年末の競馬界を締めくくるグランプリ・有馬記念。出走馬を決める重要な要素の一つが、全国の競馬ファンによるファン投票です。2026年の有馬記念は12月27日(日曜)、中山競馬場の芝2500メートルで開催されます。では、今年のファン投票はいつから始まり、どのような方法で参加できるのでしょうか。
2026年10月31日現在、JRAから有馬記念ファン投票2026の正式な投票期間、中間発表日、最終結果発表日は公表されていません。そこで注目したいのが、2025年に歴代最多の612,771票を獲得したレガレイラと、2位クロワデュノール、3位マスカレードボールを中心とする前回のランキングです。加えて、2026年3月に変更された優先出走馬の決定方法も、今年の投票を理解するうえで欠かせません。
【有馬記念人気投票2026はいつから?投票期間と結果発表日を解説】
最初に押さえておきたいのは、2026年の有馬記念ファン投票は、レース開催日が決まっている一方で、投票日程がまだ発表されていないという点です。
JRAの2026年有馬記念公式レース情報によると、第71回有馬記念は2026年12月27日(日曜)に中山競馬場で開催されます。舞台は芝2,500メートル。3歳以上の競走馬が出走する年末の大一番です。
2025年の投票期間と発表スケジュール
2026年の日程を考える参考になるのが、前年の第70回有馬記念です。JRAは2025年11月17日にファン投票の開始を告知し、11月20日から12月7日まで投票を受け付けました。
中間発表は2回行われ、最終結果は12月11日に公表されています。
- 2025年11月17日:JRAがファン投票開始を発表
- 2025年11月20日:投票受付開始
- 2025年11月27日:第1回中間発表
- 2025年12月4日:第2回中間発表
- 2025年12月7日:投票受付終了
- 2025年12月11日:最終結果発表
- 2025年12月28日:第70回有馬記念開催
前年は投票開始から最終結果発表まで約3週間のスケジュールでした。ただし、2026年も同じ曜日・日付で実施されるとは限りません。
2026年の正式な開始日を知りたい場合は、JRA公式ニュースのイベント・キャンペーン情報と有馬記念の特設投票ページを確認するのが確実です。前年の日程だけを見て、投票開始日を確定情報として扱わないようにしましょう。
【有馬記念ファン投票の方法|JRA公式サイトから参加する流れ】
有馬記念のファン投票は、応援したい競走馬を選び、JRAが指定する投票受付ページから票を投じる仕組みです。馬券の購入とは異なり、的中や払戻しを目的とするものではありません。
2025年に実施された投票方法
2025年のJRA公式ファン投票は、パソコンまたはスマートフォンを利用したWEB投票のみで受け付けられました。
投票対象はJRA所属の現役競走馬のうち3歳以上。専用投票サイトにアクセスして、出走を応援したい馬を選ぶ形式でした。
2026年の具体的な投票画面や受付条件は、JRAからの新しい案内を待つ必要がありますが、前年の方法を参考にすると、基本的な参加手順は次のようになります。
- JRAの公式告知を確認する。有馬記念ファン投票の受付開始日と専用ページを確認します。
- 投票サイトにアクセスする。パソコンまたはスマートフォンから専用ページを開きます。
- 応援したい競走馬を選ぶ。投票対象となる現役競走馬の中からお気に入りの馬を選択します。
- 投票内容を確認して送信する。受付画面の案内に従って投票を完了します。
- 中間発表・最終結果を確認する。JRAが公表する順位と得票数をチェックします。
投票すると賞品が当たることも
2025年のファン投票では、投票者を対象に合計7,700名に賞品が当たる企画も実施されました。選べる豪華賞品セットやオリジナルグッズなどが用意され、競走馬を応援する楽しみに加えて、参加するメリットもありました。
ただし、賞品の内容や当選人数、応募条件は開催年によって異なります。2025年の内容が2026年にもそのまま適用されるわけではありません。
【有馬記念2025得票数ランキング|レガレイラが歴代最多で1位】
2026年の人気投票を占ううえで、最も参考になるのが2025年12月11日にJRAが公表した第70回有馬記念ファン投票の最終結果です。
トップに立ったのは前年の有馬記念を制したレガレイラ。得票数は612,771票で、2位のクロワデュノールにも46,441票の差をつけました。
JRA公式発表によると、2025年の有効投票件数は738,412件、有効得票数は6,852,342票。前年の2024年に記録した5,021,272票から約36.5%増加しました。
2025年の最終ランキング上位10頭
| 順位 | 競走馬 | 得票数 | 注目ポイント・関連実績 |
|---|---|---|---|
| 1位 | レガレイラ | 612,771票 | 2024年有馬記念優勝馬。歴代最多得票を記録 |
| 2位 | クロワデュノール | 566,330票 | 2025年日本ダービー優勝馬 |
| 3位 | マスカレードボール | 424,952票 | 2025年天皇賞・秋優勝馬 |
| 4位 | メイショウタバル | 415,575票 | 2025年宝塚記念優勝馬 |
