2026年現在、日本人女性宇宙飛行士として知られるのは、向井千秋、山崎直子、米田あゆの3人です。日本人女性初の宇宙飛行を実現した向井千秋、スペースシャトルで国際宇宙ステーション(ISS)の建設・運用に携わった山崎直子、そして2024年10月にJAXA宇宙飛行士として認定された米田あゆ。それぞれ異なる専門性と経歴を持ち、日本の有人宇宙開発を支えてきました。
特に注目されるのが、2026年現在も訓練を続ける米田あゆの動向です。東京大学医学部を卒業した医師としての経験を持ち、2026年には米国での水上サバイバル訓練にも参加しています。過去の宇宙飛行実績から最新の訓練状況、女性宇宙飛行士になるための条件や仕事内容まで、JAXAの公式資料を中心に整理します。
【日本人女性宇宙飛行士一覧】向井千秋・山崎直子・米田あゆの3人を紹介

日本人女性宇宙飛行士の歴史を振り返ると、それぞれの時代で異なる役割を果たしてきた3人の存在が浮かび上がります。
最初に宇宙へ飛び立ったのは向井千秋です。その後、山崎直子がスペースシャトルのミッションに参加し、2024年には米田あゆが新たな宇宙飛行士として認定されました。
向井千秋:日本人初の女性宇宙飛行士
向井千秋は1952年、群馬県館林市生まれ。慶應義塾大学医学部を1977年に卒業し、医師として心臓血管外科などの医療分野で経験を積みました。
1985年、宇宙開発事業団(NASDA、現在のJAXA)によって、搭乗科学技術者(ペイロードスペシャリスト)候補者に選定されます。
1994年7月、スペースシャトル「コロンビア号」に搭乗。第2次国際微小重力実験室計画(IML-2/STS-65)に参加し、日本人初の女性宇宙飛行士として宇宙へ飛び立ちました。
このミッションでは、微小重力環境を利用した生命科学、材料科学、宇宙医学などの実験を担当。人間の身体が宇宙環境でどのように変化するのかという研究にも貢献しました。
さらに1998年10月には、スペースシャトル「ディスカバリー号」のSTS-95ミッションに参加し、2度目の宇宙飛行を実現しています。
JAXAの飛行履歴によると、向井の宇宙滞在実績は合計2回、567時間39分、日数にして約23.7日です。
宇宙飛行士としての活動後も、宇宙医学や有人宇宙開発に関する研究・教育に携わってきました。2026年に確認できるJAXAのプロフィールでは特別参与、東京理科大学では特任副学長として紹介されています。
山崎直子:ISSでロボットアーム操作を担当
山崎直子は1970年、千葉県松戸市生まれ。東京大学工学部航空学科を卒業し、同大学大学院で航空宇宙工学を学びました。
1996年に宇宙開発事業団へ入社した後、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」の開発業務に従事。宇宙飛行士として選抜される以前から、宇宙施設の設計・開発に関わっていた人物です。
1999年2月、ISSに搭乗する宇宙飛行士候補者として選抜され、2001年9月に宇宙飛行士として認定されました。
2010年4月、スペースシャトル「ディスカバリー号」によるSTS-131ミッションに参加。ミッションスペシャリストとして、ISSへの物資移送作業の取りまとめや、ISSおよびスペースシャトルのロボットアーム操作を担当しました。
この飛行には、ISSに長期滞在していた野口聡一も参加していました。日本人宇宙飛行士2人が初めて同時に軌道上に滞在し、共同作業を行った歴史的なミッションです。
JAXAの記録では、山崎の宇宙滞在時間は362時間47分、約15.1日。2011年8月にJAXAを退職した後も、宇宙開発や科学教育の分野で活動を続けています。札幌市青少年科学館の名誉館長も務めています。
米田あゆ:医師から宇宙飛行士へ
米田あゆは1995年生まれ。東京大学医学部医学科を2019年3月に卒業した医師です。
卒業後は東京大学医学部附属病院に勤務し、2021年4月には日本赤十字社医療センターへ入職。2022年10月からは虎の門病院に派遣され、医療現場で経験を積みました。
2023年2月、JAXAの宇宙飛行士候補者選抜に合格。4月にJAXAへ入構し、宇宙飛行士候補者として基礎訓練を開始しました。
約1年半にわたる訓練を経て、2024年10月21日付で宇宙飛行士として正式に認定されています。
医師としての医学的知識や、医療現場で培った冷静な判断力は、宇宙医学や宇宙環境での健康管理にも関連する専門性です。2026年現在は、将来のミッションへのアサインメントに向けて訓練を続けています。
JAXAの公式プロフィールでも、米田は宇宙飛行士グループに所属する宇宙飛行士として掲載されています。
