2026年のFIFAワールドカップに向けた欧州予選サッカーは、2025年3月から始まったグループリーグと、2026年3月のプレーオフを経て全日程を終了した。欧州に与えられた出場枠は過去大会の13か国から16か国に拡大。12組のグループ首位が直接突破し、残る4枠を16か国によるプレーオフで争う方式が採用された。
最終的にワールドカップ出場を決めたのは、ボスニア・ヘルツェゴビナ、チェコ、スウェーデン、トルコの4か国。4度の優勝経験を持つイタリアは、ボスニア・ヘルツェゴビナとのプレーオフ決勝でPK戦に敗れ、3大会連続の本大会出場を逃した。各グループの最終順位、UEFAネーションズリーグによる救済枠、全プレーオフの結果を整理すると、2026年大会の欧州予選がどのような競争だったのかが見えてくる。
【2026年最新】欧州予選サッカーとは?W杯欧州出場枠16か国の全体像

2026 FIFAワールドカップの欧州予選は、欧州サッカー連盟(UEFA)に所属する各国代表が本大会への出場権を争う大会だ。
2026年大会はカナダ、メキシコ、アメリカの3か国共催となり、出場チーム数が従来の32か国から48か国へ拡大した。それに伴い、欧州の出場枠も13から16へ増加している。
欧州予選には54か国が参加し、12組に分かれてホーム&アウェー方式のリーグ戦を実施。グループの組み分けは2024年12月13日にチューリヒで行われた。
2026年W杯欧州予選の基本ルール
- 参加国:54か国
- グループ数:12組
- 各グループのチーム数:4か国または5か国
- グループ首位:12か国が直接本大会出場
- グループ2位:12か国がプレーオフ進出
- ネーションズリーグ経由:4か国がプレーオフ進出
- プレーオフ出場国:合計16か国
- プレーオフ突破:4か国
- 欧州の本大会出場国:合計16か国
グループA~Fは4か国、グループG~Lは5か国で構成された。4か国のグループは各チーム6試合、5か国のグループは各チーム8試合を戦う。いずれもホームとアウェーで同じ相手と対戦する方式だ。
UEFAの公式大会情報によると、5か国のグループは2025年3月から予選を開始し、4か国のグループは同年9月から本格的に試合を実施。全グループが11月までに終了した。UEFAネーションズリーグの準々決勝との日程調整が、この開始時期の違いにつながっている。
なお、2026年W杯本大会は2026年6月11日から7月19日まで開催された。欧州予選そのものは3月31日のプレーオフ決勝で終了し、16か国の顔ぶれが確定している。
【グループ順位一覧】欧州予選12組の最終結果と直接突破した国
欧州予選のグループリーグでは、各組の首位に立ったチームが無条件で本大会出場権を獲得する。2位のチームはプレーオフへ進み、3位以下は原則として敗退となる。ただし、UEFAネーションズリーグ経由の追加枠が例外を生んだ。
以下はUEFAが公表した2025年11月18日時点の最終順位と勝ち点だ。各グループの首位と2位を中心に整理した。
| グループ | 1位・勝ち点 | 2位・勝ち点 | 直接突破・プレーオフ |
|---|---|---|---|
| A | ドイツ 15 | スロバキア 12 | ドイツが直接突破 |
| B | スイス 14 | コソボ 11 | スイスが直接突破 |
| C | スコットランド 13 | デンマーク 11 | スコットランドが直接突破 |
| D | フランス 16 | ウクライナ 10 | フランスが直接突破 |
| E | スペイン 16 | トルコ 13 | スペインが直接突破 |
| F | ポルトガル 13 | アイルランド 10 | ポルトガルが直接突破 |
| G | オランダ 20 | ポーランド 17 | オランダが直接突破 |
| H | オーストリア 19 | ボスニア・ヘルツェゴビナ 17 | オーストリアが直接突破 |
| I | ノルウェー 24 | イタリア 18 | ノルウェーが直接突破 |
| J | ベルギー 18 | ウェールズ 16 | ベルギーが直接突破 |
| K | イングランド 24 | アルバニア 14 | イングランドが直接突破 |
| L | クロアチア 22 | チェコ 16 | クロアチアが直接突破 |
※勝ち点は各組の最終順位に基づく。スウェーデン、北アイルランド、ルーマニア、北マケドニアはグループ2位ではなかったが、ネーションズリーグ経由でプレーオフに進出した。
直接突破した12か国
グループ首位として本大会出場を決めたのは次の12か国だ。
- ドイツ
- スイス
- スコットランド
- フランス
- スペイン
- ポルトガル
- オランダ
- オーストリア
- ノルウェー
- ベルギー
- イングランド
- クロアチア
なかでも注目されたのがノルウェーのグループIだ。8試合で8勝、勝ち点24、得点37、失点5という圧倒的な成績を残し、イタリアを抑えて首位を獲得した。
また、グループCではスコットランドがデンマークを上回り、直接突破を決めた。グループJのベルギーもウェールズとの競争を制して首位を確保している。
この12か国がプレーオフを経ずに本大会への切符を手にした。欧州予選ではグループ2位に入るだけでは出場が確定せず、最後まで勝ち切ることが最も確実な突破方法だった。
【勝ち点・順位決定方式】欧州予選グループリーグはどう順位を決めた?
