パチスロ〈物語〉シリーズ セカンドシーズンは、サミーが手掛けた6号機ATタイプのパチスロ機です。2020年3月16日に導入され、純増約2.8枚/GのAT「倖時間SS(ハッピータイム セカンドシーズン)」や、配当と倍率を組み合わせる「倍倍チャンス」など、シリーズならではのゲーム性を搭載しています。
2026年現在、攻略情報を確認するうえで押さえたいのは、通常時の周期抽選、CZ「結末ノ儀」、チャンスAT「傾物語」、天井200G/500Gの振り分け、そして設定差のある小役確率です。特に、スイカによる天井ゲーム数の減算や、倖時間SS終了時のサミートロフィーは、立ち回りと設定推測の両方に関係します。
【基本情報】パチスロ〈物語〉シリーズ セカンドシーズンのスペックと2026年現在の位置づけ

本機の正式名称は「パチスロ〈物語〉シリーズ セカンドシーズン」。メーカーはサミー、製造元はタイヨーエレックです。
サミーは2020年2月5日付のニュースリリースで本機の発売を発表し、同年3月中旬から全国のホールへ導入する予定を公表しました。実際の導入日は2020年3月16日です。つまり、2026年の新台ではなく、導入から6年以上が経過した6号機AT機に当たります。
ゲーム性の特徴は、通常時の周期抽選からCZを経由し、チャンスATを突破してメインATへ進む構成です。AT突入後は差枚数管理によって出玉を増やし、上乗せ特化ゾーンや疑似ボーナスによって大量獲得を目指します。
50枚あたりの平均ゲーム数は約50.8G(設定1)。通常時は比較的長くゲーム数を回せる一方、AT中は純増約2.8枚/Gで出玉を獲得する設計です。
基本スペック一覧
- メーカー:サミー
- 製造元:タイヨーエレック
- 導入日:2020年3月16日
- 機種タイプ:6号機・AT機
- AT純増:約2.8枚/G
- ATタイプ:差枚数管理型
- 50枚あたりの平均ゲーム数:約50.8G(設定1)
- メインAT:倖時間SS
- 上乗せ特化ゾーン:倍倍チャンス
- 上位AT:あとがたり
2026年に攻略情報を調べる場合も、基本スペックと導入時の解析数値を区別して読むことが大切です。現在の機種情報ページに掲載されている数値は、基本的に本機の導入当時に公表・解析された仕様を示しています。
【通常時のゲーム性】周期抽選・結末ノ儀・傾物語の仕組みを解説
通常時は、単純なゲーム数解除だけでなく、周期抽選を軸にCZ当選を目指すゲーム性です。液晶左上に表示される結末マップが、現在の周期の進行状況を示しています。
周期抽選と結末マップ
通常時の1周期は平均約45G。基本的には物語ステージから日常パートへ移行し、レア小役や怪異図柄などを契機に怪異パートへ発展します。
結末マップはゲーム数の消化に伴って進行し、右側へ移動するほどCZ「結末ノ儀」の期待度が上がります。マップ最上段への到達時にはCZ抽選が行われます。
加えて、周期レベルは0~2の3段階で管理され、レベル2に到達すれば結末ノ儀への当選が確定します。周期中はハズレを含む全役でレベルアップ抽選が行われ、強ベルや怪異チェリー、チャンス目などは昇格の期待が高い成立役です。
周期抽選には「結末モード」も関係します。通常と高確の2種類があり、高確中は周期レベルの抽選が優遇されます。解析情報では、マップ到達時の結末ノ儀当選期待度は通常35.2%に対して高確58.0%です。
CZ「結末ノ儀」の突入条件と攻略ポイント
結末ノ儀(むすびノぎ)は、メインATへの道を開くチャンスゾーンです。主な突入契機は周期抽選で、レア小役から当選する場合もあります。
継続ゲーム数は15G・30G・無限の3種類。本編終了後には3Gのクライマックス演出が発生し、傾物語への当否が告知されます。
消化中の注目要点は怪異図柄です。怪異図柄が停止するほど期待度が上昇し、カットイン発生時は逆押しで怪異図柄を狙います。出現率は約1/8とされています。
また、液晶のオーラ色にも注目。青、緑、赤、虹の順に期待度が上がります。規定ゲーム数を消化する前にクライマックス演出へ発展した場合もチャンスです。
傾物語からキスショットバトルまで
結末ノ儀に成功すると、15G継続のチャンスAT「傾物語」へ移行します。ここでは、後に控えるキスショットバトルの勝率を上げることが主な目的です。
傾物語終了後は「傾チャレンジ」に突入。レア小役などで勝率加算を抽選し、怪異図柄の停止によってキスショットバトルへ進みます。