【歴代女性宇宙飛行士を比較】向井千秋・山崎直子・米田あゆの経歴と飛行実績
3人の経歴を比較すると、宇宙飛行士としての専門性や活動段階が異なることが分かります。
向井千秋は医師としての専門性を宇宙医学研究に生かし、山崎直子は航空宇宙工学の知識を背景にISSの運用やロボットアーム操作を担当しました。米田あゆは医療経験を持つ新世代の宇宙飛行士として、次の有人宇宙活動に向けて準備しています。
| 人物 | 主な経歴・専門分野 | 宇宙飛行実績 | 2026年時点の状況 |
|---|---|---|---|
| 向井千秋 | 慶應義塾大学医学部卒業。医師・医学博士。宇宙医学、生命科学。 | 1994年STS-65、1998年STS-95。2回、567時間39分。 | JAXA特別参与、東京理科大学特任副学長。 |
| 山崎直子 | 東京大学工学部卒業、航空宇宙工学専攻。ISS開発業務に従事。 | 2010年STS-131。1回、362時間47分。 | JAXA退職後、宇宙開発・科学教育などに携わる。 |
| 米田あゆ | 東京大学医学部医学科卒業。医師として病院勤務を経験。 | 宇宙飛行実績なし。2024年10月に宇宙飛行士認定。 | 2026年も訓練を継続し、ミッションへの任命を目指す。 |
※宇宙滞在時間はJAXAの飛行履歴に掲載された2026年1月現在のデータ。打ち上げから着水・着地までの時間を示しています。
宇宙滞在時間で比較すると向井千秋が最多
実際の飛行時間を比較すると、向井千秋が約23.7日、山崎直子が約15.1日です。向井は2回、山崎は1回のスペースシャトル搭乗経験を持っています。
ただし、宇宙滞在時間だけで宇宙飛行士としての能力や貢献度を比較することはできません。
向井は科学実験の遂行、山崎はISSの物資輸送やロボットアーム操作など、それぞれ異なる専門任務を担いました。ミッションの目的や担当業務を含めて評価が必要です。
【2026年最新】米田あゆの現在は?JAXAでの訓練状況と今後の宇宙飛行
2026年の日本人女性宇宙飛行士をめぐる最大の注目人物が米田あゆです。
宇宙飛行士として認定された後も、すぐに宇宙へ行けるわけではありません。ISSで安全に活動するためには、宇宙船の操作、緊急事態への対応、無重量環境での作業など、さまざまな技能を身につける必要があります。
2024年10月21日に正式認定
JAXAは2024年10月22日、米田あゆと諏訪理の宇宙飛行士認定を発表しました。
2人は2023年から宇宙飛行士候補者として基礎訓練を受け、ISSでの活動だけでなく、月周回有人拠点「ゲートウェイ」や将来の月面活動を見据えた基礎訓練項目を修了しています。
審査委員会による審査を経て、2024年10月21日付で宇宙飛行士として認定されました。
この認定は、候補者としての訓練段階を終え、正式な宇宙飛行士としてのキャリアが始まったことを意味します。
2026年4月:NBLで水上サバイバル訓練の準備
2026年4月には、米田と諏訪がNASAジョンソン宇宙センターにある中性浮力訓練施設(NBL)で、水上サバイバル訓練に向けた準備段階の訓練を実施しました。
NBLは、水中で浮力を調整することで無重量環境を模擬する施設です。宇宙飛行士が宇宙服を着用した状態での作業などを練習するために利用されています。
2026年4月:米国ペンサコーラで実践的な訓練
2026年8月26日に公開されたJAXAの活動レポートによると、米田と諏訪は同年4月、米国フロリダ州ペンサコーラにある米海軍航空基地で水上サバイバル訓練に参加しました。
訓練期間は約1週間。NASAの宇宙飛行士候補者とも合同で実施されました。
想定されたのは、航空機が緊急事態によって水上に不時着した場合です。安全に機体から脱出し、救助隊が到着するまで水上で生存するための知識と技術を習得します。
具体的には、次のような内容が含まれていました。
- 水泳テスト
- 生理学に関する座学
- 低酸素環境への対応訓練
- 航空機座席からの射出訓練
- パラシュート訓練
- 水中からの脱出訓練
- 負傷者を想定した救出訓練
特に水中脱出訓練では、ヘリコプターの模擬装置を水中に沈め、上下が逆転した状態から脱出する訓練も行われました。
こうした訓練は、単に泳力を確認するためのものではありません。緊急事態で方向感覚を失った場合でも、冷静に状況を判断し、チームで協力して行動できるかを確かめる意味があります。
2026年11月2日時点で確認できるJAXAの米田に関する最新の具体的な訓練レポートは、この8月26日公開のペンサコーラでの活動です。
米田あゆの宇宙飛行はいつ?