欧州予選の順位を理解するうえで基本となるのが、勝ち点制度と順位決定基準だ。
勝ち点は勝利3、引き分け1、敗北0
各チームはグループ内の全チームとホーム・アウェーで1試合ずつ対戦する。勝利すると3点、引き分けは1点、敗北は0点が与えられる。
- 勝利:勝ち点3
- 引き分け:勝ち点1
- 敗北:勝ち点0
最終的には、獲得した勝ち点が最も多いチームがグループ首位となる。
勝ち点が同じ場合の順位決定基準
複数のチームが同じ勝ち点で並んだ場合は、規定に従って順位を決める。基本的には次の項目が判断材料となる。
- グループ全試合の得失点差
- グループ全試合の総得点
- 該当チーム同士の対戦成績
- 該当チーム間の得失点差や総得点など
- アウェーゴールや警告・退場に関する規律ポイントなどの基準
したがって、勝利数だけで順位が決まるわけではない。大量得点で勝つことや、失点を抑えることも最終順位に影響する。
特に5か国で構成されたグループでは8試合を戦うため、1試合の結果が順位に与える影響は小さくない。勝ち点が並んだ場合には、得失点差が直接突破とプレーオフを分ける可能性もある。
グループ2位でも本大会出場は確定しない
誤解されやすいのが、グループ2位の扱いだ。2位は本大会出場権を得るのではなく、あくまでプレーオフへの参加資格を獲得する。
例えばイタリアはグループIで勝ち点18を獲得して2位となったが、その後のプレーオフ決勝で敗退した。一方、同じ2位からプレーオフを勝ち抜いたチームは本大会に進んでいる。
つまり、グループリーグとプレーオフは別々の関門であり、最後の決勝まで勝ち抜いて初めて出場権が確定する仕組みだ。
【プレーオフの仕組み】16か国の選出方法とUEFAネーションズリーグ出場枠
2026年大会の欧州予選で特徴的だったのが、UEFAネーションズリーグを利用したプレーオフ進出制度だ。
プレーオフに進めるのは、通常のグループリーグ2位の12か国だけではない。2024/25シーズンのUEFAネーションズリーグでグループ優勝したチームのうち、W杯欧州予選で1位にも2位にもならなかったチームから、成績上位の4か国が追加される。
プレーオフ16か国の内訳
参加国の構成は次のとおりだ。
グループ2位の12か国
- スロバキア
- コソボ
- デンマーク
- ウクライナ
- トルコ
- アイルランド
- ポーランド
- ボスニア・ヘルツェゴビナ
- イタリア
- ウェールズ
- アルバニア
- チェコ
ネーションズリーグ経由の4か国
- ルーマニア
- スウェーデン
- 北アイルランド
- 北マケドニア
この16か国を4つのプレーオフ経路に振り分け、それぞれ4か国で争う。
一発勝負の準決勝と決勝で4枠を決定
プレーオフはホーム&アウェーの2試合制ではない。各経路で準決勝と決勝をそれぞれ1試合ずつ実施するノックアウト方式だ。
- 準決勝:2026年3月26日
- 決勝:2026年3月31日
- 試合形式:1試合制
- 延長戦・PK戦:必要に応じて実施
- 各経路の優勝国:W杯出場権獲得
準決勝で敗れれば、その時点で本大会出場の可能性は消滅する。決勝も同じく一発勝負となるため、戦術的な準備だけでなく、試合当日のコンディションや選手起用が大きな意味を持った。
ネーションズリーグ枠は直接出場枠ではない
特に重要なのは、ネーションズリーグの優勝チームにW杯出場権が直接与えられるわけではないという点だ。
この制度は、ネーションズリーグの成績が良かったチームにプレーオフへの追加ルートを用意するもの。W杯予選でグループ1位や2位になれなかった場合でも、一定の条件を満たせば最後の4枠を争える。
実際にスウェーデンはグループBで4位、勝ち点2という成績だった。それでもネーションズリーグ経由の資格によってプレーオフに進み、最終的にはポーランドを破って本大会出場を決めた。
この結果は、ネーションズリーグ枠が単なる形式的な救済ではなく、欧州予選の最終的な出場国を左右する実質的なルートだったことを示している。
【イタリア代表が敗退した理由】ノルウェーとの直接対決からボスニア戦まで
