメント体制が存在する。
また、Office Kikoのような個人事務所で活動するモデルもいる。
つまり、ハーフモデルだから特定の事務所に所属するという決まりはない。
よくある誤解3:ハーフモデルは顔立ちや身長だけで評価されるのか
ファッションモデルの仕事では、身長やスタイルだけでなく、ポージング、表情、服の見せ方、撮影への対応力なども重要だ。
福士リナのルイ・ヴィトンのショー出演や、Sen Mitsujiの海外コレクションでの仕事は、実際のファッション業界での経験がキャリアに結び付いている例である。
また、玉城ティナや藤田ニコルのように、ファッション誌をきっかけに俳優やブランドプロデューサーへと活動を広げる道もある。
モデルとしての価値を判断する際は、外見だけでなく、どのような仕事を積み重ねてきたかを見ることが重要だ。
【ファッションモデルハーフ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:日本で有名なハーフの女性ファッションモデルは誰ですか?
ローラ、水原希子、マギー、福士リナ、玉城ティナ、藤田ニコルなどが代表例です。それぞれ出身ルーツやモデルとしての活動分野が異なり、国内のファッション誌から海外コレクションまで幅広い実績があります。
Q2:ハーフの男性ファッションモデルには誰がいますか?
Sen MitsujiやDANIELなどが代表例です。Sen Mitsujiは日本とオーストラリア、DANIELは日本とブラジルにルーツを持ち、海外ブランドのショーや国内ファッション広告などで実績があります。
Q3:ハーフモデルの身長はどのくらいですか?
今回紹介した人物では、女性は164〜176cm、男性は185cmのモデルがいます。ただし、これは紹介した人物の公開プロフィールに基づく数字であり、ハーフモデル全体の平均身長ではありません。
Q4:ローラの現在の所属事務所はどこですか?
ローラは2020年6月30日をもってLIBERAとの専属契約を終了しています。2026年11月時点では、別の所属事務所について公式に確認できる発表はありません。
Q5:ハーフモデルの人気ランキングはありますか?
媒体や調査方法によって異なるランキングはありますが、すべてのモデルを対象にした統一的な公式ランキングはありません。知名度、SNSの支持、ファッション誌への掲載、海外ショーの実績など、評価基準を分けて比較することが大切です。
Q6:ハーフモデルと海外ルーツを持つ日本人モデルは同じですか?
必ずしも同じではありません。ハーフモデルは一般的に両親のルーツが異なる人を指しますが、海外ルーツを持つモデルには、複数の国や地域に祖先を持つ人や、海外で生まれ日本で育った人なども含まれます。
まとめ:2026年のハーフモデルは国際性と個人の専門性が強み
2026年の日本のファッション業界で活躍するハーフモデルには、ローラ、水原希子、マギー、福士リナ、玉城ティナ、藤田ニコルなどの女性モデルがいる。男性ではSen MitsujiやDANIELなど、国際的なファッション業界で経験を重ねる人物もいる。
それぞれのキャリアを比較すると、ファッション誌を中心に人気を獲得したモデル、パリやニューヨークのコレクションで実績を築いたモデル、俳優やブランド経営に進出したモデルという違いが見えてくる。
特に2026年は、ローラの日本への活動拠点移転、マギーの実業家・インテリアデザイナーとしての展開、藤田ニコルのブランドプロデュース、玉城ティナの俳優・広告モデルとしての活動など、モデルの仕事の枠を広げる動きが目立つ。
【プロの結論】
ハーフのファッションモデルを理解するうえで大切なのは、ルーツだけで人物を分類しないことだ。
本当に注目すべきなのは、その人がどのような環境で育ち、どのような経験を積み、ファッション業界で何を表現してきたかという点にある。
海外にルーツを持つことは、その人の個性を構成する一つの要素にすぎない。モデルとしての実績、表現力、仕事への向き合い方、そして自分自身のブランドを築く力が、長く支持される理由につながっている。
今後も日本と海外のファッション市場が結び付くなかで、国内外のコレクション、広告、映像、ブランド事業などを横断するモデルの活躍が期待される。2026年以降は、知名度やルーツだけでなく、個々のキャリアと表現の独自性に注目したい。