2026年、日本ハムに6年ぶりに復帰した有原航平投手が、大きな注目を集めている。ソフトバンクで2年連続最多勝を獲得した実績を持つ右腕だが、古巣復帰後のシーズンは序盤の不振、二軍再調整、後半戦の復調、そしてクライマックスシリーズでの先発登板と、波のある展開となった。
2026年10月31日現在、レギュラーシーズンの成績は17試合登板、7勝9敗、防御率4.44。4月にはオリックス戦で8失点を喫して登録抹消となった一方、8月には防御率1.80を記録するなど、復活の兆しも見せている。なぜ復帰1年目は苦戦したのか。ネットで話題になった炎上の経緯や契約に関する噂、ソフトバンク時代との違いまで、最新ニュースと公式記録をもとに詳しく整理する。
【2026年最新情報】日本ハム有原航平の現在は?復帰後の状況を解説

2026年の有原航平は、北海道日本ハムファイターズの背番号74を背負ってプレーした。
1992年8月11日生まれの34歳。身長190cm、体重100kgの右投右打の先発投手である。広陵高校、早稲田大学を経て、2014年ドラフト1位で日本ハムに入団した。
2026年の最大のニュースは、やはり6年ぶりの古巣復帰だ。
2025年まで所属していた福岡ソフトバンクホークスでは、2024年と2025年に2年連続で最多勝を獲得。2025年も14勝を挙げ、先発投手として高い実績を残していた。
その実績を引っ提げて戻った日本ハムでは、開幕から先発ローテーションの柱として期待された。しかし、序盤は本来の投球を取り戻せず、4月には登録抹消を経験する。
その後、夏場に調子を上げ、8月には3勝1敗、防御率1.80を記録。9月には再び苦しい登板が続いたものの、シーズン終盤にはクライマックスシリーズの初戦を任される立場となった。
2026年の注目要点は、単純な勝敗だけでは測れない投球内容の変化だ。 序盤の不振から後半戦の復調まで、シーズンを通じて浮き沈みがあった。
【復帰の経緯】有原航平はなぜソフトバンクから日本ハムに戻った?
有原の移籍を理解するには、2020年オフから2025年末までのキャリアを振り返る必要がある。
2020年オフにメジャーリーグへ挑戦
有原は2020年シーズン終了後、ポスティングシステムを利用してMLBへの移籍を決断した。
2021年から2022年まではテキサス・レンジャーズに所属。メジャーの舞台でプレーしたが、右肩の手術などもあり、期待されたほどの成績を残せなかった。
その後、2023年にソフトバンクへ加入し、日本球界に復帰する。
ソフトバンクで2年連続最多勝を達成
日本復帰後の有原は、再び安定した先発投手として存在感を示した。
- 2023年:10勝5敗、防御率2.31
- 2024年:14勝7敗、防御率2.36
- 2025年:14勝9敗、防御率3.03
2024年と2025年には最多勝を獲得。2024年にはベストナインにも選ばれている。
特に2025年は175イニングを投げ、先発投手としてチームを支えた。
2025年12月に古巣復帰が正式決定
2025年12月、ソフトバンクとの契約を終えた有原の去就が注目された。
米球界への再挑戦も選択肢として報じられていたが、最終的に日本ハムへの復帰を決断。球団は12月28日に入団合意を正式発表した。
球団を通じて発表された本人のコメントには、北海道とファイターズがプロ野球人生の出発点であることへの喜びが込められていた。
「プロ野球人生の始まりの地である北海道」
古巣への復帰は、単なる移籍ではなく、プロとしての原点に戻る選択でもあった。
有原航平のキャリア年表
| 時期 | 所属・出来事 | 主な実績 |
|---|---|---|
| 2014年 | 日本ハムにドラフト1位入団 | 早稲田大学からプロ入り |
| 2015年 | 日本ハム | 8勝、新人王 |
| 2019年 | 日本ハム | 15勝、最多勝 |
| 2020年オフ | MLB挑戦 | ポスティングで移籍 |
| 2021~2022年 | テキサス・レンジャーズ | メジャーリーグでプレー |
| 2023年 | ソフトバンク | 10勝、防御率2.31 |
| 2024年 | ソフトバンク | 14勝、最多勝、ベストナイン |
| 2025年 | ソフトバンク | 14勝、2年連続最多勝 |
| 2025年12月28日 | 日本ハム復帰決定 | 入団合意を正式発表 |
| 2026年 | 日本ハム | 7勝9敗、防御率4.44 |
この経歴から分かるのは、有原が日本ハム、MLB、ソフトバンクという異なる環境を経験してきた投手だということだ。
日本ハムにとっては、若手投手の成長を支えるだけでなく、優勝争いを経験したベテランの加入という意味もあった。
【2026年成績を徹底分析】7勝9敗・防御率4.44は期待外れだったのか?
