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【代表作を深掘り】『3年A組』『義母と娘のブルース』で見せた演技力

橘 宗 橘 宗 • 更新: • 公開: • 読了約 13 分
目次

上白石萌歌さんのドラマ出演歴を語るうえで、特に押さえておきたいのが『3年A組―今から皆さんは、人質です―』と『義母と娘のブルース』です。どちらも作品の印象を左右する重要な役柄を担当しました。

『3年A組―今から皆さんは、人質です―』景山澪奈役(2019年)

2019年1月から3月まで日本テレビ系で放送された『3年A組―今から皆さんは、人質です―』は、上白石萌歌さんの代表作の一つです。

演じたのは、3年A組の生徒・景山澪奈。周囲から憧れられる存在でありながら、大きな秘密を抱えた少女です。

菅田将暉さん演じる教師・柊一颯が生徒たちを人質に取るという衝撃的な設定の中で、澪奈の存在は物語全体の謎と深く結び付いています。

本作で注目したいのは、画面に登場する時間だけではなく、登場人物の記憶や証言を通じて人物像が浮かび上がる構成です。上白石さんは、物語の核心を担う人物を演じました。

『義母と娘のブルース』宮本みゆき役(2018~2024年)

2018年7月期のTBS火曜ドラマ『義母と娘のブルース』では、綾瀬はるかさん演じる宮本亜希子の義理の娘・宮本みゆき(高校生)を演じました。

本作は、仕事一筋だった女性が、結婚を通じて母親としての役割に向き合っていく物語です。上白石さんが演じたみゆきは、義母との関係を築きながら成長していく重要な人物でした。

2018年の連続ドラマだけでなく、2020年、2022年の謹賀新年スペシャル、そして2024年の『義母と娘のブルース FINAL 2024年謹賀新年スペシャル』にも出演。長い時間をかけて同じ役を演じた作品です。

少女期の役柄から成長した人物へとつながる出演歴を確認できる点も、このシリーズの見どころです。

『ちむどんどん』比嘉歌子役(2022年)

2022年のNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』では、主人公の妹・比嘉歌子を演じました。

黒島結菜さん演じる比嘉暢子を中心とする比嘉家の物語で、歌子は音楽への思いを抱える人物です。上白石さん自身も歌手adieuとして活動していることから、歌に関わる役柄という点でも印象に残る出演作です。

この作品では、家族の中での立ち位置や、自分の将来に向き合う人物を演じています。『義母と娘のブルース』の宮本みゆきとは異なる、繊細な人物表現を楽しめる作品です。

【2023~2025年】『警視庁アウトサイダー』『パリピ孔明』『イグナイト』で広がった役柄

上白石萌歌ドラマ

2023年以降の上白石萌歌さんは、刑事ドラマ、音楽青春ドラマ、SFヒューマンドラマ、リーガルドラマと、ジャンルの異なる作品に出演しています。

『警視庁アウトサイダー』水木直央役(2023年)

2023年1月期のテレビ朝日系『警視庁アウトサイダー』では、新人刑事の水木直央を演じました。

水木直央は、桜町中央署刑事課に応援配属された刑事。もともとは事務職志望で、警察官になった理由も安定した公務員という職業への期待が大きい人物です。

架川英児(西島秀俊)や蓮見光輔(濱田岳)らと捜査に取り組む中で、刑事としての使命に目覚めていきます。

それまでの学生役や家族ドラマの人物とは違い、社会人として職務に向き合う役柄を演じた点が特徴です。

『パリピ孔明』月見英子役(2023年)

2023年9月から11月に放送されたフジテレビ系『パリピ孔明』では、歌手を目指す月見英子を演じました。

向井理さん演じる諸葛孔明が現代の渋谷に転生し、英子の夢をかなえるために軍師として作戦を立てる音楽青春コメディーです。

英子はライブハウスで働きながら、シンガー・ソングライター「EIKO」として活動する女性。上白石さんは歌唱シーンにも挑戦し、俳優としてだけでなく、音楽表現の面でも存在感を発揮しました。