2026年の欧州予選で最も大きな衝撃を与えた出来事の一つが、イタリア代表の敗退だ。
イタリアはワールドカップを4度制した強豪国だが、2018年ロシア大会、2022年カタール大会に続き、2026年大会も出場できなかった。かつて世界を代表したサッカー大国が3大会連続で本大会を逃す事態となった。
グループIでノルウェーに首位を奪われる
イタリアの最初の関門はノルウェーとのグループIだった。
2025年6月6日、イタリアはアウェーでノルウェーに0対3で敗戦。さらに11月16日の最終戦でもホームで1対4と敗れた。
ノルウェーは8試合全勝で勝ち点24。対するイタリアは6勝2敗の勝ち点18にとどまった。両国の差は6ポイントに達し、イタリアは直接突破を逃してプレーオフに回ることになった。
ノルウェーはエルリング・ハーランドらを擁し、得点力を発揮。イタリアとの直接対決でも2試合合計7得点を記録した。グループ首位争いを左右したのは、まさにこの直接対決だった。
プレーオフ準決勝では北アイルランドに勝利
イタリアは2026年3月26日のプレーオフ準決勝で北アイルランドと対戦し、2対0で勝利した。
サンドロ・トナーリのゴールやモイーズ・キーンの追加点によって決勝進出を決め、W杯出場への最後の一歩を残した。
決勝の相手はボスニア・ヘルツェゴビナ。2014年大会以来のW杯出場を目指す両国の対戦は、ゼニツァで行われた。
ボスニア・ヘルツェゴビナとの決勝で起きた悲劇
2026年3月31日の決勝は、イタリアにとって先制に成功した試合だった。
前半15分、モイーズ・キーンがニコロ・バレッラのアシストからゴールを決め、イタリアが1対0とリード。しかし、前半41分にアレッサンドロ・バストーニが退場となり、イタリアは数的不利に陥った。
10人での戦いを強いられたイタリアは守備を固めたものの、後半79分にハリス・タバコビッチに同点ゴールを許す。その後、延長戦でも決着がつかず、勝負はPK戦へ持ち込まれた。
PK戦ではイタリアのピオ・エスポジトとブライアン・クリスタンテが失敗。ボスニア・ヘルツェゴビナは4人全員が成功し、PK戦4対1で勝利した。
UEFAの公式試合レポートとイタリアサッカー連盟(FIGC)の試合報告でも、バストーニの退場、キーンの先制点、タバコビッチの同点弾、PK戦での敗退が確認できる。
イタリア敗退の直接的な要因は、ノルウェーとの2試合で勝ち点を失ったこと、そしてプレーオフ決勝での退場とPK戦での失敗だった。特に一発勝負の決勝で数的不利になったことは、試合展開に大きな影響を及ぼした。
一方、敗退を単一の試合だけで説明することもできない。グループ首位を逃した段階で、イタリアはすでに追加の一発勝負を2試合勝ち抜かなければならない状況に置かれていた。予選全体を通じた安定性の差が、最後の敗退につながったと見るべきだ。
【最終出場国4か国】ボスニア、チェコ、スウェーデン、トルコの突破結果
2026年3月31日、欧州の最後の4枠が確定した。準決勝から決勝までの結果を見ると、PK戦で勝ち抜いた国と、終盤の得点で切符をつかんだ国に分かれる。
プレーオフ準決勝の全結果
- イタリア 2-0 北アイルランド
- ウェールズ 1-1 ボスニア・ヘルツェゴビナ(PK戦4-2でボスニア勝利)
- ウクライナ 1-3 スウェーデン
- ポーランド 2-1 アルバニア
- トルコ 1-0 ルーマニア
- スロバキア 3-4 コソボ
- デンマーク 4-0 北マケドニア
- チェコ 2-2 アイルランド(PK戦4-3でチェコ勝利)
プレーオフ決勝の全結果
2026年3月31日に行われた4試合の結果は以下のとおり。
- 経路A:ボスニア・ヘルツェゴビナ 1-1 イタリア(PK戦4-1)
- 経路B:スウェーデン 3-2 ポーランド
- 経路C:コソボ 0-1 トルコ
- 経路D:チェコ 2-2 デンマーク(PK戦3-1)
これにより、最後の4枠を獲得した国はボスニア・ヘルツェゴビナ、スウェーデン、トルコ、チェコに決まった。
ボスニア・ヘルツェゴビナ:イタリアを破って2度目の本大会へ
ボスニア・ヘルツェゴビナは準決勝でウェールズと対戦し、1対1のまま延長戦を終了。PK戦を4対2で制して決勝へ進んだ。
