2026年現在、俳優・歌手としてそれぞれ独自の存在感を放つ上白石萌音と上白石萌歌。鹿児島県出身の実の姉妹である二人は、2011年の「東宝シンデレラ」オーディションをきっかけに芸能界入りし、同じスタートラインから異なる表現の道を歩んできた。
二人の年齢差は2歳1か月。姉の萌音は映画・ドラマ・舞台に加えて歌手活動でも評価を高め、妹の萌歌は俳優業と並行してadieu名義の音楽活動を展開している。さらに2026年10月4日には、萌音の歌手デビュー10周年を記念した主催フェス「bouquet for ALL」で、歌手として初めて姉妹共演が実現した。
今回は、二人のプロフィール、姉妹関係、芸能活動の経緯、俳優・歌手としての違い、そして2026年の最新活動までを時系列で整理する。
【年齢差は何歳?】上白石萌音・萌歌のプロフィールを比較

上白石姉妹の年齢差は、2歳1か月1日。姉が上白石萌音、妹が上白石萌歌で、二人とも鹿児島県出身だ。
2026年10月31日時点では、萌音が28歳、萌歌が26歳となっている。
姉・上白石萌音のプロフィール
上白石萌音(かみしらいし・もね)
- 生年月日:1998年1月27日
- 年齢:28歳(2026年10月31日時点)
- 出身地:鹿児島県
- 身長:152cm
- 所属:東宝芸能
- 主な活動:俳優、歌手、舞台
- 趣味:読書、音楽鑑賞、歌、ダンス
- 資格:実用英語技能検定2級、スペイン語技能検定6級
萌音の魅力は、自然体の演技と表現力豊かな歌声を両立している点にある。
映画『舞妓はレディ』や『君の名は。』、『ちはやふる』シリーズなどで存在感を示し、テレビドラマでも幅広い役柄を演じてきた。
舞台でも評価は高く、2023年には『ダディ・ロング・レッグズ』『千と千尋の神隠し』などで第30回読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞。2026年にも第51回菊田一夫演劇賞を受賞している。
妹・上白石萌歌のプロフィール
上白石萌歌(かみしらいし・もか)
- 生年月日:2000年2月28日
- 年齢:26歳(2026年10月31日時点)
- 出身地:鹿児島県
- 身長:163cm
- 所属:東宝芸能
- 主な活動:俳優、歌手
- 音楽活動名義:adieu
- 趣味:水泳、散歩、読書、料理
- 学歴:大学卒業
萌歌は、透明感のある演技と独特の歌声が持ち味だ。
ドラマ『義母と娘のブルース』『いだてん』『ちむどんどん』などに出演し、映画や舞台でもキャリアを積み重ねてきた。
音楽面ではadieu名義で活動。俳優としての知名度だけに頼らず、独自の音楽世界を築いている。
二人の身長差は11cm。プロフィールを比較すると、同じ家庭で育った姉妹でありながら、それぞれ異なる個性と表現方法を持っていることが分かる。
【2011年が原点】東宝シンデレラオーディションで姉妹そろって受賞
上白石姉妹の芸能活動を語るうえで欠かせないのが、2011年1月9日に開催された第7回「東宝シンデレラ」オーディションだ。
このオーディションで、妹の萌歌がグランプリ、姉の萌音が審査員特別賞を受賞した。
当時、萌歌は10歳、萌音は12歳。萌歌は史上最年少でのグランプリ受賞としても話題になった。
姉妹が同じオーディションを受けた理由
萌歌は2022年のテレビ番組出演時、オーディションに応募した経緯について説明している。
もともとは姉の萌音が受ける予定だったが、応募要項に「10歳から」と記載されていたため、姉が挑戦するなら自分も受けてみようと考えたという。
つまり、二人の芸能活動の出発点には、姉の挑戦に妹が続いたという背景があった。
当時の受賞結果を整理すると、次のようになる。
| 項目 | 上白石萌音 | 上白石萌歌 |
|---|---|---|
| 生年月日 | 1998年1月27日 | 2000年2月28日 |
| 2011年当時の年齢 | 12歳 | 10歳 |
| 姉妹関係 | 姉 | 妹 |
| 東宝シンデレラ受賞 | 審査員特別賞 | グランプリ |
| 芸能活動の開始 | 2011年 | 2011年 |
| 音楽活動 | 上白石萌音名義 | adieu名義 |
| 2026年の年齢 | 28歳 | 26歳 |
第7回オーディションには4万4,120人が応募したと報じられている。その中で姉妹がそろって賞を受けたことは、二人のキャリアを象徴する出来事だった。
注目したいのは、同じオーディションに合格しながら、最終的に異なる活動スタイルを確立した点だ。
萌音は演技と歌を横断する総合的な表現者へ、萌歌は俳優としての経験を土台に、音楽でも独自の世界観を築く表現者へと成長していった。
【経歴を徹底比較】上白石萌音と上白石萌歌は何が違う?
