『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(こち亀)の最終回は、2016年9月17日発売の『週刊少年ジャンプ』42号に掲載されました。1976年から約40年間、一度も休載することなく続いた長寿連載は、コミックス第200巻の発売とともに大きな節目を迎えています。
しかし、両津勘吉が警察官を辞めたり、亀有公園前派出所の仲間たちと永遠に別れたりする結末ではありません。最終話は歴代キャラクターが登場するお祭りのような内容で、実はジャンプ掲載版と単行本200巻版では最後のオチも異なります。加えて、2026年は連載開始50周年にあたり、コミックス203巻や2027年放送予定の新作アニメなど、新しい展開も発表されています。
【こち亀最終回はいつ?】2016年9月17日に週刊少年ジャンプ42号で完結

こち亀の連載終了が正式に発表されたのは、2016年9月3日です。東京・神田明神で開催された連載40周年記念の巨大絵巻物奉納式後の会見で、作者の秋本治が自ら発表しました。
最終回が掲載されたのは、2016年9月17日発売の『週刊少年ジャンプ』42号です。同じ日に、最後の単行本とされたコミックス第200巻も発売されました。
1976年に始まった連載は約40年に及び、週刊少年ジャンプの歴史を代表する作品となりました。特筆すべきなのは、その長い期間にわたって一度も休載しなかったことです。
最終回と最終巻の基本情報
- 作品名:こちら葛飾区亀有公園前派出所
- 作者:秋本治
- 連載開始:1976年
- 連載終了発表:2016年9月3日
- 最終話掲載日:2016年9月17日
- 掲載誌:週刊少年ジャンプ42号
- 連載本編の最終巻:コミックス第200巻
- 200巻の発売日:2016年9月17日
- 200巻の収録内容:全21編、406ページ
集英社の公式書誌情報によると、200巻には「40周年だよ全員集合の巻」など21編が収録されています。通常のコミックスよりも大幅にボリュームを増やした、40周年を飾る特別な一冊でした。
また、最終回を掲載したジャンプ42号には、連載第1話「始末書の両さんの巻」もオールカラーで再掲載されました。最後の号に最初のエピソードを収録するという構成は、40年の歴史を振り返る記念企画としても印象的でした。
最終回掲載号は発売直後から大きな反響を呼び、MANTANWEBは集英社がほぼ完売状態と認め、増刷予定もないと報じています。長年にわたり読者に親しまれてきた作品の終了が、いかに大きな出来事だったかを物語っています。
【最終話の内容をネタバレ解説】両津勘吉たちにどんな結末が訪れた?
こち亀の最終話は、感動的な別れや大規模な事件の解決で締めくくる物語ではありません。中心となるのは、これまで作品に登場したキャラクターの中から、復活してほしい人物をランキング形式で紹介する企画です。
タイトルは「40周年だよ全員集合」。カラーを含む全20ページで構成され、両津勘吉を中心に、懐かしいキャラクターたちを振り返る同窓会のような内容になっています。
復活希望キャラクターベスト10が始まる
物語では両津が、再登場を希望するキャラクターのベスト10を発表していきます。
かつて登場した人物たちを振り返りながら、それぞれに関連した小ネタやギャグを挟んでいく展開です。長年の読者なら懐かしく感じる人物も登場し、作品の歴史そのものを楽しめる構成になっています。
ランキングを発表する企画自体は過去にも行われており、作中では中川から以前と同じ企画ではないかと指摘されます。それに対して両津が開き直るなど、最後までおなじみの掛け合いが続きます。
また、ページ数が足りないことを両津自身にぼやかせるなど、最終話であっても普段のギャグ漫画としてのテンポは崩れていません。
実はジャンプ版と200巻版で結末が違う
こち亀の最終回を語るうえで、特に知っておきたいのが、週刊少年ジャンプ42号とコミックス200巻では最後のオチが異なるという事実です。
両者は同じ日に発売され、基本的なストーリーも共通しています。しかし、ランキング1位の発表から後の展開が変わり、それぞれ違った締めくくりになっています。
