お笑いコンビ「U字工事」のボケ担当として知られる益子卓郎(ましこ・たくろう)さん。栃木弁を生かした独特の漫才と、親しみやすいキャラクターで全国的な知名度を獲得してきた芸人です。1978年6月16日生まれ、栃木県大田原市出身。相方の福田薫さんとは高校時代に出会い、桜美林大学への進学を経て2000年に正式にコンビを結成しました。
2008年のM-1グランプリ決勝進出をきっかけに全国区へと活動を広げ、漫才協会での真打ち昇進、テレビ・ラジオ出演、地元栃木の魅力を伝える活動など、芸歴を重ねています。2026年には登山専門誌で趣味の山登りについて語り、10月には5年目となる栃木米アンバサダーとして新CM発表会に登壇しました。舞台上の芸人としての顔だけでなく、登山や地域活動に取り組む姿も注目されています。
【人物プロフィール】益子卓郎はどんな人物?生年月日・出身地・学歴を紹介

益子卓郎さんは、栃木県出身のお笑い芸人です。U字工事ではボケを担当し、栃木県の方言や地域文化を取り入れた漫才で知られています。
所属事務所デューズの公式プロフィールによると、益子さんは1978年6月16日生まれ。2026年11月現在は48歳です。出身地は栃木県大田原市で、旧黒羽町にあたる地域で育ちました。
益子卓郎の基本プロフィール
- 名前:益子卓郎(ましこ・たくろう)
- 生年月日:1978年6月16日
- 年齢:48歳(2026年11月現在)
- 出身地:栃木県大田原市(旧黒羽町)
- 身長:170cm
- 血液型:A型
- 所属:デューズ
- コンビ:U字工事
- 担当:ボケ
- 出身高校:栃木県立大田原高等学校
- 出身大学:桜美林大学
- 特技:登山
- 趣味:野球、蕎麦打ちなど
大田原市の公式サイトでも、益子さんは大田原ふるさと大使として紹介されています。地元出身の芸人として、地域の魅力を発信する役割も担ってきました。
桜美林大学では経済学部を卒業
益子さんの学歴で注目したいのが、桜美林大学への進学です。
桜美林大学の同窓会誌「復活の丘」2025年秋号では、益子さんは2000年度の経済学部経済学科卒業生として紹介されています。同じくU字工事の福田薫さんも桜美林大学の卒業生で、2人は大学時代に漫才へ本格的に取り組むようになりました。
同誌のインタビューによると、福田さんが東京の大学への進学を考え、桜美林大学の自己推薦入試を受験。その後、益子さんにも受験を勧めたことが進学のきっかけの一つになったといいます。
大学時代の2人は町田市でアルバイトをしながらネタを制作。エアコンのないアパートで漫才を考え、神社でネタ合わせをするなど、現在につながる活動の基礎を築きました。
大学への進学は、単なる学歴というだけではありません。栃木県で育った2人が東京で芸人としての活動を始める、人生の大きな転換点だったのです。
【コンビ結成秘話】益子卓郎と福田薫はどうやって出会った?
U字工事の相方は、同じ栃木県出身の福田薫さんです。2人は栃木県立大田原高等学校の同級生として知り合いました。
コンビ結成のきっかけについては、公益財団法人東京都道路整備保全公社の広報誌「TR-mag.」2023年秋号で、2人自身が振り返っています。
福田薫から声をかけたことが始まり
福田さんによると、高校時代、先輩から漫才のようなものを披露するように言われたことが、漫才に興味を持つきっかけでした。
その後、昼休みに友人たちの前で漫才を披露したいと考え、一緒にやってくれる相手を探します。しかし、最初に声をかけた同級生たちには断られてしまいました。
最後に誘ったのが益子さんです。益子さんは快く了承し、2人で漫才をするようになりました。
当初から本格的な芸人を目指していたというより、学校生活の延長としてネタを作り、昼休みに披露することを楽しんでいたようです。
栃木弁を全面に出した漫才が誕生
現在のU字工事を語るうえで欠かせないのが、栃木弁を使った漫才スタイルです。
東京都道路整備保全公社のインタビューや桜美林大学の同窓会誌によると、若手時代に浅草キッドの2人から「もっと栃木弁を出した方がいい」という趣旨のアドバイスを受けたことが、現在の芸風につながりました。
東京で活動する芸人が標準語に合わせるのではなく、地元の言葉を前面に押し出す。この選択が、U字工事の個性を明確にしました。
2000年には大学在学中に正式にコンビを結成。学生時代からアマチュアとしてローカル番組にも出演し、プロの芸人としての道を進んでいきます。
【経歴・年表】U字工事のM-1グランプリ2008決勝進出から現在まで
