直木賞作家として知られ、カラフルなファッションと個性的なキャラクターでも人気を集めた志茂田景樹さん。2026年11月現在、86歳となった志茂田さんは、どのような生活を送っているのでしょうか。
現在の志茂田さんは、2017年に発症した関節リウマチや呼吸器疾患と向き合い、2024年5月に要介護5の認定を受けた生活を送っています。車椅子を利用し、日常生活では妻の光子さんや介護スタッフの支援を受けています。一方で、公式Xでの情報発信やノートパソコンを使った小説の執筆は継続。2026年10月にも本人の近況が報じられています。
【2026年11月最新】志茂田景樹は現在どうしている?86歳の近況

2026年11月現在、志茂田景樹さんは自宅で療養生活を送りながら、作家としての活動とSNSでの発信を続けています。
2026年8月8日には、TBS NEWS DIGが志茂田さんの自宅を独自取材。ベッドで過ごす現在の様子や、妻の光子さんによる介助、執筆活動の実情などが紹介されました。
同年10月13日には、本人の公式Xで要介護5となった現在の日常生活について説明。食事、着替え、髭剃り、排便など、身の回りの多くのことを一人では行えない状態だと明かしています。
それでも、自分でできることとしてスマートフォンの操作を挙げています。指1本で画面を操作したり、音声入力を活用したりすることで、SNSへの投稿を続けているそうです。
加えて、10月26日には原稿の修正がうまくいったことを喜び、椅子に座った姿で両腕を上げる写真を公開しました。関節の変形によって腕を上げられる範囲は限られていますが、創作の成果を素直に喜ぶ姿が伝えられています。
この投稿は10月27日にTBS NEWS DIGでも取り上げられました。2026年秋の時点でも、本人が日常の様子を発信し、原稿の修正を行っていることが分かります。
かつてテレビ番組で見せていた華やかな姿とは生活環境が大きく変わりました。しかし、作家として言葉を生み出す仕事は現在も続いています。
【病状を詳しく解説】関節リウマチと要介護5になった経緯
2017年に関節リウマチを発症
志茂田さんの健康状態に大きな変化が生じたのは2017年です。
本人の振り返りや2026年8月のTBSの取材によると、2016年頃からジョギング中に右膝の違和感を覚えるようになり、2017年春に関節リウマチと診断されました。
関節リウマチは、免疫の働きに異常が生じ、関節に炎症が起こる病気です。進行すると関節の破壊や変形、痛み、可動域の制限などにつながることがあります。
志茂田さんの場合、肘や肩、手首、指などにも影響が及び、日常的な動作が難しくなっていきました。
呼吸器疾患も治療を難しくする要因に
関節リウマチだけでなく、志茂田さんは生まれつきと思われる呼吸器疾患も抱えています。TBS NEWS DIGの2026年8月の報道では、気管支拡張症として紹介されました。
2026年10月16日のTBS NEWS DIGの記事では、本人が生来の肺疾患を理由に免疫を抑制する薬を使用できず、鎮痛剤を用いていると説明したことも伝えられています。
つまり、関節リウマチの治療だけを考えればよい状況ではなく、呼吸器疾患との兼ね合いもあるということです。複数の病気を抱えながら、身体の状態に合わせて生活しているのが現在の実情です。
2019年の転倒と腰椎圧迫骨折
さらに大きな転機となったのが2019年5月です。
本人が2026年10月に公式Xで振り返った内容によると、外出先で20センチ以上の段差があるタイル床に転倒し、腰椎を圧迫骨折しました。
この時期には関節リウマチも悪化し、車椅子を利用する生活へと変化。要介護3の認定を受けたと報じられています。
2024年5月に要介護5へ
その後も身体の状態は厳しくなり、2024年5月には要介護度が4から5へ引き上げられました。
要介護5は、介護保険制度における要介護認定の区分で最も重い段階です。日常生活の多くの場面で継続的な介護が必要になる状態を示します。
ただし、要介護5は病気の末期や余命を直接意味する医学的な分類ではありません。志茂田さんの場合も、身体の介助が広範囲に必要である一方、本人ができる活動を探しながら生活しています。
関節リウマチの原因について本人が語ったこと
2026年10月16日のTBS NEWS DIGは、志茂田さんが公式Xで複数回にわたって病気の発症を振り返った内容を報道しました。