2025年公開の映画『パリピ孔明 THE MOVIE』にも同じ月見英子役で出演しており、ドラマから映画へと続くキャラクターになっています。

『滅相も無い』松岡役(2024年)

2024年4月から6月にMBS・TBS系で放送された『滅相も無い』では、松岡を演じました。

監督・脚本を務めたのは、舞台作家としても知られる加藤拓也さん。日本に突然現れた7つの巨大な穴をめぐり、穴に救済があると説く人物と、その教えに関わる人々を描いたSFヒューマンドラマです。

堤真一さんらと共演し、独特の世界観を持つ作品に参加しました。王道の恋愛ドラマや家族ドラマとは異なる作品に出演したことも、上白石さんのキャリアを考えるうえで注目できます。

『イグナイト -法の無法者-』伊野尾麻里役(2025年)

2025年4月から6月まで放送されたTBS金曜ドラマ『イグナイト -法の無法者-』では、伊野尾麻里を演じました。

舞台となるのは、訴訟を起こす可能性のある人々に働きかけ、勝訴を目指す法律事務所。日本の訴訟社会化や弁護士業界の実態を題材にした、オリジナルのダークリーガル・エンターテインメントです。

伊野尾麻里は、事務所唯一の女性弁護士であり、ムードメーカー的な存在。法律の条文や判例を暗記していることから「歩く六法全書」とも呼ばれています。

愛嬌のあるコミュニケーション能力と鋭い観察眼を持つ人物で、上白石さんの明るさと知的な雰囲気を生かせる役柄でした。

『警視庁アウトサイダー』の水木直央に続き、法律や社会の仕組みに関わる専門職の人物を演じたことも興味深いポイントです。

【2027年最新情報】NHKドラマ10『デンジャラス』で千萬子役に決定

2027年1月放送予定

2026年6月22日、東宝芸能は上白石萌歌さんがNHKドラマ10『デンジャラス』に出演すると発表しました。放送開始は2027年1月予定です。

原作は桐野夏生の同名小説

『デンジャラス』は、作家・桐野夏生さんによる同名小説が原作です。

物語の中心にいるのは、大文豪・谷崎潤一郎と、彼を取り巻く女性たち。谷崎が愛した女性をモデルに小説を書くという設定を軸に、妻や義妹、若い嫁らの愛憎や嫉妬、疑心暗鬼が描かれます。

単純な恋愛物語ではなく、文学と人生、男女の力関係、女性たちの心理が複雑に絡み合う作品です。

上白石萌歌が演じるのは若き嫁・千萬子

上白石さんの役名は千萬子です。

千萬子は、谷崎家に新たな風をもたらす若い嫁。清一と結婚し、重子や谷崎、松子らが暮らす潺湲亭に住むことになります。

聡明で、自分の意見をはっきり伝える性格の女性として描かれ、谷崎が彼女に興味を持ち、次第に関係性を深めていく役どころです。

『パンダより恋が苦手な私たち』の柴田一葉や『イグナイト』の伊野尾麻里とは、人物の時代背景も価値観も大きく異なります。現代劇で見せてきた表情とは違う、時代性や文学的な人間関係を背負った演技が期待されます。

2026年11月1日時点で、公式に確認できる放送時期は2027年1月です。具体的な放送開始日や放送回数などは、今後のNHKの番組発表が注目されます。

【混同注意】上白石萌歌と上白石萌音の違いは?ドラマ出演作を比較


妹・2000年2月28日生まれ
2026年の『パンダより恋が苦手な私たち』、2027年の『デンジャラス』に出演。


姉・1998年1月27日生まれ
『カムカムエヴリバディ』や2026年の『いろはの恋は時代をかける』などに出演。

上白石萌歌さんと上白石萌音さんは実の姉妹です。名字が同じで、2人とも俳優・歌手として活動しているため、ドラマ出演情報を検索すると混同されることがあります。

2011年の第7回「東宝シンデレラ」オーディションでは、妹の萌歌さんがグランプリ、姉の萌音さんが審査員特別賞を受賞しました。2人は同じタイミングで芸能活動をスタートさせています。

