「山田勝己は現在何をしているのか」「もうSASUKEを引退したのか」という疑問を持つ読者も多い。
2026年の活動を確認すると、山田は選手としての挑戦だけにとどまらず、レジェンド選手として番組やイベントを支える立場でも活躍している。
2025年は60歳でSASUKEに出場
2025年12月24日に放送された『SASUKE2025』第43回大会では、山田は60歳で出場した。
還暦を迎えた山田は、赤いちゃんちゃんこ姿で登場。注目された挑戦だったが、1stステージの新プリズムシーソーでバランスを崩し、着水してリタイアとなった。
競技後、ORICON NEWSの報道によると、山田は次のようにコメントしている。
「SASUKEが本当に大好きで。寝てもさめても考えて。28年やってきて、今の実力はここまでかな」
一方で、山田は黒虎の存在にも触れ、今後についても力強い言葉を残した。
「黒虎魂をまだまだ見せ続けなアカンので。最後まであきらめないので、これからもよろしくお願いいたします」
この発言は、引退宣言とは異なる。自分の現在の実力を受け止めながらも、挑戦を続ける意志を示したものだ。
2026年はレジェンドサポーターとして出演
2026年の大きな動きが、8月24日放送の『SASUKEワールドカップ2026』への参加だ。
TBSの公式番組情報では、山田勝己は次の5人とともに、正式に「レジェンドサポーター」として掲載されている。
- 山田勝己
- 長野誠
- 山本進悟
- 漆原裕治
- 水野裕子
これは競技者として出場する役割とは異なり、歴代のSASUKEを支えてきた人物として大会を盛り上げる立場だ。
同大会では、山田軍団・黒虎のエースである山本良幸がJAPAN Redに参加。加えて、山田の愛弟子として知られる中島結太はJAPAN U20の一員として世界大会に挑戦した。
山田自身が競技に立つだけでなく、育ててきた選手たちが国際舞台で戦うという新しい関わり方が見られた。
SASUKEアイドル予選会2026にも応援ゲストとして参加
2026年10月1日には、千葉県のキッコーマンアリーナで「SASUKEアイドル予選会2026」が開催された。
TBS公式発表では、山田勝己は川口朋広、日置将士、大嶋あやのとともに応援ゲストとして出演。
出場者への声援だけでなく、競技の解説も担当することが発表されていた。
ここで押さえておきたいのは、2026年の山田の肩書きには大会ごとの違いがあることだ。
- SASUKEワールドカップ2026:レジェンドサポーター
- SASUKEアイドル予選会2026:応援ゲスト
- SASUKE2026本大会:年末放送予定として告知されている
10月31日時点では、年末のSASUKE2026本大会について、山田の出場結果や本戦での新たな役割を確定情報として扱うことはできない。
それでも、TBSの公式情報からは、山田が2026年も番組に関わり続けていることが明確に読み取れる。
【山田軍団・黒虎とは】山田勝己が育てる後継者と黒虎坂の練習方法

山田勝己の現在を語るうえで欠かせないのが「山田軍団・黒虎」だ。
黒虎は、山田を慕う若手選手たちが集まり、SASUKE完全制覇を目指してトレーニングを重ねるチームである。
黒虎を結成した背景
山田は2012年の第28回大会を一つの区切りとして現役選手としての活動から退き、その後、自分を慕う若手たちとともに山田軍団・黒虎を結成した。
目的は、自分一人で完全制覇を目指すことから、仲間とともにその夢を追うことへと広がっていった。
山田は選手に対して、技術だけでなく精神面の成長も求めている。
2023年のインタビューでは、黒虎に中学生のメンバーもいることに触れ、SASUKEが子どもたちにも浸透していることを語っていた。
黒虎の代表的な選手
山本良幸
黒虎を代表する実力者。2026年のSASUKEワールドカップではJAPAN Redのメンバーとして出場した。山田の指導を受ける選手の中でも、特に高い競技実績を持つ。
中島結太
若手の有望選手。TBSの2026年ワールドカップ公式紹介では、2大会連続で3rdステージに進出した実力者として紹介され、JAPAN U20のメンバーに選ばれた。
この2人の活躍は、山田が育ててきた選手たちの実力を示す事例だ。
山田自身が完全制覇を達成していなくても、弟子たちが3rdステージに進み、国際大会で日本代表として戦うことには大きな意味がある。
黒虎坂とは?傾斜18度・約150mの練習環境
黒虎の練習を象徴する存在が、通称「黒虎坂」だ。
還暦維新の本人インタビューによると、黒虎坂は次のような特徴を持つ。
- 傾斜:約18度
- 距離:約150m
- 主な練習:坂道を走る反復トレーニング
- 山田の習慣:ほぼ毎日走る
山田は年齢を重ねても坂道でのトレーニングを続けていると語っている。
また、過去には何十キロもの荷物を背負った坂道走や、懸垂を大量に繰り返す練習も行っていた。
ただし、これらは一般の人がそのまま再現するべきトレーニングではない。
本人は過去の過度な練習によって、肉離れや膝・腰の故障を繰り返し、医師から運動を止められた経験も明かしている。
黒虎坂から学べるのは、単純な練習量ではない。継続的な走力の強化、競技に必要な身体づくり、そして長期的に挑戦する姿勢だ。
【引退説の真相】山田勝己は本当にSASUKEを引退したのか
山田勝己には、過去に何度も引退を決意した時期がある。
そのため、ネット上では現在も「山田勝己は引退したのか」という疑問が検索されている。
実際の経緯を整理すると、引退説が生まれた背景が見えてくる。
