2026年、中日ドラゴンズに4年ぶりに復帰した阿部寿樹内野手は、打率.254、3本塁打、23打点、OPS.755という成績でシーズンを終えた。楽天で過ごした3年間を経て再び古巣のユニホームに袖を通し、限られた出場機会の中でも勝負強い打撃を発揮。6・7月度のJERAセ・リーグAWARD月間大賞も受賞した。
2015年ドラフト5位で中日に入団した阿部は、2019年に打率.291を記録し、2020年には自己最多の13本塁打を放った実力派の右打ち内野手だ。2022年オフには涌井秀章との交換トレードで楽天へ移籍したが、2025年の戦力外通告を経て2026年に中日へ復帰。プロフィール、明治大学・Honda時代、年度別成績、通算成績、移籍の経緯を振り返りながら、現在の立ち位置を解説する。
【2026年最新】中日復帰後の阿部寿樹の成績は?打率.254・3本塁打・23打点

2026年10月31日時点で、阿部寿樹の2026年レギュラーシーズン成績は確定している。日本野球機構(NPB)の公式記録によると、76試合に出場し、118打数30安打、打率.254、3本塁打、23打点を記録した。
出塁率は.373、長打率は.381。OPSは.755となった。OPSは出塁率と長打率を合計する指標であり、表示された各数値の小数点以下の丸めによって、単純加算した数値と最終桁に差が生じる場合がある。
2026年シーズンの主要打撃成績
- 所属球団:中日ドラゴンズ
- 背番号:48
- 出場試合数:76試合
- 打席数:143打席
- 打数:118打数
- 安打数:30安打
- 打率:.254
- 本塁打:3本
- 打点:23打点
- 出塁率:.373
- 長打率:.381
- OPS:.755
特筆すべきなのは、出場機会が限られる中でも、得点に直結する場面で存在感を発揮したことだ。2026年は代打を中心とした起用が目立ち、スタメン出場だけでなく、試合終盤の重要な局面でも打線を支えた。
6・7月度JERAセ・リーグAWARD月間大賞を受賞
2026年8月3日、阿部は6・7月度のJERAセ・リーグAWARD月間大賞に選出された。この賞は、セ・リーグ公式戦で勝利に大きく貢献した選手を表彰するもの。各球団の候補選手の中から、レジェンドOBによる選考を経て受賞者が決まる。
阿部が評価された主なプレーは次の3つだ。
- 6月21日の巨人戦:8回表、二死満塁から代打で登場し、逆転につながる適時打を放った。
- 7月2日の阪神戦:延長11回表、二死一・三塁から代打で勝ち越し適時打を記録した。
- 7月21日のヤクルト戦:スタメン出場し、勝ち越し本塁打を含む2本塁打5打点の活躍を見せた。
特に7月21日のヤクルト戦は印象的だった。1試合2本塁打は、阿部にとってプロ入り後初めての記録だったという。代打としての勝負強さに加え、先発起用でも長打力を発揮できることを示した試合だった。
8月26日の球団公式の授賞式では、阿部は受賞について次のようにコメントしている。
「こういった賞をいただいたことがなかったので、本当に光栄に思います。」
「この先もなんとか1勝でも貢献できるように頑張りたいと思います」
シーズン全体の数字だけを見ると、突出した本塁打数や打率ではない。しかし、重要な局面での適時打や代打での貢献が評価されたことは、2026年の阿部を理解するうえで欠かせないポイントだ。
【プロフィール】阿部寿樹とは?明治大学・Hondaから中日ドラゴンズへ
阿部寿樹(あべ・としき)は1989年12月3日生まれ、岩手県出身のプロ野球選手だ。2026年10月31日時点で36歳。右投右打の内野手で、身長185cm。中日ドラゴンズでは背番号48を着用している。
明治大学からHondaへ進んだ社会人野球経験者
阿部は岩手県の一関第一高校から明治大学へ進学。その後、社会人野球のHondaでプレーした。
大学野球を経て社会人野球で経験を積んだことは、プロ入り後のキャリアにもつながっている。2015年のドラフト会議では中日ドラゴンズから5位指名を受けた。当時26歳で、社会人野球で培った技術と経験を武器にプロの世界へ飛び込んだ。
