2026年11月28日(土)から2027年1月11日(月・祝)まで、静岡市美術館で「エドワード・ゴーリー 秘密のメッセージ」が開催されます。会場には、日本初公開を含む絵本や挿絵の原画、ポスター、出版物など約300点が集結。モノトーンの緻密な線描と、優雅でありながらどこか不穏な物語で知られるエドワード・ゴーリーの創作世界を、多角的に紹介する展覧会です。
2026年11月3日現在、前売券は販売中です。一般1,300円、大学生・高校生および70歳以上900円、中学生以下は無料。JR静岡駅北口から徒歩約3分というアクセスの良さも魅力です。加えて、2026年5月に美術館「えき」KYOTOで開催された同展の巡回展としても注目されています。展示の見どころからチケット、休館日、関連イベントまで、来館前に知っておきたい情報をまとめました。
【2026年最新】エドワード・ゴーリー展はどこで開催?会期・開催概要を確認

2026年のエドワード・ゴーリー展の静岡会場は、静岡市葵区の静岡市美術館です。展覧会の正式名称は「エドワード・ゴーリー 秘密のメッセージ」。英語タイトルは「Edward Gorey's Mysterious Messages」です。
静岡市美術館の公式プレスリリースでは、2026年11月28日(土)から2027年1月11日(月・祝)までの開催が発表されています。年末年始をまたぐ冬の展覧会で、年末の休日や新年の美術館巡りにも組み込みやすい日程です。
静岡会場の開催概要一覧
- 展覧会名:エドワード・ゴーリー 秘密のメッセージ
- 開催期間:2026年11月28日(土)~2027年1月11日(月・祝)
- 会場:静岡市美術館
- 住所:静岡県静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー3階
- 開館時間:10:00~19:00
- 最終入場:18:30
- 休館日:毎週月曜日、2026年12月28日~2027年1月1日
- 問い合わせ:054-273-1515(静岡市美術館)
注意したいのは、休館日が毎週月曜日である一方、最終日の2027年1月11日は月曜日でも祝日のため開館する点です。また、年始は1月2日(土)から開館します。
なお、会期中は展示室への入場が閉館30分前までとなっています。19時まで開館しているからといって18時台後半に到着すると、十分に鑑賞できない可能性があります。作品をじっくり楽しむなら、余裕を持った来館がおすすめです。
開催概要の根拠となるのは、静岡市美術館が2026年10月28日に更新した公式プレスリリースと、公式オンラインチケットの案内です。
【約300点の見どころ】日本初公開作品や原画で読み解く秘密のメッセージ
今回の展覧会で最大の見どころは、約300点という幅広い作品群です。
絵本の原画だけを並べた回顧展ではありません。ゴーリー自身が文章とイラストを手がけた著作に加え、他の作家の作品に添えた挿絵、ブックデザイン、出版物、演劇関連のポスターなども紹介されます。
特に注目したいのは、日本初公開を含む作品が多数出展されることです。普段は翻訳絵本を通じてゴーリーに親しんでいる読者にとって、原画や出版デザインの仕事まで見渡せる機会になります。
注目の展示作品・原画
- 『ブレア・ラビットのトリックの続き』:1968年の作品。エニス・リースの文章にゴーリーが挿絵を手がけた仕事を紹介。
- 『とてもよい時計』:1968年、ミュリエル・スパークの文章に添えた挿絵原画。
- 『サムとエマ』:1971年、ドナルド・ネルセンの文章にゴーリーが挿絵を担当。
- 『ウエスト・ウイング』:1963年の挿絵原画。公式広報画像にも掲載された作品。
- 『うろんな客』:1957年の挿絵原画。ゴーリーの代表的な世界観に触れられる作品。
- 『弦のないハープ または、イアブラス氏小説を書く。』:1953年の挿絵原画。
このほか、科学雑誌や教科書の挿絵原画、書籍や演劇に関するポスターなども展示対象です。つまり、ゴーリーの活動を絵本作家という肩書きだけで捉えず、幅広い出版・デザインの仕事から理解できる構成になっています。
5章でたどるゴーリーの創作世界
静岡会場の展覧会は、次の5章で構成されています。
- 第1章「ゴーリーって誰だ?」:作家の人物像や創作活動を知る導入部分。