ここで押さえておきたいのが、宇宙飛行士としての認定と、実際の宇宙飛行は別の段階だという点です。
JAXAの公式プロフィールでは、米田はアサインメント(搭乗ミッションへの任命)に向けて訓練中とされています。
2026年11月2日時点で、米田の初飛行について確定した搭乗日程はJAXAの公開プロフィールから確認できません。
したがって、2026年現在の米田は「宇宙飛行士として正式認定済みだが、宇宙飛行はこれから」という段階です。
医師としての経歴に加え、国際的な訓練経験を積み重ねている米田が、今後どのようなミッションに参加するのかが注目されます。
【女性宇宙飛行士の仕事内容】ISSで担う任務と男女の違いを解説
宇宙飛行士と聞くと、ロケットに乗って宇宙へ行くことが主な仕事だと思われがちです。しかし、実際の業務はそれだけではありません。
JAXAによると、現在の宇宙飛行士の中心的な任務は、国際宇宙ステーション(ISS)に数か月から半年ほど滞在し、科学実験や施設運用を行うことです。
ISSで担当する主な仕事内容
宇宙飛行士の任務は、大きく分けると次の4つです。
- 科学実験:微小重力環境を利用し、物理学、医学、生物学、材料科学などの研究を行う。
- 施設の運用:ISSや日本実験棟「きぼう」の設備を操作し、システムの状態を管理する。
- 修理・保全:機器の点検や故障対応、必要に応じた船外活動を実施する。
- 地上との連携:管制室や研究者と情報を共有し、実験や運用を計画どおりに進める。
特に日本が開発した「きぼう」は、日本人宇宙飛行士の重要な活動拠点です。科学実験だけでなく、宇宙環境を利用した新しい技術の研究にも使われています。
また、宇宙飛行士の仕事は地上でも続きます。搭乗前の訓練、宇宙機器の開発支援、後輩宇宙飛行士の訓練、研究者との打ち合わせ、一般向けの教育・広報活動なども重要な業務です。
女性宇宙飛行士と男性宇宙飛行士に仕事内容の違いはある?
基本的に、女性だから科学実験、男性だから船外活動というような性別による職務分担はありません。
宇宙飛行士の担当業務は、本人の専門性、訓練で身につけた技術、ミッションの目的、チーム構成などによって決まります。
向井千秋が宇宙医学や生命科学の実験を担当し、山崎直子がロボットアーム操作や物資移送を担当したことからも、専門分野とミッションに応じて仕事が割り当てられていることが分かります。
もちろん、宇宙での健康管理や宇宙服・生活設備の設計では、身体的な個人差や性別に関連する医学的な研究も必要です。しかし、それは女性に特定の仕事しか任せないという意味ではありません。
世界初の女性宇宙飛行士は誰?