姉妹は同じ芸能事務所に所属し、同じオーディションから活動を始めた。しかし、その後のキャリアには明確な違いがある。
上白石萌音は俳優と舞台で実績を積み重ねる
萌音は2011年のデビュー後、映画や舞台を中心に俳優としての経験を積んだ。
2014年公開の映画『舞妓はレディ』では主演を務め、歌唱力と演技力の両方が注目された。
2016年には映画『君の名は。』で宮水三葉の声を担当。同作の大ヒットによって、幅広い世代に名前が知られるようになった。
その後もテレビドラマ『恋はつづくよどこまでも』などで活躍。舞台では『千と千尋の神隠し』の千尋役を演じ、国内外で上演される作品にも参加している。
2026年は第51回菊田一夫演劇賞を受賞。俳優としての評価をさらに高める一年となった。
上白石萌歌は映像作品と音楽の両方で個性を発揮
一方、萌歌は2012年以降、映像作品や舞台で着実に経験を重ねた。
2017年にはミュージカル『魔女の宅急便』でキキ役を演じ、舞台でも存在感を示した。
その後、ドラマ『義母と娘のブルース』やNHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』、連続テレビ小説『ちむどんどん』などに出演。
2023年からはNHKの音楽番組『The Covers』でMCを務め、音楽に関する知識や表現力も披露している。
萌歌の特徴は、俳優としての活動に加え、音楽を独立した表現領域として育ててきたことだ。
二人の違いは優劣ではなく表現の方向性
萌音は舞台・映画・ドラマ・歌手活動を横断し、演技と音楽を結び付けている。
萌歌は映像作品で培った感性を、adieuという音楽名義を通じて別の形で表現している。
姉妹という共通点があるからこそ比較されやすいが、キャリアを詳しく見ると、二人は同じ方向を競い合っているわけではない。
それぞれの強みを伸ばしながら、別々のポジションを築いてきたことが、上白石姉妹の大きな特徴だ。
【歌手活動を比較】萌音の10周年と萌歌のadieu名義
上白石姉妹を語る際、俳優としての活動と同じくらい興味深いのが音楽活動の違いだ。
上白石萌音は2016年に歌手デビュー
萌音は2016年10月5日、カバーミニアルバム『chouchou』を発売し、メジャーデビューを果たした。
俳優として培った表現力を歌に生かし、カバー曲からオリジナル楽曲まで幅広く取り組んできた。
代表的な音楽作品には、アルバム『and...』『note』『name』『kibi』などがある。
2026年9月9日には、歌手デビュー10周年を記念したオリジナルアルバム『bouquet』をリリースした。
この作品には、andropの内澤崇仁、大橋トリオ、角舘健悟、水野良樹、絢香ら、多彩なアーティストが楽曲提供者として参加している。
10年間の音楽活動で築いてきた人とのつながりが、一枚の作品に集約された形だ。
上白石萌歌はadieuとして音楽活動を展開
萌歌の音楽活動を理解するうえで重要なのが、adieuという名義だ。
adieuは、2017年秋に映画『ナラタージュ』の主題歌を担当したことをきっかけに始まった音楽プロジェクトである。
ソニーミュージックの公式プロフィールでも、adieuは上白石萌歌のクリエイティブコンソーシアムとして紹介されている。
これまでの主な作品は次のとおり。
- 2017年:『ナラタージュ』でデビュー
- 2019年:ミニアルバム『adieu 1』
- 2021年:ミニアルバム『adieu 2』
- 2022年:ミニアルバム『adieu 3』
- 2024年:アルバム『adieu 4』
- 2026年4月:EP『adieu5』
adieuの楽曲は、繊細な歌声や独特の音楽表現が特徴だ。
2026年には新曲「Wanna me」や「ささくれ」なども発表。「ささくれ」は長編アニメーション映画『我々は宇宙人』の主題歌として起用された。
萌歌は俳優・上白石萌歌とは異なる音楽的な顔をadieuとして表現している。
姉妹の音楽活動を比較すると、萌音は歌手デビュー10周年という節目を迎え、萌歌はadieuという名義を通して独自の音楽性を磨いてきたことが分かる。
【2026年10月4日】bouquet for ALLで上白石姉妹の初歌手共演が実現
2026年の上白石姉妹を語るうえで、最大のトピックとなったのが「Mone Kamishiraishi 10th Live《bouquet》for ALL」だ。
このイベントは、萌音の歌手デビュー10周年を記念して開催された初の主催野外フェスティバル。
2026年10月3日・4日の2日間、神奈川県の横浜赤レンガパーク野外特設ステージで行われた。
妹・萌歌がadieuとして出演