2026年の有原を評価するうえで、最も重要なのがシーズン成績だ。
日本野球機構(NPB)の公式記録によると、2026年のレギュラーシーズン成績は次のとおり。
| 項目 | 2026年成績 |
|---|---|
| 登板数 | 17試合 |
| 先発 | 17試合 |
| 勝利 | 7勝 |
| 敗戦 | 9敗 |
| 防御率 | 4.44 |
| 投球回 | 103回1/3 |
| 被安打 | 114 |
| 被本塁打 | 11 |
| 奪三振 | 67 |
| 与四球 | 24 |
| WHIP | 1.34 |
| 完投 | 2 |
| 完封 | 2 |
| QS | 10試合 |
2025年のソフトバンク時代と比較
前年の2025年は14勝9敗、防御率3.03だった。
それに対して2026年は7勝9敗、防御率4.44。勝利数は半減し、防御率も1点以上悪化している。
| 比較項目 | 2025年 | 2026年 |
|---|---|---|
| 所属 | ソフトバンク | 日本ハム |
| 登板 | 26 | 17 |
| 勝利 | 14 | 7 |
| 敗戦 | 9 | 9 |
| 防御率 | 3.03 | 4.44 |
| 投球回 | 175 | 103回1/3 |
| 奪三振 | 121 | 67 |
登板数や投球回が減少している点も見逃せない。
ただし、2026年の成績には序盤の不振と登録抹消による登板機会の減少が影響している。17試合という数字だけで、投手としての能力が大幅に低下したと判断するのは早計だ。
2完投・2完封という数字が示すもの
一方、2026年には2度の完封勝利を記録している。
シーズン全体では防御率4.44と苦戦したが、調子が整った試合では相手打線を最後まで抑え込む力を示した。
加えて、17試合中10試合でクオリティースタート(QS)を記録している。
QSは先発投手が6イニング以上を投げ、自責点3以内に抑えた場合に記録される指標だ。
QS率は58.8%。決して圧倒的な数字ではないものの、シーズン中盤以降には先発として試合を作る能力を取り戻した場面もあった。
【炎上の経緯】4月26日のオリックス戦で何が起きた?
2026年の有原をめぐるニュースで特に話題になったのが、4月26日のオリックス戦だ。
この試合で有原は4回途中までに7安打8失点。日本ハムは9対4で敗れた。
序盤から苦しい投球が続いた
この試合では、日本ハムが初回に2点を先制していた。
しかし、有原はその直後に逆転を許すなど、相手打線を抑え込めなかった。
期待の大きかった復帰1年目の右腕が大量失点したことで、試合後には厳しい評価が集まった。
スポーツ報知によると、新庄剛志監督は試合後、有原の登録抹消を明言。二軍での再調整を行う方針を示した。
指揮官が特に言及したのは、直球の球速とフォークの落ち方だった。
ソフトバンク時代と比較して、本来の球威や変化球の精度が戻っていないという認識だった。
新庄監督が期待を示した理由
興味深いのは、新庄監督が単に不調を批判したわけではないことだ。
報道によると、監督は有原に対して強い期待を持っていることを説明し、二軍での調整を通じて本来の投球を取り戻すことに期待を寄せていた。
これは実績のある投手を一度休ませ、投球フォームや球質を見直すための判断と考えられる。
4月27日には実際に出場選手登録を抹消された。
8月には防御率1.80まで改善
その後、有原は徐々に状態を上げていく。
2026年8月の成績は以下のとおり。
- 登板:5試合
- 勝利:3勝
- 敗戦:1敗
- 防御率:1.80
加えて、シーズン中に2度の完封勝利を記録するなど、復調を印象づけた。
日刊スポーツが2026年9月20日に報じたデータでは、前半戦終了時点の2勝6敗、防御率5.83に対し、後半戦は5勝1敗、防御率1.91だった。
この変化は、シーズン序盤の不振がそのまま年間を通じて続いたわけではないことを示している。
9月には再び登録抹消
しかし、シーズン終盤は再び苦戦した。
9月20日のオリックス戦では4回7失点。9月27日のロッテ戦では6回8安打4失点で敗戦投手となった。
翌28日には一軍登録を抹消されている。
結果として、2026年のレギュラーシーズンは7勝9敗、防御率4.44で終了した。
つまり、2026年の有原は序盤に大きく崩れ、中盤に持ち直し、終盤に再び調子を落としたシーズンだった。
【ネットの反応・噂の真相】有原航平の炎上は不祥事なのか?