週刊少年ジャンプ42号版の結末
ジャンプ掲載版では、ランキング1位に選ばれたのは星逃田(ほしとうでん)です。
星逃田は、1位になったことで次号からレギュラーキャラクターになれると期待します。しかし、両津から作品自体が今週で終了することを告げられ、せっかくの喜びが一転して落胆するというギャグが展開されます。
その後、最終ページの見開きには歴代の主要キャラクターが勢ぞろいします。両津が読者に向けて感謝の言葉を伝え、華やかなフィナーレを迎えました。
コミックス200巻版の結末
一方、単行本200巻ではランキング1位に両津自身が選ばれます。
大原部長から賞状を渡された両津は、自由になれると思い、感激して派出所を去ります。しかし、実際には大原部長が両津を追い出すために仕組んだ芝居でした。
両津がいなくなったところで、部長たちは40周年記念パーティーを開催します。しかし、携帯電話を忘れた両津が戻ってきたことで、計画が発覚してしまいます。
怒った両津は、豪華なパーティー料理に「ツバの舞」と称して次々とつばをかけ、ほかの参加者が料理を食べられない状態にしてしまいます。そして最後は、自分だけが料理を楽しむという、実に両津らしいギャグで幕を閉じます。
つまり、ジャンプ版は読者への感謝を込めた大団円、200巻版は最後まで両津の欲深さと図太さを貫いたギャグという違いがあります。
最終話の違いは、2016年9月17日のスポニチやITmediaのねとらぼでも取り上げられました。作品の終了そのものまでギャグに変えてしまう演出は、40年間続いたこち亀らしい仕掛けでした。
両津勘吉は最後にどうなったのか
読者が気になるのは、両津が最後に警察官を辞めたのか、派出所の仲間たちと別れたのかという点でしょう。
実際には、両津が警察官を辞める展開も、死亡する展開も描かれていません。中川、秋本・カトリーヌ・麗子、大原大次郎らとの日常が完全に終わったという描写もありません。
秋本治は連載終了に際して、40年間勤務した両津に有給休暇を与えるという趣旨のメッセージを残しました。
40年間休まず勤務したので、この辺で有給休暇を与え、休ませてあげようと思います。
秋本治による連載終了時のメッセージ(2016年9月17日付報道より)
この言葉には、両津というキャラクターへの作者の愛情が表れています。連載が終わっても、作品世界の時間は止まっていないという考え方が、最終回の開放的な雰囲気につながっています。
【連載終了の理由と真相】秋本治が200巻・40周年で区切りを決めた背景
こち亀の連載終了は突然の発表だったため、当時は驚きの声が広がりました。40年間も続いた作品だけに、体調不良や編集部とのトラブルなど、さまざまな理由を想像した人もいた可能性があります。
しかし、秋本治が公の場で説明した理由は、もっと前向きなものでした。
決断のきっかけは2016年の200巻到達
2016年9月3日の会見で、秋本治は連載終了を意識し始めた時期について、200巻を迎える2016年だったと説明しています。
40周年と200巻という、これ以上ないほど分かりやすい節目が重なったことで、作品を華やかに締めくくることを考えたのです。
秋本治は、両津が祭り好きなキャラクターであることにも触れ、40周年を祝ってもらったタイミングで身を引くことが、両津らしい大団円になると判断した趣旨を語っています。
また、200巻については、漫画家にとって勲章のようなものだと表現しました。200冊という数字を残して連載を終えることに、作家としての達成感があったことがうかがえます。
体調不良や編集部との対立が原因だったのか
2016年9月のMANTANWEBの報道では、連載終了は秋本治の体調面が理由ではないとされています。
また、編集部側は連載継続を望んでおり、秋本自身もこち亀のネタがまだまだあることや、描き続けたい気持ちがあることを明かしていました。
したがって、作品の人気がなくなったから打ち切られた、作者が漫画を描けなくなったから終了した、といった理解は実際の発表内容とは異なります。
秋本治が語ったもう一つの理由は原点回帰
