俳優・安藤サクラさんの家系図をたどると、父は俳優の奥田瑛二さん、母はエッセイストの安藤和津さん、姉は映画監督の安藤桃子さんという、芸能・文化の両分野にゆかりのある家族が並びます。加えて、母方の祖父にあたる犬養健さんは元法務大臣で、曾祖父は第29代内閣総理大臣の犬養毅さんです。
2012年には俳優の柄本佑さんと結婚し、柄本明さんと故・角替和枝さんの息子である佑さんを通じて、もう一つの俳優一家とも親族になりました。2017年には長女が誕生しています。2026年11月3日現在、安藤さんは40歳。映画『ゴジラ-0.0』にも出演し、俳優としての活動を続けています。
【家系図の全体像】安藤サクラは2つの著名な家族をつなぐ存在

安藤サクラさんの家系を理解する要点は、父方の奥田家、母方の犬養家、そして結婚によってつながった柄本家の3つに分けて考えることです。
安藤さん自身は1986年2月18日生まれ、東京都出身の俳優です。父・奥田瑛二さんと母・安藤和津さんの次女として生まれ、4歳年上の姉に映画監督の安藤桃子さんがいます。
その後、2012年に柄本佑さんと結婚。安藤家と柄本家が姻戚関係になりました。
家系を簡略化すると、次のようになります。
【安藤サクラの家系図】
- 母方の先祖
- 犬養毅(第29代内閣総理大臣)
- 犬養健(政治家・元法務大臣)
- 安藤和津(エッセイスト・母)
- 安藤桃子(映画監督・姉)
- 安藤サクラ(俳優)
- 安藤和津(エッセイスト・母)
- 犬養健(政治家・元法務大臣)
- 犬養毅(第29代内閣総理大臣)
- 父方
- 奥田瑛二(俳優・映画監督)
- 安藤桃子
- 安藤サクラ
- 奥田瑛二(俳優・映画監督)
- 結婚によってつながった柄本家
- 柄本明(俳優・義父)
- 柄本佑(俳優・夫)
- 安藤サクラとの間に長女
- 柄本時生(俳優・義弟)
- 柄本佑(俳優・夫)
- 角替和枝(女優・故人、義母)
- 柄本明(俳優・義父)
ここで注意したいのは、犬養家と奥田家は血縁関係が異なるという点です。犬養家は母・和津さんを通じた血縁であり、柄本家は結婚による姻戚関係です。
この3つの系統を分けると、複雑に見える安藤さんの親族関係も整理しやすくなります。
【安藤家の家族構成】父・奥田瑛二、母・安藤和津、姉・安藤桃子の素顔
父親は俳優・映画監督の奥田瑛二
安藤サクラさんの父親は、俳優で映画監督としても活動する奥田瑛二さんです。
奥田さんは俳優として数多くの映画やテレビ作品に出演してきた人物で、監督としても作品を手がけています。サクラさんの映画デビューにつながった2007年公開の『風の外側』も、父・奥田さんが監督を務めた作品でした。
ただし、父親の作品に出演したことだけで、現在の俳優としての評価が築かれたわけではありません。
サクラさんはその後、『愛のむきだし』『かぞくのくに』『百円の恋』『0.5ミリ』などに出演。2018年には映画『万引き家族』とNHK連続テレビ小説『まんぷく』で幅広い視聴者に知られるようになりました。
父親が映画監督であることは、映画の世界に触れる機会という意味で大きな背景ですが、俳優としての評価は個々の作品で積み上げてきたものです。
母親はエッセイストの安藤和津
母親の安藤和津さんは、1948年3月6日生まれのエッセイスト、タレントです。1979年に奥田瑛二さんと結婚し、2人の娘を育ててきました。
和津さんはテレビ出演や執筆活動のほか、家族や自身の人生経験についても語ってきました。
2023年12月には、長女の桃子さんとともにフジテレビ系『ぽかぽか』に出演。祖父が犬養毅元首相であることや、幼少期の生活について語っています。
2026年10月28日には、テレビ朝日系『プラチナファミリー』に関連して、犬養毅のひ孫にあたる親族の男性が安藤和津さんとの親戚関係を語ったことも報じられました。母方の歴史的なつながりが、現在のテレビ報道でも取り上げられています。
姉は映画監督の安藤桃子
安藤サクラさんの姉は、映画監督の安藤桃子さんです。1982年生まれで、サクラさんより4歳年上にあたります。
桃子さんは映画監督として活動し、2010年公開の『カケラ』などを手がけてきました。妹のサクラさんとは、2014年公開の映画『0.5ミリ』で監督と主演という立場でタッグを組んでいます。
2023年12月に日刊スポーツが報じた番組出演時の発言では、桃子さんは妹との仕事について、アイコンタクトで意思が通じるほど相性がよいと説明していました。
実際に『0.5ミリ』は、姉が監督し、妹が主演を務めた作品です。単に同じ芸能一家に生まれた姉妹というだけでなく、映画制作の現場でも互いの才能を生かす関係にあります。
【犬養毅から続く母方の家系】安藤和津と犬養健の親子関係とは?