イベント開催前の2026年7月24日、萌音の公式発表によって、妹の萌歌がadieuとして10月4日の公演に出演することが明らかになった。
姉の記念ライブに妹が参加するというだけでも注目されたが、特に大きかったのは、二人が歌手として共演するのは初めてという点だった。
それまで萌音と萌歌は、それぞれ別の音楽活動を展開してきた。
萌音は自身の名前で歌手活動を続け、萌歌はadieuとして独自の音楽世界を築いてきた。
その二人が、萌音の歌手活動10周年という節目に同じステージへ立つことになった。
10月4日のステージでは実際に姉妹デュエット
出演発表だけで終わらなかったことも、このイベントの大きなポイントだ。
2026年10月16日に公開されたnon-noの参加レポートでは、10月4日の公演で実際に行われた姉妹共演の内容が紹介されている。
adieuのステージでは、次の楽曲が披露された。
- 「ブルーアワー」
- 「泡吹」
- 「よるのあと」
- 「ダリア」
- 「ナラタージュ」
- 「ささくれ」
このうち「ダリア」と「ナラタージュ」では、萌音とのコラボレーションが実現した。
さらにライブ終盤、萌音のステージにも萌歌が再登場。今度はadieu名義ではなく、上白石萌歌として参加し、「君の名前」を姉妹で歌った。
参加者のレポートによると、二人は涙を流しながら歌唱し、ハーモニーだけでなく同じ音程を重ねる場面もあったという。
特に「君の名前」は、萌音の楽曲でありながら、萌歌自身にとっても特別な意味を持つ曲として紹介されている。
単に同じイベントに出演しただけではなく、互いの音楽を共有するステージになった点が印象的だ。
bouquet for ALLが持つ意味
このフェスは、萌音が10年間の歌手活動で築いた人とのつながりを集めたイベントでもあった。
出演者にはandrop、MONGOL800、AI、森山直太朗、GLIM SPANKY、大橋トリオ、井上芳雄など、多彩なアーティストが名を連ねた。
その中に妹の萌歌がadieuとして参加したことは、萌音の音楽活動にとっても、上白石姉妹の歴史にとっても特別な出来事だった。
2026年10月4日は、姉妹がそれぞれの音楽活動を続けてきた先で、初めて歌手として同じステージに立った記念すべき日となった。
【2026年最新】上白石萌音と上白石萌歌の現在の活動
2026年10月31日時点で、二人はともに音楽と俳優業の両面で活動を続けている。
上白石萌音の2026年の活動
萌音は歌手デビュー10周年を迎え、音楽活動が大きな節目に入った。
主なトピックは次のとおり。
- 2026年2月:アルバム『texte』を発売
- 2026年3〜4月:ライブツアー「texte」を開催
- 2026年4月:第51回菊田一夫演劇賞を受賞
- 2026年9月9日:10周年記念アルバム『bouquet』を発売
- 2026年9月20・21日:鹿児島凱旋ライブ「for HOME」を開催
- 2026年10月3・4日:横浜で「for ALL」を開催
さらに2026年10月15日には、舞台『千と千尋の神隠し』ワールドツアー2026-2028への出演が発表された。
2026年12月に台北公演から始まる予定で、2027年以降はトロント、ロサンゼルス、ロンドンなどでの公演も予定されている。
俳優としても音楽家としても、国内外で活動の幅を広げている。
上白石萌歌の2026年の活動
萌歌も2026年は多方面で活躍している。
主な活動を整理すると次のとおりだ。
- 2026年1〜3月:ドラマ『パンダより恋が苦手な私たち』主演
- 2026年2〜3月:舞台『大地の子』出演
- 2026年4月22日:adieuのEP『adieu5』発売
- 2026年5月30日:『adieu Live 2026 bleuir』開催
- 2026年7月:新曲「Wanna me」発売
- 2026年9月25日:映画『我々は宇宙人』公開、主題歌「ささくれ」を担当
- 2026年10月4日:姉・萌音の主催フェスに出演
- 2026年10月18日:台湾でadieuのライブを開催
- 2026年10月25日:Setouchi Contemporary 2026に出演
テレビではNHK『The Covers』のMCを務め、ラジオでは2026年10月からJFN系列の『今日は、ウチにいます』のパーソナリティとしても活動している。
さらに2027年1月からは、NHKドラマ10『デンジャラス』への出演も予定されている。
萌歌は俳優としての活動を続けながら、adieuとして国内外の音楽ファンに向けた発信を強めている。
【姉妹仲は良い?】萌歌が語った萌音との関係性
上白石姉妹について検索する人が気になるのが、二人の普段の関係性だろう。