本人は、家族に関節のトラブルを抱えた人がいたことから、遺伝的な要因を考えています。また、正月に旧東海道を長距離歩いていた経験や、寒い峠道を越えていたことも振り返っています。
ただし、これらは本人が過去を振り返って考えた要因です。長距離歩行や寒さが志茂田さんの関節リウマチを発症させたと医学的に確定したわけではありません。
【経歴と病状の年表】志茂田景樹の人生と現在までの転換点
志茂田景樹さんは、直木賞作家、児童書作家、タレントなど、複数の顔を持つ人物です。これまでの経歴と健康状態の変化を時系列で整理すると、現在の活動がどのように続いているのかが分かります。
| 時期 | 出来事・実績 | 現在につながる意味 |
|---|---|---|
| 1940年3月25日 | 静岡県生まれ | 2026年11月現在86歳 |
| 1976年 | 『やっとこ探偵』で小説現代新人賞を受賞 | 作家として本格的に活動開始 |
| 1980年 | 『黄色い牙』で第83回直木賞受賞 | 代表作として広く知られる |
| 1984年 | 『汽笛一声』で文芸大賞受賞 | 小説家としての評価を確立 |
| 1998年 | 「よい子に読み聞かせ隊」を結成 | 児童書・読み聞かせ活動にも注力 |
| 2017年 | 関節リウマチを発症 | 身体の状態に変化が生じる |
| 2019年5月 | 転倒による腰椎圧迫骨折 | 車椅子生活、要介護3へ |
| 2024年5月 | 要介護5の認定を受ける | 日常生活で広範囲の介助が必要に |
| 2026年3月 | 久々の小説単行本の出版に意欲を示す | 創作活動の継続を公表 |
| 2026年8月 | TBSが自宅を独自取材 | 妻の支援と長編小説の執筆状況を紹介 |
| 2026年10月26日 | 公式Xで原稿修正の進展を報告 | 創作を続けていることを発信 |
プロフィールや受賞歴は、本人の公式サイトや所属関連のプロフィールにも掲載されています。特に1980年の『黄色い牙』による直木賞受賞は、志茂田さんの作家人生を語るうえで欠かせない実績です。
また、1998年に結成した「よい子に読み聞かせ隊」は、作家としての活動を文学作品だけにとどめず、子どもたちに本を届ける取り組みへ広げた転換点でした。
【妻・光子さんとの現在】要介護5の生活を支える家族と介護体制
現在の志茂田さんの生活を支えている重要な存在が、妻の光子さんです。
2026年8月8日のTBS NEWS DIGによる自宅取材では、光子さんが78歳であることや、日常生活の介助を担っていることが紹介されました。
食事にも細かな介助が必要
関節の変形によって両手の可動域が制限されている志茂田さんは、食事にも苦労しています。
TBSの取材によると、食事はフォーク1本で食べられるものが中心。光子さんは、ご飯を一口サイズの海苔巻きにするなど、本人が食べやすいように工夫しているそうです。
こうした日常の小さな支援が、志茂田さんの生活を支えています。
本人が語った妻への思い
同じ取材で、志茂田さんは妻について、単なる介護者という枠を超えた存在であることを語っています。
「ママ(妻)は、お母さんでもあるし、友達でもあるし、年季のいった夫婦でもあるし。壊れない絆で結ばれている」
長年連れ添った夫婦としての信頼関係が、現在の生活の大きな支えになっていることがうかがえます。
介護サービスや周囲の協力も不可欠
志茂田さんの生活は、妻一人の介助だけで成り立っているわけではありません。訪問介護、訪問看護、訪問入浴など、複数の介護サービスや周囲の協力を受けています。
2026年8月の報道では、入浴などにも複数のスタッフによる介助が必要な生活が紹介されました。
これは、高齢の夫婦が互いに支え合う「老老介護」の側面と、外部の専門的な支援を組み合わせた在宅生活の実例でもあります。
本人も、家族や介護に携わる人々への感謝をSNSで伝えています。妻の存在だけでなく、周囲の支援体制があってこそ、現在の創作活動を続けられているのです。
【現在の執筆活動と出版予定】86歳でも小説を書き続ける理由
志茂田景樹さんの近況で特に注目したいのが、身体の自由が制限されても作家としての仕事を手放していないことです。
ノートパソコンで長編小説を執筆
2026年8月のTBS NEWS DIGの独自取材では、志茂田さんがノートパソコンを使って長編小説を執筆していることが明らかになりました。
