『ハンチョウ』は、シリーズを追うごとにタイトルや舞台、安積班のメンバーが変化していきます。
特に重要なのは、シリーズ1~4が神南署編、シリーズ5が警視庁編、シリーズ6が押上警察分署編という3段階の構成です。
全6シリーズの放送順と基本データ
第1シリーズ:2009年・全15話
『ハンチョウ~神南署安積班~』として放送開始。安積剛志と村雨、須田、水野、黒木、桜井の6人を中心に、神南署管内で発生する事件を解決します。シリーズの基本的な人物設定を知るなら、最初に見るべき作品です。
第2シリーズ:2010年・全11話
初期メンバーを引き継ぎながら、警視庁捜査一課管理官の高城辰也(佐野史郎)が登場。安積と警視庁の関係にも焦点が当たり、所轄と本庁の立場の違いが物語に加わります。
第3シリーズ:2010年・全12話
唐十郎、京野ことみ、本仮屋ユイカらが新たに参加。鑑識係長の石倉晴夫や交通課の立花美咲など、捜査を支える人物が増え、作品の世界観が広がりました。
第4シリーズ:2011年・全12話
神南署編の集大成ともいえる作品。宇梶剛士演じる高野雄司警部が再び安積班の前に立ちはだかり、チームの結束が試される展開となります。
第5シリーズ:2012年・全12話
タイトルが『ハンチョウ5~警視庁安積班~』に変更。安積が警視庁へ異動し、比嘉愛未、小澤征悦、福士誠治らを中心とした新しいチームで捜査に挑みます。
第6シリーズ:2013年・全10話
『ハンチョウ~警視庁安積班~シリーズ6』として放送。舞台は東京スカイツリーのお膝元、押上地区に新設された警視庁押上警察分署へ移ります。安積、結城、尾崎、小池らが新たな事件に向き合います。
以上の制作年と話数は、TBSチャンネルおよびTBSの番組資料に掲載された情報に基づいています。全6作品の番組データ上の合計は72話です。
初めて見るならどの順番がおすすめ?
基本的には、放送順に視聴するのがおすすめです。
1. シリーズ1:安積班の基本メンバーと人物像を理解する。
2. シリーズ2:神南署のチームと本庁の関係を知る。
3. シリーズ3:新キャラクターによる広がりを楽しむ。
4. シリーズ4:神南署編の展開を見届ける。
5. シリーズ5:安積の異動と新チームの形成を追う。
6. シリーズ6:押上警察分署での新しい捜査を楽しむ。
各シリーズは一話完結の事件が中心なので、途中からでも楽しめます。ただし、安積の異動や仲間との関係の変化を理解するには、順番に見る方が作品の魅力を感じやすくなります。
【なぜ神南署から警視庁・押上へ?】シリーズ5・6の大きな転換点

シリーズの途中で舞台が変わることについて、疑問を持つ視聴者も少なくありません。
この変化は、単なるロケ地の変更ではありません。安積班という組織のあり方を変える、シリーズ全体の大きな転換です。
シリーズ4まで:小さな神南署だからこその結束
初期4作品の神南署は、原宿に新設された架空の小規模警察署です。
TBSの初期番組紹介では、刑事が6人しかいない小さな署であり、本庁や渋谷署から軽く扱われることもある設定が説明されています。
大きな組織の後ろ盾がないからこそ、安積は部下との信頼関係を大切にします。
捜査で壁にぶつかっても、仲間同士で情報を持ち寄り、事件を解決する。その姿が神南署編の中心的な魅力でした。
シリーズ5:警視庁への異動でチームを一新
シリーズ5では、安積に異動の辞令が下ります。
新たな所属先は、警視庁刑事部長・川口総太郎(里見浩太朗)直属の特別捜査一係です。
安積は所轄では実績を積んできた刑事ですが、異動先では新しい組織のルールや人間関係に対応しなければなりません。
ここで新しい仲間となるのが、次の人物たちです。
- 結城沙緒里:比嘉愛未
- 尾崎誠:小澤征悦
- 小池竜也:福士誠治
- 丸岡喜一郎:六平直政
- 木村千春:加藤夏希
- 城戸章弘:合田雅吏
- 真山塔子:高島礼子
- 川口総太郎:里見浩太朗
それまでの安積班メンバーとは異なる人間関係が形成され、安積自身も新しい環境でリーダーシップを発揮する必要に迫られます。
シリーズ6:押上警察分署で新たな事件に挑む
シリーズ6では、安積たちの活動拠点が押上警察分署に移ります。
TBSの番組紹介によると、警視庁初の試みとして新設された警察分署に安積ら4人が集結する設定です。
東京スカイツリー周辺の観光客をめぐる事件や、地域の住民に関係する事件など、押上という新しい地域性を取り入れたストーリーが展開します。
シリーズ6には、シリーズ5から引き続き比嘉愛未、小澤征悦、福士誠治らが出演。橋爪功、里見浩太朗、金田明夫など、ベテラン俳優も物語を支えます。
舞台変更は実際の警察組織の再編なのか?