- 第2章「絵の中の秘密」:作品の細部や登場人物に込められたメッセージに注目。
- 第3章「優雅な挿絵」:他の作家の作品を彩った挿絵の仕事を紹介。
- 第4章「ブックデザイナー ゴーリー」:書籍の装丁やデザインにおける才能を紹介。
- 第5章「ゴーリーと舞台芸術」:演劇など、舞台芸術に関わる活動に焦点を当てる。
この構成から分かるのは、展覧会の主眼が単なる代表作の紹介にとどまらないことです。作品の中に描かれたモチーフだけでなく、作家の読書経験や他者の文学作品との関係、舞台芸術への関心まで掘り下げています。
公式プレスリリースでは、ゴーリー自身を投影したようなキャラクターや、日本文化から受けた影響にも注目すると説明されています。細密な絵を眺めるだけでなく、背景にある文化的なつながりを探すことも鑑賞の楽しみになりそうです。
【作品と人物の関係】エドワード・ゴーリーの代表作と展示の注目ポイント
エドワード・ゴーリーは1925年にアメリカのシカゴで生まれ、2000年に亡くなった絵本作家・イラストレーターです。
モノクロームの細密な線描、古語を交えた独特の文章、押韻を取り入れたリズミカルな表現が特徴です。かわいらしい絵本の形式を取りながら、不条理や不安、残酷さを感じさせる物語を描く作風は、一般的な児童文学とは異なる魅力を持っています。
日本では『うろんな客』『不幸な子供』などの翻訳絵本が親しまれてきました。2026年2月18日には、柴田元幸訳による『けだもの赤子』も河出書房新社から刊行されています。
代表作と創作活動の関係を整理
| 人物・作品・分野 | 概要 | 展覧会との関係・注目点 |
|---|---|---|
| エドワード・ゴーリー | 1925年シカゴ生まれ、2000年没 | 絵本、挿絵、装丁、舞台芸術など幅広い創作活動を紹介 |
| 『うろんな客』 | ゴーリーを代表する絵本の一つ | 1957年の挿絵原画が広報画像に掲載 |
| 『不幸な子供』 | 悲劇的な少女の運命を描いた作品 | ゴーリーの不穏で独特な物語世界を知る入口 |
| 『けだもの赤子』 | 奇妙な赤ん坊をめぐる物語 | 2026年2月に日本語版が刊行された作品 |
| 『ブレア・ラビットのトリックの続き』 | 1968年、エニス・リースの文章に挿絵を担当 | 日本初公開を含む展示作品の一つ |
| 『とてもよい時計』 | 1968年、ミュリエル・スパークの文章に挿絵を担当 | 日本初公開を含む原画の注目作品 |
| 『サムとエマ』 | 1971年、ドナルド・ネルセンの文章に挿絵を担当 | 絵本原画を通して挿絵画家としての仕事を紹介 |
| 舞台芸術・ブックデザイン | ポスター、書籍の装丁、演劇関連のデザインなど | 第4章・第5章で多彩な才能を紹介 |
『うろんな客』に見るゴーリー独特の不思議さ
『うろんな客』は、ゴーリーの世界観を知るうえで外せない作品です。1957年の原画が今回の展覧会の広報画像にも採用されています。
この作品をはじめ、ゴーリーの絵本には、日常的な生活空間に奇妙な存在が入り込むような、不思議な感覚があります。細い線で描かれた人物や動物、家具、衣服などの細部は、何度見ても新しい発見を生みます。
『不幸な子供』と『けだもの赤子』が示すダークな魅力
『不幸な子供』は、悲劇的な少女の運命を描いた作品です。河出書房新社の紹介では、微細な線画による背景描写と、少女の不幸を描いた物語が特徴として説明されています。
一方、『けだもの赤子』は、周囲から忌み嫌われる奇妙な赤ん坊をめぐる物語です。2026年2月に日本語版が刊行され、生誕100周年以降のゴーリー再評価を象徴する一冊にもなっています。
これらの作品に共通するのは、かわいらしさや優雅さと、物語の中に潜む不安や悲劇性の対照です。読者に分かりやすい教訓を与えるというより、読む側に解釈を委ねるような表現が特徴です。
なお、これらの作品はゴーリーを知るための代表的な入口ですが、すべてが今回の静岡会場で展示されると発表されているわけではありません。実際の展示内容は公式発表に掲載された作品リストを基準に確認するのが確実です。
【チケット・観覧料】前売券はいくら?購入方法と注意点