第8回大会で最初の引退を決意
第6回大会終了後、山田は過酷な練習の影響で体調を崩した。
医師から運動を止められ、半年ほど休養したという。
その後、体調が回復すると再びSASUKEに出たいという思いが強くなり、医師と家族に最後の出場を懇願した。
復帰した第7回大会では1stステージでリタイア。続く第8回大会では、本当に最後にすると決意して臨んだ。
しかし、競技から離れることはできず、第9回大会にも出場した。
第10回大会で再びSASUKEへの情熱を表明
第10回大会では、山田の代名詞ともいえる「俺にはSASUKEしかないんですよ」という言葉が生まれた。
その後、第16回大会でも引退を口にしたが、再び撤回している。
2012年の引退と2020年の復帰
2012年の第28回大会を区切りに、山田は一度、現役選手としての活動から退いた。
その後は山田軍団・黒虎の指導に力を注ぐようになった。
しかし、2020年の第38回大会で再びステージに立つ。
さらに2021年には、引退することを引退する、つまり生涯現役で挑戦を続けるという姿勢を示した。
2025年には60歳で第43回大会に出場し、2026年もレジェンドサポーターや応援ゲストとしてSASUKEに参加している。
したがって、過去の引退決意と、現在の活動を混同するべきではない。
2026年10月現在、山田勝己がSASUKEから完全に身を引いたという状況ではない。
【プロの結論】山田勝己の評価は大会成績だけでは決まらない
山田勝己のSASUKE人生を振り返ると、競技者としての記録と、番組に与えた影響という2つの評価軸が見えてくる。
競技成績だけを比較すれば、完全制覇を複数回達成した森本裕介や、完全制覇者の長野誠らとは異なる立ち位置になる。
しかし、SASUKEという競技の発展に対する影響という視点では、山田の存在は非常に大きい。
特に注目したいのは、次の3点だ。
第一に、自宅での専用練習という考え方を広めたこと。
テレビで見た障害物を自分で再現し、失敗した部分を繰り返し練習する。現在のSASUKE選手たちにも通じる競技研究の姿勢だ。
第二に、完全制覇という目標を長期間追い続けたこと。
第3回大会の残り30cmは、単なる惜敗ではない。限界まで準備しても、必ずしも結果が伴うわけではないという競技の厳しさを象徴している。
第三に、後進の育成に挑戦の舞台を広げたこと。
黒虎の選手たちが大会で活躍し、2026年には世界大会にも挑戦している。これは、山田個人の競技人生を超えた成果といえる。
SASUKEにおける山田勝己の価値は、完全制覇の有無だけで判断できるものではない。
【山田勝己とSASUKE】よくある質問(FAQ)
Q1:山田勝己は2026年現在、何歳ですか?
A1:1965年10月22日生まれで、2026年10月31日現在は61歳です。2025年の第43回大会には60歳で出場しました。
Q2:山田勝己はSASUKEを完全制覇したことがありますか?
A2:ありません。第3回大会ではファイナルステージに進み、15mの綱登りで残り約30cmまで迫りましたが、タイムアップとなりました。第3回・第6回・第10回大会で最優秀成績を獲得しています。
Q3:山田勝己は現在も鉄工所の社長ですか?
A3:はい。本人のインタビューや所属事務所のプロフィールでは、鉄工所社長として紹介されています。2000年春に妻の実家の鉄工所へ転職し、2017年に社長に就任したと報じられています。
Q4:山田軍団・黒虎とは何ですか?
A4:山田勝己が率いるSASUKEの競技チームです。若手選手を育成しながら、チームとして完全制覇を目指しています。山本良幸や中島結太などが代表的な選手です。
Q5:黒虎坂の距離と傾斜はどれくらいですか?
A5:本人インタビューでは、傾斜約18度、距離約150mと紹介されています。山田はほぼ毎日走っていると語っています。
Q6:山田勝己は2026年のSASUKEにも出場しますか?
A6:2026年10月31日時点では、SASUKEワールドカップ2026のレジェンドサポーター、SASUKEアイドル予選会2026の応援ゲストとしての出演が確認できます。年末のSASUKE2026本大会への出場については、確定した情報と区別する必要があります。
Q7:山田勝己がミスターSASUKEと呼ばれる理由は何ですか?
A7:第1回大会からの長い挑戦歴、第3回大会のファイナル進出、3度の最優秀成績、印象的な発言、そして山田軍団・黒虎の育成など、SASUKEの歴史に与えた影響が大きいためです。
まとめ:山田勝己のSASUKE人生は2026年も続いている
山田勝己は、1997年の第1回大会からSASUKEに挑み続けてきた人物だ。
第3回大会では完全制覇まで約30cmに迫り、第6回・第10回大会でも最優秀成績を獲得した。しかし、長年追い続けてきた完全制覇には、まだ届いていない。
鉄工所社長として働きながら、過酷なトレーニングを重ね、引退を決意しては再び挑戦する。その歩みは、単なるスポーツ選手の経歴とは違う。
2026年には61歳を迎え、SASUKEワールドカップのレジェンドサポーターとして出演。山田軍団・黒虎の若手選手たちも世界の舞台で活躍している。
山田勝己の現在を評価するなら、見るべきなのは過去の敗退記録だけではない。
自分が達成できなかった完全制覇という夢を、次の世代にも託しながら挑戦を続けていること。
それこそが、山田勝己が長年「ミスターSASUKE」と呼ばれてきた理由であり、2026年になっても多くのファンに注目され続ける理由なのだ。