2015年の中日球団公式ドラフト入団選手紹介でも、Honda出身の内野手として紹介されている。若手選手が多いプロ野球のドラフト候補の中では、社会人経験を経た即戦力候補という位置づけだった。
阿部寿樹の基本プロフィール
- 名前:阿部寿樹
- 読み方:あべ・としき
- 生年月日:1989年12月3日
- 出身地:岩手県
- 身長:185cm
- 投打:右投右打
- ポジション:内野手
- 出身高校:一関第一高校
- 出身大学:明治大学
- 社会人野球:Honda
- ドラフト:2015年ドラフト5位
- 所属球団:中日ドラゴンズ
- 背番号:48
「マスター」の愛称で親しまれる存在
阿部には「マスター」という愛称がある。中日時代からファンに親しまれてきた呼び名で、楽天移籍後もこの愛称は引き継がれた。
落ち着いた雰囲気や、勝負どころで見せる打撃が印象に残る選手だ。派手なパフォーマンスだけで注目されるタイプではなく、試合の流れを変える一本を放つ打者として存在感を示してきた。
Hondaから中日へ、そして楽天を経て再び中日へ。プロ入り後も複数の環境を経験したベテランだからこそ、2026年の古巣復帰には特別な意味があった。
【年度別成績】阿部寿樹の打率・本塁打・打点と通算成績を一覧で比較
阿部寿樹のキャリアを振り返ると、2019年から2020年にかけて打撃面で大きく成長し、2022年には中日の主力内野手として133試合に出場した。その後、楽天で3シーズンを過ごし、2026年には再び中日のユニホームを着てプレーしている。
以下はNPBの個人年度別成績をもとにした、一軍公式戦の年度別打撃成績だ。
阿部寿樹の年度別成績一覧
| 年度 | 所属球団 | 試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年 | 中日 | 25 | .184 | 1 | 4 |
| 2017年 | 中日 | 21 | .268 | 0 | 2 |
| 2018年 | 中日 | 18 | .217 | 0 | 4 |
| 2019年 | 中日 | 129 | .291 | 7 | 59 |
| 2020年 | 中日 | 115 | .257 | 13 | 61 |
| 2021年 | 中日 | 66 | .209 | 5 | 16 |
| 2022年 | 中日 | 133 | .270 | 9 | 57 |
| 2023年 | 楽天 | 78 | .255 | 4 | 24 |
| 2024年 | 楽天 | 78 | .227 | 9 | 32 |
| 2025年 | 楽天 | 43 | .219 | 3 | 8 |
| 2026年 | 中日 | 76 | .254 | 3 | 23 |
| 通算 | 中日・楽天 | 782 | .255 | 54 | 290 |
出典:日本野球機構(NPB)個人年度別成績。通算成績は2026年シーズン終了時点。
キャリアの転換点は2019年と2022年
阿部の打撃が一軍で本格的に開花したのは2019年だ。この年は129試合に出場し、130安打、打率.291、7本塁打、59打点を記録した。規定打席に到達して安定した成績を残し、中日のレギュラー内野手として定着した。
2020年は打率.257ながら、自己最多となる13本塁打、61打点を記録。打率だけでは測れない長打力を示したシーズンだった。
2021年は66試合、打率.209と成績を落としたものの、2022年には133試合に出場。131安打、打率.270、9本塁打、57打点を記録し、再びチームの中心的な打者として活躍した。
2022年の133試合出場は、阿部のプロキャリアにおける最多出場記録だ。この年の活躍を考えると、同年オフの楽天移籍が中日ファンに大きな驚きを与えたのも不思議ではない。
通算成績から見える阿部の打撃スタイル