| 5位 | ベラジオオペラ | 409,745票 | 上位5頭にランクイン |
| 6位 | ジャスティンパレス | 371,556票 | 上位10頭にランクイン |
| 7位 | ミュージアムマイル | 340,383票 | 2025年有馬記念優勝馬 |
| 8位 | ダノンデサイル | 334,627票 | 上位10頭にランクイン |
| 9位 | エネルジコ | 259,097票 | 上位10頭にランクイン |
| 10位 | ヘデントール | 256,914票 | 上位10頭にランクイン |
特に注目したいのが、上位3頭の顔ぶれです。
1位のレガレイラは前年のグランプリを制した実績を持ち、2位のクロワデュノールは日本ダービー馬。3位のマスカレードボールは天皇賞・秋を制し、ジャパンカップでも2着に入るなど、秋の大舞台で存在感を示しました。
単に一度の大レースで好走した馬だけでなく、年間を通してファンの記憶に残る活躍をした馬が上位を占めたことが分かります。
また、7位のミュージアムマイルが最終的に有馬記念を制したことも見逃せません。ファン投票の順位と実際のレース結果が必ずしも一致しないことを示す、象徴的な結果でした。
【有馬記念歴代人気ランキング|レガレイラの得票数はなぜ歴代最多なのか】
レガレイラの612,771票は、単なる2025年の1位というだけではありません。前年までの有馬記念ファン投票における最多得票記録を大きく塗り替えた数字です。
歴代の高得票馬と記録の推移
近年の有馬記念ファン投票では、2022年のタイトルホルダー、2023年のイクイノックス、2024年のドウデュースがそれぞれ高い支持を集めました。
- 2025年・レガレイラ:612,771票。歴代最多記録を更新。
- 2025年・クロワデュノール:566,330票。歴代でも上位に入る得票数。
- 2024年・ドウデュース:478,415票。当時の歴代最多記録。
- 2025年・マスカレードボール:424,952票。
- 2025年・メイショウタバル:415,575票。
- 2025年・ベラジオオペラ:409,745票。
- 2025年・ジャスティンパレス:371,556票。
- 2022年・タイトルホルダー:368,304票。
- 2023年・イクイノックス:342,637票。
こうして比較すると、2025年のレガレイラは、過去の1位馬を大きく上回る支持を集めたことが分かります。
レガレイラは中間発表から最終結果まで首位を維持
レガレイラの強さは、最終結果だけでなく、中間発表の段階から明らかでした。
2025年11月27日の第1回中間発表では287,909票で1位。12月4日の第2回中間発表では461,007票に増え、引き続きトップを守りました。そして最終的には612,771票まで伸ばしています。
第2回中間発表から最終発表までの約1週間だけでも151,764票を上積みしました。最後まで支持を集め続けたことが、歴代最多記録につながっています。
一方、2024年のドウデュースは478,415票で歴代最多を記録していました。わずか1年でその記録が134,356票も更新されたことは、2025年のファン投票を象徴する出来事です。
なお、2026年の新しい投票結果が発表されるまでは、レガレイラの612,771票が確認できる歴代最多得票記録です。
【有馬記念優先出走権の仕組み|2026年から何が変わった?】
有馬記念のファン投票が、一般的な人気アンケートと大きく異なる理由は、投票結果が実際の出走馬選定に関係することです。
ただし、ファン投票で10位以内に入れば、無条件で出走できるというわけではありません。2026年は、JRAが3月8日に発表した出走馬決定方法の変更を理解しておく必要があります。
2026年3月から適用された新しいルール
JRAは、宝塚記念と有馬記念について、ファン投票で上位になった馬の出走機会を確保するため、優先出走馬の決定方法を変更しました。
従来は第1回特別登録を行った中央馬のうち、ファン投票上位10頭が優先対象でした。しかし、2026年からは次の条件に変更されています。
- 第2回特別登録(出馬投票)を行った中央馬が対象となる。
- ファン投票の順位が50位以内であることが条件となる。
- その対象馬のうち、ファン投票上位10頭が優先出走の対象となる。
- 続いて選考委員会で選定された外国馬、出走馬決定賞金順という順序で選定される。
つまり、投票上位10頭という基本的な枠組みは維持されながら、実際に出馬投票を行った馬を対象とする方式になりました。
なぜ出走馬の決定方法が変更されたのか
今回の変更の背景には、ファン投票で優先対象となった馬が、その後の出走取りやめなどによって実際の出走馬から外れる問題がありました。
従来の方式では、第1回特別登録時点で優先対象となった馬に回避が発生しても、11位以下の馬が自動的に繰り上がる仕組みではありませんでした。
2026年3月のJRA発表では、ファン投票によって出走馬を決めるというグランプリ競走の理念を踏まえ、よりファンの希望が出走馬選定に反映されるよう見直されています。
ここで注意したいのは、投票順位50位以内という条件です。単にランキング上位10頭だけを確認するのではなく、実際に第2回特別登録を行ったかどうかも重要になります。
