決勝に進んだ4校は、いずれも準決勝で強豪校との厳しい試合を勝ち抜いている。
2026年1月10日に東京体育館で行われた準決勝の結果を振り返る。
男子準決勝の結果
| 対戦カード | スコア | 勝者 |
|---|---|---|
| 東山-雄物川 | 3-0 | 東山 |
| 清風-駿台学園 | 3-2 | 清風 |
東山は雄物川を25-19、25-19、25-17で退け、ストレート勝ちを収めた。
一方、清風は大会3連覇を目指す駿台学園とのフルセットの激戦を制した。
各セットのスコアは以下のとおり。
- 第1セット:駿台学園25-23清風
- 第2セット:清風25-23駿台学園
- 第3セット:駿台学園25-21清風
- 第4セット:清風25-19駿台学園
- 第5セット:清風15-13駿台学園
清風は2度のセットを先取された後も諦めず、最終セットを15-13で勝ち切った。この勝利によって7大会ぶりの決勝進出を実現した。
女子準決勝の結果
| 対戦カード | スコア | 勝者 |
|---|---|---|
| 金蘭会-東九州龍谷 | 3-2 | 金蘭会 |
| 就実-大阪国際 | 3-0 | 就実 |
金蘭会は東九州龍谷とのフルセットを戦い、最終セット16-14という接戦を制した。
セットごとの結果は次のとおり。
- 第1セット:東九州龍谷25-23金蘭会
- 第2セット:金蘭会25-17東九州龍谷
- 第3セット:東九州龍谷25-18金蘭会
- 第4セット:金蘭会25-22東九州龍谷
- 第5セット:金蘭会16-14東九州龍谷
対する就実は大阪国際に25-23、25-19、25-18で勝利。3セット連取で決勝に進出した。
男女とも、決勝に進んだチームには対照的な特徴があった。東山と就実は準決勝をストレートで突破した一方、清風と金蘭会はフルセットの接戦を勝ち抜いている。
特に金蘭会は準決勝と決勝の両方でフルセット級の競り合いを経験しながら、決勝ではストレート勝利を収めた。連日の激戦に耐えられる選手層と精神的な強さが、優勝を支えた要素の一つだった。
なお、春高バレーでは準決勝敗退の2校ずつが3位となり、別途3位決定戦は実施されない。2026年大会の3位は男子が雄物川・駿台学園、女子が東九州龍谷・大阪国際だった。
【開催日程と東京体育館】春高決勝2026はいつ開催された?

第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会は、2026年1月5日から11日まで開催された。
会場は東京都渋谷区の東京体育館。全国各地の予選を勝ち抜いた男女各52校、合計104校が出場し、高校バレー日本一を争った。
第78回大会の開催スケジュール
| 日程 | 試合内容 |
|---|---|
| 1月5日(月) | 開会式・男女1回戦 |
| 1月6日(火) | 男女1回戦・2回戦 |
| 1月7日(水) | 男女2回戦 |
| 1月8日(木) | 男女3回戦・準々決勝 |
| 1月9日(金) | 競技日程なし |
| 1月10日(土) | 男女準決勝 |
| 1月11日(日) | 男女決勝・閉会式 |
2025年9月の日本バレーボール協会の発表では、従来の5日間から6日間に大会日程を変更することが決定されていた。
準々決勝までの試合数を確保し、準決勝と決勝をそれぞれ独立した日に配置した日程となっている。
決勝会場・東京体育館へのアクセス
会場:
- 所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷1丁目17番1号
- JR総武線:千駄ヶ谷駅から徒歩約1分
- 都営大江戸線:国立競技場駅から徒歩約1分
東京体育館は春高バレーの舞台として知られ、センターコートで行われる準決勝・決勝は大会の大きな見どころとなる。
第78回大会でも男女の決勝は特設センターコートで実施された。
春高バレー2026のテレビ放送と見逃し配信
大会当時のテレビ放送はフジテレビ系列が担当。地上波の全国ネットで準決勝と男女決勝が放送された。
| 放送日 | 放送時間 | 内容 |
|---|---|---|
| 1月10日(土) | 16:00~17:30 | 男女準決勝 |
| 1月11日(日) | 13:30~14:55 | 女子決勝 |
| 1月11日(日) | 16:00~17:40 | 男子決勝 |
※上記は大会当時に公表された放送枠。
CS放送ではフジテレビONE・TWO・NEXTも放送予定に含まれていた。
インターネット配信は「バーチャル春高バレー」
バーチャル春高バレー
大会当時は、スポーツブル内の「バーチャル春高バレー」で全国大会の全102試合をライブ配信する計画が発表されていた。
視聴条件は以下のとおり。
- 全国大会の通常試合:無料ライブ配信
- 男女決勝:有料
- 見逃し配信:有料販売
- 1試合単位の見逃し視聴:税込2,000円
- 全試合を対象とする大会パス:税込4,900円
決勝の男女2試合は、ライブ配信でも有料視聴の対象だった。
