2026年の福岡ソフトバンクホークスの選手を確認する際、まず区別したいのが「選手名鑑」「支配下選手一覧」「一軍出場選手一覧」の3種類だ。
選手名鑑は球団に所属する選手のプロフィールを確認する資料、支配下選手一覧はNPBに登録された支配下選手の確認資料、一軍出場選手一覧は特定日時点で一軍の出場資格を持つ選手の一覧である。
以下は、球団公式の2026年10月16日現在の出場選手一覧に基づく背番号とポジションの整理だ。
投手一覧
| 背番号 | 選手名 |
|---|---|
| 10 | 上沢直之 |
| 11 | 津森宥紀 |
| 18 | 徐若熙 |
| 26 | 鈴木豪太 |
| 34 | アレクサンダー・アルメンタ |
| 35 | リバン・モイネロ |
| 40 | 杉山一樹 |
| 41 | 前田悠伍 |
| 42 | 伊藤優輔 |
| 54 | ロベルト・オスナ |
| 63 | ダーウィンゾン・ヘルナンデス |
| 66 | 松本裕樹 |
| 95 | 小林樹斗 |
捕手一覧
| 背番号 | 選手名 |
|---|---|
| 39 | 山本祐大 |
| 45 | 谷川原健太 |
| 62 | 海野隆司 |
内野手一覧
| 背番号 | 選手名 |
|---|---|
| 0 | 川瀬晃 |
| 4 | ジーター・ダウンズ |
| 5 | 山川穂高 |
| 8 | 牧原大成 |
| 24 | 栗原陵矢 |
| 25 | 庄子雄大 |
| 33 | 廣瀨隆太 |
外野手一覧
| 背番号 | 選手名 |
|---|---|
| 3 | 近藤健介 |
| 9 | 柳田悠岐 |
| 23 | 周東佑京 |
| 31 | 正木智也 |
| 32 | 柳町達 |
| 57 | 緒方理貢 |
| 61 | 川村友斗 |
出典:福岡ソフトバンクホークス公式「出場選手一覧」、2026年10月16日現在。
ここに掲載したのは一軍出場選手の特定時点の一覧であり、球団に所属する全選手を網羅したものではない。シーズン終了後の日本シリーズ出場資格者名簿とも対象範囲が異なる。
【2026年の投手陣】モイネロ・上沢・前田悠伍らの実力と役割

2026年のホークス投手陣は、経験豊富な先発投手、成長著しい若手、試合終盤を任されるリリーフ陣の組み合わせが特徴だ。
特に注目したいのは、モイネロ、上沢直之、前田悠伍、松本晴、大津亮介、杉山一樹ら。それぞれ異なる役割でチームを支えている。
リバン・モイネロ|背番号35
- 背番号:35
- 投打:左投左打
- 国籍:キューバ
- 2026年成績:6勝1敗
- 防御率:0.76
- 投球回:47回1/3
モイネロはホークス投手陣を代表する左腕の一人。2026年のNPB公式投手成績では、7試合に登板して6勝1敗、防御率0.76という数字を残した。
47回1/3を投げて自責点はわずか4。奪三振は34個を記録している。
登板数だけでなく、少ない失点で試合を作った点が際立つ。2026年の成績を評価するうえで、防御率0.76は見逃せない数字だ。
上沢直之|背番号10
- 背番号:10
- 投打:右投右打
- 2026年成績:10勝4敗
- 投球回:135回1/3
- 防御率:2.39
- 奪三振:129
上沢は2026年の先発陣を支えた投手だ。22試合に登板し、10勝を挙げた。
135回1/3を投げ、防御率2.39。129奪三振という数字も残している。長いイニングを投げられる能力は、連戦が続くペナントレースにおいて大きな意味を持つ。
前田悠伍|背番号41
- 背番号:41
- 投打:左投左打
- 2026年成績:12勝1敗
- 投球回:111回2/3
- 防御率:2.10
- 奪三振:95
2026年の投手陣で特に注目すべき存在が前田悠伍だ。
19試合に登板して12勝1敗、防御率2.10。勝率は.923を記録した。
若い投手がシーズンを通じて安定した成績を残したことは、ホークスの将来を考えるうえでも大きな材料になる。経験豊富な投手だけに依存しないチームづくりが進んでいることを示す成績だ。
そのほかの注目投手
2026年のNPB公式成績から、以下の投手も押さえておきたい。
- 松本晴(背番号49): 22試合、12勝3敗、防御率2.66。
- 大津亮介(背番号19): 22試合、12勝5敗、防御率2.68。