安藤サクラさんの家系図で、とりわけ注目されるのが母方のルーツです。
母・安藤和津さんの父親は犬養健さん。そして、犬養健さんの父親が第29代内閣総理大臣の犬養毅さんです。
つまり、安藤さんから見た関係は、次のようになります。
- 犬養健:母方の祖父
- 犬養毅:母方の曾祖父
犬養毅は第29代内閣総理大臣
犬養毅さんは1855年生まれの政治家で、1931年12月に第29代内閣総理大臣に就任しました。
普通選挙法の実現に尽力した政治家としても知られ、政党政治の歴史に名を残しています。
1932年5月15日、首相在任中に五・一五事件で暗殺されました。国立国会図書館の「近代日本人の肖像」や首相官邸の歴代内閣資料にも、その経歴が記録されています。
安藤和津さんにとっては祖父にあたり、安藤サクラさんにとっては母方の曾祖父です。
犬養健は安藤和津の実父
犬養健さんは1896年生まれの政治家・文学者で、犬養毅さんの子です。
戦後は政界に復帰し、第4次・第5次吉田茂内閣で法務大臣を務めました。1954年には造船疑獄をめぐる指揮権発動の問題で辞任しています。
国立国会図書館の人物紹介でも、犬養健さんは犬養毅さんの子として紹介されています。また、安藤和津さんが犬養健さんの娘であることは、人物紹介資料や2026年の報道でも確認できます。
和津さんは、犬養健さんと母・昌子さんとの間に生まれました。婚外子として生まれた生い立ちについても、本人の人生を紹介するインタビュー記事で取り上げられています。
このため、犬養家とのつながりは単に著名な政治家と芸能人が親戚という話ではありません。犬養健さんから安藤和津さんへ、そして安藤サクラさんへと続く、母方の血縁関係です。
2026年も犬養家との親族関係が話題に
2026年10月28日付のデイリースポーツは、テレビ朝日系『プラチナファミリー』で犬養毅のひ孫にあたる男性が登場し、安藤和津さんを叔母にあたる人物として紹介したと報じました。
番組では、犬養毅が歴史の教科書にも登場する政治家であることや、安藤和津さんとの親戚関係が取り上げられています。
安藤サクラさんの家系図を調べる際には、犬養毅を母方の祖父とするのではなく、犬養毅は曾祖父、犬養健は祖父と整理することが大切です。
【柄本家との親族関係】夫・柄本佑から義父・柄本明、義弟・柄本時生まで
2012年3月、安藤サクラさんは俳優の柄本佑さんと結婚しました。日刊スポーツによると、2人は約3年間の交際を経て、同月14日に婚姻届を提出しています。
柄本佑さんも俳優一家の出身です。父親は俳優の柄本明さん、母親は女優の角替和枝さん。弟は俳優の柄本時生さんです。
結婚によって安藤さんは、俳優・映画監督の奥田家だけでなく、俳優として長年活動してきた柄本家ともつながりました。
安藤サクラと柄本家の関係一覧
それぞれの人物が安藤さんとどのような関係にあるのか、血縁と姻戚を分けて整理します。
| 人物 | 安藤サクラとの関係 | 人物・活動内容 |
|---|---|---|
| 奥田瑛二 | 実父 | 俳優・映画監督 |
| 安藤和津 | 実母 | エッセイスト・タレント |
| 安藤桃子 | 実姉 | 映画監督 |
| 犬養健 | 母方の祖父 | 政治家・元法務大臣 |
| 犬養毅 | 母方の曾祖父 | 第29代内閣総理大臣 |
| 柄本佑 | 夫 | 俳優 |
| 柄本明 | 義父 | 俳優 |
| 角替和枝 | 義母 | 女優・2018年逝去 |
| 柄本時生 | 義弟 | 俳優・柄本佑の弟 |
| 長女 | 実子 | 2017年6月誕生 |
義父・柄本明と義母・角替和枝
柄本明さんは、舞台・映画・テレビドラマなどで幅広く活躍してきた俳優です。安藤さんにとっては夫・佑さんの父親にあたります。
義母の角替和枝さんも、舞台やテレビドラマで活躍した女優でした。柄本明さんと1981年に結婚し、柄本佑さんと柄本時生さんらを育てました。
角替さんは2018年10月27日に原発不明がんのため64歳で亡くなっています。2019年に開かれたお別れの会には、夫の柄本明さんや息子たちに加え、安藤和津さんら親族も参列しました。
安藤さんと柄本家の関係は、結婚後の親族関係だけにとどまりません。2014年公開の映画『0.5ミリ』には、義父の柄本明さんと義母の角替和枝さんも出演しています。
柄本時生と柄本佑は実の兄弟
柄本時生さんは、柄本佑さんの実弟です。したがって、安藤サクラさんにとっては義理の弟にあたります。
2人はともに俳優として活動しており、家族でありながら同じ仕事に携わる関係です。
2025年5月のスポニチ報道では、時生さんが父・柄本明さんや兄・佑さんとの日常について語り、家族内で映画の話題が多かったことを明かしています。
また、2026年6月に柄本佑さんがテレビ番組で語った内容として、弟の時生さんとは仲がよく、2人で舞台のユニットを組んで活動したことも紹介されました。
このように、柄本家は親子・兄弟ともに俳優として活動する、映画や演劇との結びつきが深い家族です。
