- サイトの位置付け: 山口組分裂を中心に、暴力団、半グレ、反社会的勢力、関連事件を扱う情報サイト。 2026年の注目ニュース: 2017年の織田絆誠代表銃撃事件で、約9年間逃亡していた菱川龍己容疑者が2026年6月23日に逮捕された。 抗争の現状: 2025年に六代目山口組が抗争終結の誓約書を提出した一方、2026年9月にも神戸山口組との特定抗争指定が延長された。 情報の読み方: サイト独自のまとめと、警察庁・兵庫県警・報道機関による確認済み情報を区別する必要がある。
【サイトの正体】神戸山口組を研究する会はどんな情報を扱っている?

「神戸山口組を研究する会」は、山口組の分裂騒動を中心テーマに据えたブログ形式の情報サイトです。
サイトの自己紹介では、暴力団組織だけでなく、反社会的勢力、半グレ、裏社会、それらに関係する事件や出来事も研究対象として掲げています。つまり、神戸山口組だけを専門に扱う組織紹介サイトではありません。山口組分裂後の勢力変化や、周辺団体の事件、警察による摘発などを幅広く取り上げています。
主な掲載テーマとコンテンツ
サイトの公開記事やカテゴリーからは、次のような情報を確認できます。
1.山口組分裂の経緯と抗争事件
2015年の分裂から、その後の六代目山口組と神戸山口組の対立、神戸山口組内部の離脱問題などを時系列で整理しています。
2.神戸山口組の組織情報
組織図、直系組長一覧、人事変遷など、組織の構成や役職の変化をまとめたデータベース記事があります。
2023年6月には人事変遷一覧が掲載され、加入、離脱、昇格、降格、引退、代替わりなどの情報が整理されています。2022年12月には直系組長一覧も公開されています。
3.六代目山口組・絆會などの関連ニュース
神戸山口組だけでなく、六代目山口組や絆會(旧・任侠山口組)、池田組など、分裂とその後の対立に関係する団体も扱っています。
4.暴力団関連事件・半グレの摘発
殺人、傷害、恐喝、窃盗、監禁、詐欺など、暴力団関係者や周辺グループが関係する事件も掲載対象です。
どんな読者に向いているのか
このサイトは、次のような関心を持つ人にとって資料的な価値があります。
- 山口組分裂の歴史を時系列で把握したい人
- 神戸山口組と六代目山口組の関係を知りたい人
- 井上邦雄や司忍など、関係人物の動向を調べたい人
- 山健組や絆會の組織変遷を調べたい人
- 暴力団関連事件の過去と現在を比較したい人
ただし、公開ページでは運営者の実名や報道機関としての取材体制が明確に示されていません。したがって、新聞社や警察の公式情報と同じ位置付けで読むのではなく、関連情報を探すための二次資料として利用するのが適切です。
【分裂の歴史】井上邦雄・司忍・山健組から絆會結成まで
神戸山口組を理解するうえで欠かせないのが、2015年8月に起きた六代目山口組の分裂です。
当時の六代目山口組では、司忍こと篠田建市組長の組織運営や、弘道会を重視する体制、高額な上納金制度などに対する不満が分裂の背景にあったと報じられています。
2015年8月27日、直系団体の組長ら13団体が離脱して神戸山口組を結成。山健組組長だった井上邦雄氏が新組織のトップに就きました。神戸新聞の報道でも、この分裂と当時の組織関係が詳しく整理されています。
2015年から始まった三つの組織の関係
分裂当初は六代目山口組と神戸山口組の対立が中心でした。
しかし、2017年には神戸山口組内部からも離脱する勢力が現れ、任侠団体山口組が結成されます。その後、任侠山口組へと名称を変更し、2020年2月には絆會となりました。
このため、山口組分裂を単純に二つの組織の対立として理解すると、その後の勢力関係を見誤ります。
分裂後の主要な出来事と組織関係
この年表のうち、2015年の分裂や2017年の任侠山口組結成、2020年の名称変更は警察庁の公表資料でも確認できます。サイトの時系列記事と公的資料を組み合わせると、各団体がどのような経緯で分かれたのかを整理できます。
井上邦雄と司忍の関係
井上邦雄氏は、神戸山口組結成時のトップであり、分裂の中心人物の一人です。
一方、司忍こと篠田建市氏は六代目山口組の組長として、分裂前後の組織運営を担っていた人物です。
両者の関係を理解するには、単なる個人的な対立としてではなく、組織運営、上納金、傘下団体の位置付けなどをめぐる構造的な問題として捉える必要があります。
また、山健組は神戸山口組の結成に深く関わった団体であり、分裂後の勢力関係を読み解く際にも重要な存在です。
【2026年最新】神戸山口組と六代目山口組の抗争は終結したのか?
