2026年の小川を評価するうえで重要なのは、単なる控え選手や守備固めという枠を超え、一軍で140試合に出場したことだ。
509打席、120安打という数字は、シーズンを通じて攻撃面でもチームに関わっていたことを示している。
現在の小川の評価は、大きく3つに分けられる。
1. 二遊間を任せられる守備の選択肢
二塁を中心に遊撃も守れることは、チーム編成上の強みだ。
内野手のポジション変更や選手のコンディションに応じて、柔軟に起用できる。特定のポジションだけに限定されない点は、長いシーズンを戦ううえで価値がある。
2. 打撃でも出場機会に応える選手へ成長
2026年の120安打は、これまでの年間最多安打だった2024年の63安打を大幅に上回る数字だ。
打率.256は突出した数字ではないものの、140試合に出場して安定した打席数を確保したことは評価できる。
一方で、出塁率.293、OPS.602という数字を見ると、打撃面ではさらなる上積みが期待される。
3. 走塁と状況判断の改善が次の課題
2024年のサヨナラ打に象徴されるように、小川には足を生かしたプレーがある。
しかし2026年は8盗塁に対して盗塁死が6回。走塁の積極性を得点につなげるには、成功率を高めることが重要になる。
また、2025年の取材では、本人が走塁で一軍に貢献する役割を意識し、守備でも投手を助ける中心的存在になりたいという考えを示していた。
小川龍成の今後を評価するための3つの指標
| 評価項目 | 2026年の実績 | 今後の注目点 |
|---|---|---|
| 打撃 | 120安打、打率.256 | 出塁率・OPSの向上 |
| 守備 | 二塁・遊撃で出場 | 守備範囲と確実性の維持 |
| 走塁 | 8盗塁 | 盗塁成功率の改善 |
小川の価値は、本塁打数や打点だけでは測れない。守備、走塁、打席での状況判断を含めた総合力が、チーム内での評価を左右する。
【プロの結論】小川龍成は攻守の総合力で評価したい選手

小川龍成を理解するうえで、特に押さえておきたい要点は3つある。
第一に、守備力を土台にプロで成長してきたこと。
前橋育英高校、國學院大學で内野手として経験を積み、大学日本代表にも選出された。プロ入り後も二遊間を中心に出場を重ね、2026年には140試合に出場した。
第二に、打撃面でも成長を続けていること。
2024年の63安打、2025年の47安打を経て、2026年は120安打を記録した。打率の上昇だけでなく、安打数と出場機会の拡大が大きな成果だ。
第三に、走力と判断力を生かしたプレーが持ち味であること。
2024年のサヨナラ賞年間大賞は、その特徴を象徴する実績だ。一方で2026年の盗塁成功率や出塁率には改善の余地があり、今後の成長を測るポイントにもなる。
小川は長打力だけで試合を決めるタイプではない。内野守備、走塁、つなぐ打撃を組み合わせてチームに貢献する選手だ。2026年に140試合へ出場した実績を踏まえると、今後は一軍のレギュラー内野手として、どこまで攻守の水準を引き上げられるかが注目される。
小川龍成に関するよくある質問(FAQ)
Q1:小川龍成の背番号は何番?
A1:千葉ロッテマリーンズでの背番号は57番。2021年のプロ入り以降、背番号57を着用している。
Q2:小川龍成の守備位置はどこ?
A2:内野手で、主に二塁手と遊撃手を守る。2026年は二塁を中心に、遊撃でも出場している。
Q3:小川龍成の2026年の打率と安打数は?
A3:2026年は140試合に出場し、打率.256、120安打、2本塁打、23打点、8盗塁を記録した。安打数は自己最多を更新している。
Q4:小川龍成はサヨナラ賞を受賞した?
A4:受賞している。2024年7月度のスカパー!サヨナラ賞と、パ・リーグの年間大賞を獲得した。7月30日の西武戦で決めたセーフティバントによるサヨナラ内野安打が対象となった。
Q5:小川龍成の出身高校と大学は?
A5:前橋育英高校から國學院大學へ進学した。大学時代には2019年の日米大学野球選手権大会に出場する大学日本代表にも選ばれている。
まとめ:小川龍成の2026年は飛躍のシーズン、次は攻守の完成度に注目
小川龍成は、前橋育英高校、國學院大學を経て、2020年ドラフト3位で千葉ロッテに入団した内野手だ。
2024年のサヨナラ賞年間大賞で勝負強さを示し、2025年には打率.264を記録。そして2026年には140試合出場、打率.256、120安打と、出場機会と安打数の両面で大きく前進した。
背番号57の小川を評価するなら、次の3点を継続してチェックしたい。
- 二塁・遊撃での守備の安定性
- 120安打を支えた打撃の再現性
- 盗塁成功率と出塁率の改善
特に2027年以降、打撃の確実性と走塁の効率をさらに高められるかは重要なテーマになる。
守備の信頼性を土台に、打撃でも結果を残せる内野手へ。 小川龍成の次のシーズンは、千葉ロッテの戦力を考えるうえでも注目したいポイントだ。