【子供・本名・芸名の真相】安藤サクラのプライベートを整理
2017年6月に長女が誕生
安藤サクラさんと柄本佑さんの間には、2017年6月に第1子となる長女が誕生しています。
出産は2017年6月27日、柄本佑さんがイベントに出席した際に報告しました。当初、佑さんは子供の性別を「内緒で」と説明していましたが、その後の本人たちの発信や2025年・2026年の報道では、娘として紹介されています。
2026年現在、長女は9歳です。柄本明さんにとっては初孫にあたり、奥田瑛二さんと安藤和津さんにとっても孫にあたります。
つまり、長女は奥田家・安藤家・柄本家という3つの家族をつなぐ存在です。
一方、子供の氏名や通学先などの詳細なプライベート情報は、広く公表されていません。夫婦ともに俳優として活動していることもあり、子供の日常生活と仕事を分けている様子がうかがえます。
安藤サクラの本名は?柄本さくらとの表記の違い
安藤サクラさんの本名については、公開されている人物紹介資料によって表記に違いがあります。
映画情報資料のKINENOTEでは「安藤さくら」と紹介されている一方、2016年のイミダスでは「柄本さくら」と記載されています。
結婚後の姓と活動名の違いが検索上の混乱につながっていると考えられますが、これらの資料だけで現在の戸籍上の氏名を断定することはできません。
確実なのは、俳優として一貫して「安藤サクラ」という名前で活動していることです。
なぜカタカナの「サクラ」なのか?
安藤さんは、本名表記としてひらがなの「さくら」が紹介される一方、作品やメディアではカタカナの「サクラ」を使用しています。
ただし、カタカナ表記を採用した具体的な理由について、本人が公式に説明した情報は広く確認されていません。
そのため、「結婚したから芸名を変更した」「姉と区別するためにカタカナにした」などの説明を、確定した事実として扱うことはできません。
なお、姉の安藤桃子さんも、妹の安藤サクラさんも、それぞれ映画監督・俳優として独立した活動名を使用しています。
【2026年最新】安藤サクラの現在と俳優としての活動
2026年11月3日現在、安藤サクラさんは40歳。映画を中心に、幅広いジャンルで俳優活動を続けています。
2026年の出演映画『ゴジラ-0.0』
2026年の大きな話題の一つが、11月3日に全国公開された映画『ゴジラ-0.0』です。
東宝の公式作品情報では、安藤さんは太田澄子役として出演しています。
同作は山崎貴監督が手がける『ゴジラ-1.0』の続編で、神木隆之介さん、浜辺美波さん、山田裕貴さん、佐々木蔵之介さん、長澤まさみさんらが出演しています。
また、2026年3月6日公開の短編集『ショート・パルス 5つの鼓動』にも参加しています。複数の映像作家による作品を集めた短編集で、安藤さんは「まっすぐな首」に出演しています。
代表作から見る俳優としての評価
安藤さんの俳優としての歩みを振り返ると、家族の知名度だけでは説明できない実績が見えてきます。
- 2007年:父・奥田瑛二監督の映画『風の外側』で本格的な映画出演。
- 2009年:映画『愛のむきだし』で注目を集める。
- 2012年:映画『かぞくのくに』などで演技が評価され、映画賞を受賞。
- 2014年:映画『百円の恋』『0.5ミリ』に出演。
- 2016年:『百円の恋』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。
- 2018年:映画『万引き家族』に出演し、NHK連続テレビ小説『まんぷく』でヒロインを務める。
- 2026年:映画『ショート・パルス 5つの鼓動』『ゴジラ-0.0』に出演。
とりわけ『百円の恋』では、不器用な女性がボクシングを通じて変化していく姿を体当たりで演じ、主演俳優としての存在感を強めました。
『万引き家族』では、是枝裕和監督の作品に参加。作品自体がカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞したことも、キャリアを語るうえで欠かせません。
2026年の家族関係と夫婦の暮らし
2026年3月には、柄本佑さんがテレビ番組で安藤さんとの家庭内の家事分担について語っています。
佑さんによると、夫婦ともに仕事で忙しいため、どちらも家事ができないときには無理をせず、できるときに取り組むという考え方を共有しているそうです。
また、2026年9月にはテレビ朝日系の報道で、安藤さんが夫や両親と写るプライベート写真を公開したことも紹介されました。
こうした報道からは、結婚から10年以上が経過した現在も、夫婦それぞれが俳優として仕事を続けながら家庭を築いている様子が伝わってきます。
安藤さんの現在を理解するうえでは、著名な家族の一員という側面だけでなく、本人が築いてきた俳優としてのキャリアにも注目したいところです。
【安藤サクラの家系図】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:安藤サクラの父親と母親は誰ですか?
