ニュース番組『Nスタ』のキャスターとして親しまれ、ショートヘアがトレードマークとなったホラン千秋さん。現在の知的でさっぱりとした印象からは想像しにくいものの、幼少期にはキッズモデルとして活動し、10代から女優を目指して芸能界で経験を積んできました。
ホラン千秋さんは1988年9月28日生まれ、東京都出身。アイルランド人の父親と日本人の母親を持ち、6歳でモデル活動を開始しました。青山学院大学への進学やアメリカ・オレゴン州への留学、女優としての下積みを経て、キャスター・タレントとして活躍の場を広げています。2025年3月には8年間出演した『Nスタ』を卒業し、2026年はバラエティー番組を中心に活動しています。
【幼少期】ホラン千秋は6歳からキッズモデル!芸能界デビューのきっかけ

母親の勧めで始まったモデル活動
ホラン千秋さんが芸能界と関わり始めたのは、まだ6歳だった頃です。
2021年のORICON NEWSの本人インタビューによると、モデル活動を始めたきっかけは、母親の知人がキッズモデルをしていたことでした。母親が記念のつもりで応募したところ、本人もモデルの仕事を気に入り、その後も芸能活動を続けることになったそうです。
本人は当時を振り返り、撮影でかわいい服を着たり、普段行かない場所に出かけたりすることが楽しかったと語っています。
一方、意外にも幼少期はかなりの人見知りだったとのこと。オーディションで歩くように求められても、恥ずかしくて動けないことがあったと明かしています。現在のテレビ番組で見せる歯切れのよい受け答えからは、少し意外なエピソードです。
2026年9月に公開された青山学院大学新聞のインタビューでも、幼少期はカメラの前で仕事をすることが好きだった一方、人前に立つこと自体は得意ではなかったと振り返っています。
つまり、幼少期から目立ちたがり屋だったというより、撮影や表現そのものに魅力を感じていたことが芸能活動の原点だったようです。
歌手志望から女優志望へ変わった中学生時代
モデル活動を続けていたホランさんは、中学生の頃に現在の所属事務所であるアミューズに所属します。
当初目指していたのは歌手でした。しかし、事務所で演技のレッスンを受けるうちに、芝居の面白さに惹かれていきます。
2026年の青学新聞のインタビューでは、両親に背中を押されて参加した市民ミュージカルが大きな転機になったことも紹介されています。舞台を経験する中で、自分で正解を探していく表現の面白さに気づいたといいます。
その後、女優を目指すようになり、芸能活動と学校生活を両立する日々が始まりました。
【10代の女優時代】ホラン千秋の昔の出演作品と高校時代
『魔法戦隊マジレンジャー』でドラマ初出演
ホラン千秋さんの若い頃を語るうえで欠かせない作品が、2005年放送のテレビ朝日系特撮ドラマ『魔法戦隊マジレンジャー』です。
高校時代に出演したこの作品は、ホランさんにとってテレビドラマへの初出演となりました。演じたのは、北神朋美さん演じるメアとともに登場する敵側のキャラクター、ナイ役です。
当時は10代の現役高校生。現在のニュースキャスターとしての姿しか知らない視聴者にとっては、特撮作品で女優として活動していた過去は新鮮に映る可能性があります。
その後も『マイボス マイヒーロー』『メイちゃんの執事』などのドラマに出演。女優としての経験を重ねていきました。
東京都立国際高校での学生生活
高校は東京都立国際高等学校に進学しました。国際色豊かな環境で学びながら、芸能活動も続けています。
2018年のWEBザテレビジョンの記事では、高校時代の同級生に関するエピソードも紹介されました。番組で紹介された同級生からは、自分にも他人にも厳しい性格だったという印象が語られています。
女優として成功したいという目標を持ちながらも、当時は仕事が思うように増えず、将来について悩んでいた時期でもありました。
【大学・留学・下積み時代】青山学院大学とオレゴン州立大学で学んだこと
青山学院大学文学部英米文学科に進学
ホラン千秋さんは高校卒業後、青山学院大学文学部英米文学科に進学し、2011年3月に卒業しました。
芸能活動が順調なら大学に進学せず、女優一本で活動したいという思いもあったそうです。しかし、実際には出演機会が限られており、進路について葛藤していました。
2026年9月23日に公開された青山学院大学新聞の本人インタビューでは、進学を決めるまでの背景が改めて語られています。
進路指導の先生から、仕事が少ないのであれば大学で学ぶことも選択肢の一つだと助言されたことが、進学を考えるきっかけになったといいます。