有原について検索すると、「炎上」「批判」「契約」「移籍」「メジャー再挑戦」といった関連ワードが見つかる。
ただし、これらは同じ種類の話題ではない。
特に重要なのは、野球の試合での大量失点と、本人の私生活や不祥事に関する問題を混同しないことだ。
ネット上で議論になった主なポイント
2026年の話題は、おおむね次の3つに整理できる。
1. 復帰直後の成績に対する厳しい評価
2年連続最多勝という実績を持つ投手だけに、4月の8失点は大きなニュースになった。
高い期待を受けて復帰した選手が結果を出せなかったことから、起用方法や二軍再調整の判断にも関心が集まった。
2. 夏場の復調に対する評価
8月の防御率1.80という数字は、序盤の不振から立ち直ったことを示す材料となった。
一度の炎上だけで評価を決めるのではなく、シーズン全体の推移を見るべきだという視点も重要になった。
3. 大型契約に見合う活躍だったのか
有原の日本ハム復帰では、契約規模も話題となった。
報道では4年総額24億円規模、別の報道では28億円規模という数字も伝えられている。
ただし、球団が公式発表した入団合意資料には契約総額の記載がない。したがって、報道上の推定額を確定した契約金額として扱うことはできない。
「炎上」は不祥事ではなく投球内容の問題
有原の2026年の炎上という言葉は、主に4月26日のオリックス戦での大量失点を指している。
この試合に関しては、登板結果と登録抹消が報道されている。
一方、本人の不祥事や重大なスキャンダルが原因で話題になったという事実は確認できない。
野球選手の検索ワードでは、試合内容への批判が「炎上」と表現されることがある。言葉の印象だけで別の問題が起きたと考えるのは適切ではない。
メジャー再挑戦の噂はどうなった?
2025年末の移籍交渉では、米国球界への再挑戦も選択肢として報じられていた。
しかし、最終的には日本ハムとの入団合意に至った。
ソフトバンクとの契約満了後に自由契約となり、移籍先を検討した末の決断である。
したがって、2026年現在の所属については、日本ハムの選手としてプレーしたという公式記録が答えになる。
噂と事実を整理すると、次のようになる。
| 話題 | 確認できる事実 | 判断 |
|---|---|---|
| 日本ハム復帰 | 2025年12月28日に入団合意を発表 | 事実 |
| 契約総額 | 報道で24億円・28億円規模などの推定 | 公式未公表 |
| メジャー再挑戦 | 移籍先検討時の選択肢として報道 | 最終的に日本ハム復帰 |
| 2026年の炎上 | 4月26日に4回途中8失点 | 試合上の不振 |
| 不祥事疑惑 | 重大な不祥事を裏付ける公的発表なし | 炎上と混同しない |
| 背番号 | 日本ハムで74番を着用 | 公式プロフィールで確認 |
ネットの反応を読む際には、試合の結果、契約に関する報道、本人に関する噂を分けて考える必要がある。
【CS最新ニュース】10月10日の西武戦で有原航平はどう投げた?
2026年10月のクライマックスシリーズも、有原の動向を考えるうえで重要な出来事だった。
日本ハムはレギュラーシーズンを3位、78勝62敗3分で終え、ファーストステージで西武と対戦した。
有原は10月10日の第1戦に先発した。
5回5安打2失点で降板
有原の投球成績は以下のとおり。
- 投球回:5回
- 投球数:63球
- 被安打:5
- 失点:2
- 奪三振:5
初回に西武の平沢大河にソロ本塁打を浴びて先制を許した。
4回には日本ハムの奈良間大己が逆転2ランを放ったものの、5回に西川愛也の適時打で同点に追いつかれた。
有原は5回で降板。試合は延長10回に西武のカナリオがサヨナラ本塁打を放ち、西武が3対2で勝利した。
有原自身は試合後、逆転してもらった後の5回に同点に追いつかれたことへの悔しさを語っている。
新庄監督が初戦を任せた理由
レギュラーシーズンの成績だけを見ると、7勝9敗、防御率4.44の有原をCS初戦に起用することには疑問を持つファンもいたはずだ。
しかし、短期決戦の経験は別の評価材料になる。
日刊スポーツによると、有原は日本ハムとソフトバンクを通じて、CSで通算6試合に登板し4勝1敗を記録していた。
新庄監督も短期決戦に慣れている点を評価していた。
シーズン成績が振るわなくても、大舞台での経験を持つ投手を重要な試合に起用する。これは短期決戦ならではの判断といえる。
日本ハムはファイナルステージで敗退
