2026年10月31日現在、2028年ロサンゼルスオリンピックの野球競技は、7月13日から7月19日までの開催が予定されている。競技会場は、MLBの名門球団ロサンゼルス・ドジャースの本拠地であるドジャー・スタジアム。金メダル決定戦は7月19日、現地時間19時開始の予定だ。
日本国内のテレビ放送については、NHKと民間放送局で構成するジャパンコンソーシアムが、2026年から2032年までのオリンピック放送権を取得済み。一方、2028年大会の野球中継を担当する具体的なテレビ局、番組編成、ネット配信サービスは、まだ個別に発表されていない。侍ジャパンの出場権も、2027年のWBSCプレミア12などを通じて争われる段階にある。
【2028年最新】ロサンゼルス五輪の野球日程は7月13日~19日!決勝はいつ?

LA28組織委員会が公表した競技日程によると、野球は2028年7月13日にスタートし、7月19日に金メダル決定戦を迎える。夏季オリンピック全体の開催期間は7月14日から30日までで、野球は開会式の前日から競技が始まる珍しいスケジュールとなった。
この日程は、2025年11月12日付のLA28公式競技スケジュールVersion 2.0に掲載されている。試合会場、競技セッション、開始・終了時刻まで示されているが、大会開催まで変更される可能性は残されている。
LA28野球競技スケジュール一覧
公表されている野球のセッションは全12枠。予選ラウンドから準々決勝に相当するプレーイン、準決勝、メダル決定戦へと進む構成だ。
- 7月13日(木):予選ラウンド、11:00~14:00/19:00~22:00
- 7月15日(土):予選ラウンド、11:00~14:00/19:00~22:00
- 7月16日(日):予選ラウンド、11:00~14:00/19:00~22:00
- 7月17日(月):プレーイン準々決勝、11:00~14:00/19:00~22:00
- 7月18日(火):準決勝、11:00~14:00/19:00~22:00
- 7月19日(水):3位決定戦、11:00~14:00/金メダル決定戦、19:00~22:30
上記はすべてロサンゼルス現地の太平洋時間(PT)。各時間は競技セッションの枠であり、個々の対戦カードや実際のプレーボール時刻を示したものではない。
日本時間に換算すると決勝は7月20日の午前中
日本とロサンゼルスの時差は、7月のサマータイム期間には16時間。日本の方が16時間進んでいる。
- 現地7月13日11時開始のセッション:日本時間7月14日3時
- 現地7月13日19時開始のセッション:日本時間7月14日11時
- 現地7月18日19時開始の準決勝セッション:日本時間7月19日11時
- 現地7月19日19時開始の決勝セッション:日本時間7月20日11時
特に注目したいのは決勝の時間帯だ。現地7月19日19時から22時30分までの予定なので、日本では7月20日午前11時から午後2時30分に相当する。
東京2020の野球決勝は日本時間の19時開始だったが、LA28では日本の昼間に金メダル決定戦を視聴できる可能性がある。実際の国内中継開始時刻は、今後の放送編成発表を待つ必要がある。
【テレビ・ネット配信】オリンピック野球の放送局はどこ?NHKと民放の権利を解説
2028年ロサンゼルス五輪の国内放送について、すでに確定している重要事項がある。それがジャパンコンソーシアムによるオリンピック放送権の取得だ。
2019年11月14日、日本民間放送連盟はNHKと民放で構成するジャパンコンソーシアムが、2026年から2032年までの4大会の放送権をIOCと合意したと発表した。対象には2028年ロサンゼルス夏季大会が含まれる。
ジャパンコンソーシアムとは?