連載終了から約1年後の2017年10月、秋本治は集英社の新刊企画発表会で、こち亀を40年間描き続けたことについて改めて振り返りました。
秋本によると、こち亀以前は戦争ものや殺し屋を題材とした漫画を描いており、両津のようなギャグキャラクターに本格的に挑戦したのは、こち亀が初めてだったといいます。
両津を描くことが楽しく、気がつけば40年が経過していたという趣旨を語ったうえで、今後は原点に戻り、自分が描きたい別のジャンルにも取り組む考えを示しました。
実際に秋本は、女殺し屋を主人公とする『BLACK TIGER』など、こち亀とは異なる作品にも取り組んでいます。
こうした発言を踏まえると、連載終了は人気作品を手放すというより、40年間続けた代表作に区切りをつけ、漫画家として新たな表現に進むための決断だったと考えられます。
【連載終了の経緯を時系列で整理】秋本治・両津勘吉・集英社の関係
こち亀の最終回を正確に理解するには、作者の決断、集英社の対応、作品の復活という3つの流れを押さえることが大切です。
以下に、主要な人物・媒体・出来事の関係を時系列で整理しました。
| 時期 | 人物・媒体 | 出来事・関係性 |
|---|---|---|
| 1976年 | 秋本治・週刊少年ジャンプ | こち亀の連載開始。両津勘吉を主人公とする長期連載が始まる。 |
| 2016年9月3日 | 秋本治・集英社 | 神田明神で開催された40周年記念行事で連載終了を発表。 |
| 2016年9月17日 | 週刊少年ジャンプ42号 | 最終話を掲載。読者への感謝を込めたフィナーレを迎える。 |
| 2016年9月17日 | コミックス200巻 | 連載本編の最終巻として発売。ジャンプ版とは異なるオチを収録。 |
| 2017年9月16日 | 秋本治・週刊少年ジャンプ42号 | 連載終了から約1年後、新作読み切りで両津たちが復活。 |
| 2021年10月4日 | コミックス201巻 | 連載終了後に発表されたエピソードなどを収録した続刊が発売。 |
| 2026年9月4日 | コミックス202巻 | 連載開始50周年を記念する新刊が発売。 |
| 2026年10月2日 | コミックス203巻 | 新作・関連エピソードを収録した最新巻が発売。 |
| 2027年予定 | 新作テレビアニメ | 『新こちら葛飾区亀有公園前派出所』の放送が予定されている。 |
この流れから分かるのは、2016年に終了したのはあくまで週刊少年ジャンプでの定期連載だということです。
秋本治と集英社は、その後も読み切りや新作エピソード、記念企画を通じて作品を展開してきました。200巻で物語のすべてが封印されたわけではありません。
また、最終回の内容について漫画家・漫画評論家のいしかわじゅんは、キャラクターたちの日常はどこかで続いており、単にそれを記録することをやめたような終わり方だと分析しています。
こち亀のような一話完結型の作品だからこそ成立する、独特の幕引きだったといえるでしょう。
【こち亀完結後の現在】2017年の読み切り復活からコミックス203巻へ
連載終了時、秋本治は機会があればジャンプに遊びに行くような形で、こち亀を描く可能性を残していました。
その言葉どおり、2017年9月16日発売の『週刊少年ジャンプ』42号に、新作読み切りが掲載されます。
2017年の読み切りでは両津が1年間の有給休暇から復帰
2017年の新作は、連載終了から約1年ぶりの復活となりました。
作中では、両津勘吉が1年間の有給休暇を終えて派出所に戻ってくるという設定が採用されています。
中川圭一、秋本麗子、大原大次郎といったおなじみのメンバーも登場し、読者にとっては久しぶりに両さんの日常を楽しめる内容でした。
秋本治は巻末コメントで、この1年間は時間をかけて作品を描いていたことや、両さんを描くと週刊連載に戻るような感覚があることを語っています。
2021年にはコミックス201巻が発売
さらに2021年10月4日には、集英社からコミックス201巻が発売されました。
この巻には連載終了後に掲載されたエピソード計11編に加え、こち亀展でしか読めなかった展示原稿「想い出の巻」も収録されています。
