ホーム グルメ・レシピ アンパンマン初期絵本の原点は?1973年誕生から全6巻・2026年新刊まで徹底解説

アンパンマン初期絵本の原点は?1973年誕生から全6巻・2026年新刊まで徹底解説

天音 栞 天音 栞 • 更新: • 公開: • 読了約 24 分
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アンパンマン初期絵本の原点は、1973年10月号の月刊「キンダーおはなしえほん」に掲載された、やなせたかし作・絵の『あんぱんまん』です。現在の丸く親しみやすいヒーローとは異なり、初期の主人公は人間に近い体形で、ぼろぼろのマントをまとった姿でした。空腹の人に自分の顔を食べさせるという、現在まで受け継がれる自己犠牲の精神も、この作品ですでに描かれています。

実は、1975年には初の市販絵本『それいけ!アンパンマン』が刊行され、1976年には1973年の月刊絵本掲載作『あんぱんまん』が市販化されています。加えて、2022年から2023年にかけて初期作品を集めた「やなせたかしのあんぱんまん1973」全6巻が新装版として登場しました。2026年11月時点の刊行情報も含め、誕生の経緯、作品の内容、絵柄の変化、初版本と復刻版の違い、現在の購入方法まで整理します。

【誕生の秘密】アンパンマン初期絵本は1973年のキンダーおはなしえほんから始まった

アンパンマン初期絵本

1969年の大人向け童話がアンパンマンの原型

アンパンマンの歴史を正確に理解するには、1973年の絵本より前にさかのぼる必要があります。

香美市立やなせたかし記念館の作者年譜によると、やなせたかしは1969年、雑誌『PHP』に短編作品を発表していました。その中に、後のアンパンマンにつながる物語が登場します。

この時代のアンパンマンは、現在のようなパンの顔を持つキャラクターではありません。国立国会図書館のレファレンス協同データベースが紹介する『アンパンマン大研究』の記述でも、初期の主人公は人間の姿をした人物として説明されています。

物語の中心にあったのは、空腹に苦しむ人に食べ物を分け与えるという行為でした。華やかな能力や戦闘力ではなく、困っている人を救うことそのものに価値を置くヒーロー像です。

この発想が、後に子ども向けの絵本として描き直され、アンパンマンという独自のキャラクターへ発展していきました。

1973年10月号『あんぱんまん』が子ども向け作品の原点

1973年10月号の月刊「キンダーおはなしえほん」に掲載された『あんぱんまん』が、子ども向けに描かれた最初のアンパンマンです。

発行元のフレーベル館によると、タイトルが「あんぱんまん」とひらがなになっているのは、幼児向け絵本だったためです。当時の子どもたちが読みやすいよう、表記にも配慮がありました。

物語では、お腹を空かせて困っている人のもとへアンパンマンが飛んでいき、自分の顔を食べさせます。自分自身を犠牲にして他人を救うという、後のシリーズ全体を支えるテーマがすでに完成していました。

この作品は幼稚園や保育所向けの月刊絵本として配布されました。フレーベル館の公式紹介によれば、繰り返し読まれた結果、何度もページをめくられてぼろぼろになった本が多くの園にあったといいます。

テレビアニメから人気が始まったと思われがちですが、実際には絵本が先でした。アンパンマンは、子どもたちに読まれることで少しずつ支持を広げていった作品なのです。

やなせたかしの初期作品と創作の背景

作者のやなせたかしは1919年2月6日、高知県出身。本名は柳瀬嵩です。東京高等工芸学校を卒業し、戦後は高知新聞社を経て三越の宣伝部でグラフィックデザインなどを担当しました。

その後、漫画家・絵本作家として活動し、『飛ぶワニ』『やさしいライオン』『チリンのすず』など、幅広い作品を生み出しています。

アンパンマンの創作を考えるうえで注目したいのは、やなせが一貫して弱い立場にいる存在や、誰かを思いやる心を作品の重要なテーマにしていたことです。

アンパンマンは、最初から完璧で強いヒーローとして設計されたキャラクターではありません。困っている人を助けるためなら、自分が傷つくこともいとわない。その考え方が、初期絵本から現在まで続いています。

【完全年表】1975年の初市販絵本から1976年の『あんぱんまん』刊行まで

アンパンマン初期絵本の歴史には、混同されやすい2つの出来事があります。それが1975年の初市販絵本『それいけ!アンパンマン』と、1976年の『あんぱんまん』市販化です。