ジャパンコンソーシアム(JC)は、NHKと日本民間放送連盟に加盟する民間放送局が協力してオリンピック放送を実施する枠組みだ。
IOCの公式発表では、日本国内におけるテレビとデジタル放送の独占的な権利を取得したと説明されている。対象競技は野球に限定されず、オリンピックの全競技を含む。
また、日本民間放送連盟の発表では、テレビ・ラジオに加え、インターネットやモバイルなどのデジタル配信も放送権の対象に含まれるとされている。
2028年の野球中継について確定していること・未発表のこと
- 確定:日本国内のオリンピック放送権はジャパンコンソーシアムが取得している。
- 確定:NHKと民放が国内向けの放送体制に参加する。
- 確定:テレビだけでなく、デジタル放送・配信に関する権利も含まれる。
- 未発表:野球の試合をNHK総合、Eテレ、BSなどのどのチャンネルで放送するか。
- 未発表:民放各局の担当試合、実況・解説者、特別番組の編成。
- 未発表:具体的なネット配信サービス、ライブ配信の対象試合、見逃し配信の期間。
ここで注意したいのは、ジャパンコンソーシアムが放送権を取得していることと、NHKが野球の全試合を放送すると決まっていることは別だという点だ。
NHKオリンピック中継が有力な視聴手段の一つになることは考えられるが、野球の全試合をNHKで視聴できると断定できる段階ではない。民放の放送分担や配信サービスも同様だ。
放送局を探す際は、IOCの放送権発表と、各局が大会直前に公表する番組表・放送予定を区別して確認したい。
【開催地を解説】ドジャー・スタジアムで野球を開催!LA28の会場と注目ポイント
2028年大会の野球競技会場は、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスにあるドジャー・スタジアムだ。
MLBロサンゼルス・ドジャースの本拠地として知られる歴史ある球場で、世界的な野球文化を持つロサンゼルスを象徴する会場の一つでもある。
LA28の公式競技スケジュールでは、野球の全セッションがドジャー・スタジアムに設定されている。東京2020のように複数会場を移動する構成ではなく、同じ球場で予選から決勝までを実施する計画だ。
MLB選手の五輪参加を意識した日程設計
今回の競技日程で見逃せないのが、開会式前に野球を始めるという判断だ。
IOCとLA28の説明によると、野球の競技期間はMLB選手がオリンピックに参加しやすくなるよう設計された。プロ野球のトップ選手が集う大会を実現するため、通常のオリンピック競技とは異なる日程が採用されている。
ただし、日程の工夫だけでMLB選手の参加が確約されたわけではない。実際にどの選手が出場できるかは、MLB側との調整や球団の判断、選手のコンディションなどにも左右される。
もしメジャーリーガーの参加が実現すれば、従来の国際大会とは異なるスター選手同士の対戦が見られる可能性がある。侍ジャパンにとっても、代表選考や戦力構成に大きな影響を与える要素となる。
【侍ジャパンの五輪出場条件】2027年プレミア12が最大の勝負どころ
日本代表の出場を考えるうえで重要なのが、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が定めたLA28の予選方式だ。
2026年2月5日付のWBSC公式資格制度によると、ロサンゼルス五輪の野球競技は6チーム・144選手で実施される。開催国枠、2026年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)、2027年プレミア12、最終予選によって出場国が決まる。
LA28野球の出場枠6チームの内訳
- 1枠:開催国アメリカ。
- 2枠:2026年WBCの最終順位に基づく米州の上位2チーム(すでに出場権を得た国を除く)。
- 2枠:2027年WBSCプレミア12のアジア最上位チームと、欧州またはオセアニアの最上位チーム。
- 1枠:2028年3月までに実施される最終予選の優勝チーム。
この制度で日本が注目すべきなのは、2027年プレミア12に設定されたアジア枠だ。日本がアジア地域の最上位となれば、ロサンゼルス五輪への出場権を直接獲得できる。
2027年プレミア12は16チームに拡大
2026年8月17日、日本オリンピック委員会(JOC)は、2027年プレミア12の開催方式に関する発表を掲載した。
同大会は2028年ロサンゼルス五輪の予選を兼ねており、2027年大会から出場チーム数が従来の12チームから16チームへ拡大する。
加えて、決勝は2027年11月21日に東京ドームで行われることが発表された。1次リーグ、2次リーグを経て、決勝進出チームを決める3次リーグも東京ドームで実施される予定だ。
アジアからは台湾と韓国の参加がすでに決定している。日本にとっては、アジアの強豪国と直接対決しながら五輪出場権を争う大会となる。
プレミア12で出場できなかった場合は?