キスショットバトルは8G継続のAT突入ジャッジ演出です。傾物語と傾チャレンジで蓄積した勝率を使って勝敗が決まり、勝利すればメインAT「倖時間SS」へ突入します。
設定1におけるバトル勝率は約34%。結末ノ儀に成功しただけでメインATが確定するわけではなく、傾物語とキスショットバトルを突破する必要がある点が、本機のゲーム性を理解するうえで重要です。
【設定判別・スペック比較】機械割と小役確率から高設定を推測
本機の設定は1~6の6段階です。注目したいのは、設定が上がるほど結末ノ儀と傾物語の出現確率が上昇し、機械割も高くなる点です。
特に設定4以降では傾物語の確率が大きく改善します。設定1の1/331.4に対して、設定6では1/221.8。周期抽選だけでなく、直撃当選や小役確率も合わせて確認すると、設定推測の精度を高められます。
設定別スペック・機械割一覧
設定推測で優先したい3つの要素
1. 右下がりスイカの出現率
右下がりスイカは高設定ほど出現しやすく、設定1の1/116.2から設定6の1/106.7まで差があります。大きな差ではないものの、長時間の実戦では設定推測の材料になります。マイスロを利用すればカウントを管理しやすくなります。
2. 共通ベルと実質10枚ベル確率
共通ベルにも設定差があり、設定1の1/88.6から設定6の1/63.0まで変化します。ただし、通常時は共通ベルを完全に見分けることが難しいため、実戦では押し順ベルなどを含む10枚ベルの出現状況を参考にします。
実質的な10枚ベル確率は設定1で約1/11.1、設定6で約1/10.5です。わずかな差を追う要素なので、短時間の結果だけで高設定と判断するのは避けたいところです。
3. 傾物語の直撃確率
通常時の傾物語直撃にも設定差があります。解析上の直撃確率は設定1で約1/2059.2、設定6で約1/675.2。高設定ほど直撃に期待できます。
結末ノ儀や傾物語の出現率、直撃、小役確率を複合的に見ることが基本です。
サミートロフィーによる設定示唆
倖時間SS終了時には、液晶左下にサミートロフィーが出現する場合があります。色によって設定の示唆内容が異なり、本機では黒トロフィーも搭載されています。
- 黒:設定2以上の示唆。次回の倖時間SS終了時にトロフィーが必ず出現。
- 銅:設定2以上濃厚。
- 銀:設定3以上濃厚。
- 金:設定4以上濃厚。
- キリン柄:設定5以上濃厚。
- 虹:設定6濃厚。
特に黒トロフィーは、次回のAT終了時に再びトロフィーが出現するという特徴があります。黒が出た場合は、その場で判断を終えるのではなく、次回の倖時間SS終了画面まで確認する価値があります。
トロフィーは小役確率のような推測要素とは異なり、設定を絞り込む強い材料です。出現した色とタイミングを記録しておくと、実戦データの整理にも役立ちます。
【AT性能を解説】倖時間SS・倍倍チャンス・あとがたり・高マリノ刻
本機の出玉性能を語るうえで欠かせないのが、メインAT「倖時間SS」と、差枚数上乗せを担う倍倍チャンスです。加えて、獲得予定枚数が一定以上になると上位AT「あとがたり」へ移行する仕組みも搭載されています。
倖時間SSの基本性能
倖時間SSは純増約2.8枚/Gの差枚数管理型ATです。初期差枚数は150枚+倍倍チャンスによる上乗せ分。AT突入時には必ず倍倍チャンスを経由するため、初期枚数をどこまで伸ばせるかが重要になります。
AT中には「並」「萌」「蕩」の3種類のモードが存在します。滞在ステージと内部モードがリンクしており、上位の蕩モードでは倍倍チャンスやボーナスの当選率が優遇されます。
また、レア小役や怪異図柄などを契機にポイントを獲得し、ヒロインクエストに成功するとステージアップのチャンス。AT中のモードを上げることが、追加上乗せを狙ううえで重要な要素です。
倍倍チャンスの上乗せ性能
倍倍チャンスは、本機を代表する差枚数上乗せ特化ゾーンです。配当と倍率の保留を獲得し、最終的に配当×倍率で算出された枚数をATに上乗せします。
基本的には初期配当5枚または10枚、初期倍率2倍からスタート。保証ゲーム数は4Gで、その間に保留を獲得するほど上乗せ枚数が増えていきます。
大量上乗せを狙える主な派生要素は次のとおりです。
- 超倍倍チャンス:通常よりも保留獲得や配当獲得が優遇される上位版。
- エクストラサービス:倍率や配当を伸ばすチャンスとなる追加抽選。