A1:父親は俳優・映画監督の奥田瑛二さん、母親はエッセイストの安藤和津さんです。
Q2:安藤サクラと犬養毅はどのような関係ですか?
A2:犬養毅さんは母・安藤和津さんの祖父にあたります。そのため、安藤サクラさんから見ると母方の曾祖父です。
Q3:安藤和津と犬養健は親子ですか?
A3:はい。犬養健さんは安藤和津さんの実父です。犬養健さんの父親が犬養毅さんです。
Q4:安藤サクラの姉は誰ですか?
A4:映画監督の安藤桃子さんです。2014年公開の映画『0.5ミリ』では、姉が監督、妹が主演を務めました。
Q5:安藤サクラの夫は誰ですか?
A5:俳優の柄本佑さんです。2012年3月14日に婚姻届を提出しました。
Q6:柄本明と角替和枝は安藤サクラの義両親ですか?
A6:はい。柄本明さんは義父、2018年に亡くなった角替和枝さんは義母です。
Q7:柄本時生と柄本佑は兄弟ですか?
A7:はい。柄本時生さんは柄本佑さんの実弟で、安藤サクラさんから見ると義弟にあたります。
Q8:安藤サクラには子供がいますか?
A8:はい。2017年6月に第1子となる長女が誕生しています。2026年現在、9歳です。
Q9:安藤サクラの本名は何ですか?
A9:人物紹介資料には「安藤さくら」「柄本さくら」という異なる表記があります。俳優としての活動名は「安藤サクラ」です。
Q10:安藤サクラは2026年現在、何歳で何に出演していますか?
A10:1986年2月18日生まれの40歳です。2026年11月3日公開の映画『ゴジラ-0.0』では太田澄子役を演じています。
まとめ:安藤サクラの家系図は血縁と姻戚を分けるとわかりやすい
安藤サクラさんの家系図を整理すると、父方には俳優・映画監督の奥田瑛二さん、母方にはエッセイストの安藤和津さんと、政治家の犬養健さん、犬養毅さんにつながる歴史的な血縁があります。
姉の安藤桃子さんは映画監督で、姉妹は映画『0.5ミリ』でも共同で作品を作り上げました。
加えて、2012年の柄本佑さんとの結婚によって、義父・柄本明さん、義母・角替和枝さん、義弟・柄本時生さんが親族となりました。2017年には長女も誕生しています。
家系図を理解するうえで押さえておきたいのは、次の3点です。
- 血縁:奥田瑛二・安藤和津・安藤桃子、そして犬養健・犬養毅につながる母方の系譜。
- 姻戚:夫の柄本佑を通じてつながる柄本明・角替和枝・柄本時生の家族。
- 現在:2026年も俳優として活動し、『ゴジラ-0.0』などの作品に出演。
安藤サクラさんは、著名な家族の歴史を受け継ぐ一方、自身も映画やドラマで独自のキャリアを築いてきた俳優です。犬養家の歴史、奥田家の映画文化、柄本家の演劇・俳優文化という異なる背景が一つにつながっている点こそ、この家系図の大きな特徴です。
今後も家族それぞれの活動とともに、安藤サクラさん自身がどのような作品で新しい表現を見せるのか注目されます。
主な情報確認資料: 国立国会図書館「近代日本人の肖像」、首相官邸「歴代内閣」、日刊スポーツ、オリコンニュース、スポニチ、デイリースポーツ、東宝『ゴジラ-0.0』公式作品情報、KINENOTE、イミダス。