日本ハムはファーストステージの第1戦こそ落としたが、第2戦、第3戦を連勝してファイナルステージに進出した。
しかし、ソフトバンクとのファイナルステージでは3連敗。日本ハムの2026年シーズンはここで終了した。
有原のCS初戦は勝利につながらなかったものの、レギュラーシーズン終盤からポストシーズンまで先発候補として起用されたことは、球団の信頼を示す出来事だった。
【プロの結論】有原航平の本当の評価は球速・制球・投球回で見るべき
有原の2026年を正しく評価するには、勝敗や防御率だけでなく、投球の質を複数の角度から見る必要がある。
特に注目したいのが、直球の球威、フォークの精度、イニング消化能力の3点だ。
直球とフォークの質が重要
新庄監督は4月の不振について、直球のスピードやフォークの落ち方に言及していた。
有原の投球は、単純に力で押し切るタイプではない。
複数の球種を使い分け、打者のタイミングを外しながらアウトを重ねていく投球スタイルが特徴だ。
そのため、直球の威力が落ちたり、フォークの変化が小さくなったりすると、打者に対応されやすくなる。
逆に、変化球と直球の組み合わせが機能すれば、豊富な経験を生かした投球が期待できる。
投球回を増やせるかが今後の評価基準
2025年は175イニングを投げた一方、2026年は103回1/3にとどまった。
先発投手に求められる役割は、単に勝利数を積み上げることだけではない。
長いイニングを投げ、救援投手の負担を軽減し、シーズンを通じてローテーションを守ることも重要だ。
2027年以降の評価では、次の項目に注目したい。
- 防御率が3点台前半に戻るか
- QS率が60%を超えるか
- 年間の投球回を150イニング以上に戻せるか
- 直球とフォークの精度が安定するか
- 登録抹消を繰り返さず先発ローテーションを維持できるか
こうした指標を追うことで、単純な勝敗だけでは分からない投手としての状態を把握できる。
よくある質問(FAQ)
Q1:有原航平は2026年に日本ハムへ復帰した?
A1:はい。2025年12月28日に日本ハムが入団合意を正式発表し、2026年シーズンから6年ぶりに古巣でプレーした。
Q2:有原航平の2026年の成績は?
A2:17試合に先発し、7勝9敗、防御率4.44。103回1/3を投げ、67奪三振、2完投、2完封を記録した。
Q3:有原航平が炎上した試合はいつ?
A3:2026年4月26日のオリックス戦。4回途中7安打8失点で降板し、翌27日に一軍登録を抹消された。
Q4:有原航平はなぜソフトバンクを退団した?
A4:2025年にソフトバンクとの契約期間が終了し、自由契約となった。その後、移籍先を検討し、日本ハムへの復帰を決めた。
Q5:有原航平の契約金額はいくら?
A5:報道では4年総額24億円規模などと伝えられたが、球団の公式発表では契約総額は公表されていない。
Q6:有原航平は2026年のCSで登板した?
A6:はい。10月10日の西武とのファーストステージ第1戦に先発し、5回5安打2失点、5奪三振で降板した。
Q7:有原航平は最多勝を何回獲得している?
A7:NPBで2019年、2024年、2025年の3回獲得している。2015年には新人王、2024年にはベストナインも受賞した。
まとめ:有原航平の2026年は復帰と再調整の1年だった
2026年の有原航平は、6年ぶりに日本ハムへ復帰したものの、シーズン序盤から期待どおりの成績を残せたわけではなかった。
4月のオリックス戦での8失点と登録抹消は大きな転換点となった。その後は8月に防御率1.80を記録するなど復調したが、9月には再び苦戦し、最終的には7勝9敗、防御率4.44でレギュラーシーズンを終えた。
一方で、2完投・2完封という実績や、CS初戦を任された経験は評価材料になる。
有原は2019年、2024年、2025年に最多勝を獲得した実績ある投手だ。MLB挑戦とソフトバンクでの活躍を経て、再び日本ハムでプレーした2026年は、キャリアの新たな段階を迎えたシーズンでもあった。
今後の注目点は、直球の球威と変化球の精度を取り戻し、年間を通じて安定した先発投球を続けられるかどうかだ。
有原航平の評価を決めるのは、過去のタイトル数でも、一度の炎上でもない。次のシーズンにどれだけ長いイニングを投げ、チームの勝利に貢献できるかである。 2027年に向けた巻き返しに注目したい。
主な根拠資料:北海道日本ハムファイターズ公式選手情報・契約発表、NPB公式年度別成績、日刊スポーツ、スポーツ報知、ベースボールチャンネルの2026年報道。