見逃し配信はスポーツブルプレミアムで当日中に公開する予定と案内されていた。なお、2026年10月現在、当時の映像が引き続き購入・視聴できるかは販売期間や配信サービスの提供状況による。
【春高バレー歴代優勝校と優勝回数】2026年大会で更新された記録
春高バレーの魅力は、その年の優勝校だけでなく、長年にわたって受け継がれてきた高校バレーの伝統にもある。
1970年に始まった大会は、2011年から現在の全日本バレーボール高等学校選手権大会へと移行した。歴代優勝回数を比較する際には、旧校名を同一校として集計するかどうかもポイントになる。
男子の歴代優勝回数
旧校名を含めた通算記録の代表的な集計では、男子の最多優勝校は藤沢商(現在の藤沢翔陵)で5回。
続いて、岡谷工、深谷、崇徳、東亜学園がそれぞれ4回の優勝を記録している。
近年の大会では、駿台学園が2023年から2025年まで3連覇を達成。東山も2020年と2026年の優勝によって通算2度の春高制覇となった。
2026年の東山の優勝は、単なる久々のタイトル獲得ではない。髙橋藍を擁して優勝した2020年のチームから6年を経て、再び全国の頂点に立ったという意味でも節目となる記録だ。
女子の歴代優勝回数
女子では東九州龍谷が歴代最多の8回を記録している。
旧校名を含む集計では、古川学園、八王子実践、下北沢成徳もそれぞれ5回の優勝実績を持つ伝統校だ。
2026年大会で優勝した金蘭会は、2015年、2018年、2019年に続く4度目の春高制覇となった。
また、就実も過去に複数回の優勝を経験しており、2026年大会の決勝は女子高校バレーの歴史を彩ってきた名門同士の対戦だった。
2026年の優勝が持つ歴史的な意味
今回の結果を歴代記録と照らし合わせると、次の3点が重要だ。
1. 東山の復活:2020年に続く2度目の優勝で、男子の全国トップレベルに再び存在感を示した。
2. 金蘭会の王座奪還:7年ぶり4度目の優勝で、女子の伝統校としての実績をさらに積み上げた。
3. 強豪校の競争激化:男子の駿台学園、清風、東山、女子の就実、東九州龍谷、大阪国際など、異なる特色を持つ強豪が上位に進出した。
歴代優勝回数は、単に学校の強さを示す数字ではない。指導体制、選手育成、卒業生から後輩への継承など、長期的なチームづくりの積み重ねを反映する記録でもある。
【春高決勝に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:春高バレー2026の男子決勝はどこが優勝しましたか?
A1:京都府代表の東山高校です。大阪府代表の清風高校を3-1(25-21、19-25、25-19、25-17)で下し、6年ぶり2度目の優勝を果たしました。
Q2:春高バレー2026の女子決勝はどこが優勝しましたか?
A2:大阪府代表の金蘭会高校です。岡山県代表の就実高校を3-0(25-20、29-27、28-26)で破り、7年ぶり4度目の優勝となりました。
Q3:男子と女子の最優秀選手賞は誰ですか?
A3:男子は東山高校の岩田怜緯選手、女子は金蘭会高校の馬場柚希選手です。
Q4:春高バレー2026の決勝はいつ、どこで開催されましたか?
A4:2026年1月11日(日)に東京都渋谷区の東京体育館で開催されました。
Q5:春高バレー2026の決勝はテレビで放送されましたか?
A5:はい。フジテレビ系列の全国ネットで、女子決勝は13時30分から14時55分、男子決勝は16時から17時40分の放送枠が設定されていました。インターネットではスポーツブルのバーチャル春高バレーでも配信されました。
Q6:春高バレーの歴代最多優勝校はどこですか?
A6:男子は藤沢商(現・藤沢翔陵)の5回、女子は東九州龍谷の8回が代表的な歴代最多記録です。2026年大会終了時点で東山は2回、金蘭会は4回の優勝を記録しています。
まとめ:【プロの結論】春高決勝2026が示した高校バレーの現在地
2026年の春高決勝は、男子・東山高校と女子・金蘭会高校が、それぞれ異なる勝ち方で日本一をつかんだ大会だった。
男子は東山が清風を3-1で下し、6年ぶり2度目の優勝。岩田怜緯が最優秀選手賞を獲得し、最後のバックアタックで勝利を決定づけた。
女子は金蘭会が就実に3-0で勝利。7年ぶり4度目の優勝を達成し、馬場柚希が最優秀選手賞に選ばれた。
今回の決勝から読み取れる高校バレーの要点は、エースの能力だけでは勝ち切れないということだ。
東山はサーブ、ブロック、ミドル攻撃を組み合わせて流れをつくり、金蘭会は終盤に追い込まれても複数の選手が得点に絡むことで逆転を実現した。
勝敗を分けたのは、個人の能力をチーム全体の得点力に変換できるかどうかだった。
春高バレーは高校3年間の集大成であり、3年生にとっては最後の全国大会となることも多い。岩田や馬場のような主力選手の活躍だけでなく、準決勝で敗れた学校や優秀選手賞を受賞した選手たちの存在にも目を向けたい。
2026年大会は、東山と金蘭会という2校が歴史に新たな優勝記録を刻んだ大会として記憶されるだろう。
主な参考資料:日本バレーボール協会(JVA)第78回大会公式結果・受賞一覧、フジテレビ春の高校バレー放送情報、TBS NEWS DIG、日刊スポーツ、バレーボールマガジン。