- 松本裕樹(背番号66): 58試合登板、防御率2.22、32ホールド。
- 杉山一樹(背番号40): 55試合登板、35セーブ。
- 津森宥紀(背番号11): 51試合登板、防御率1.50。
- 上茶谷大河(背番号64): 36試合登板、8勝3敗、防御率3.26。
この数字を見ると、ホークスの投手陣は先発だけでなく、リリーフにも複数の実績ある選手を配置できる構成になっている。
特に杉山の35セーブ、松本裕樹の32ホールドは、終盤の試合運びを支える重要な数字だ。
【主力野手を徹底比較】柳田悠岐・近藤健介・周東佑京・山川穂高の2026年成績
ソフトバンクの野手陣を語るうえで欠かせないのが、柳田悠岐、近藤健介、周東佑京、山川穂高の4人だ。
それぞれ打撃、出塁、走塁、長打力という異なる特徴を持っている。
2026年の公式戦終了時点のNPBデータをもとに比較すると、個々の役割がより明確になる。
主力選手のプロフィール・成績比較表
| 選手 | 背番号・守備位置 | 2026年公式戦成績 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| 柳田悠岐 | 9・外野手 | 打率.302、19本塁打、70打点 | 長打力と打撃技術 |
| 近藤健介 | 3・外野手 | 打率.309、32本塁打、108打点 | 高い出塁能力と長打力 |
| 周東佑京 | 23・外野手 | 打率.275、30盗塁 | 走力と機動力 |
| 山川穂高 | 5・内野手 | 打率.178、11本塁打、28打点 | 長打を生み出すパワー |
| リバン・モイネロ | 35・投手 | 6勝1敗、防御率0.76 | 左腕エースとしての投球力 |
柳田悠岐|背番号9
- 生年月日:1988年10月9日
- 背番号:9
- 守備位置:外野手
- 2026年打率:.302
- 本塁打:19本
- 打点:70
- 試合数:128
柳田悠岐は、ホークスを代表する強打者だ。
2026年は128試合に出場し、139安打、19本塁打、70打点を記録。打率は.302だった。
特筆すべきは、規定打席到達者の中でパ・リーグ打率3位に入ったこと。近藤健介とともに高打率を残し、チームの攻撃を支えた。
柳田の魅力は、長打だけに偏らない打撃にもある。広角に打球を運ぶ能力と、長打を生み出すパワーの両立が持ち味だ。
近藤健介|背番号3
- 生年月日:1993年8月9日
- 背番号:3
- 守備位置:外野手
- 2026年打率:.309
- 本塁打:32本
- 打点:108
- 出塁率:.431
近藤健介は2026年のホークス打線を象徴する存在だった。
139試合に出場し、151安打、32本塁打、108打点を記録。出塁率は.431に達した。
加えて、四球は101個。単純な打率や本塁打だけでなく、四球を選んで出塁する能力にも優れている。
パ・リーグの首位打者争いでも打率.309で2位に入った。打線の中軸を任される選手として、非常に存在感のあるシーズンだった。
周東佑京|背番号23
- 生年月日:1996年2月10日
- 背番号:23
- 守備位置:外野手
- 2026年打率:.275
- 安打:133本
- 盗塁:30
- 得点:75
周東佑京の最大の武器は走力だ。
2026年は127試合に出場し、30盗塁を記録した。75得点という数字も、攻撃面での貢献を示している。
盗塁は単に塁を進めるだけではない。投手にけん制を意識させ、捕手の送球や内野守備にも影響を与える。
周東の存在は、ホークスの攻撃に機動力という別の選択肢をもたらしている。
山川穂高|背番号5
- 生年月日:1991年11月23日
- 背番号:5
- 守備位置:内野手
- 2026年打率:.178
- 本塁打:11本
- 打点:28
- 試合数:58
山川穂高は、長打力を武器とする右打ちの内野手だ。
2026年の公式戦成績は58試合、32安打、11本塁打、28打点、打率.178だった。
本塁打数だけを見れば長打力は健在だが、出場試合数や打率を含めて評価する必要がある。
山川のような長距離打者は、打線に一発の可能性を加えられる存在だ。2027年以降の巻き返しに向けて、出場機会と打撃成績の両面が注目される。
2026年の野手陣をどう評価するか