ここは誤解しやすいポイントです。
神南署も押上警察分署も、ドラマの物語上の設定です。実在する警察署がこの順番で統合・移転したという意味ではありません。
シリーズ5の異動は安積の新しい組織での挑戦を描くための設定であり、シリーズ6の押上への移動は作品の舞台をさらに広げる演出です。
つまり、舞台変更の本質は、安積という刑事の人物像を保ちながら、新しい仲間と新しい組織で物語を再構築することにあります。
この点を理解すると、シリーズ5以降を単なるキャスト変更として見るのではなく、安積のリーダーとしての成長を描いた続編として楽しめます。
【ハンチョウは2026年現在も放送されている?】最新の再放送・配信情報
2026年にはTBSチャンネル1で再放送が行われています。特に注目したいのは、シリーズ1からシリーズ2へと続く連続した放送編成です。
2026年10月の再放送スケジュール
| 作品 | 放送期間 | 状況 |
|---|---|---|
| シリーズ1 | 10月7日~10月27日 | 放送終了 |
| シリーズ2 | 10月28日~11月10日 | 放送中 |
| シリーズ6 | 新たな放送予定なし | 公式番組ページ掲載情報 |
シリーズ1はTBSチャンネル1で、10月7日から27日まで平日午前10時~11時に放送されました。
続くシリーズ2は、10月28日から11月10日まで同じく平日午前10時~11時の枠で放送されています。
したがって、2026年10月31日時点ではシリーズ2の再放送期間中です。
シリーズ6については、TBSチャンネルの公式番組ページに「現在放送予定はございません」と掲載されています。過去の放送実績と、今後の放送予定は区別して確認する必要があります。
TBSチャンネルで視聴する方法
TBSチャンネルはCSの有料放送です。視聴方法として、次のサービスが案内されています。
- スカパー!
- J:COM
- ケーブルテレビ
- ひかりTV
- auひかり テレビサービス
契約しているサービスや地域によって視聴条件が異なります。番組表で放送日とチャンネルを確認してから契約するのが確実です。
動画配信サービスで全シリーズを見られる?
動画配信については、シリーズごとに取り扱いが異なる点に注意が必要です。
2026年8月時点のFilmarksの配信情報では、シリーズ1はTSUTAYA DISCASの宅配DVDレンタルが掲載されています。また、2026年9月時点のシリーズ6についても、同サービスのレンタルが掲載されています。
この情報は、U-NEXTやNetflixなどで全6シリーズが常時見放題になっていることを意味しません。
視聴方法を選ぶ際には、次の違いを確認しましょう。
- テレビで見たい人: TBSチャンネルの再放送予定を確認する。
- DVDで見たい人: TSUTAYA DISCASで希望するシリーズの在庫・レンタル状況を調べる。
- スマートフォンやパソコンで見たい人: 各動画配信サービスで作品名とシーズン番号を指定して検索する。
過去に配信されていたという情報だけで、2026年現在も視聴できると判断するのは避けたいところです。
2026年に新シリーズの放送予定はある?
2026年10月31日時点で、確認できるTBSの公開番組情報にはシリーズ7の正式な放送決定は掲載されていません。
現在確認できる動きは、過去作品の再放送です。
新作の制作発表と再放送の実施は別の情報なので、続編を期待する場合はTBSの公式発表を確認する必要があります。
【プロの結論】ハンチョウが長く楽しめる理由と視聴する価値
『ハンチョウ』の魅力を理解するには、単純な犯人当ての刑事ドラマとしてだけでなく、安積剛志という人物を中心とした人間ドラマとして見ることが大切です。
作品には、派手なアクションを中心とした刑事ドラマとは異なる特徴があります。
第一に、事件の背景にある人間関係を丁寧に描くこと。第二に、上司と部下の信頼関係を継続的に描くこと。第三に、舞台やメンバーが変わっても、安積の捜査に対する姿勢が一貫していることです。
どんな人におすすめできる作品なのか?