日本がプレミア12でアジア最上位になれなかった場合にも、最終予選という道が残されている。
WBSCの資格制度では、最終予選には6チームが参加する。アジア選手権の未出場権獲得国の上位2チーム、欧州選手権の同上位2チーム、アフリカ選手権の最上位チーム、オセアニア予選の最上位チームが対象となる。
この最終予選で優勝すれば、最後の1枠を獲得できる仕組みだ。ただし、プレミア12での直接出場権獲得と比べると、より厳しい一発勝負に近いルートとなる。
したがって、侍ジャパンにとって2027年プレミア12は、ロサンゼルス五輪出場を左右する最重要大会の一つとなる。
【東京2020との違い】野球の日程・会場・大会形式を比較
東京2020では、野球は2021年7月28日から8月7日まで開催された。新型コロナウイルスの影響による1年延期を経た大会で、日本代表が決勝でアメリカを2対0で破り、金メダルを獲得した。
LA28も東京大会と同じく6チームで争われるが、開催地や競技開始日、試合の進行方式には違いがある。
大会の関係性・主要情報一覧
| エンティティ・項目 | 関係・内容 | 2026年時点の状況 |
|---|---|---|
| LA28 | 2028年ロサンゼルス五輪 | 7月14日~30日開催予定 |
| 野球競技 | LA28の男子競技 | 7月13日~19日開催予定 |
| ドジャー・スタジアム | 野球競技の開催会場 | 全セッションの会場として公表済み |
| ジャパンコンソーシアム | NHK・民放による国内放送権の保有主体 | 2026~2032年の放送権を取得済み |
| NHK | ジャパンコンソーシアムの構成メンバー | 野球の個別放送枠は未発表 |
| WBSC | 野球の国際統括団体・五輪予選制度の策定主体 | 6チームの出場枠を公表済み |
| 2027年プレミア12 | アジア・欧州またはオセアニアの五輪予選 | 16チーム制、決勝は11月21日東京ドーム |
| 侍ジャパン | 日本の野球代表チーム | プレミア12などで出場権を目指す |
| 東京2020 | 前回の野球実施大会 | 日本がアメリカを破って金メダル |
東京2020とLA28の主な相違点
1. 競技開始日が大きく異なる
東京2020の野球は7月28日に始まり、8月7日に決勝が行われた。一方、LA28では7月13日に開幕し、7月19日に決勝を迎える。大会全体の開会式より先に野球が始まる点が特徴的だ。
2. 会場が一か所に集約される
東京大会では福島あづま球場で開幕戦が行われ、その後は横浜スタジアムが主会場となった。LA28ではドジャー・スタジアムが競技会場として設定されている。
3. 試合進行の構成が異なる
東京2020では6チームが2つのグループに分かれた後、ノックアウトステージを含む独自の方式で順位を争った。LA28の公式日程では、予選ラウンド、プレーイン準々決勝、準決勝、3位決定戦、金メダル決定戦というセッション構成が示されている。
同じ6チーム制でも、東京大会とまったく同じ大会形式が採用されるわけではない。
東京2020の日本代表は、決勝でアメリカを2対0で下して初のオリンピック野球金メダルを獲得した。LA28では、その連覇を目指すためにも、まずは出場権の獲得が大きな課題となる。
【2026年最新】オリンピック野球の放送・日程で間違えやすいポイント
LA28の情報を調べる際には、すでに確定している大会日程と、今後発表される放送・出場情報を分けて理解することが大切だ。
誤解1:7月14日が野球の開幕日ではない
夏季大会の開会式は7月14日だが、野球は前日の7月13日から競技が始まる。LA28公式スケジュールにも、野球の初日が大会開催日の「Day -1」として掲載されている。
誤解2:決勝は日本時間7月19日ではない
決勝の開催日はロサンゼルス現地時間で7月19日。日本時間に換算すると7月20日午前11時開始予定となる。検索結果や海外の大会カレンダーを見るときは、現地時間と日本時間を取り違えないよう注意したい。
誤解3:NHKで野球全試合の放送が確定したわけではない
国内放送権は取得されているものの、NHKと民放の具体的な試合分担は別途決定される。特定のチャンネルや配信アプリを確定情報として扱うのは早い。
誤解4:侍ジャパンの出場はすでに決まっていない
日本には2027年プレミア12のアジア枠を獲得する道があるが、大会結果が出るまでは出場権は確定しない。東京2020の金メダル実績があっても、次の大会への出場権が自動的に与えられるわけではない。
情報を見極めるためのチェックポイント
- 日程を確認するときはLA28公式競技スケジュールの更新日を見る。
- 試合時刻にはロサンゼルス現地時間と日本時間のどちらが使われているか確認する。
- 放送局についてはジャパンコンソーシアムの放送権と各テレビ局の番組発表を区別する。
- ネット配信については、権利保有の発表だけでなく、サービス名と対象試合の公式発表を確認する。
- 日本代表については、WBSCの予選結果とJOC・全日本野球協会などの公式発表を確認する。
こうした情報の区別ができれば、未確定の放送予定や代表メンバーを扱う古い記事に惑わされずに済む。
【オリンピック野球の日程・放送】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2028年ロサンゼルス五輪の野球はいつから始まりますか?