2026年の個人成績では、近藤の打率.309、柳田の打率.302、牧原大成の打率.300が目を引く。
加えて、栗原陵矢は40本塁打、118打点を記録。正木智也も28本塁打を放った。
つまり、ホークスの攻撃力は柳田や近藤だけに依存していたわけではない。中軸から下位打線まで、複数の選手が長打を供給できる構成だった。
【新加入・支配下登録】2026年にソフトバンクへ加わった選手と育成からの昇格
2026年のホークスを理解するうえで、シーズン途中の選手登録の動きも重要だ。
特に注目されたのが、横浜DeNAベイスターズから加入した山本祐大と、育成選手から支配下登録に移行した投手たちである。
山本祐大がDeNAから加入
- 背番号:39
- 守備位置:捕手
- 前所属:横浜DeNAベイスターズ
- 2026年成績:打率.267、6本塁打、41打点
NPBの登録公示によると、山本祐大は2026年5月13日付で横浜DeNAベイスターズからソフトバンクへ移籍した。
捕手としての能力に加え、打撃面でも貢献できる選手だ。2026年は55試合に出場し、51安打、6本塁打、41打点を記録した。
捕手は投手との連携、配球、守備、打撃など、複数の役割を担うポジション。山本の加入は、チームの捕手層を考えるうえで大きな動きだった。
2026年の主な支配下登録・新加入の動き
| 日付 | 選手名 | 背番号 | 登録・加入の内容 |
|---|---|---|---|
| 4月18日 | 大竹風雅 | 59 | 育成から支配下へ |
| 5月8日 | 藤原大翔 | 22 | 育成から支配下へ |
| 5月13日 | 山本祐大 | 39 | DeNAからトレード加入 |
| 5月25日 | アルメンタ | 34 | 育成から支配下へ |
| 7月2日 | 北斗 | 43 | 育成から支配下へ |
| 7月30日 | 張峻瑋 | 17 | 育成から支配下へ |
| 7月30日 | ルイス・ロドリゲス | 85 | 育成から支配下へ |
| 7月30日 | 小林樹斗 | 95 | 育成から支配下へ |
| 7月30日 | ジャクソン・ラトリッジ | 14 | 新加入 |
7月30日は特に動きが大きかった。複数の育成選手が支配下登録に移行するとともに、ジャクソン・ラトリッジが新たに加入した。
なお、小林樹斗は5月20日に背番号165で入団発表され、その後7月30日に支配下登録されて背番号95となった。
支配下選手と育成選手の違い
ソフトバンクの選手層を理解するには、支配下契約と育成契約の違いを知っておく必要がある。
- 支配下選手: NPBの支配下選手として登録され、一軍公式戦への出場資格を持つ選手。
- 育成選手: 育成を目的とした契約で所属する選手。支配下登録への移行が必要となる。
- 背番号の違い: 育成選手は一般に3桁の背番号を使用し、支配下登録後には2桁以下の番号へ変更される場合がある。
NPBの2026年度登録資料では、ソフトバンクの支配下選手は70名、育成選手一覧は48名と表示されている。育成選手から支配下へ昇格した選手も複数確認できる。
この制度は、若い選手や実績を積み上げている選手に一軍への道を開く仕組みでもある。
ソフトバンクは育成選手の層が厚い球団として知られており、二軍・三軍・四軍を含めた育成環境がチーム全体の競争力を支えている。
【小久保裕紀監督と2026年のチーム情報】2年連続日本一を実現した組織力
- 背番号:90
- 役職:一軍監督
- 生年月日:1971年10月8日
- 2026年11月2日時点:55歳
2026年の福岡ソフトバンクホークスを率いたのは小久保裕紀監督だ。
NPBの2026年度監督・コーチ一覧でも、一軍監督として背番号90で登録されている。
チームを支える主な首脳陣には、次の人物が名を連ねる。
- 倉野信次:投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター
- 若田部健一:投手コーチ
- 中田賢一:投手コーチ
- 村松有人:野手チーフコーチ
- 長谷川勇也:打撃コーチ兼スキルコーチ
- 本多雄一:内野守備・走塁兼作戦コーチ
- 大西崇之:外野守備・走塁兼作戦コーチ
- 細川亨:バッテリーコーチ
- 斉藤和巳:二軍監督
2026年のチームが達成した主な記録