大学進学は女優の夢を捨てた結果ではありません。むしろ、芸能界で活動を続けるために、自分の可能性を広げる選択だったと考えられます。
21歳前後でオレゴン州立大学へ1年間留学
大学在学中の2009年ごろ、ホランさんはアメリカのオレゴン州立大学へ約1年間留学しました。
目的は英語の習得だけではありません。女優としてステップアップするため、演劇を本格的に学ぶことでした。
2021年のORICON NEWSのインタビューでは、留学を決意した理由について、オーディションに落ち続ける状況を周囲のせいにしている自分に気づき、自分から行動しなければチャンスは巡ってこないと考えたためだと説明しています。
留学生活も決して簡単ではありませんでした。父親から英語を教わっていたため日常会話には困らなかったものの、大学の講義や演技の授業では苦労したそうです。
特に演技の授業では、英語の台本を読むことに精いっぱいで、芝居をする段階までなかなか進めなかったと振り返っています。
ただし、演劇を学ぶ中で得たものは演技だけではありませんでした。大道具、小道具、衣装、照明、演出など、舞台制作を多角的に学んだ経験が、その後の進路にもつながったと語っています。
帰国後も続いたオーディション落選とアルバイト生活
帰国後、ホランさんは再び女優を目指して活動を続けます。しかし、ドラマや映画のオーディションでは不採用が続きました。
大学時代から仕事が少なく、生活を支えるためにアルバイトも経験しています。2018年のWEBザテレビジョンの記事でも、帰国後にアルバイト中心の生活を送り、大学卒業後も女優を目指してオーディションに挑戦していたことが紹介されました。
2021年の本人インタビューでは、当時の仕事について「1年に1度仕事があるかないか」という時期もあったと報じられています。
テレビに出演する機会が少なくても、芸能界を離れずに挑戦を続けたことが、後のキャスター転身につながりました。
ホラン千秋の昔から現在までの経歴年表
| 時期 | 出来事・活動 | キャリア上の意味 |
|---|---|---|
| 1988年 | 東京都で誕生 | アイルランド人の父と日本人の母を持つ |
| 6歳ごろ | キッズモデル活動開始 | 芸能活動の原点 |
| 中学生時代 | アミューズに所属 | 歌手志望から演技にも関心を持つ |
| 2005年 | 『魔法戦隊マジレンジャー』出演 | テレビドラマ初出演 |
| 2009年ごろ | オレゴン州立大学へ留学 | 約1年間、演劇を学ぶ |
| 2011年3月 | 青山学院大学を卒業 | 文学部英米文学科で学ぶ |
| 2011年 | ショートヘアに変更 | ドラマ『陽はまた昇る』の役作りがきっかけ |
| 2012年4月 | 『NEWS ZERO』キャスター就任 | 報道番組で全国的な知名度を獲得 |
| 2017年4月 | 『Nスタ』キャスター就任 | 夕方の報道番組の顔として活躍 |
| 2025年3月27日 | 『Nスタ』卒業 | 8年間のキャスター活動に一区切り |
| 2026年10月 | 『出川一茂ホラン 大逆転の会』開始 | 新番組でMCを担当 |
この年表から分かるのは、ホランさんのキャリアが一度のブレイクで形成されたわけではないということです。モデル、女優、留学生、キャスター、タレントという複数の経験が、現在の活動を支えています。
【昔の写真を比較】ロングヘア時代とショートヘア時代の変化
2025年に公開された大学時代のロングヘア写真
ホラン千秋さんの昔の写真が注目を集めた出来事として、2025年1月31日放送のフジテレビ系『ザ・共通テン!』への出演があります。
番組では、大学生時代の写真が紹介されました。現在のベリーショートに近い髪型とは大きく異なり、当時は腰付近まで伸びたロングヘアだったことが分かります。
写真を見た共演者からは、ロングヘアも似合うという反応が寄せられました。
ホランさん自身は、当時は売れない役者をしていたため、髪を伸ばせば蒼井優さんのような雰囲気になれるのではないかと思っていたと振り返っています。
このエピソードは、現在のショートヘアのイメージが強いホランさんにも、長い髪で女優を目指していた時代があったことを示しています。
2011年のショートカットが大きな転機に
ホランさんが長い髪を切ったのは2011年です。
きっかけは、テレビ朝日系ドラマ『陽はまた昇る』で警察学校の訓練生を演じるための役作りでした。
2014年9月の本人ブログでも、ショートヘアにした理由について、同作品の警察官訓練生役のためだったと説明しています。