2026年の山口組関連ニュースで、特に注意したいのが抗争終結をめぐる動きです。
2025年4月7日、六代目山口組の幹部らが兵庫県警を訪れ、抗争を終結させる意向を示す誓約書を提出したと報じられました。
報道によれば、書面には今後一切揉め事を起こさないという趣旨の内容が記されていたとされています。
ただし、これは六代目山口組側からの申し入れです。神戸山口組側も同様に抗争終結の意思を示したという意味ではありません。関西テレビやサンテレビも、警察が一方的な終結宣言として捉えていたことを伝えています。
2026年9月に特定抗争指定が再延長
その後の動きは、さらに重要です。
2026年9月17日、兵庫県公安委員会は六代目山口組と神戸山口組に対する特定抗争指定暴力団の指定期限を3カ月延長し、2027年1月6日までとすることを決定しました。
これは2020年1月7日の指定開始以来、27回目の延長です。
警戒区域は兵庫県を含む9府県17市町に及びます。
神戸新聞によると、兵庫県警暴力団対策課は指定延長の理由について、対立抗争が終結したとは認められないとの趣旨を説明しています。
特定抗争指定とは何か
特定抗争指定暴力団等に指定されると、警戒区域内での一定の行為が規制されます。
代表的なものは次のとおりです。
- 指定された区域内での事務所の使用
- おおむね5人以上での集合
- 対立する組員への付きまといなど
違反すれば、暴力団対策法に基づく取り締まりの対象になります。
したがって、誓約書の提出だけで法的な指定や警戒が自動的に解除されるわけではありません。
抗争事件の件数は減少している
警察庁が2026年4月に公表した「令和7年における組織犯罪の情勢」によると、山口組分裂後の対立抗争関連事件は、2025年に1件となっています。
2016年には42件、2017年には9件、2018年には8件発生しており、当初と比較すると事件発生件数は大幅に減少しました。
しかし、事件が減ったことと、組織間の対立が完全に解消されたことは同じではありません。2026年9月の指定延長は、その違いを示す重要な動きです。
【2026年最新記事】織田絆誠代表銃撃事件と菱川龍己容疑者の逮捕
2026年10月21日付で、神戸山口組を研究する会のトップページに掲載されている記事の一つが、絆會の織田絆誠代表銃撃事件に関する続報です。
記事タイトルは「絆會『織田絆誠』代表銃撃事件 ⑤ 実行犯の菱川龍己を逮捕」。
この事件は、2017年9月12日に神戸市長田区で発生しました。
当時、任侠山口組の代表だった織田絆誠氏が乗っていた車列が襲撃され、警護役の楠本勇浩氏が銃撃されて亡くなりました。警察は事件の実行に関与した疑いがある人物を捜査し、菱川龍己容疑者を指名手配していました。
約9年間の逃亡を経て2026年6月に逮捕
2026年6月23日、兵庫県警と山口県警の合同捜査本部は、菱川容疑者を殺人と銃刀法違反の疑いで逮捕しました。
神戸新聞の報道によると、容疑者は山口県下松市内の集合住宅に潜伏していたとされ、山口県警への情報提供をきっかけに捜査が進展しました。
事件発生から約9年が経過してからの逮捕であり、長期にわたって未解決だった事件が大きく動いた出来事です。
その後、2026年9月9日には、逃亡生活を支援するよう依頼した疑いで菱川容疑者が再逮捕されたと神戸新聞が報じています。事件をめぐる捜査が逮捕後も続いていることが分かります。
このニュースが神戸山口組関連情報として重要な理由
この事件には、分裂後の複雑な組織関係が表れています。
- 織田絆誠氏は、神戸山口組から離脱した勢力が結成した任侠山口組の代表だった。
- 事件当時の菱川容疑者は神戸山口組系組織の関係者と報じられていた。