2年連続
日本一13度目
日本一9度目
ソフトバンクとしての日本一3連覇
パ・リーグ優勝
球団公式発表によると、2026年は「全新(ゼンシン)」をスローガンに掲げ、昨年の日本一に満足せず、さらなる進化を目指したシーズンだった。
10月28日の日本シリーズ第4戦で横浜DeNAベイスターズを破り、日本一を達成。加えて、南海ホークス時代の1966年以来60年ぶりとなるリーグ3連覇を成し遂げた。
この結果は、単にスター選手をそろえたことだけでは説明できない。
主力の打撃力、先発投手の勝ち星、救援投手の安定感、育成選手の昇格、捕手の補強といった複数の要素がかみ合ったことが、チームの競争力につながっている。
【プロの結論】2026年ソフトバンク選手名鑑から読み解く強さと今後の注目点
2026年のソフトバンクを評価するなら、個々の有名選手だけでなく、選手層全体を見る必要がある。
注目すべき要点は次の4つだ。
1. 主力野手の打撃力
近藤健介の打率.309、柳田悠岐の打率.302、栗原陵矢の40本塁打など、異なるタイプの打者が結果を残した。
2. 投手陣の先発・救援のバランス
前田悠伍、松本晴、大津亮介が12勝を記録。杉山一樹は35セーブ、松本裕樹は32ホールドを挙げた。試合の序盤から終盤まで役割を分担できることが強みだ。
3. 補強と育成を組み合わせた選手層
山本祐大の加入に加え、大竹風雅、藤原大翔、アルメンタらの支配下登録があった。既存の主力だけでなく、新戦力や若手にもチャンスが与えられている。
4. 一軍とファームを含めた競争環境
支配下登録選手と育成選手は同じ扱いではない。背番号や登録状況を確認することで、現在の一軍戦力と将来の候補選手を区別できる。
2027年に向けては、山川穂高の打撃成績の回復、若手投手の継続的な成長、捕手陣の競争、柳田らベテランと若手の役割分担が注目点となる。
【野球ソフトバンク選手】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のソフトバンクで柳田悠岐の背番号は何番?
A1:柳田悠岐の背番号は9番。2026年の公式戦では128試合に出場し、打率.302、19本塁打、70打点を記録した。
Q2:近藤健介と周東佑京の背番号は?
A2:近藤健介は3番、周東佑京は23番。2026年の成績は近藤が打率.309、32本塁打、108打点、周東が打率.275、30盗塁だった。
Q3:2026年のソフトバンクの監督は誰?
A3:小久保裕紀監督。背番号は90番。2026年にはパ・リーグ3連覇と2年連続日本一を達成した。
Q4:2026年にソフトバンクへ新加入した捕手は誰?
A4:横浜DeNAベイスターズから移籍した山本祐大。2026年5月13日付で支配下登録され、背番号39を着用した。
Q5:ソフトバンクの育成選手は支配下選手と何が違う?
A5:育成選手は育成契約で所属し、支配下登録への移行を経て一軍公式戦への出場資格を得る。2026年は大竹風雅、藤原大翔、張峻瑋、小林樹斗らが支配下登録に移行した。
Q6:モイネロの2026年の成績は?
A6:7試合に登板して6勝1敗、防御率0.76、47回1/3を記録した。2026年のNPB公式投手成績に掲載されている。
まとめ:2026年のソフトバンクは主力・若手・育成の総合力が強み
2026年の福岡ソフトバンクホークスは、柳田悠岐、近藤健介、周東佑京らの主力野手と、モイネロ、上沢直之、前田悠伍らの投手陣を中心に、2年連続の日本一を達成した。
背番号を調べるなら、柳田9番、近藤3番、周東23番、山川5番、モイネロ35番をまず押さえておきたい。
また、山本祐大の加入や育成選手の支配下登録は、シーズン中のチーム編成を理解するうえで重要な出来事だった。
2026年のホークスの本当の強さは、スター選手の個人能力だけではなく、先発・救援・野手・捕手・育成という各部門が連動する選手層の厚さにある。
2027年に向けては、主力選手の活躍を引き続き追いながら、新たに台頭する若手選手や支配下登録を目指す育成選手にも注目したい。
主な参照資料:日本野球機構(NPB)2026年度選手登録・個人成績・監督コーチ一覧、福岡ソフトバンクホークス公式選手名鑑・出場選手一覧・新入団選手情報・2026年10月28日付日本一達成発表。