益子卓郎さんの芸歴を理解するうえで、大きな転換点となったのが2008年のM-1グランプリです。
結成直後から順調に全国的な人気を得たわけではありません。地元を題材にした漫才を続けながら、ライブやテレビ出演を重ね、徐々に知名度を高めていきました。
U字工事の主な活動経緯
| 時期 | 出来事・活動 | 意味・実績 |
|---|---|---|
| 高校時代 | 福田薫と出会い漫才を始める | コンビの原点 |
| 大学時代 | 桜美林大学在学中に正式結成へ向けて活動 | 東京で芸人としての基礎を築く |
| 2000年 | U字工事を正式結成 | プロとしての活動の出発点 |
| 2008年 | M-1グランプリ決勝進出 | 4,489組が参加した大会で5位、623点を記録 |
| 2009年 | とちぎ未来大使に就任 | 栃木県の魅力発信に参加 |
| 2010・2014・2015年 | 花形演芸会で金賞受賞 | 演芸分野での評価を獲得 |
| 2011年 | 漫才協会に入会 | 寄席・舞台での活動を広げる |
| 2017年 | 第28代真打ちに昇進 | 漫才師としての実績を重ねる |
| 2020年 | コンビ結成20周年 | 長期にわたるコンビ活動を継続 |
| 2022年 | 栃木米アンバサダーに就任 | 栃木県産米のPR活動を開始 |
| 2026年 | 登山活動、栃木米の新CM出演 | 芸能活動と地域PRを継続 |
この年表は所属事務所デューズの公式プロフィール、桜美林大学の同窓会誌、M-1グランプリ公式記録などを基に整理したものです。
2008年M-1グランプリでは5位を獲得
2008年のM-1グランプリは、U字工事にとって全国的な知名度を獲得する大きな機会となりました。
大会公式記録によると、2008年大会には4,489組が参加。決勝に進出したU字工事は、ファーストステージで623点を獲得して5位となりました。
優勝したのはNON STYLEです。U字工事は最終決戦に進出した上位3組には入りませんでしたが、栃木訛りを全面に出した漫才で強い印象を残しました。
ここで押さえておきたいのは、U字工事は2008年のM-1優勝者ではなく、決勝5位のファイナリストだったという点です。決勝進出そのものが、当時の芸人として大きな実績でした。
漫才協会への入会と真打ち昇進
M-1決勝進出後も、2人はテレビ出演だけに活動を限定しませんでした。
2011年には漫才協会へ入会し、寄席や舞台での活動を継続。2017年には第28代真打ちに昇進しています。
また、日本芸術文化振興会が関係する花形演芸会では、2010年、2014年、2015年に金賞を受賞しました。
テレビで見せる短いネタだけでなく、演芸の舞台でも実績を積み重ねてきたことが、U字工事のキャリアの特徴です。
【漫才の魅力と評判】益子卓郎の栃木弁はなぜ長く愛されるのか
益子卓郎さんの魅力を考える際、欠かせないのが栃木弁を使った漫才です。
U字工事のネタには、栃木県の食文化、地域性、観光地、日常生活など、地元に根差した題材が多く登場します。代表的なフレーズとして知られる「ごめんね、ごめんね~」も、2人の持ち味を象徴するものです。
栃木県の方言を芸の中心に据えた独自性
地方出身の芸人が東京で活動する場合、標準語に合わせた芸風を選ぶこともあります。しかし、U字工事は地元の言葉を消すのではなく、むしろ漫才の中心に据えました。
このスタイルには、いくつかの強みがあります。
- 識別しやすい:栃木弁の響きによって、ほかの漫才コンビと区別しやすい。
- 地域ネタが豊富:餃子、かんぴょう、観光地など、栃木県の話題を幅広く取り上げられる。
- 親しみやすい:方言の素朴な響きと、2人の掛け合いが独特の雰囲気を生み出す。
- 地域との結びつきが強い:漫才そのものが栃木県の魅力を伝える役割を果たしている。
栃木県民にとっては地元の話題として楽しめ、県外の視聴者にとっては知らなかった地域文化を知るきっかけにもなります。
栃木ネタを変えなかったことが長期的な強みになった
2021年の文春オンラインのインタビューでは、2人が栃木ネタ以外の漫才にも挑戦した経験を振り返っています。
益子さんは、何にでも感謝するという内容のネタを試したことを語っています。しかし、実際の舞台では思うような反応が得られず、2人の持ち味を改めて認識する経験になったといいます。
このエピソードは、U字工事の芸風を理解するうえで興味深いものです。
一つの地域ネタを続けることは、単なるマンネリとは限りません。地域の知識を深め、題材を変えながら、同じ言葉や文化を違った角度から笑いに変えることができます。