- 被害者は任侠山口組側の警護役だった。
- 任侠山口組は後に絆會へと名称を変更した。
つまり、六代目山口組と神戸山口組の対立だけでなく、神戸山口組から離脱した勢力との関係も事件の背景にあります。
なお、逮捕は容疑に基づく刑事手続きであり、逮捕されたことだけで有罪が確定するわけではありません。事件の経過を追う際には、逮捕、起訴、公判、判決を区別する必要があります。
【勢力の現在地】暴力団・反社会的勢力・半グレの実態
神戸山口組を取り巻く環境を理解するには、組織の勢力規模にも目を向ける必要があります。
警察庁の公表資料では、2025年末時点の全国の暴力団構成員と準構成員等の合計は約1万7,600人で、過去最少となりました。
その内訳は、構成員約9,400人、準構成員等約8,200人です。暴力団の構成員数は長期的な減少傾向にあります。
主要団体の2025年末の勢力
警察庁のデータを基にしたnippon.comの集計では、主要団体の勢力は次のようになっています。
| 団体 | 構成員 | 準構成員等 |
|---|---|---|
| 六代目山口組 | 約3,100人 | 約3,200人 |
| 神戸山口組 | 約110人 | 約170人 |
| 絆會 | 約50人 | 約70人 |
| 池田組 | 約30人 | 約40人 |
2025年12月末時点。概数。警察庁の統計を基にした集計。
この数字から分かるのは、神戸山口組の勢力が分裂当初と比べて大きく縮小していることです。
一方、六代目山口組は依然として主要団体の中で大きな勢力を持っています。
ただし、構成員数だけで組織の活動状況や事件発生リスクを判断することはできません。準構成員や周辺者の動き、資金獲得活動、組織間の関係なども考慮する必要があります。
半グレと匿名・流動型犯罪グループは同じなのか
「神戸山口組を研究する会」では、暴力団以外にも半グレや反社会的勢力を扱っています。
ここで注意したいのが、半グレと匿名・流動型犯罪グループの関係です。
半グレは一般的な報道などで使用される呼称であり、指定暴力団のような単一の法的組織区分ではありません。
一方、警察庁は匿名・流動型犯罪グループという概念を用いて、匿名性や流動性の高い犯罪集団の実態を分析しています。
2026年4月公表の警察庁資料では、その中核的人物として、暴力団構成員や元構成員、暴走族OBグループ、風俗営業関係グループ、外国人犯罪組織の関係者などが確認されています。
また、こうした集団が連携し、特殊詐欺、薬物犯罪、窃盗などの資金獲得犯罪に関与する実態も報告されています。
重要なのは、暴力団と半グレを常に同一視しないことです。
両者には人的・資金的な接点が生まれる場合がありますが、組織の形態や活動実態は異なります。個別事件の報道でも、警察がどのような組織との関係を認定しているかを確認する必要があります。
【情報の見極め方】神戸山口組を研究する会を読む際の注意点
同サイトは、山口組分裂の経緯や関連事件を調べるための資料として利用できます。
しかし、掲載情報をすべて確定した事実として扱うことは適切ではありません。
特に組織図や人事情報、関係者の動向などは、情報の更新時期によって内容が変わる可能性があります。
1.サイト独自のまとめと公的資料を分ける
同サイトの人事変遷一覧には、掲載内容に間違いがある可能性があるため参考程度にしてほしいという注意書きがあります。これは、資料の性質を判断するうえで重要な情報です。
組織の役職や所属について調べる場合は、警察庁、都道府県警察、公安委員会の公表情報や、複数の報道機関の記事と照合すると理解しやすくなります。
2.記事の更新日と事件発生日を確認する