どちらもフレーベル館の作品ですが、同じ本の初版と復刻版という関係ではありません。別の作品として刊行されたものです。

年代 作品・出来事 歴史的な意味
1969年 雑誌『PHP』に短編「アンパンマン」登場 現在のキャラクターにつながる物語の原型
1973年10月 『あんぱんまん』掲載 キンダーおはなしえほんで子ども向け絵本として登場
1975年11月 『それいけ!アンパンマン』刊行 フレーベル館が刊行した初の市販絵本
1976年5月 『あんぱんまん』刊行 1973年10月号掲載作品が市販絵本になる
1978年 『あんぱんまんとごりらまん』刊行 1976年6月号の月刊絵本掲載作が市販化
1979年 『あんぱんまんとばいきんまん』刊行 1979年5月号の月刊絵本掲載作が市販化
1987年 『アンパンマンとムシバラス』『アンパンマンともえるほし』刊行 初期作品の世界がさらに広がる
1988年 テレビアニメ放送開始 日本テレビ系でテレビシリーズがスタート
2022~2023年 初期6作品を新装版として刊行 「やなせたかしのあんぱんまん1973」シリーズ誕生
2025年 累計発行部数9,000万部突破 フレーベル館刊行のアンパンマン絵本シリーズの実績

この年表で重要なのは、1975年と1976年の違いです。

フレーベル館の公式沿革では、1975年11月刊行の『それいけ!アンパンマン』が最初の市販絵本とされています。書誌情報では、同作は「フレーベルのえほん」第9巻、31ページの作品です。

一方、1976年5月に刊行された『あんぱんまん』は、1973年10月号に掲載された最初の子ども向け絵本を、市販用に刊行したものです。

つまり、1973年が絵本としての誕生、1975年が最初の市販絵本、1976年が原点作品の市販化という整理が正確です。

また、1988年にはテレビアニメ『それいけ!アンパンマン』が放送を開始しました。絵本からテレビへと活躍の場が広がったことも、作品の歴史における大きな転換点です。

【初期6作品を徹底紹介】ごりらまん・ばいきんまんなど原点の物語

初期作品をまとめて読める代表的な商品が、フレーベル館の「やなせたかしのあんぱんまん1973」です。

2023年4月に全6巻セットが発売されました。1973年の誕生50周年を記念して、やなせたかしが描いた初期のアンパンマン絵本を新しい装丁でよみがえらせたシリーズです。

収録作品は以下の6冊です。

1. 『あんぱんまんと ごりらまん』

子象のジャンボを助けたあんぱんまんは、自分の顔を与えます。しかし、帰り道の途中で力が出なくなってしまいます。そこへ恐ろしいごりらまんが現れ、襲いかかるという物語です。

注目したいのは、助けた相手を救うために自分の力を使い果たすアンパンマンの姿です。現在のシリーズでもおなじみの自己犠牲の精神が、はっきりと表れています。

ごりらまんという強敵が登場することで、単純な善悪の対立だけでなく、助ける側にも弱さや限界があることが描かれています。

2. 『アンパンマンと ムシバラス』

深い森で泣いていたカバくんを助ける物語です。アンパンマンが原因を探していると、ハミガキマンが登場し、カバくんの口の中をきれいにします。

しかし、そこにはバイキンの問題が隠れていました。

この作品の面白さは、アンパンマンだけでなく、ハミガキマンのような専門的な役割を持つ仲間が活躍するところです。虫歯予防や歯磨きという、子どもたちの日常生活につながるテーマも盛り込まれています。

3. 『あんぱんまん』

1973年10月号の「キンダーおはなしえほん」に掲載された、アンパンマン絵本の原点です。

お腹を空かせた人や困っている人の前に、どこからともなくあんぱんまんが現れ、自分の顔を食べさせます。

この作品で特に印象的なのは、ヒーロー自身が傷つくことを避けていない点です。自分の顔を分け与える行為は、単なる親切ではなく、他者の命を救うための献身として描かれています。

現在のアンパンマンを知っている読者ほど、その根本にある考え方が最初から変わっていないことに気づくはずです。

4. 『それいけ! アンパンマン』

1975年に最初の市販絵本として刊行された作品です。

助けを求める声があれば、どこへでも飛んでいくアンパンマン。こざるに顔を分け与えたり、かいじゅうに襲われたりしながらも、ジャムおじさんに新しい顔を焼いてもらうことで再び立ち上がります。