世界で初めて宇宙飛行を実現した女性は、旧ソ連のワレンチナ・テレシコワです。
1963年6月16日、宇宙船ボストーク6号に搭乗し、女性として初めて宇宙へ飛び立ちました。
その後、1983年には米国のサリー・ライドがスペースシャトル「チャレンジャー号」に搭乗し、米国人女性初の宇宙飛行士となっています。
さらに1984年には、スベトラーナ・サビツカヤが女性として初めて船外活動を実施しました。
日本人女性初の宇宙飛行は1994年の向井千秋です。世界初の女性宇宙飛行から約31年後、日本人女性も有人宇宙開発の歴史に名を刻みました。
【宇宙飛行士になるには】JAXA女性宇宙飛行士の選抜試験と必要な能力
女性が宇宙飛行士になるために、特別な女性専用の資格が設けられているわけではありません。JAXAの宇宙飛行士候補者選抜に応募し、医学的な適性や専門知識、チームで働く能力などについて総合的な審査を受ける必要があります。
2021年度のJAXA宇宙飛行士募集で示された応募条件
米田あゆが合格した2021年度の募集では、従来の募集と比較して応募条件が大きく見直されました。
JAXAの募集要項や公式FAQによると、主な条件は次のとおりです。
- 日本国籍を有すること。
- 2021年度末時点で3年以上の実務経験を有すること。
- 身長149.5~190.5cmの範囲であること。
- 両眼とも遠距離視力が矯正視力1.0以上であること。
- 正常な色覚と聴力を有すること。
なお、修士号取得者は1年、博士号取得者は3年の実務経験として換算される条件も設けられていました。
この募集では、特定の学歴や専門分野に限定しない方針が採用されました。宇宙開発に直接関係する仕事だけでなく、医療、研究、教育、企業など、幅広い分野から人材を募る方向へ変化したことが特徴です。
ただし、これらは2021年度募集時の条件です。今後の募集では応募資格が変更される可能性があります。
JAXA宇宙飛行士選抜試験はどのように進む?
2021年度の選抜は、書類選抜から第3次選抜までの段階を踏む、長期間の審査でした。
- 書類選抜:エントリーシートなどから応募者の経験や志望動機を審査。
- 第0次選抜:英語、一般教養、STEM分野、小論文、適性検査など。
- 第1次選抜:医学検査、プレゼンテーション、資質特性、運用技量などを評価。
- 第2次選抜:医学検査や英語面接、資質特性に関する面接など。
- 第3次選抜:医学・資質特性・運用技量の検査、総合面接など。
JAXAの選抜レポートでは、選抜期間は約1年と説明されています。知識だけではなく、極限環境での判断力、コミュニケーション能力、協調性なども重視されます。
女性の応募者はどれくらいいる?
2021年度募集では、書類選抜に合格した2,266人のうち、女性は485人で21.4%でした。男性は1,778人で78.5%、その他を選択した人は3人でした。
その後の第1次選抜では、合格者50人のうち女性は6人、12.0%となっています。
これらは各段階の合格者に占める構成比であり、男女別の合格率を直接示す数字ではありません。ただし、女性宇宙飛行士を目指す人材が選抜に参加し、実際に候補者として選ばれていることを示す資料です。
最終的に2023年2月、JAXAは米田あゆと諏訪理の2人を宇宙飛行士候補者として選抜しました。米田の選抜は、日本の女性宇宙飛行士の新しい世代を切り開く出来事となりました。
宇宙飛行士に向いている人の特徴
JAXAが求める能力を踏まえると、宇宙飛行士を目指すうえで重要なのは次のような資質です。
- 専門分野を持ち、未知の分野も積極的に学べる。
- 緊急事態でも冷静に判断できる。
- 他人の意見を理解し、チームとして行動できる。
- 異なる文化や言語を持つ人々と協力できる。
- 長期間の訓練を継続できる精神力と体力がある。
米田あゆの医師としての経験や、山崎直子の航空宇宙工学の経験は、異なる専門性が宇宙開発に生かされることを示しています。
宇宙飛行士に必要なのは、単に宇宙が好きという気持ちだけではありません。専門能力を磨き続けながら、チームの一員として責任を果たせることが大切です。
【プロの結論】女性宇宙飛行士の歴史から読み解く日本の有人宇宙開発
日本人女性宇宙飛行士の歩みを振り返ると、単に女性の宇宙進出が進んだというだけではなく、日本の宇宙開発そのものが発展してきたことが分かります。
向井千秋の時代は、スペースシャトルを利用した科学実験や宇宙医学研究が重要な役割を担っていました。山崎直子の時代には、国際宇宙ステーションの建設や運用が進み、日本人宇宙飛行士の活動範囲も広がりました。
そして米田あゆの世代では、ISSでの活動に加えて、月周回有人拠点ゲートウェイや月面探査も将来の活動領域として視野に入っています。
注目すべき3つの変化
1. 専門分野の多様化
宇宙飛行士のキャリアは、宇宙工学や航空分野だけに限られません。医師である向井千秋や米田あゆのように、医学の専門知識を宇宙活動に生かす道もあります。
2. ISSから月面探査への展開
ISSは現在の有人宇宙活動の重要な拠点ですが、将来的には月周回拠点や月面での活動も視野に入っています。宇宙飛行士には、これまで以上に幅広い技術や判断力が大切です。
3. 宇宙飛行士の役割が地上にも広がっている
宇宙飛行士は宇宙へ行くだけの職業ではありません。研究者との連携、宇宙機器の開発支援、後進の育成、一般社会への情報発信など、地上での仕事も重要です。
女性宇宙飛行士の活躍を評価する際も、宇宙に行った回数だけでなく、科学研究や技術開発、国際協力にどのような貢献をしているかを見る必要があります。
向井千秋、山崎直子が残した実績を米田あゆがどのように引き継ぎ、次の有人宇宙探査につなげていくのか。そこに日本の宇宙開発の新たな可能性があります。
【日本人女性宇宙飛行士】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:日本人女性宇宙飛行士は全部で何人いますか?