「『陽はまた昇る』というドラマの警察官訓練生の役のために切りました!」
出典:ホラン千秋オフィシャルブログ「Chiaki's Canvas」2014年9月25日
その後、2014年のTHE BEAUTY WEEK AWARDではショートヘアスタイル部門を受賞。ORICON NEWSの取材では、ショートヘアにしてから少しずつ仕事をもらえるようになったと振り返っています。
さらに「あの10年がなかったら今の自分はない」という趣旨の発言も残しています。
昔と現在の髪型・印象の比較
| 比較項目 | 昔のホラン千秋 | 現在のホラン千秋 |
|---|---|---|
| 髪型 | ロングヘア | ショートヘア中心 |
| 活動の中心 | モデル・女優 | MC・タレント・キャスター |
| 主な出演分野 | ドラマ・映画のオーディション | 報道・情報・バラエティー |
| テレビでの印象 | 女優を目指す若手タレント | 率直なコメントとテンポのよい進行 |
ただし、髪型を変えたことだけが成功の理由ではありません。2011年にはラジオ、TOKYO MXの『ULALAナナパチ』、TBSの『ビジネス・クリック』など、複数の仕事が決まりました。
本人もORICON NEWSのインタビューで、これらの番組に出演できたことが、芝居以外の場所にも自分が輝けるチャンスがあると考えるきっかけになったと話しています。
つまり、ショートヘアへの変化と活動分野の拡大が重なったことが、キャリアの転換点だったのです。
【NEWS ZEROからNスタへ】ホラン千秋がキャスターとして成功した理由
2012年に『NEWS ZERO』のキャスターへ抜てき
2012年4月、ホラン千秋さんは日本テレビ系の報道番組『NEWS ZERO』のアシスタントキャスターに就任しました。
当時23歳。月曜日から木曜日を担当し、英語力や海外留学経験を生かしたキャスターとして注目を集めました。
女優を目指してオーディションを受け続けていた時期から考えると、大きな方向転換です。
ただし、本人は役者とキャスターを完全に別の仕事とは捉えていません。2021年のORICON NEWSのインタビューでは、どちらも自分を表現する仕事であり、現場ごとに結果を出して次につなげることを大切にしていると語っています。
2017年から『Nスタ』のメインキャスターとして活躍
2017年4月3日、ホランさんはTBS系『Nスタ』のキャスターに就任しました。
井上貴博アナウンサーとのコンビで、日々のニュースを伝えながら、スタジオでの自然な掛け合いや率直なコメントでも支持を集めました。
報道番組では、バラエティー番組のような強いリアクションだけでなく、視聴者が落ち着いてニュースを受け取れる雰囲気も必要です。
2021年の本人インタビューでは、家事や育児、仕事をしながら番組を見る人も多い夕方の時間帯だからこそ、日常に自然に溶け込む雰囲気づくりを意識していたと説明しています。
また、異なる意見を持つ人がいることを忘れず、自分の解釈も一度疑ってから言葉を選ぶ姿勢を大切にしていたそうです。
2025年3月27日にNスタを卒業
2025年3月27日、ホラン千秋さんは8年間出演した『Nスタ』を卒業しました。
TBSは2025年3月20日の公式発表で、2017年4月の初回出演から続いた8年間の活動を振り返る卒業企画を告知。最後の出演日を3月27日と発表しました。
最終週には、井上貴博アナウンサーとの思い出を振り返る企画や、ホランさんが希望した場所を訪れる特別ロケも放送されました。
8年間という長い期間、平日の夕方にニュースを伝えてきた経験は、ホランさんのキャリアの中でも大きな柱です。
卒業理由については、番組や所属事務所の発表で具体的な事情が詳しく説明されたわけではありません。そのため、特定のトラブルや不仲が原因だったとする見方には根拠がありません。
【2026年最新】ホラン千秋の現在は?Nスタ卒業後の活動と新番組
38歳を迎え、バラエティー番組のMCとして活動
2026年11月現在、ホラン千秋さんは38歳です。
所属事務所アミューズの公式プロフィールでは、俳優・タレントとして紹介されており、報道番組からバラエティー番組まで幅広く活動していることが掲載されています。
2025年のNスタ卒業後もテレビ出演は続いており、2026年秋には新たなレギュラー番組が始まりました。
『出川一茂ホラン 大逆転の会』でMCを担当
2026年10月3日からスタートしたテレビ朝日系『出川一茂ホラン 大逆転の会』では、出川哲朗さん、長嶋一茂さんとともにMCを担当しています。