2026年終了時点の通算成績は、782試合、599安打、54本塁打、290打点、打率.255。安定したミート力に加えて、長打も期待できる右打者としてキャリアを積み重ねてきた。
特に注目したいのは、2020年の13本塁打、2022年の31二塁打だ。単純な本塁打数だけでなく、二塁打を含む長打によって得点機会を広げられる点が持ち味となっている。
また、2026年のOPS.755は、出塁率と長打率を合わせた総合的な打撃指標でも一定の貢献を示している。打率だけで評価するよりも、出塁能力や長打力を合わせて見ることで、阿部の打者としての特徴が理解しやすくなる。
【楽天移籍の経緯】2022年オフに涌井秀章との交換トレードが成立
阿部寿樹が中日を離れたのは2022年11月15日。中日ドラゴンズと東北楽天ゴールデンイーグルスが、阿部と涌井秀章投手の交換トレード成立を正式発表した。
当時の阿部は32歳。2022年シーズンには133試合に出場し、打率.270、9本塁打、57打点を記録していた。中日の打線を支えていた選手だっただけに、実績のある野手と先発投手を交換する形のトレードは大きな話題となった。
トレードを持ちかけたのは中日側
楽天の石井一久GM兼監督は、トレード成立後の取材で、中日側から涌井との交換トレードについて話があったことを説明している。
当時の両球団の補強事情を整理すると、中日は先発投手陣の強化と野手の若返りを進める状況にあり、楽天は右打ちの内野手を必要としていた。
楽天側は阿部の打撃力だけでなく、複数のポジションを守れる点や、2022年に記録した31二塁打にも注目していた。石井GM兼監督も、阿部について複数ポジションを守れることや、長打でチャンスを広げる能力を評価していた。
中日退団時に阿部が残したコメント
中日球団が2022年11月15日に発表したトレードのお知らせには、阿部本人のコメントも掲載された。
「7年間中日ドラゴンズでお世話になり、人間としても野球人としても成長させてもらいました。本当に感謝しかありません。」
「応援していただいたファンの皆様にもとても感謝しています。東北楽天ゴールデンイーグルスでも頑張ります。」
阿部にとって中日は、2016年から2022年まで7年間プレーした球団だった。プロ野球選手として成長した場所を離れることへの感謝を示し、新天地での挑戦を表明した。
楽天では内野の戦力として期待された
2022年11月22日には楽天で入団記者会見が行われた。阿部はトレードについて突然の話だったと振り返り、中日には7年間世話になったため寂しさもあったと説明。そのうえで、新しい環境で気持ちを切り替えて取り組む姿勢を示した。
楽天への移籍は、単なる所属球団の変更ではなかった。東北出身の阿部にとって、地元に近い地域でプレーできる機会でもあった。岩手県一関市出身という背景もあり、新天地での活躍に期待が集まった。
【楽天での3年間】2023~2025年の成績と中日復帰までの経緯
楽天での阿部寿樹は、2023年から2025年までの3シーズンを過ごした。移籍1年目と2年目はそれぞれ78試合に出場し、2024年には9本塁打を記録。一方、2025年は出場機会が減少し、シーズン終了を待たずに翌年の契約を結ばない方針が球団から伝えられた。
2023年:移籍1年目は打率.255、4本塁打
楽天1年目の2023年は78試合に出場。216打数55安打、打率.255、4本塁打、24打点という成績だった。
中日時代のように年間を通して主力として出場する状況ではなかったものの、新しい球団で一定の出場機会を確保した。移籍直後から打撃面で貢献し、楽天の内野陣を支えた。
2024年:9本塁打を記録するも打率は.227
2024年も78試合に出場し、9本塁打、32打点を記録した。打率は.227と前年を下回ったが、本塁打数は楽天移籍後の最多となった。
規定打席には届かなかったものの、限られた打席の中で長打力を発揮したシーズンだった。中日時代に見せていたパンチ力が、楽天でも健在であることを示した。
2025年:出場機会が減少し、9月29日に戦力外通告