U字工事の場合、栃木という明確なテーマがあることで、テレビ出演、地方イベント、観光PR、商品広告などにも活動を展開しやすくなっています。
益子さんの評判を考える際にも、単純な人気ランキングだけで判断するのではなく、M-1決勝進出、演芸賞の受賞、長年の舞台活動、地域に根差した仕事といった複数の実績を見ることが大切です。
【意外な素顔】益子卓郎は登山好き!高校時代から続く山との関係
テレビでは栃木弁の漫才師として知られる益子さんですが、プライベートでは登山を楽しむ一面があります。
2026年2月24日公開の山と溪谷オンラインのインタビューでは、益子さんが高校時代の山岳部の思い出や、現在の登山習慣について詳しく語っています。
高校時代は本格的な山岳部に所属
益子さんが登山を始めたのは、高校入学後に山岳部へ誘われたことがきっかけでした。
本人の振り返りによると、入部当初から登山に強い関心があったわけではありません。運動をしたい、足腰を鍛えたいという気持ちで入部したそうです。
しかし、所属した山岳部は山岳競技でインターハイを目指すような本格的な部でした。
普段の練習では5~7kmのランニングを行い、15~20kgのザックを背負って校舎の階段を上るなど、体力を鍛える厳しいトレーニングを経験したといいます。
夏合宿では蝶ヶ岳、常念岳を経由して槍ヶ岳へ向かう登山も経験。高校時代の山岳部での活動が、現在の登山好きにつながっています。
2026年現在も月1~2回のソロ登山
山と溪谷オンラインのインタビューによると、益子さんは現在、丹沢や奥多摩など東京近郊の山を中心に、月1~2回ほど日帰り登山を楽しんでいます。
特に印象的なのが、山頂を目指すだけではなく、下山後の時間も大切にしていることです。
昼ごろには下山し、温泉に立ち寄り、午後3時には自宅でビールを飲んでいたいという生活スタイルを紹介しています。
登山は基本的に一人で楽しむことも多く、自分のペースで行動できる点に魅力を感じているそうです。
U字工事チャンネルでも登山企画を展開
登山は個人的な趣味にとどまりません。U字工事チャンネルでも登山企画が行われており、相方の福田さんやスタッフと一緒に山へ出かけています。
谷川岳や大菩薩嶺などへの登山企画では、益子さんが経験者として仲間のペース配分や装備の調整を気にかける場面もあります。
NHKの「にっぽん百名山」では鹿島槍ヶ岳や富士山への登山も経験しています。
また、2026年1月9日の取材では、いつか高校時代の合宿で登った槍ヶ岳に、今度は2泊ほどかけてゆっくり登りたいという希望も語っていました。
漫才ではテンポのよい掛け合いを見せる益子さんですが、山では自分のペースを大切にする。この違いも、芸人としての活動とは異なる素顔を感じさせます。
【2026年最新】益子卓郎の現在は?栃木米アンバサダーとしての活動
2026年現在の益子さんは、U字工事としてのテレビ・ラジオ・舞台活動に加え、栃木県の地域振興にも取り組んでいます。
特に注目されるのが、JA全農とちぎによる栃木米アンバサダーとしての活動です。
栃木米アンバサダーは2022年度から継続
U字工事の2人は、2022年度から栃木米アンバサダーに起用されています。2026年は5年目にあたり、栃木県産米の魅力を全国へ発信する役割を担っています。
栃木県出身であることに加え、長年にわたって栃木の食文化や地域性を漫才の題材にしてきた2人にとって、地元のお米をPRする仕事は芸風との親和性も高い活動です。
2026年10月21日に令和8年産栃木米の新CM発表会
2026年10月21日には、東京都内で「令和8年産栃木米 新CM発表会」が開催されました。
益子さんと福田さんは会場でアンバサダーの委嘱状を受け取り、俳優の相武紗季さんも特別ゲストとして登壇しました。
新CMでは、益子さんが和食料理店の店主、福田さんが常連客を演じています。登場するのは、次の3種類の栃木県産米です。
- コシヒカリ:栃木県産の代表的な米。
- なすひかり:栃木県のオリジナル品種。
- とちぎの星:栃木県が開発したオリジナル品種。
これまでのCMとは異なり、持ちネタやダンスを前面に出すのではなく、店主と常連客のやり取りを通して米のおいしさを伝える内容になっています。
益子さんは、栃木米を全国や世界にPRしたいという意気込みを披露。パンを食べないくらいの気持ちで取り組むと宣言した後、「パンも時々食べます」と付け加え、会場を笑わせました。
2026年8月には神奈川県でも栃木米をPR