2016年に200巻で一区切りをつけた作品が、再び正式なコミックスとして続刊を出したことは、ファンにとって大きなニュースでした。
2026年9月にはコミックス202巻が登場
連載開始50周年を迎えた2026年9月4日には、約5年ぶりとなるコミックス202巻が発売されました。
集英社の公式書誌情報によると、202巻には派出所のメンバーが活躍するエピソード6編のほか、軍艦島を舞台にした『希望の煙突』シリーズ2作品も収録されています。
単なる過去作品の再編集ではなく、こち亀の新しいエピソードと秋本治の別作品を一緒に楽しめる構成になっています。
2026年10月2日にはコミックス203巻が発売
さらに2026年10月2日には、コミックス203巻が発売されました。
集英社の公式情報では、全16編を収録し、リミックス限定掲載エピソード11編も収められています。
収録エピソードには、両津がAI企業のCEOになったり、配信者として人気を集めたりする現代的な題材の作品も含まれています。
また、「こち亀記念館ついに開館!の巻」など、現実の亀有に誕生した施設を題材とするエピソードも収録されています。
したがって、2026年10月31日現在、単行本の最新巻は203巻です。「こち亀は全200巻で終わった」という表現は、2016年に完結した週刊連載本編の巻数を指す場合には正しいものの、現在の刊行巻数を説明する表現としては正確ではありません。
【2026年現在の最新情報】こち亀50周年・記念館・2027年新アニメ
2026年は、こち亀にとって連載開始から50周年という大きな節目です。最終回から10年が経過した現在も、作品の世界は漫画、施設、アニメとさまざまな形で広がっています。
亀有に「こち亀記念館」が2025年3月22日オープン
2025年3月22日、東京都葛飾区亀有に「こち亀記念館」がオープンしました。
葛飾区の公式案内によると、所在地は東京都葛飾区亀有3丁目32番17号で、JR常磐線の亀有駅から徒歩約3分です。
漫画のコマ割りをイメージした建物で、両津勘吉や作品の世界観に触れられる施設として整備されています。
2026年現在も営業しており、一般料金は高校生以上700円、小・中学生300円、未就学児は無料です。基本的には公式チケットサイトでの事前予約制となっています。
漫画の舞台である亀有の街そのものが、作品を楽しむ場所として発展している点も注目できます。
2027年には新作テレビアニメが放送予定
2026年9月5日、フジテレビは『新こちら葛飾区亀有公園前派出所』の2027年放送開始を発表しました。
1996年から2004年まで放送されたテレビアニメ以来、新たなアニメシリーズが登場することになります。
今回発表された主要キャストは次のとおりです。
- 両津勘吉:落合福嗣
- 中川圭一:蒼井翔太
- 秋本麗子:M・A・O
- 大原大次郎:坂本頼光
監督は『おじゃる丸』『ギャグマンガ日和』などで知られる大地丙太郎が担当します。
原作者の秋本治も新作アニメへの期待をコメントしており、新しい映像表現やキャストによって両津たちが再び動き出すことを楽しみにしている様子を伝えています。
なお、2026年10月31日時点で、具体的な放送開始日や放送時間は発表されていません。
連載終了から10年たっても作品が続く理由
こち亀が現在も展開を続けている背景には、一話完結型という作品構造があります。
長編漫画の場合、主人公の目標達成や最終決戦などが物語の大きな区切りになりやすいものです。しかし、こち亀は両津と派出所の仲間たちが日常の中で騒動を起こす形式を基本としていました。
そのため、連載を終了しても、両津たちの生活を描く余地が残されています。
時事ネタや流行、テクノロジーを取り込む柔軟性も強みです。AIや動画配信など、時代が変わっても両津に新しい騒動を起こさせることができます。
2016年の連載終了は作品の可能性を閉じる出来事ではなく、毎週掲載するという形式に区切りをつけた出来事だったのです。
【こち亀最終回】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:こち亀の最終回は何年何月何日ですか?