状況が大きく変わったのは2025年だった。阿部は開幕一軍でスタートし、シーズン序盤には4番を任される試合もあった。しかし、徐々に出場機会が減り、6月8日の巨人戦を最後に一軍での出場から遠ざかった。
最終的な一軍成績は43試合、105打数23安打、打率.219、3本塁打、8打点。楽天で過ごした3年間では最も出場試合数が少ないシーズンとなった。
そして2025年9月29日、楽天は阿部に対して2026年シーズンの選手契約を結ばない旨を正式に通知した。
2024年には9本塁打を放っていた実績がある一方、2025年は出場機会が減少。チームの世代交代や内野陣の競争環境も重なり、楽天での3年間は幕を閉じることになった。
2025年12月、4年ぶりの中日復帰が決定
楽天から戦力外通告を受けた阿部に対し、古巣の中日が獲得に動いた。2025年12月5日にはナゴヤ球場で入団会見が行われ、4年ぶりの中日復帰が正式に発表された。
球団公式サイトに掲載された入団会見で、阿部は復帰について次のように話している。
「4年ぶりに中日ドラゴンズへ復帰となりました、本当に光栄なことだと思っています、またこれから頑張りたい。」
「もうやるしかないと思うので、勝手に歳はとっていますが、自分ではまだ若いと思ってしっかりやっていきたい、試合に出て、勝ちに貢献できればいいかなと思います。」
そして2025年12月10日、背番号48が決定。かつて中日で背負っていた5番、楽天時代の4番から新しい番号へと変わり、2026年シーズンに向けた再出発となった。
【現在の立ち位置】背番号48の阿部寿樹は中日の代打・ベテラン内野手として活躍
2026年の阿部は、中日ドラゴンズの内野手として背番号48を着用している。36歳を迎えたベテラン選手であり、楽天移籍前のように年間を通してレギュラーとして出場するというよりも、チーム状況に応じた起用の中で打撃力を発揮する立場となった。
出場機会が限られても勝負どころで結果を残す
2026年の76試合出場に対して打席数は143。数字からも、毎試合フル出場するレギュラーというより、試合展開に応じて起用される場面が多かったことがうかがえる。
その中で、代打での勝ち越し打や逆転打を記録し、6・7月度のJERAセ・リーグAWARD月間大賞を獲得したことは大きな成果だ。
特に、7月21日のヤクルト戦でプロ入り後初となる1試合2本塁打を記録したことは、ベテランとしても新たな実績になった。経験を生かした打席での対応力と、長打を放てる能力の両方を示したシーズンだった。
背番号48は中日復帰後の新しい象徴
阿部が中日で最初にプレーした2016~2022年には背番号5を着用していた。楽天では背番号4を背負い、2026年の中日復帰では48番を選んだ。
背番号が変わったことは、単なる番号の変更にとどまらない。若手中心の競争環境に戻り、これまでの経験を生かして新しい役割を担うという再スタートを象徴している。
中日球団の2026年選手名鑑でも、阿部は内野手48番として掲載されている。現役の中日ドラゴンズ所属選手として、2026年シーズンを戦い抜いた。
阿部寿樹の2026年をどう評価すべきか
2026年の成績を評価する際には、打率だけで判断しないことが大切だ。
打率.254、3本塁打、23打点という数字は、主軸打者として年間を通じて出場した場合の成績とは異なる。143打席という限られた打席数の中で、23打点を記録したことや、重要な場面での代打成功が評価のポイントとなる。
また、OPS.755は出塁率と長打率の両面から打撃貢献を見る指標だ。打率.254だけでは分からない四球による出塁や長打力も評価に加えられる。
一方で、出場機会が限られていたことや、本塁打が3本にとどまったことも事実だ。2019年の打率.291、2020年の13本塁打と比較すれば、かつての主力時代とは役割が異なる。
阿部の2026年は、レギュラーとして数字を積み上げるシーズンというより、代打や重要な場面でチームに勝利をもたらす役割を果たしたシーズンとして評価するのが適切だ。