現在のテレビアニメにも通じる、アンパンマンとジャムおじさんの関係が描かれている点が見どころです。

1973年の原点作品と比べると、物語の展開やキャラクターの関係性が広がり、シリーズとしての発展が感じられます。

5. 『あんぱんまんと ばいきんまん』

ばいきんまんが登場する初期作品の一つです。

曇り空を晴らすために空へ向かったあんぱんまん。その様子を雲の上から見つめていたのが、ばいきんまんでした。

ジャムおじさんは、ものすごく強いあんぱんまんを生み出そうと決意します。

現在ではアンパンマンの代表的なライバルとして知られるばいきんまんですが、初期作品を読むと、二人の関係がどのように物語の中へ取り込まれていったのかが分かります。

6. 『アンパンマンと もえるほし』

ジャムおじさんとバタコさんが赤い光にさらわれ、アンパンマンとめいけんチーズが助けに向かう冒険物語です。

二人を連れ去った何者かを追いかける途中で、アンパンマンたちは怪しいUFOや不気味なばいきんぼしに遭遇します。

初期作品の中でも、宇宙やUFOといった冒険的な要素が目立つ一冊です。身近な困っている人を助ける物語から、広い世界を舞台にした冒険へと作品の幅が広がっていることが分かります。

なお、全6巻の収録順は刊行年順ではありません。シリーズ名に「1973」とありますが、6作品すべてが1973年に出版されたわけではない点にも注意してください。

【絵柄を比較】1973年のあんぱんまんと現在のアンパンマンは何が違う?

初期絵本を手に取った読者が最初に驚くのは、現在のアンパンマンとの見た目の違いでしょう。

フレーベル館自身も、初期の「あんぱんまん」と現在の「アンパンマン」では、名前だけでなく姿かたちも変化したと説明しています。

初期のアンパンマンは人間に近い体形だった

1973年の初期絵本に描かれたアンパンマンは、現在の丸くデフォルメされた体形とは異なり、より人間に近いプロポーションでした。

国立国会図書館のレファレンス協同データベースが紹介する資料では、初期の絵本には五本の指が描かれ、体つきも人間的だったと説明されています。

また、初期作品の特徴として、ぼろぼろのマントを身にまとった姿が挙げられます。洗練されたヒーローの衣装というより、困っている人を助けるために飛び回る旅人のような印象です。

現在のアンパンマンは親しみやすい造形へ

現在のアンパンマンは、丸い顔とシンプルな体形、分かりやすい表情が特徴です。

テレビアニメや関連絵本など、さまざまな媒体で長く親しまれる中で、キャラクターの見た目も少しずつ変化してきました。

この変化は、単に古い絵柄が新しくなったという話ではありません。絵本としての表現から、アニメーションを含めた幅広いメディアで活躍するキャラクターへと成長していった過程でもあります。

初期と現在で変わらない最大の特徴

見た目は変わっても、物語の中心にある考え方は変わっていません。

お腹を空かせている人を助けること、自分の力を誰かのために使うこと、困っている人を見捨てないことです。

フレーベル館が50周年記念ページで強調しているのも、時代を超えて子どもたちがアンパンマンを支持してきたという事実です。

初期絵本を読む価値は、懐かしいキャラクターの姿を見ることだけではありません。現在のアンパンマンにつながる思想が、どのような形で最初から描かれていたかを確認できることにあります。

【初版本と復刻版の違い】2026年に初期絵本を購入する方法

初期絵本を読みたい場合、選択肢は大きく分けて、当時の初版本・旧版と、近年刊行された新装版の2つです。

初版本と2022~2023年の新装版はどう違う?

最も大きな違いは、刊行時期と装丁です。

1973年の月刊絵本掲載号や1975年・1976年の市販版は、当時の出版物としての価値があります。一方、2022年から2023年に刊行された新装版は、現在の読者が初期作品に触れやすいように再構成された商品です。

フレーベル館の公式説明によると、新装版では装丁を新しくしていますが、作品の内容は発表当時のままです。

そのため、初期の物語を読むことが目的なら、新装版でも原点の内容を楽しめます。

加えて、個別の新装版には、カバーに掲載されたQRコードから読み聞かせ音声を利用できるものがあります。親子で読む場合には便利な仕様です。

「やなせたかしのあんぱんまん1973」全6巻の価格と基本情報

  • シリーズ名:やなせたかしのあんぱんまん1973
  • 発売時期:2022年2月~2023年4月(全6巻セットは2023年4月)
  • 出版社:フレーベル館
  • 作者:やなせたかし
  • 全6巻セット価格:8,382円(税込)
  • 単巻価格:各1,397円(税込)
  • サイズ:縦270mm×横210mm
  • 対象年齢:3歳ごろから
  • セットISBN:9784577051290