A1:2016年9月17日です。『週刊少年ジャンプ』42号に最終話が掲載され、コミックス200巻も同日に発売されました。
Q2:こち亀の最終回は何巻に収録されていますか?
A2:連載本編の最終話はコミックス200巻に収録されています。ただし、週刊少年ジャンプ42号に掲載されたバージョンとは最後のオチが異なります。
Q3:こち亀の連載終了は秋本治の病気が理由ですか?
A3:いいえ。2016年の報道では体調面が理由ではないとされています。40周年と200巻という記念すべき節目に、大団円を迎えるという作者自身の判断でした。
Q4:最終回で両津勘吉は警察官を辞めたのですか?
A4:辞めていません。秋本治は両津に有給休暇を与えるという趣旨のメッセージを残しています。作品世界で両津たちの日常が終わったわけではありません。
Q5:ジャンプ版と200巻版の最終回はなぜ違うのですか?
A5:基本的なストーリーは同じですが、ランキング1位の発表以降のオチが異なります。ジャンプ版は歴代キャラクターが集まって読者に感謝を伝える結末、200巻版は両津が料理を独占するギャグで締めくくられます。
Q6:こち亀は2026年現在も全200巻ですか?
A6:連載本編の最終巻は200巻ですが、完結後に201巻、202巻、203巻が発売されています。2026年10月現在の最新刊は203巻です。
Q7:こち亀の新作アニメはいつ放送されますか?
A7:2027年にフジテレビで『新こちら葛飾区亀有公園前派出所』が放送予定です。2026年10月31日時点では具体的な放送開始日は発表されていません。
まとめ:こち亀最終回は終わりではなく、新しい形で続くための節目だった
こち亀の最終回は、2016年9月17日発売の『週刊少年ジャンプ』42号に掲載されました。40年間にわたる週刊連載を締めくくったのは、両津勘吉が歴代キャラクターを振り返る「40周年だよ全員集合」という、作品らしいにぎやかなエピソードでした。
連載終了の理由は、体調不良や人気低下によるものではありません。秋本治が40周年と200巻という節目を大切にし、作家として一つの区切りをつけることを選んだためです。
特に重要なのは、最終回が両津たちの人生を終わらせる物語ではなかったことです。作者自身が、両津の時間は自分の中で動き続けているという趣旨を語っており、その考え方は2017年の読み切り復活や、その後のコミックス刊行にもつながっています。
【プロの結論】最終回を楽しむなら知っておきたい3つのポイント
- 読者への感謝を味わいたい人:週刊少年ジャンプ42号版がおすすめ。40年間の歴史を振り返る、華やかなフィナーレを楽しめます。
- 最後まで両津らしいギャグを楽しみたい人:コミックス200巻版がおすすめ。大原部長との掛け合いや、最後の食事をめぐる騒動が見どころです。
- 完結後の両津たちを読みたい人:201巻以降を読むことで、連載終了後に描かれた新作エピソードや現代の話題を取り入れた作品を楽しめます。
2026年には連載50周年を迎え、コミックス203巻の発売や亀有の記念館、新作アニメの2027年放送決定など、作品を取り巻く環境も新たな段階に入っています。
2016年9月17日に終わったのは、毎週の連載です。両津勘吉というキャラクターや、亀有公園前派出所の仲間たちが読者の前から姿を消したわけではありません。
40年間続いた物語にふさわしい区切りをつけながら、必要なときにはいつでも帰ってこられる余白を残した。それこそが、こち亀最終回に込められた最大の魅力なのと考えられます。