今回の菱川容疑者逮捕の記事も、掲載日は2026年10月21日ですが、逮捕そのものは6月23日に行われています。
記事の掲載日だけを見て、新しい事件が発生したと誤解しないことが大切です。
3.逮捕と有罪判決を混同しない
暴力団関連ニュースでは、逮捕、再逮捕、起訴、判決という段階を区別する必要があります。
逮捕時点では容疑が報じられている段階であり、裁判による有罪認定とは異なります。
4.コメント欄やネット上の噂を事実扱いしない
サイトにコメント欄があっても、投稿者の推測や伝聞が警察の捜査結果と同じ証拠能力を持つわけではありません。
特に、組織内部の人事、関係者の所在、抗争の背景などは、裏付けのない情報が広がりやすい分野です。
情報を利用する際は、発信者、掲載時期、根拠となる資料の三点を確認が必要です。
【神戸山口組を研究する会】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:神戸山口組を研究する会は公式の暴力団情報サイトですか?
公開されている自己紹介では、山口組分裂や暴力団、反社会的勢力などを扱う研究サイトと説明されています。警察庁や警察組織が運営する公式サイトではなく、警察の公表資料や報道機関の情報とは区別して利用する必要があります。
Q2:2026年現在、神戸山口組と六代目山口組の抗争は終わっていますか?
2025年4月に六代目山口組側が抗争終結に関する誓約書を提出したと報じられました。しかし、2026年9月には兵庫県公安委員会が特定抗争指定を2027年1月6日まで延長しています。警察は対立が終結したとは認めていません。
Q3:神戸山口組を研究する会で井上邦雄や司忍の情報も調べられますか?
はい。山口組分裂の経緯や神戸山口組の組織変遷を扱う記事を通じて、井上邦雄氏や司忍氏、山健組などに関係する歴史的な情報を調べられます。ただし、現在の役職や所属を確認する際は、記事の更新時期にも注意してください。
Q4:絆會と任侠山口組は別の組織ですか?
任侠山口組は、2020年2月に絆會へ名称を変更しています。そのため、過去の事件を調べる際には、当時の名称と現在の名称を区別すると組織関係を理解しやすくなります。
Q5:2026年の神戸山口組関連で特に注目されたニュースは何ですか?
2017年に発生した織田絆誠代表銃撃事件で、長期間指名手配されていた菱川龍己容疑者が2026年6月23日に逮捕されたことです。また、9月には六代目山口組との特定抗争指定が再延長されました。
まとめ:神戸山口組を研究する会と2026年の最新動向
「神戸山口組を研究する会」は、山口組分裂の歴史を中心に、六代目山口組、神戸山口組、山健組、絆會などの組織関係や、暴力団・半グレ関連事件を幅広く掲載する情報サイトです。
特に、分裂後の時系列や組織の人事変遷、過去の事件をまとめた記事は、複雑な経緯を理解するための参考になります。
2026年の動向で押さえておきたいのは、次の3点です。
- 組織の縮小: 神戸山口組の構成員数は2025年末時点で約110人となっている。
- 事件の進展: 2017年の織田絆誠代表銃撃事件で、2026年6月に指名手配されていた容疑者が逮捕された。
- 抗争指定の継続: 2026年9月、六代目山口組と神戸山口組の特定抗争指定が2027年1月6日まで延長された。
最も重要なのは、抗争事件の減少と抗争そのものの終結を混同しないことです。
2025年の対立抗争関連事件は1件まで減少しましたが、2026年9月の公安委員会の判断では、両組織の対立は終結したと認められていません。
今後も神戸山口組の動向を追う際には、情報サイトの速報性と、警察庁・公安委員会・報道機関が発表する客観的な情報を組み合わせて判断することが、正確な理解につながります。