6冊を個別に購入することもできます。各巻のISBNは次のとおりです。

  • 『あんぱんまんと ごりらまん』:9784577050231
  • 『アンパンマンと ムシバラス』:9784577050248
  • 『あんぱんまん』:9784577050255
  • 『それいけ! アンパンマン』:9784577050262
  • 『あんぱんまんと ばいきんまん』:9784577050279
  • 『アンパンマンと もえるほし』:9784577050286

2026年現在の入手方法

初期作品を読みたい人には、次の方法がおすすめです。

1. フレーベル館の公式出版情報・オンラインショップ

まず確認したいのが出版社の公式情報です。全6巻セットと単巻の書籍情報が掲載されており、価格やISBN、電子書籍の取り扱いなどを確認できます。セットと単巻では在庫状況が異なる場合があります。

2. 一般書店・オンライン書店

書店ではISBNを使って検索すると、タイトルの表記揺れによる検索漏れを防げます。特に「あんぱんまん」と「アンパンマン」の違いには注意してください。

3. 古書店・中古書籍市場

1973年10月号や1976年の旧版など、当時の出版物を探す場合は古書店や中古市場が候補になります。初版本は状態や希少性によって価格が異なり、表紙の傷み、ページの欠損、書き込み、落丁などの確認が欠かせません。

4. 図書館・国立国会図書館

購入せずに当時の出版物を調べたい場合は、図書館の蔵書検索も有効です。国立国会図書館の書誌情報には、1976年5月刊行の『あんぱんまん』が登録されています。

本物の初版本を見分けるポイント

中古市場では、初版本と後年の重版、新装版が同じタイトルで販売されていることがあります。

購入前には次の項目を確認してください。

  • 奥付に記載された初版発行年月日
  • 出版社がフレーベル館であること
  • ISBNや旧書籍コード
  • 新装版・復刻版という表記の有無
  • 表紙・背表紙・奥付の写真
  • ページの欠損や破損の有無

特に注意したいのが、1973年の月刊絵本掲載号と1976年の市販版は別の出版形態だという点です。1973年の掲載号そのものを探している場合、1976年の『あんぱんまん』を購入しても、探している出版物と同一ではありません。

コレクション目的なら初版年と奥付、読み聞かせ目的なら内容と保存状態を優先するのが合理的です。

【2026年最新刊行情報】アンパンマン絵本の新刊・新装版は何が出た?

2026年もフレーベル館からアンパンマン関連の絵本が刊行されています。ただし、初期6作品の復刻とは別のシリーズも含まれます。

2026年11月3日時点で、出版社の新刊情報や個別書籍情報から確認できる主な作品を紹介します。

2026年10月刊行の注目作品

『アンパンマンと ゆうきりんりん』

2026年10月発売、定価1,430円(税込)。フレーベル館の「アンパンマン メルヘン」シリーズの作品です。

けむりの魔女に捕まったアンパンマンが、ジングル山に住むリンリンに助けられ、サンタクロースのジングルベルを守るために活躍します。

注目したいのは、初版が1991年12月の作品であることです。2026年版は新装版として刊行されており、新作ストーリーというより、過去の作品を新しい装丁で再び届ける企画に当たります。

『ゆうきりんりん』

2026年10月発売、定価1,298円(税込)。「アンパンマン うたえほん」シリーズの第2巻です。

テレビアニメのエンディングでもおなじみの楽曲「ゆうきりんりん」を、歌いながら楽しめる絵本にしたものです。対象年齢は0~3歳で、親子のスキンシップにも向いています。

『アンパンマンをさがせ! ギフトボックス』

2026年10月発売、定価3,850円(税込)。「アンパンマンをさがせ!ミニ」のRED・GREEN・BLUEの3冊と、オリジナルレジャーシートがセットになっています。

3冊は既刊シリーズと内容が同じで、表紙とレジャーシートがギフトボックス限定仕様です。新しい物語を収録した作品ではなく、遊び方を広げるセット商品です。

2026年11月の発売予定作品

『こうえんで アンパンマンを さがせ!』

書店の発売予定情報では、2026年11月13日発売予定、定価990円(税込)、ISBN9784577054468となっています。

「アンパンマンをさがせ!プレイス」シリーズの第4巻で、公園の遊具やアスレチック、ボールプールなどの場面からアンパンマンたちを探す絵本です。ばいきんまんの変装も見どころです。

発売日より前の予約情報として掲載されているため、購入時には実際の発売状況も確認してください。

2026年の新刊と初期絵本はどう選び分ける?