決勝ではイタリアを相手に1点を追う展開から追いつき、PK戦で勝利。2014年ブラジル大会以来となる2度目のワールドカップ出場を決めた。
イタリアという実績ある相手を破ったことで、ボスニア・ヘルツェゴビナにとって歴史的な突破となった。
チェコ:デンマークとの接戦をPK戦で制す
チェコは準決勝でアイルランドと2対2で引き分け、PK戦を4対3で勝ち上がった。決勝のデンマーク戦も2対2で延長戦まで進み、PK戦を3対1で制した。
2試合連続でPK戦を経験しながら突破した点が特徴的だ。チェコは2006年大会以来となる本大会出場を果たした。
スウェーデン:ネーションズリーグ枠から本大会へ
スウェーデンはグループBで4位に終わり、通常のグループ順位だけなら敗退する成績だった。しかし、ネーションズリーグ経由でプレーオフ出場資格を獲得した。
準決勝ではウクライナを3対1で破り、決勝ではポーランドに3対2で勝利。ヴィクトル・ギェケレシュが決勝で勝利につながるゴールを決めた。
グループリーグで結果を残せなかったチームが、別の大会で得た資格を生かしてW杯出場までたどり着いた。今回の欧州予選を象徴する突破例といえる。
トルコ:コソボを破って24年ぶりの本大会へ
トルコはグループEでスペインに次ぐ2位となり、プレーオフに進んだ。
準決勝ではルーマニアを1対0で下し、決勝ではコソボとの接戦を制して1対0で勝利。ケレム・アクトゥルコールの得点が勝敗を分けた。
トルコは2002年の日韓大会以来となる本大会出場を決めた。欧州予選を最後まで勝ち抜いた4か国の中でも、長い空白を埋める突破となった。
2026年W杯欧州出場国一覧・全16か国
最終的に確定した欧州の出場国は次の16か国だ。
グループリーグからの直接突破・12か国
ドイツ、スイス、スコットランド、フランス、スペイン、ポルトガル、オランダ、オーストリア、ノルウェー、ベルギー、イングランド、クロアチア。
プレーオフからの突破・4か国
ボスニア・ヘルツェゴビナ、スウェーデン、トルコ、チェコ。
この16か国が2026年FIFAワールドカップの欧州代表として確定した。UEFAが3月31日に発表した最終出場国の一覧とも一致している。
【日程・結果の総まとめ】2025年の予選から2026年の最終決戦まで
欧州予選は、2024年12月の組み合わせ抽選から2026年3月のプレーオフ決勝まで、約1年3か月にわたって進行した。
主要日程一覧
- 2024年12月13日:欧州予選の組み合わせ抽選
- 2025年3月21日:グループリーグの試合開始
- 2025年6月6日:ノルウェーがイタリアに3対0で勝利
- 2025年9月:4か国で構成されたグループも予選開始
- 2025年11月18日:グループリーグ全日程終了
- 2026年3月26日:プレーオフ準決勝
- 2026年3月31日:プレーオフ決勝、欧州16か国確定
- 2026年6月11日~7月19日:FIFAワールドカップ本大会
UEFA公式の全試合結果では、グループリーグの試合日程とプレーオフの各スコアが確認できる。特に2025年11月の最終節は、ノルウェー対イタリア、スコットランド対デンマークなど、首位争いと順位確定に直結するカードが集中した。
予選結果を確認するときのポイント
欧州予選の情報を調べる際は、グループリーグとプレーオフを混同しないことが大切だ。
- グループ順位を見る場合は、最終節終了後の勝ち点を確認する。
- プレーオフ進出国を見る場合は、2位12か国だけでなくネーションズリーグ枠4か国も確認する。
- 決勝結果を見る場合は、90分間のスコアだけでなく延長戦とPK戦の結果も確認する。
- 出場国一覧を見る場合は、直接突破12か国とプレーオフ突破4か国を合算する。
例えば、スウェーデンのようにグループ4位でも出場できるケースがあるため、単純にグループ順位だけを見て最終的な出場国を判断することはできない。
【欧州予選サッカー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年W杯の欧州出場枠は何か国ですか?
