2026年9月22日の全順位決定戦をもって、女子バレーボール競技に参加した14チームの最終順位が確定した。
日本は銀メダル、中国は金メダル、タイは銅メダルを獲得。韓国は4位となった。
第20回アジア競技大会・女子バレー最終順位
1. 中国代表(金メダル)
2. 日本代表(銀メダル)
3. タイ代表(銅メダル)
4. 韓国代表
5. チャイニーズタイペイ代表
6. インドネシア代表
7. ベトナム代表
8. カザフスタン代表
9. フィリピン代表
10. ホンコンチャイナ代表
11. モンゴル代表
12. ネパール代表
13. キルギス代表
14. カタール代表
上位7チームの順位は日本バレーボール協会の大会結果ページに掲載されており、全14チームの順位は大会終了後のバレーボール専門メディアの集計でも確認されている。
タイ女子代表が韓国を破り銅メダル
3位決定戦ではタイと韓国が対戦した。
結果はタイ3-0韓国(25-20、25-19、25-23)。タイがストレート勝ちを収め、銅メダルを獲得した。
タイは準決勝で中国に敗れていたが、3位決定戦では韓国を相手に安定した試合運びを見せた。
また、タイは前回大会に続く2大会連続の銅メダルとなった。日本、中国、タイというアジアの強豪3か国がメダルを分け合う結果になった。
大会を構成した主要チームの関係
今回の大会を理解するうえでは、決勝進出国だけでなく、準決勝と3位決定戦の関係も押さえておきたい。
- 中国女子代表: 日本との決勝を制し、アジア競技大会の金メダルを獲得。
- 日本女子代表: 韓国を準決勝で破って決勝進出。中国に敗れたものの銀メダルを獲得。
- タイ女子代表: 中国との準決勝で敗退した後、韓国との3位決定戦を制して銅メダル。
- 韓国女子代表: 日本との準決勝、タイとの3位決定戦で敗れ4位。
中国は今大会で通算10度目の女子バレーボール金メダルを獲得。前回大会に続く優勝で、アジアにおける伝統的な強さを改めて示した。
【プロの視点】日本が銀メダルを獲得した意味と中国との実力差

今回の女子バレー決勝を分析すると、日本の敗因を単純に攻撃力や選手個人の能力だけで説明することはできない。
試合の流れから見えてくるのは、攻撃を組み立てる力と、それを最後の1点に結びつける力の違いだ。
1. 日本の攻撃力は決勝でも機能していた
佐藤淑乃、秋本美空、和田由紀子、鴫原ひなたらは、決勝でも攻撃の中心を担った。
特に第3セットでは序盤から得点を重ね、中国を大きく引き離した。日本が攻撃面で中国にまったく歯が立たなかったという評価は適切ではない。
問題は、リードした後に相手の反撃を抑えられなかったことだ。
バレーボールでは、攻撃で得点するだけでなく、相手のサーブを正確に返し、セッターが攻撃を組み立てられる状態を維持する必要がある。
中国は日本の攻撃に対応しながら、サーブとブロックを組み合わせて試合の流れを変えた。
2. 中国の強さは終盤の修正力にあった
中国の勝利で印象的だったのは、劣勢になった第3セットでも慌てずに試合を立て直した点だ。
日本が先行しても、中国はサーブで相手の攻撃を制限し、ブロックと守備でラリーを継続。日本の連続得点を止めた。
特に19-19からの終盤は、わずかなミスや判断の差がセットの結果を左右する展開となった。
中国はこの重要な時間帯で得点を重ね、23-25で勝利した。
単純な身長やパワーの比較だけではなく、相手の勢いを止める試合運びが優勝につながったと考えられる。
3. 2大会連続の銀メダルは日本の現在地を示している
日本は2023年の杭州大会に続いて、2026年の愛知・名古屋大会でも銀メダルを獲得した。
開催国として目指した48年ぶりの金メダルには届かなかったものの、アジアの強豪国を相手に決勝まで進出した実績は大きい。
今大会では、秋本美空や佐藤淑乃をはじめとする攻撃陣が存在感を示した。関菜々巳のトスワーク、山田二千華のミドル攻撃など、複数の選手が役割を担っていたことも見逃せない。
日本代表に求められる次の課題は、決勝のように大きなリードを奪った場面で、それを確実に勝利につなげることだ。
銀メダルは敗北だけを意味するものではない。 アジアの頂点を争える位置にいること、そして金メダルを獲得するために克服すべき課題が具体的になったことに、今大会の意味がある。
【バレーボール女子決勝】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年アジア競技大会の女子バレー決勝はいつ開催された?
A1:2026年9月22日(火)に開催された。会場は愛知県小牧市のパークアリーナ小牧(小牧市スポーツ公園総合体育館)で、日本対中国の決勝は19時20分開始だった。
Q2:日本対中国の決勝結果とセット別得点は?
A2:日本0-3中国で、中国が優勝した。各セットの得点は第1セット19-25、第2セット20-25、第3セット23-25。日本はストレート負けとなった。
Q3:日本女子代表は準決勝で韓国に勝った?
A3:勝利した。2026年9月21日の準決勝で日本は韓国を3-0(25-20、25-22、25-16)で破り、決勝進出を決めた。
Q4:2026年アジア競技大会の女子バレーで優勝した国は?
A4:中国女子代表。日本との決勝を3-0で制し、2大会連続、通算10度目の女子バレーボール金メダルを獲得した。
Q5:日本女子代表は何位で、銅メダルはどの国が獲得した?
A5:日本は2位で銀メダル。3位決定戦で韓国を3-0で破ったタイが銅メダルを獲得した。
Q6:日本女子代表は決勝までにどの国と対戦した?
A6:予選ラウンドでネパールとインドネシア、準々決勝でチャイニーズタイペイ、準決勝で韓国と対戦した。決勝では中国と戦った。
まとめ:2026年女子バレー決勝は中国が優勝、日本は2大会連続の銀メダル
2026年9月22日に行われた第20回アジア競技大会の女子バレーボール決勝は、日本0-3中国という結果に終わった。
中国は19-25、20-25、23-25で日本を下し、2大会連続の金メダルを獲得。日本は開催国として48年ぶりの優勝を目指したが、惜しくも銀メダルとなった。
日本は準決勝で韓国を3-0で破り、決勝でも第3セットに最大8点差のリードを奪うなど、優勝の可能性を感じさせる場面を作った。しかし、中国のサーブ、ブロック、終盤の修正力が勝敗を分けた。
最終順位は中国、日本、タイがトップ3。タイは韓国との3位決定戦に勝利し、2大会連続の銅メダルを獲得している。
今回の大会で日本女子代表が得た銀メダルは、次の国際大会に向けた重要な成果だ。決勝で見えた課題をどう克服し、アジアの頂点に再び挑むのか。日本女子バレーの今後の戦いにも注目したい。