- 詐欺師ノ戯レ:演出成功で30倍を加算する強力な上乗せ契機。
- キレ撫子倍倍チャンス:リプレイで停止したマスに応じて初期配当が決まる特殊版。
- 保留反対運動:指定された倍率の保留を、より高い倍率へ変換する仕組み。
倍倍チャンスの面白さは、単に小役を引くことではなく、配当と倍率の組み合わせによって最終的な上乗せ枚数が大きく変わる点にあります。
あとがたりの突入条件と継続率
あとがたりは、倖時間SSから移行する上位ATです。主な突入条件は、AT中の獲得予定枚数が1500枚を突破すること。
突入後は1セット100枚、継続率は約60%とされる継続率管理型ATです。継続抽選に当選すれば次セットへ進み、抽選に漏れるか一定枚数に到達すると終了演出へ移行します。
注目したいのは、あとがたり突入時に内部状態が維持される仕組みです。特化ゾーンやボーナス中にあとがたりへ移行した場合も、内部的には突入前の状態が継続するため、上乗せ抽選が無駄になるわけではありません。
1500枚という条件は通常のAT当選条件とは異なります。メインATで上乗せを重ね、獲得予定枚数を伸ばした先にある上位ATという位置づけです。
高マリノ刻とロングフリーズの恩恵
高マリノ刻は、ロングフリーズを契機に突入する上位疑似ボーナスです。発生率は全設定共通で1/65536。リールロック3段階目から発生します。
主な恩恵は以下のとおりです。
- ボーナス「高マリノ刻」
- 倖時間SSへの突入
- 蕩モードからのスタート
- 倍倍チャンスの獲得
高マリノ刻は30G継続し、通常の赤7・青7ボーナスよりも上乗せ性能が優遇されています。また、前作のようにリプレイ成立後の特定ゲームに限定されず、リールロック3段階目から発生する可能性があります。
出現率は非常に低いため、通常の設定推測や天井狙いの判断材料にするものではありません。あくまで本機に搭載されたプレミアム契機として理解しておくとよいでしょう。
【天井200G・500G攻略】示唆演出・リセット恩恵・ヤメ時を整理
パチスロ〈物語〉シリーズ セカンドシーズンの天井は、通常時の200Gまたは500Gの2種類です。有利区間移行時に振り分けられ、到達すると当該周期での傾物語当選が確定します。
ただし、天井到達によってメインATの倖時間SSが直接確定するわけではありません。実戦上は結末ノ儀を経由して傾物語へ進み、その後のキスショットバトルに勝利する必要があります。ここを誤解すると、天井狙いの期待値を過大評価しやすくなります。
天井ゲーム数の減算抽選
本機には、スイカ成立時に天井ゲーム数を減算する抽選があります。そのため、通常時に200Gまたは500Gを消化したという数字だけでは、内部的な天井までの残りゲーム数を正確に判断できません。
例えば、スイカ成立によって天井ゲーム数が減算されていれば、実際の天井到達は通常のゲーム数表示よりも早くなる可能性があります。
この仕組みは、一般的な固定ゲーム数天井と異なる部分です。通常時の消化ゲーム数だけでなく、スイカ成立や画面演出も合わせて確認する必要があります。
天井示唆演出の見分け方
天井が近い可能性を示す演出として、画面ノイズとアイキャッチ演出が知られています。
画面ノイズ演出では、スイカ成立時に発生した場合は天井ゲーム数の減算を示唆します。一方、スイカ以外で発生した場合は天井接近の示唆です。発生契機を確認せず、ノイズが出たという理由だけで天井間近と判断しないことがポイントです。
アイキャッチ演出では、通常の自転車パターンに対して、車の特殊パターンが天井接近を示唆します。特に臥煙ステージから通常ステージへ移行するタイミングでは、車の出現に注目したいところです。
ただし、これらは天井までの残りゲーム数を直接表示するものではありません。ほかの状況と組み合わせて判断するための示唆演出です。
設定変更・電源OFF/ON時の違い
朝一の立ち回りでは、設定変更と単なる電源OFF/ONを区別する必要があります。
- 設定変更時:天井ゲーム数と周期がリセットされ、忍モードも再抽選。
- 電源OFF/ON時:天井ゲーム数、周期、忍モードを引き継ぐ。
設定変更が確認できる状況では、前日のゲーム数をそのまま引き継いで天井を計算することはできません。逆に、電源の入れ直しだけであれば内部状態を引き継ぐため、前日の情報が判断材料になります。
ただし、ホールの設定変更状況や実際の履歴を確認せずにリセットを決めつけるのは危険です。
ヤメ時はいつ?