A1:2028年7月13日から始まる予定です。夏季大会の開会式は7月14日ですが、野球はその前日からドジャー・スタジアムで競技を開始します。
Q2:野球の決勝・金メダル決定戦はいつですか?
A2:現地時間の2028年7月19日(水)19時開始予定です。日本時間では7月20日午前11時に相当します。セッション終了予定は現地22時30分です。
Q3:オリンピック野球はNHKでテレビ放送されますか?
A3:NHKを含むジャパンコンソーシアムが日本国内のオリンピック放送権を取得しています。ただし、野球の各試合をNHKのどのチャンネルで放送するかは、2026年10月31日時点で個別発表されていません。
Q4:2028年五輪の野球はネット配信でも見られますか?
A4:放送権契約にはデジタル配信の権利も含まれています。ただし、具体的な配信サービス、ライブ配信の対象試合、見逃し配信の有無は未発表です。
Q5:侍ジャパンはどの大会で五輪出場権を獲得できますか?
A5:主要なルートは2027年WBSCプレミア12です。日本がアジアの最上位チームになれば出場権を獲得できます。獲得できなかった場合には、2028年3月までに実施される最終予選のルートもあります。
Q6:2028年五輪の野球は何チームで行われますか?
A6:男子野球は6チーム制です。開催国アメリカに1枠、2026年WBCに2枠、2027年プレミア12に2枠、最終予選に1枠が割り当てられています。
まとめ:2028年五輪野球は7月13日開幕、決勝は7月19日!放送発表にも注目
2026年10月31日時点で、2028年ロサンゼルスオリンピックの野球競技については、開催日程、会場、国内放送権の保有主体、出場枠の配分方法まで明らかになっている。
特に押さえておきたいのは、次の4点だ。
- 競技期間:2028年7月13日~19日。
- 金メダル決定戦:現地7月19日19時、日本時間7月20日11時開始予定。
- 開催会場:ロサンゼルスのドジャー・スタジアム。
- 国内放送権:NHKと民放で構成するジャパンコンソーシアムが取得済み。個別のテレビ局・配信サービスは未発表。
今後の最大の注目大会は2027年プレミア12だ。日本代表がアジア最上位となれば、ロサンゼルス五輪への出場権を獲得できる。東京2020で手にした金メダルを再び目指すためにも、代表チームの戦いは2027年から本格化する。
一方、テレビ中継やネット配信については、放送権の取得と具体的な番組編成を混同しないことが大切だ。NHKや民放の正式な放送予定、配信サービスの発表が出た段階で確認すれば、どこで侍ジャパンの試合や決勝を視聴できるかが明確になる。
日程を先に把握し、2027年の出場権争いと2028年の放送局発表を追っていくことが、LA28野球を見逃さないためのポイントとなる。
主な情報根拠: LA28公式競技スケジュール、IOCの放送権発表、WBSCのLA28予選資格制度、日本オリンピック委員会(JOC)の2027年プレミア12発表、侍ジャパン公式の東京2020大会記録。