同番組は、人生を大きく変えた出来事や成功のきっかけをクイズ形式で推理するバラエティーです。前身番組『出川一茂ホランフシギの会』からリニューアルされました。
ホランさんは、これまでのキャスター経験で培った情報整理力や、共演者とのテンポのよい掛け合いを生かせるポジションにいます。
『THE 世代感』などでも活躍
テレビ朝日系『THE 世代感』でもMCを担当。世代ごとの価値観や記憶を扱う番組で、幅広い年齢層に向けた進行を担っています。
また、読売テレビの『もんくもん』にも出演。なるみさん、メッセンジャー黒田有さんらとともに、日常の不満や世の中の話題を取り上げています。
所属事務所の2026年秋の出演情報にも、これらの番組に関する情報が掲載されています。
このように、Nスタ卒業後は報道番組の固定キャスターという立場から、複数の番組でMCを務める活動スタイルへと広がっています。
昔の女優活動が現在の仕事に生きている
ホランさんの経歴を振り返ると、女優としての下積み時代は決して無駄ではありませんでした。
演技では相手の話を受け止め、状況に応じて表現を変える力が大切です。キャスターやMCでも、相手の発言を理解し、適切なタイミングで言葉を返す能力が必要です。
加えて、オレゴン州立大学で演劇を学んだ経験や英語力は、海外の話題を扱う番組や多様な出演者と関わる仕事にも生かせます。
女優からキャスターへの転身は、まったく別の人生を歩み始めたというより、これまで身につけてきた表現力を別の場所で発揮した結果と見ることができます。
【よくある質問】ホラン千秋の昔に関するFAQ
Q1:ホラン千秋は子役だった?
A1:6歳からキッズモデルとして活動していました。テレビドラマへの初出演は2005年の『魔法戦隊マジレンジャー』です。幼少期のモデル活動と10代の女優活動は区別して考えると分かりやすいでしょう。
Q2:ホラン千秋の昔の写真でロングヘア時代は確認できる?
A2:2025年1月31日放送の『ザ・共通テン!』で大学時代の写真が紹介されました。当時は腰付近まであるロングヘアで、現在のショートヘアとは大きく異なる印象でした。
Q3:ホラン千秋はなぜショートヘアにした?
A3:2011年のドラマ『陽はまた昇る』で警察官訓練生を演じるため、役作りとして髪を切りました。その後、仕事の機会が増え、ショートヘアがトレードマークになりました。
Q4:ホラン千秋はどこの大学に進学し、どこに留学した?
A4:青山学院大学文学部英米文学科を卒業しています。在学中にはアメリカのオレゴン州立大学に約1年間留学し、演劇を学びました。
Q5:ホラン千秋は2026年現在もNスタに出演している?
A5:出演していません。2025年3月27日に8年間担当した『Nスタ』を卒業しました。2026年は『出川一茂ホラン 大逆転の会』や『THE 世代感』などでMCとして活動しています。
まとめ:ホラン千秋の昔を知ると現在の活躍がもっと分かる
ホラン千秋さんの昔を振り返ると、6歳からのキッズモデル活動、10代の女優時代、青山学院大学への進学、オレゴン州立大学への留学、長い下積み時代という、さまざまな経験を積み重ねてきたことが分かります。
特に大きな転換点となったのは2011年です。ドラマ『陽はまた昇る』の役作りでロングヘアをショートヘアに変え、同時期に情報番組やラジオの仕事も増加。その後、2012年に『NEWS ZERO』、2017年に『Nスタ』へと活躍の場を広げました。
2025年3月のNスタ卒業は、8年間続いた報道キャスターとしての大きな節目でした。そして2026年には、新しいバラエティー番組でMCを担当するなど、活動の幅をさらに広げています。
ホラン千秋さんの魅力は、昔と現在で見た目が変わったことだけではありません。女優として結果が出ない時期にも学び続け、自分に合った仕事の場所を見つけてきたことにあります。
昔の写真に写るロングヘアの若手女優と、現在のショートヘアで番組を進行するホラン千秋さん。その違いを知ることで、長い時間をかけて築かれた現在のキャリアが、より鮮明に見えてきます。
主な取材・確認資料
- アミューズ公式プロフィール(2026年掲載情報)
- 青山学院大学新聞電子版「人生は、らせん階段。ホラン千秋さん」(2026年9月23日)
- ORICON NEWS本人インタビュー(2021年3月25日)
- TBS公式『Nスタ』卒業発表(2025年3月20日)
- スポニチアネックス(2025年1月31日)
- テレビ朝日『出川一茂ホラン 大逆転の会』公式番組情報(2026年10月)