プロフィールの違い

比較項目 上白石萌歌 上白石萌音 姉妹関係 妹 姉 生年月日 2000年2月28日 1998年1月27日 身長 163cm 152cm 2011年の受賞 グランプリ 審査員特別賞 代表的なドラマ 3年A組/義母と娘のブルース/パリピ孔明 カムカムエヴリバディ/恋はつづくよどこまでも 2026年のドラマ パンダより恋が苦手な私たち いろはの恋は時代をかける 2027年の予定 NHKドラマ10 デンジャラス NHK大河ドラマ 逆賊の幕臣

2026年のドラマ情報で間違えやすいポイント

特に注意したいのが、2026年秋のドラマ出演情報です。

2026年10月13日からTBSで放送されている『いろはの恋は時代をかける』の主演は、上白石萌歌さんではなく、姉の上白石萌音さんです。萌音さんは梨木彩葉役を担当しています。

一方、萌歌さんの2026年のドラマ出演作は『パンダより恋が苦手な私たち』です。2027年のNHK『デンジャラス』も萌歌さんの出演作になります。

名前だけで判断せず、作品名と役名、出演者のプロフィールを照らし合わせると、情報の取り違えを防げます。

【上白石萌歌のドラマ出演歴】よくある質問(FAQ)

Q1:上白石萌歌の2026年最新ドラマは何ですか?

A1:2026年の最新出演ドラマは、日本テレビ系『パンダより恋が苦手な私たち』です。生田斗真さんとのW主演で、柴田一葉役を演じました。2026年3月14日に最終回を迎えています。

Q2:上白石萌歌が2027年に出演するNHKドラマは何ですか?

A2:NHKドラマ10『デンジャラス』です。2027年1月放送予定で、上白石さんは千萬子役を演じます。桐野夏生さんの同名小説が原作です。

Q3:上白石萌歌と上白石萌音は同一人物ですか?

A3:別人です。2人は実の姉妹で、萌音さんが姉、萌歌さんが妹です。2011年の東宝シンデレラオーディションでは、萌歌さんがグランプリ、萌音さんが審査員特別賞を受賞しました。

まとめ:上白石萌歌のドラマ出演歴と今後の注目ポイント

上白石萌歌さんのドラマ出演歴を振り返ると、2012年の『分身』から始まり、『義母と娘のブルース』『3年A組―今から皆さんは、人質です―』『ちむどんどん』など、幅広いジャンルの作品で経験を積んできたことが分かります。

2023年には『警視庁アウトサイダー』の水木直央役や『パリピ孔明』の月見英子役、2024年には『滅相も無い』の松岡役、2025年には『イグナイト -法の無法者-』の伊野尾麻里役を担当。役柄の幅を広げてきました。

2026年は生田斗真さんとのW主演作『パンダより恋が苦手な私たち』で柴田一葉を演じ、2027年にはNHKドラマ10『デンジャラス』で千萬子役に挑戦します。

今後の出演情報をチェックする際は、次の3点を押さえておくと便利です。

  • 作品の放送年:再放送やスペシャル版と、新作ドラマを区別する。
  • 役名:柴田一葉、伊野尾麻里、千萬子など、役名から出演作品を特定する。
  • 姉妹の区別:上白石萌歌さんと上白石萌音さんの出演情報を混同しない。

特に2027年の『デンジャラス』は、これまでの現代劇とは異なる時代背景と人間関係を描く作品です。上白石萌歌さんが千萬子という人物をどのように表現するのか、次の出演作として注目しておきたいところです。

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