当時の報道によると、執筆時間は1日平均30分ほどで、400~600字程度のペース。指の動きに制限があるため、通常の作家のように長時間集中して書くことは難しいものの、少しずつ原稿を積み重ねています。
一方、10月13日の本人の投稿では、パソコンのキーボード入力は1分間に10字ほどと説明されました。日によって作業環境や身体の状態が異なることも考えられますが、いずれにしても執筆には相当な時間と工夫が必要です。
2026年に小説単行本を出版できる可能性
2026年3月22日、志茂田さんは公式Xで、久々に小説の単行本を出版できそうだと報告しました。
80歳を過ぎてから自己啓発書などを4冊出版してきたことにも触れ、今後も小説を書きたいという意欲を示しています。
加えて、同年8月のTBSの取材では、長編小説を2作品書き上げることを目標としていると説明。特に力を入れたい題材として、介護をテーマにした小説を挙げました。
若い介護ヘルパーの恋愛なども描きながら、現在の介護問題を掘り下げる構想があるといいます。
ただし、2026年11月3日時点で、これらの小説について正式な書名や発売日が発表されたという情報は確認できません。3月の発言は出版への見通しであり、発売が確定したという意味ではありません。
10月26日の投稿にも表れた創作意欲
2026年10月26日のX投稿では、原稿の修正がうまくいったことを喜び、両腕を上げる姿を公開しました。
この投稿で興味深いのは、身体的な制約そのものではなく、原稿を直せたという創作上の達成感を前面に出している点です。
直木賞を受賞した作家としての経験を持ちながら、現在も一つの原稿と向き合い続ける姿勢は、志茂田さんの現在を象徴するものといえます。
【よい子に読み聞かせ隊の現在】児童書作家としての活動はどうなった?
志茂田景樹さんを語る際に忘れてはならないのが、児童書や絵本の読み聞かせ活動です。
1998年11月に結成された「よい子に読み聞かせ隊」は、志茂田さんが隊長を務め、子どもたちに絵本を読み聞かせる活動を行ってきました。
全国で1900回に達した読み聞かせ公演
本人の公式プロフィールによると、読み聞かせ公演は2017年7月に通算1900回に到達しています。
1999年には絵本シリーズの刊行も始まり、志茂田さんは小説家だけでなく、絵本作家、児童書作家としても実績を積み重ねてきました。
代表的な作品の一つが、2014年に第19回日本絵本賞読者賞を受賞した『キリンがくる日』です。木島誠悟さんが絵を担当した作品で、子どもたちに向けた創作活動の成果を示しています。
2026年現在は読み聞かせ公演を休止
一方、2026年7月10日のTBS NEWS DIG関連報道では、講演活動と「よい子に読み聞かせ隊」の活動は休止中と紹介されています。
現在は、身体の状態を踏まえて外出を伴う公演や講演を続けることが難しくなり、小説、エッセイ、童話、自己啓発書などの創作活動に重点を置いている状況です。
したがって、過去の公演実績と現在の活動状況は分けて理解する必要があります。読み聞かせ隊は志茂田さんの大切な活動歴ですが、2026年現在も全国で公演を継続しているという状況ではありません。
【死亡説・生存確認】志茂田景樹は亡くなった?現在の発信状況を検証
志茂田景樹さんについて検索すると、死亡説や生存確認に関する疑問を持つ人もいます。
しかし、2026年11月3日までに確認できる本人の発信や主要報道には、死亡を裏付ける情報はありません。
むしろ、2026年10月26日には本人が公式Xを更新し、原稿の修正がうまくいったことを報告しています。その内容は翌27日にTBS NEWS DIGでも報道されました。
また、10月13日には要介護5の生活について、10月16日には関節リウマチの発症を振り返る投稿について報道されています。
これらの情報から、少なくとも2026年10月26日時点で本人が生存し、SNSでの発信や創作活動を続けていたことは確認できます。
死亡説が生じる背景には、テレビ出演の減少や、車椅子生活・要介護5という健康状態への関心があると考えられます。しかし、テレビへの露出が少なくなったことと、本人の生死は別の問題です。
現在の状況を知るには、本人の公式Xや直近の取材記事を確認することが適切です。
【志茂田景樹の現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:志茂田景樹さんは2026年現在何歳ですか?