芸能活動を同じ時期に始め、同じ事務所に所属しながら、それぞれ異なる分野で活躍している二人。姉妹であり、同じ仕事の世界を知る存在でもある。
萌歌が姉・萌音を「同志」と表現
2022年2月、萌歌は日本テレビ系『シューイチ』に出演した際、姉の萌音との関係について語った。
その際に使った表現が「同志」だった。
「(姉は)同志って感じがする。お仕事している時間も一緒だし、環境が一緒なので」
この発言は、姉妹の関係を理解するうえで興味深い。
一般的に姉妹というと、家族としての親密さや仲の良さが注目される。しかし、萌歌の言葉からは、同じ芸能界で活動する仕事仲間としての感覚も伝わってくる。
同じオーディションを経験し、俳優としての仕事を続け、音楽活動にも取り組んできた二人だからこそ、互いの努力や苦労を理解できる部分があるのだろう。
姉妹でありながら、それぞれの個性を尊重
二人の活動を比較すると、萌音と萌歌は必ずしも同じ作品や同じジャンルで勝負しているわけではない。
萌音は舞台や映画、ドラマ、歌手活動を横断するキャリアを築き、萌歌は俳優業に加えてadieuとしての音楽活動を確立している。
2026年の「bouquet for ALL」での共演は、こうした個々の活動を尊重しながら、姉妹として一緒に表現できることを示した出来事だった。
また、ネット上では「姉妹でライバルなのでは」「どちらが人気なのか」といった比較が見られることもあるが、本人の発言から読み取れるのは、単純な競争関係ではないということだ。
二人の関係を理解する際には、人気や出演作品の数だけでなく、それぞれの活動領域と本人が語った言葉にも注目したい。
【よくある質問】上白石姉妹に関するFAQ
Q1:上白石萌音と上白石萌歌の年齢差は何歳ですか?
A1:年齢差は2歳1か月1日です。萌音は1998年1月27日生まれ、萌歌は2000年2月28日生まれです。2026年10月31日時点では、萌音が28歳、萌歌が26歳です。
Q2:上白石姉妹はどちらが先に芸能界入りしましたか?
A2:二人とも2011年の第7回東宝シンデレラオーディションをきっかけに芸能活動を始めています。萌歌がグランプリ、萌音が審査員特別賞を受賞しました。
Q3:上白石萌歌とadieuは同一人物ですか?
A3:はい。adieuは上白石萌歌の音楽活動名義です。2017年秋に映画『ナラタージュ』の主題歌でデビューし、以降も独自の音楽活動を続けています。
Q4:上白石姉妹が歌手として初共演したのはいつですか?
A4:2026年10月4日です。萌音の歌手デビュー10周年を記念した「Mone Kamishiraishi 10th Live《bouquet》for ALL」で、萌歌がadieuとして出演し、姉妹デュエットを披露しました。
Q5:上白石姉妹の仲は良いのでしょうか?
A5:2022年のテレビ出演時、萌歌は姉の萌音を「同志」と表現しています。同じ芸能界で活動する姉妹として、互いを理解し合う関係性がうかがえます。
まとめ:上白石姉妹は異なる個性で輝く二人の表現者
上白石萌音と上白石萌歌は、2歳1か月1日の年齢差がある実の姉妹だ。
2011年の東宝シンデレラオーディションでそろって受賞した二人は、その後、俳優としてのキャリアを築きながら、それぞれ異なる音楽活動にも挑戦してきた。
姉の萌音は舞台・映画・ドラマ・歌手活動で実績を重ね、2026年には歌手デビュー10周年を迎えた。妹の萌歌は俳優としての活躍に加え、adieu名義で独自の音楽性を発展させている。
そして2026年10月4日、萌音の主催フェス「bouquet for ALL」で、二人は歌手として初めて共演。姉妹デュエットという形で、それぞれの音楽活動が一つのステージで交わった。
上白石姉妹の魅力は、単に顔立ちが似ていることや同じ芸能事務所に所属していることではない。同じ出発点から異なる道を選び、自分自身の表現を磨き続けていることにある。
今後も二人がそれぞれの分野でどのような作品を生み出し、再びどんな形で共演するのか。2026年の初歌手共演は、上白石姉妹の新たな歴史を刻む出来事となった。
主な事実確認資料
- 東宝芸能:上白石萌音・上白石萌歌の公式プロフィール、2026年活動情報。
- 東宝シンデレラオーディションの受賞記録・当時の報道。
- ソニーミュージック:adieu公式プロフィール。
- ユニバーサルミュージック:10周年アルバム『bouquet』関連発表。
- 上白石萌音公式サイト:bouquet for ALLの開催概要・出演者情報。
- non-no:2026年10月4日の姉妹共演ライブ参加レポート。
- スポニチ:2022年の萌歌による姉妹関係についての発言。