A1:JAXAの宇宙飛行士として確認できる日本人女性は、向井千秋、山崎直子、米田あゆの3人です。このうち、実際に宇宙飛行を経験しているのは向井千秋と山崎直子の2人です。
Q2:日本人初の女性宇宙飛行士は誰ですか?
A2:向井千秋です。1994年7月、スペースシャトル「コロンビア号」に搭乗し、日本人女性として初めて宇宙飛行を実現しました。
Q3:米田あゆは2026年現在、宇宙に行っていますか?
A3:2026年11月2日時点で、米田あゆの宇宙飛行実績はありません。2024年10月に正式認定され、2026年もミッションへの任命に向けて訓練を続けています。
Q4:女性宇宙飛行士の世界初は誰ですか?
A4:旧ソ連のワレンチナ・テレシコワです。1963年6月16日にボストーク6号で宇宙飛行を行い、女性として初めて宇宙へ行きました。
Q5:女性でも男性と同じ宇宙飛行士になれますか?
A5:なれます。JAXAの選抜では、性別による職務の区別ではなく、医学的適性、専門知識、判断力、協調性などが総合的に評価されます。
Q6:宇宙飛行士になるには医学部や理工学部を卒業する必要がありますか?
A6:2021年度のJAXA募集では、特定の大学や専攻を卒業していることは応募条件として必須ではありませんでした。実務経験や医学的特性などが審査されました。募集条件は募集年度によって変わる可能性があります。
Q7:向井千秋と山崎直子は何回宇宙へ行きましたか?
A7:向井千秋は1994年と1998年の計2回、山崎直子は2010年の1回です。JAXAの記録では、宇宙滞在時間は向井が567時間39分、山崎が362時間47分となっています。
まとめ:日本人女性宇宙飛行士の未来は米田あゆの次の挑戦へ
日本人女性宇宙飛行士の歴史は、向井千秋、山崎直子、米田あゆの3人によって新たな段階へ進んできました。
向井千秋は日本人女性初の宇宙飛行を実現し、2度のスペースシャトル搭乗で宇宙医学や生命科学の研究に貢献しました。山崎直子はISSの運用やロボットアーム操作を担当し、日本人宇宙飛行士の国際的な活動を広げました。
そして米田あゆは、医師としての専門性を持つ新世代の宇宙飛行士として、2024年の正式認定を経て2026年も訓練を続けています。
特に注目したいのは、宇宙飛行士に求められる能力が多様化していることです。医学、工学、科学、国際協力など、さまざまな分野の専門性が有人宇宙開発を支えています。
これからの女性宇宙飛行士を追う際は、認定日と実際の搭乗日、訓練実績と正式なミッション任命を区別して確認することが大切です。
米田あゆの初飛行、そして将来の月探査への参加が実現するのか。日本人女性宇宙飛行士の次の歴史的な一歩に期待が集まります。
主な事実確認資料: JAXA公式プロフィール、JAXA宇宙飛行士活動レポート(2026年8月26日)、JAXAの2024年10月22日付認定発表、JAXA有人宇宙活動データ(2026年1月現在)、NASAの女性宇宙飛行史資料。