2026年の新刊・新装版と、1970年代の初期作品では、読書の目的が異なります。

アンパンマンの誕生や昔の絵柄、やなせたかしの原作を知りたい人は「やなせたかしのあんぱんまん1973」がおすすめです。

小さな子どもと歌を楽しみたいなら「アンパンマン うたえほん」、遊びながらキャラクターを探したいなら「アンパンマンをさがせ!」シリーズが適しています。

2026年の刊行情報を追う際には、新作・新装版・既刊のセット商品の違いを確認することが、購入後のミスマッチを防ぐポイントです。

【アンパンマン初期絵本】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:アンパンマンの最初の絵本は何年に出版されましたか?
A1:子ども向け絵本としての最初の作品は、1973年10月号の月刊「キンダーおはなしえほん」に掲載された『あんぱんまん』です。市販絵本としては1975年の『それいけ!アンパンマン』が最初で、1976年には1973年掲載作の『あんぱんまん』も市販化されました。

Q2:アンパンマン初期絵本をまとめて読める本はありますか?
A2:フレーベル館の「やなせたかしのあんぱんまん1973」全6巻がおすすめです。『あんぱんまん』『あんぱんまんとごりらまん』『あんぱんまんとばいきんまん』など、初期作品をまとめて読めます。

Q3:初期絵本の復刻版はオリジナルと内容が違いますか?
A3:フレーベル館の説明では、新装版は装丁を変更していますが、内容は発表当時のままです。初期の物語を読みたい人には、新装版も適した選択肢です。

Q4:初期のアンパンマンはなぜ現在と顔や体形が違うのですか?
A4:1973年の初期絵本と現在のアンパンマンでは、表現方法やキャラクターデザインが変化しているためです。初期は人間に近い体形や五本指、ぼろぼろのマントが特徴でした。現在の丸みを帯びた親しみやすい姿とは異なります。

Q5:初期6作品はすべて1973年に出版されたのですか?
A5:いいえ。「1973」はシリーズ名に含まれる原点の年です。収録作品には1975年刊行の『それいけ!アンパンマン』や、1978年刊行の『あんぱんまんとごりらまん』、1987年刊行の作品なども含まれています。

まとめ:【プロの結論】アンパンマン初期絵本は年代と版を分けて選ぶ

アンパンマン初期絵本の歴史を振り返ると、1973年10月号の『あんぱんまん』が子ども向け作品の原点であり、その後1975年の『それいけ!アンパンマン』、1976年の『あんぱんまん』市販版へと展開したことが分かります。

加えて、1978年の『あんぱんまんとごりらまん』、1979年の『あんぱんまんとばいきんまん』など、初期の物語は少しずつ仲間や冒険の世界を広げていきました。

2023年には誕生50周年を記念して「やなせたかしのあんぱんまん1973」全6巻が新装版として刊行され、2026年も関連作品の新装版や新刊が登場しています。

【プロの結論】初期絵本を選ぶ際は、何を知りたいのかによって購入する版を決めることが大切です。

  • アンパンマン誕生の歴史を知りたい人:1973年10月号掲載作『あんぱんまん』を選ぶ。
  • 初期の物語をまとめて読みたい人:「やなせたかしのあんぱんまん1973」全6巻を選ぶ。
  • 当時の出版物を収集したい人:1973年の月刊号や1975年・1976年の旧版を奥付で確認する。
  • 子どもと気軽に楽しみたい人:読み聞かせ音声付きの新装版や2026年の新刊を選ぶ。

アンパンマンの魅力は、時代とともに姿を変えても、困っている人を助けるという根本の精神が受け継がれていることです。

初期絵本は、現在のアンパンマンがどこから生まれ、どのように成長してきたのかを知るための貴重な資料でもあります。2026年に改めて手に取るなら、ぜひ1973年の原点から読み始めてみてください。

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天音 栞

アイドルグループとアーティストの動向を追うライター。公式サイト・公式SNS・音楽配信のクレジットを照合し、卒業や加入などの発表は必ず一次情報の日付とともに記録します。

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