A1:合計16か国です。12組のグループ首位が直接突破し、残る4枠は16か国によるプレーオフで決定しました。
Q2:欧州予選のグループ2位は自動的にW杯へ出場できますか?
A2:できません。グループ2位の12か国はプレーオフに進出する資格を得るだけです。準決勝と決勝を勝ち抜く必要があります。
Q3:UEFAネーションズリーグ枠とは何ですか?
A3:2024/25シーズンのネーションズリーグでグループ優勝したチームのうち、W杯予選で1位にも2位にもならなかったチームから、総合順位上位4か国に与えられたプレーオフ参加資格です。2026年大会ではルーマニア、スウェーデン、北アイルランド、北マケドニアが該当しました。
Q4:イタリア代表はなぜ2026年W杯に出場できなかったのですか?
A4:グループIでノルウェーに2度敗れ、勝ち点18で2位となった後、プレーオフ決勝でボスニア・ヘルツェゴビナと1対1で引き分けました。PK戦を1対4で落としたため、3大会連続で本大会出場を逃しました。
Q5:2026年W杯の欧州プレーオフを突破した国はどこですか?
A5:ボスニア・ヘルツェゴビナ、チェコ、スウェーデン、トルコの4か国です。決勝は2026年3月31日に行われました。
Q6:スウェーデンはグループリーグで4位なのに、なぜ出場できたのですか?
A6:2024/25 UEFAネーションズリーグでの成績によってプレーオフ出場資格を得たためです。その後、準決勝でウクライナ、決勝でポーランドを破り、本大会出場を決めました。
Q7:欧州予選のプレーオフはホーム&アウェー方式ですか?
A7:いいえ。準決勝と決勝はいずれも1試合制です。延長戦でも決着しない場合はPK戦で勝者を決めます。
まとめ:2026年欧州予選は16枠をめぐる二段階の競争だった
2026年FIFAワールドカップの欧州予選は、12組のグループリーグと16か国によるプレーオフという二段階の仕組みで、欧州の出場16枠を決定した。
グループ首位の12か国は直接突破を果たし、残る4枠はグループ2位の12か国とネーションズリーグ経由の4か国が争った。最終的にはボスニア・ヘルツェゴビナ、チェコ、スウェーデン、トルコが勝ち抜いている。
今回の予選で特に印象的だったのは、イタリアの3大会連続敗退と、グループ4位からプレーオフを勝ち抜いたスウェーデンの対照的な結果だ。前者はグループリーグでの取りこぼしと一発勝負の難しさを示し、後者はネーションズリーグ枠が持つ実質的な意味を浮き彫りにした。
欧州予選の結果を正確に理解するには、勝ち点やグループ順位だけでなく、直接突破とプレーオフの違い、さらにネーションズリーグによる追加ルートまで把握する必要がある。2026年大会は、欧州サッカーの勢力図と各国代表の実力差を考えるうえでも、重要な予選となった。
【プロの結論】欧州予選を分析する際の最大の判断基準は、グループ順位だけでチームの最終的な成否を評価しないことだ。直接突破できる安定した強さ、プレーオフで一発勝負を制する勝負強さ、そしてネーションズリーグによる追加ルート。この3つを区別することで、2026年W杯の欧州16か国がどのように決まったのかを正しく理解できる。
主な情報根拠: UEFA公式大会結果・最終順位、FIFA公式プレーオフ総括、イタリアサッカー連盟(FIGC)の試合報告。