A1:1940年3月25日生まれのため、2026年11月現在86歳です。
Q2:志茂田景樹さんは現在も生きていますか?
A2:はい。2026年10月26日に本人が公式Xを更新し、原稿の修正について報告しています。翌27日にはTBS NEWS DIGもその投稿を報じています。
Q3:志茂田景樹さんの病気は何ですか?
A3:2017年に発症した関節リウマチと、生来の呼吸器疾患を抱えています。報道では気管支拡張症も紹介されています。関節の変形や痛みがあり、日常生活に大きな制限が生じています。
Q4:志茂田景樹さんはなぜ要介護5になったのですか?
A4:関節リウマチの進行や2019年の転倒による腰椎圧迫骨折などが重なり、介助を必要とする範囲が広がったためです。2024年5月に要介護5の認定を受けました。
Q5:妻の光子さんは現在も介護を支えていますか?
A5:はい。2026年8月のTBSの独自取材では、78歳の光子さんが食事の準備など日常生活を支えていることが紹介されました。訪問介護や看護などの外部サービスも利用しています。
Q6:志茂田景樹さんは現在も小説を書いていますか?
A6:はい。ノートパソコンを使って長編小説の執筆を続けています。2026年には久々の小説単行本の出版にも意欲を示しました。ただし、発売日や正式な作品名は公表されていません。
Q7:「よい子に読み聞かせ隊」は現在も活動していますか?
A7:2026年7月の報道では活動休止中とされています。過去には全国で読み聞かせ公演を行い、2017年7月には通算1900回に到達しました。
まとめ:志茂田景樹の現在は療養と創作を両立する86歳
2026年11月現在、志茂田景樹さんは86歳。関節リウマチや呼吸器疾患を抱え、要介護5の認定を受けながら、車椅子を利用する生活を送っています。
食事や着替えなど日常生活の多くに介助が必要で、妻の光子さんや介護スタッフの支援が欠かせません。身体の痛みや関節の変形もあり、以前のように自由に動くことは難しい状況です。
しかし、作家としての活動は終わっていません。スマートフォンでのSNS投稿や、ノートパソコンを使った小説の執筆を続け、介護を題材にした作品にも意欲を見せています。
1980年に『黄色い牙』で直木賞を受賞し、児童書や絵本の世界でも活躍してきた志茂田さん。その人生を振り返ると、現在の姿は単なる療養生活ではなく、表現者としての仕事を自分なりの方法で続ける日々でもあります。
2026年10月26日の本人の投稿からも、原稿の修正を喜び、次の仕事に向き合う姿勢が伝わってきます。
今後は、構想中の長編小説や介護をテーマにした作品がどのような形で発表されるのかが注目されます。志茂田景樹さんの現在を知るうえでは、病状だけでなく、作家として続けている仕事や本人自身の発信にも目を向けたいところです。
主な情報源: 志茂田景樹公式プロフィール、TBS NEWS DIG(2026年8月8日・10月13日・10月16日・10月27日)、日刊スポーツ、スポニチ、オリコンニュース。