【プロの結論】阿部寿樹のキャリアから分かる実力と2026年の価値
阿部寿樹のキャリアを通して見えてくるのは、打率だけでは測れない打撃の価値だ。
2019年には打率.291、2020年には13本塁打、2022年には133試合出場と、異なる形でチームに貢献してきた。楽天移籍後も2024年に9本塁打を記録し、長打力を維持した。
そして2026年には、中日復帰後の新しい役割の中で、代打での決定打や複数本塁打を記録。シーズン全体の打率や本塁打数だけでなく、勝負どころでの成果がリーグ公式表彰につながった。
阿部寿樹を評価する際の3つの判断基準
- 打撃の総合力:打率だけでなく、出塁率、長打率、OPSを合わせて見る。
- 勝負強さ:代打での適時打や得点圏での結果など、試合の勝敗に関係する場面での働きを確認する。
- 起用法との相性:レギュラーとしての出場数だけでなく、途中出場や代打での貢献も評価する。
この3点を踏まえると、2026年の阿部は、若手選手が多い中日の内野陣において、経験と打撃力を提供するベテランとして役割を果たしたと評価できる。
特に、JERAセ・リーグAWARDの月間大賞を受賞したことは、単なる数字以上の成果だ。限られた機会でも試合を決める打撃ができることを、公式戦の実績で証明した。
【よくある質問】中日・阿部寿樹の現在と成績に関するFAQ
Q1:阿部寿樹は2026年現在、どこの球団に所属していますか?
A1:2026年は中日ドラゴンズに所属しています。2025年12月に4年ぶりの古巣復帰が決まり、背番号48を着用しています。
Q2:阿部寿樹の2026年の打率・本塁打・打点は?
A2:2026年シーズンの一軍成績は76試合、打率.254、3本塁打、23打点です。OPSは.755でした。
Q3:阿部寿樹はなぜ楽天へ移籍したのですか?
A3:2022年11月15日に中日と楽天の交換トレードが成立したためです。阿部と涌井秀章投手の1対1のトレードで、中日は先発投手の補強、楽天は右打ちの内野手の獲得を進める背景がありました。
Q4:阿部寿樹は楽天で何年間プレーしましたか?
A4:2023年から2025年までの3年間です。2023年と2024年は各78試合に出場し、2025年は43試合に出場しました。
Q5:阿部寿樹の通算成績はどれくらいですか?
A5:2026年シーズン終了時点で782試合、599安打、54本塁打、290打点、通算打率.255です。NPBの個人年度別成績に掲載されています。
Q6:阿部寿樹の背番号は何番ですか?
A6:2026年の中日での背番号は48です。中日時代の旧背番号は5、楽天時代は4でした。
Q7:阿部寿樹の出身大学と社会人時代の所属先は?
A7:明治大学を卒業後、社会人野球のHondaでプレーしました。2015年ドラフト5位で中日ドラゴンズに入団しています。
まとめ:阿部寿樹は2026年、中日復帰後も勝負強さを発揮
阿部寿樹は、明治大学、Hondaを経て2015年ドラフト5位で中日に入団し、2019年から主力内野手として活躍した選手だ。2022年オフには涌井秀章との交換トレードで楽天へ移籍し、2023年から2025年までの3年間を東北楽天ゴールデンイーグルスで過ごした。
2025年9月の戦力外通告を経て、同年12月に4年ぶりの中日復帰が決定。背番号48で迎えた2026年シーズンは、76試合、打率.254、3本塁打、23打点、OPS.755という結果を残した。
加えて、6・7月度のJERAセ・リーグAWARD月間大賞を受賞。代打での逆転打や勝ち越し打、1試合2本塁打など、重要な局面での活躍が評価された。
2019年の打率.291、2020年の13本塁打、2022年の133試合出場という実績を持つ阿部にとって、2026年はレギュラーとしての復活とは異なる形で価値を示したシーズンだった。
楽天移籍から古巣復帰までの経験を重ね、ベテランとして新たな役割を担った阿部寿樹。今後の評価では、打率や本塁打数だけでなく、代打での勝負強さやチームへの貢献にも注目したい。