おすすめできる人
- 一話完結型の刑事ドラマが好きな人
- 事件だけでなく被害者や加害者の心理も楽しみたい人
- 上司と部下の信頼関係を描いた作品が好きな人
- 佐々木蔵之介、中村俊介、塚地武雅らの共演を楽しみたい人
- 2000年代から2010年代のTBSドラマを振り返りたい人
好みが分かれる可能性がある人
- 激しいアクションや銃撃戦を中心に楽しみたい人
- 複雑な伏線が全編を貫く連続サスペンスを求める人
- 初期シリーズのメンバーが最後まで同じ形で出演することを期待する人
特にシリーズ5以降は出演者が変わるため、初期の6人の掛け合いを重視する人は、シリーズ1~4を優先すると満足度が高くなります。
【ハンチョウ神南署安積班に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:ハンチョウ神南署安積班は全部で何シリーズありますか?
A1:全6シリーズです。2009年のシリーズ1から2013年のシリーズ6まで制作されました。初期4作品は神南署が舞台で、シリーズ5は警視庁、シリーズ6は押上警察分署が舞台です。
Q2:ハンチョウの原作は誰が書いていますか?
A2:今野敏です。1988年刊行の『東京ベイエリア分署』から続く安積班シリーズが原点で、『神南署安積班』などの作品がドラマの原作となっています。
Q3:安積剛志を演じている俳優は誰ですか?
A3:佐々木蔵之介です。全6シリーズを通して安積剛志を演じています。
Q4:村雨秋彦、須田三郎、水野真帆を演じているのは誰ですか?
A4:村雨秋彦は中村俊介、須田三郎は塚地武雅、水野真帆は黒谷友香です。いずれも神南署を舞台にした初期シリーズの主要メンバーです。
Q5:ハンチョウのシリーズ5と6でキャストが変わったのはなぜですか?
A5:シリーズ5で安積が警視庁へ異動し、新しいチームを組む設定になったためです。シリーズ6では押上警察分署に舞台が移り、比嘉愛未、小澤征悦、福士誠治らが引き続き出演しています。
Q6:2026年10月現在、ハンチョウは再放送されていますか?
A6:はい。TBSチャンネル1でシリーズ2が10月28日から11月10日まで、平日午前10時~11時に再放送されています。シリーズ1の再放送は10月27日に終了しています。
Q7:ハンチョウはU-NEXTやNetflixで見られますか?
A7:シリーズや時期によって配信状況が異なります。2026年の配信情報ではTSUTAYA DISCASの宅配DVDレンタルが確認されています。U-NEXTやNetflixなどで全シリーズが見放題になっていると断定せず、各サービスの最新作品ページで確認してください。
Q8:シリーズ6の舞台はどこですか?
A8:東京スカイツリーのお膝元に設定された警視庁押上警察分署です。安積ら4人が集まり、新しい環境で事件を解決していきます。
まとめ:ハンチョウ神南署安積班は全6シリーズを通して楽しみたい刑事ドラマ
『ハンチョウ~神南署安積班~』は、今野敏の警察小説を原作に、佐々木蔵之介が安積剛志を演じたTBSの人気刑事ドラマです。
2009年のシリーズ1から2013年のシリーズ6まで、全6作品が制作されました。
作品の変遷を整理すると、次のようになります。
- シリーズ1~4: 中村俊介、塚地武雅、黒谷友香らと築いた神南署編。
- シリーズ5: 警視庁への異動と新しい仲間との挑戦。
- シリーズ6: 押上警察分署を舞台にした新たな捜査。
2026年10月31日現在、TBSチャンネル1ではシリーズ2の再放送が進行中です。新シリーズの正式発表は確認されていませんが、過去作品を改めて視聴できる機会は続いています。
この作品を初めて見るなら、シリーズ1から放送順に視聴するのがおすすめです。すでにファンの人なら、神南署編と警視庁編を見比べることで、安積剛志という刑事の変わらない信念と、時代に合わせて変化する安積班の姿を改めて楽しめるはずです。