2026年の有馬記念では、この新ルールが適用されます。前年までの説明記事にある「第1回特別登録をした上位10頭」という記述だけでは、現在の制度を正確に理解できません。
【中山競馬場芝2500メートルの特徴|人気投票と実際の勝敗は別】
有馬記念の人気投票を読み解く際には、競走馬の人気と実際のレースで勝つ可能性を分けて考えることも大切です。
2025年の有馬記念は、その違いがはっきり表れたレースでした。
ファン投票1位のレガレイラは、当日の単勝1番人気に支持されたものの4着。一方、ファン投票7位だったミュージアムマイルが優勝しました。
ファン投票は、その馬を有馬記念で見たいというファンの支持を示すものです。レース当日の状態、枠順、展開、馬場状態などを反映した競馬予想やオッズとは性質が異なります。
中山芝2500メートルはスタミナと立ち回りが重要
有馬記念の舞台となる中山競馬場の芝2500メートルは、内回りコースを使用します。
JRAのコース解説によると、スタートは外回りの3コーナー付近。すぐに内回りへ合流するため、最初のコーナーまでの距離が短く、序盤のポジション争いが重要になります。
加えて、最後の直線は310メートルと短く、ゴール前には高低差2.2メートルの急坂が待っています。
そのため、単純な瞬発力だけで勝負が決まるわけではありません。長い距離を走り切るスタミナ、コーナーでの立ち回り、仕掛けるタイミング、騎手の判断が結果を左右します。
【プロの結論】2026年の人気投票で見るべき3つのポイント
2026年の有馬記念人気投票を確認する際は、次の3点を基準にすると情報を整理しやすくなります。
1. 中間発表と最終結果を混同しない
中間発表は受付期間中の途中経過です。最終順位とは異なる可能性があり、投票終了後にどの馬が順位を伸ばしたかも注目点になります。
2. 得票数と出走資格を分けて確認する
ファン投票で高い順位を獲得しても、実際に出馬投票を行わなければ優先対象にはなりません。2026年からは50位以内という条件も加わっています。
3. 人気投票を勝敗予想に直結させない
2025年のレガレイラとミュージアムマイルの結果が示すように、ファンの支持とレースの着順は別のものです。馬券を検討する場合は、コース適性や近走成績、調教、枠順なども合わせて判断する必要があります。
ファン投票の魅力は、強い馬を選ぶだけでなく、自分がもう一度大舞台で見たい馬に一票を届けられることです。2026年もランキングの数字だけでは見えてこない、ファンそれぞれの思いが集まる機会になります。
【有馬記念人気投票2026に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:有馬記念ファン投票2026はいつから始まりますか?
A1:2026年10月31日現在、JRAから正式な開始日は発表されていません。2025年は11月20日から12月7日まで実施されましたが、2026年の日程は公式発表を確認する必要があります。
Q2:有馬記念ファン投票はスマートフォンから参加できますか?
A2:2025年はパソコン・スマートフォンから参加できるWEB投票方式でした。2026年の受付方法については、JRAの正式な案内に従ってください。
Q3:有馬記念ファン投票の1位になれば必ず出走できますか?
A3:無条件ではありません。2026年からは、第2回特別登録(出馬投票)を行った中央馬のうち、ファン投票50位以内の上位10頭が優先出走の対象となります。
Q4:有馬記念ファン投票の歴代最多得票数は何票ですか?
A4:2025年のレガレイラが記録した612,771票です。それまでの最多記録だった2024年のドウデュースの478,415票を更新しました。
Q5:2025年の有馬記念ファン投票で1位だったレガレイラは優勝しましたか?
A5:2025年12月28日の第70回有馬記念では4着でした。優勝したのはファン投票7位のミュージアムマイルです。投票順位と実際のレース結果は必ずしも一致しません。
まとめ:有馬記念人気投票2026は公式日程と新ルールに注目
2026年10月31日現在、有馬記念ファン投票2026の投票開始日、中間発表日、最終結果発表日はJRAから正式に公表されていません。第71回有馬記念そのものは12月27日(日曜)、中山競馬場の芝2500メートルで開催されます。
前年の2025年はレガレイラが612,771票を獲得し、歴代最多得票を更新。2位クロワデュノール、3位マスカレードボールと続き、有効得票数も685万票を超える大規模な投票となりました。
さらに2026年は、ファン投票上位馬の出走機会を確保するため、優先出走馬の決定方法が変更されています。第2回特別登録を行った中央馬のうち、ファン投票50位以内の上位10頭が優先対象となる点は、前年までとの大きな違いです。
これから注目すべきなのは、JRAによる正式な投票開始告知、受付期間、第1回・第2回中間発表、そして最終ランキングです。2025年の歴代最多記録を2026年のファンが更新するのか。年末のグランプリに向けた競走馬たちの活躍とともに、今年のファン投票にも注目が集まります。
主な事実確認資料: JRAの2025年ファン投票開始・最終結果、2026年3月の出走馬決定方法改定、2026年有馬記念公式レース情報。