基本的なヤメ時は倖時間SS終了後の即ヤメです。通常時の周期を無条件に追い続ける必要はありません。
ただし、天井示唆演出が確認できている場合や、現在のゲーム数、周期の進行状況が明らかに有利な場合は、状況を整理してから判断するのが現実的です。
AT終了後の画面にサミートロフィーが出現していないかも必ず確認しましょう。黒トロフィーが出ていた場合は、次回AT終了時のトロフィー出現が示唆されているため、設定判別を続ける価値があります。
一方、天井までの残りゲーム数が分からない台を、演出の印象だけで追いかけるのは避けたいところです。
【プロの結論】2026年の立ち回りで重視したい攻略ポイントと向き不向き
本機の攻略で最も大切なのは、天井・周期抽選・設定推測を別々の要素として見るのではなく、同時に整理することです。
天井狙いなら通常時のゲーム数とスイカによる減算、設定狙いなら右下がりスイカや傾物語の直撃、AT終了後ならサミートロフィーというように、状況ごとに確認すべき情報が異なります。
よくある3つの誤解
誤解1:200Gまたは500GでメインATに直行する。
天井の恩恵は当該周期での傾物語当選です。倖時間SSへの突入には、その後のキスショットバトルを突破する必要があります。
誤解2:機械割112.8%は全設定共通である。
112.8%は設定6の数値です。設定1は97.3%、設定2は98.9%であり、設定によって期待できる出玉率には大きな差があります。
誤解3:純増2.8枚は通常時も同じである。
約2.8枚/GはAT中の純増です。通常時の50枚あたりの平均ゲーム数は約50.8Gであり、通常時とAT中では出玉の増え方が異なります。
こんな人に向いている機種
- 周期抽選や液晶マップを観察しながら打つのが好きな人。
- 怪異図柄やレア小役による抽選の変化を楽しみたい人。
- 倍倍チャンスの配当・倍率による大量上乗せを狙いたい人。
- 設定差のある小役確率やトロフィーを記録し、設定推測を楽しみたい人。
おすすめしにくい人
- 天井到達だけでメインATに入ることを期待している人。
- 短時間で安定した出玉を求めている人。
- 小役確率や周期履歴を確認せず、演出だけで投資を続けてしまう人。
- AT終了後のトロフィーや示唆演出を見落としやすい人。
また、機械割は長期的な理論値であり、個々の遊技結果を保証するものではありません。投資上限を決め、遊技時間と予算を管理することも攻略の一部です。パチスロは18歳以上を対象とする遊技であり、無理のない範囲で楽しむ必要があります。
【よくある質問】スロット〈物語〉シリーズ セカンドシーズンに関するFAQ
Q1:パチスロ〈物語〉シリーズ セカンドシーズンの天井は何Gですか?
A1:通常時200Gまたは500Gの2種類です。有利区間移行時に振り分けられ、到達すると当該周期での傾物語当選が確定します。スイカ成立時には天井ゲーム数の減算抽選も行われます。
Q2:設定6の機械割は何%ですか?
A2:設定6の機械割は112.8%です。設定1は97.3%で、設定が上がるほど出玉率が高くなります。右下がりスイカ、共通ベル、傾物語直撃、サミートロフィーなどを組み合わせて設定を推測します。
Q3:倖時間SSの純増枚数と初期枚数は?
A3:純増は約2.8枚/Gです。初期差枚数は150枚に倍倍チャンスの上乗せ分を加えた枚数となります。
Q4:あとがたりにはどうすれば突入しますか?
A4:倖時間SS中の獲得予定枚数が1500枚を突破することが主な突入条件です。突入後は1セット100枚、継続率約60%の上位ATとして展開します。
Q5:高マリノ刻の確率と恩恵は?
A5:ロングフリーズの発生率は全設定共通で1/65536です。高マリノ刻ボーナス、倖時間SS、蕩モードスタート、倍倍チャンスの恩恵を獲得できます。
Q6:AT終了後は即ヤメしても問題ありませんか?
A6:基本的には倖時間SS終了後の即ヤメで問題ありません。ただし、サミートロフィーや天井示唆など、続行判断に関係する演出を確認してからヤメることをおすすめします。
まとめ:2026年も押さえておきたいスペックと攻略の判断基準
パチスロ〈物語〉シリーズ セカンドシーズンは、サミーが2020年に導入した6号機AT機です。純増約2.8枚/Gの倖時間SS、配当と倍率を組み合わせる倍倍チャンス、獲得予定枚数1500枚突破を契機とするあとがたりなど、複数の出玉獲得要素を備えています。
通常時の攻略では、200G/500Gの天井、スイカによる減算、周期マップ、結末ノ儀の当選状況を把握が必要です。設定判別では、右下がりスイカや共通ベルの確率、傾物語の直撃、サミートロフィーを総合的に評価します。
特に覚えておきたいのは、天井到達がメインATの直接確定ではないこと、設定6の機械割112.8%は高設定限定の数値であること、そしてAT終了後のトロフィー確認が設定推測に役立つことです。
2026年に本機を打つ場合も、派手な演出だけに注目するのではなく、ゲーム数・周期・小役・設定示唆を整理することが、無理のない立ち回りにつながります。