アンバサダーとしての活動は、CM発表会だけではありません。
タウンニュースの2026年8月8日付報道によると、JA全農とちぎは8月1日、神奈川県横浜市のみなとみらいにあるスーパーマーケット「オーケー」で、栃木県産米「とちぎの星」のPRイベントを開催しました。
当日はU字工事の2人も売り場に立ち、買い物客に栃木米の魅力を紹介。購入者向けの撮影企画や、オリジナルグッズの抽選会も実施されました。
このように、益子さんの2026年の活動は、漫才やテレビ出演だけではありません。栃木県の農産物を首都圏の消費者へ直接届ける地域PRにも広がっています。
テレビ・ラジオ・YouTubeでの活動も継続
所属事務所デューズの公式プロフィールには、「U字工事の旅!発見」「U字工事のSORRYSORRY」などの番組・活動情報のほか、「マツコ&有吉 かりそめ天国」「ナニコレ珍百景」「秘密のケンミンSHOW」「有吉の壁」などの出演歴が掲載されています。
また、U字工事チャンネルでは登山や地域の魅力を紹介する企画にも取り組んでいます。
益子さんの現在を理解する要点は、芸人としての仕事と、栃木県に関わる仕事が並行していることです。地元の方言を生かして全国的に知られるようになった芸人が、その知名度を地域の農産物や観光のPRに還元している構図です。
【よくある質問】U字工事の益子卓郎に関するFAQ
Q1:益子卓郎の生年月日と年齢は?
A1:1978年6月16日生まれです。2026年11月現在、48歳です。
Q2:益子卓郎の出身地はどこ?
A2:栃木県大田原市です。旧黒羽町にあたる地域の出身で、大田原ふるさと大使も務めています。
Q3:益子卓郎の出身大学は?
A3:桜美林大学です。2025年発行の同窓会誌では、2000年度の経済学部経済学科卒業生として紹介されています。
Q4:U字工事はいつ結成された?
A4:2000年に正式結成されました。福田薫さんと益子卓郎さんは高校時代に出会い、大学時代に漫才活動を本格化させています。
Q5:U字工事はM-1グランプリ2008で優勝した?
A5:優勝ではありません。2008年大会で決勝に進出し、623点で5位となりました。優勝したのはNON STYLEです。
Q6:益子卓郎は登山が趣味なの?
A6:はい。所属事務所のプロフィールでは登山が特技として掲載されています。2026年のインタビューでは、月1~2回ほど日帰り登山を楽しんでいることも紹介されました。
Q7:益子卓郎は2026年現在も栃木米アンバサダーなの?
A7:はい。U字工事の2人は2026年も栃木米アンバサダーを務めています。10月21日には令和8年産栃木米の新CM発表会に出席しました。
まとめ:益子卓郎の魅力は栃木愛と挑戦を続ける姿勢にある
益子卓郎さんは、栃木県大田原市出身の芸人であり、U字工事のボケ担当として長年活動してきました。
福田薫さんとの出会いは高校時代。桜美林大学で漫才に打ち込み、2000年に正式にコンビを結成しました。2008年のM-1グランプリ決勝進出、漫才協会への入会、2017年の真打ち昇進など、着実にキャリアを積み重ねています。
栃木弁を生かした漫才は、単なる方言芸ではありません。地元の食文化や暮らしを笑いに変え、栃木県の魅力を全国に伝える表現方法として定着しています。
加えて、登山という趣味を通じて見せる自然体の姿や、2026年の栃木米アンバサダーとしての活動も、益子さんの人物像を理解する重要な要素です。
【プロの結論】
益子卓郎さんのキャリアから読み取れる最大の特徴は、自分たちの出身地や個性を無理に変えず、それを長期的な強みに育ててきたことです。
2008年のM-1決勝進出は全国への入り口でしたが、その後も演芸の舞台、テレビ、ラジオ、YouTube、地域のPR活動と、活躍の場を広げています。
2026年の栃木米アンバサダー活動も、その延長線上にあります。芸人として築いた知名度を地元の魅力発信に生かす姿は、U字工事が長く活動を続けている理由を考えるうえでも興味深いものです。
今後も益子卓郎さんがどのような漫才や登山企画、栃木県の地域活動を見せてくれるのか。芸人としての新しい挑戦と、地元への変わらない愛情の両方に注目したいところです。
主な参照資料
- 所属事務所デューズ・大田原市公式プロフィール
- 桜美林大学同窓会誌・東京都道路整備保全公社インタビュー
- M-1グランプリ公式記録・文春オンラインインタビュー
- 山と溪谷オンライン、2026年2月24日掲載
- TBS NEWS DIG・日刊スポーツ・タウンニュース、2026年の活動報道