静岡市美術館で開催される「エドワード・ゴーリー 秘密のメッセージ」の観覧料は、一般1,500円です。前売券を購入すると1,300円になり、200円安く鑑賞できます。
観覧料・前売券の料金一覧
- 一般:当日1,500円/前売1,300円
- 大学生・高校生:当日1,100円/前売900円
- 70歳以上:当日1,100円/前売900円
- 中学生以下:無料
前売券と同額の料金は、当日に限り20名以上の団体にも適用されます。障害者手帳、特定医療費(指定難病)受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者証などを持参した人と、必要な付き添いの人1名も無料です。
前売券の販売期間と購入先
前売券の販売期間は、2026年10月6日(火)から11月27日(金)までです。11月3日時点では、まだ前売券を購入できます。
主な販売先は次のとおりです。
- 静岡市美術館の窓口
- 静岡市美術館の公式オンラインチケット
- セブンチケット(セブンコード:117-069)
- ローソンチケット(Lコード:43452)
- チケットぴあ(Pコード:687-545)
- 谷島屋(パルシェ店、マークイズ静岡店、流通通り店)
- MARUZEN&ジュンク堂書店新静岡店
- 戸田書店江尻台店
- 百町森
オンラインチケットを購入する際の注意点
公式オンラインチケットは、クレジットカードまたはd払いで購入できます。スマートフォンなどに表示するQRコード、または印刷したチケットを入場時に提示する方式です。
特に知っておきたいのは、日時指定制ではないことです。購入したチケットは会期中に利用でき、来館日時を事前に予約する必要はありません。
一方、購入完了後のキャンセルや変更はできません。学生や70歳以上の人は入館時に証明書の提示が必要です。スマートフォンで入場する場合は、当日にチケット画面を表示できるよう充電状態も確認しておきましょう。
また、当日券は美術館窓口と公式オンラインチケットで取り扱われます。前売券を購入できなかった場合でも、会期中に鑑賞する方法はあります。
【アクセス・開館時間】静岡市美術館への行き方と休館日
静岡市美術館は、JR静岡駅北口から地下道を利用して徒歩約3分の場所にあります。葵タワーの3階に位置しているため、駅周辺での買い物や食事と組み合わせた来館にも便利です。
電車・新幹線でのアクセス
- JR静岡駅:北口から地下道経由で徒歩約3分
- 静岡鉄道新静岡駅:徒歩約5分
- 東京駅から:東海道新幹線ひかり号で約1時間
- 名古屋駅から:東海道新幹線ひかり号で約1時間
- 新大阪駅から:東海道新幹線ひかり号で約2時間
車で行く場合の注意点
東名高速道路の静岡ICからは約15分です。ただし、静岡市美術館には専用駐車場がありません。車で訪れる場合は、周辺の有料駐車場を利用する必要があります。
駅から徒歩数分という立地を考えると、公共交通機関での来館も便利です。特に年末年始や土日祝日は、周辺の駐車場の混雑も考慮して移動手段を選びたいところです。
年末年始の休館日に注意
休館日は毎週月曜日と、2026年12月28日(月)から2027年1月1日(金)までです。ただし、2027年1月11日(月・祝)は開館します。
年末年始の営業日を整理すると、次のようになります。
- 12月28日(月):休館
- 12月29日(火)~31日(木):休館
- 1月1日(金・祝):休館
- 1月2日(土):新年の開館日
- 1月11日(月・祝):最終日として開館
展覧会に合わせて開催される関連イベント
静岡市美術館では、作品鑑賞だけでなく、翻訳や身体表現を通じてゴーリーの世界に触れる関連企画も予定されています。
- 12月5日(土)14:00~15:30:講演会「エドワード・ゴーリーを訳す愉しみ」。講師は翻訳者の柴田元幸氏。参加無料、定員70名、応募多数の場合は抽選。申込締切は11月19日必着。
- 12月20日(日)10:30~12:00:交流事業「ダンス・ウェル」。作品や美術館の空間と対話しながら身体を動かすプログラム。参加無料、観覧券が必要。定員15名、申込締切は11月26日必着。
- 12月26日(土)14:00~:当館学芸員によるスライドトーク。約40分、参加無料、事前申込不要、先着順。
加えて、12月の平日15時以降に本展を鑑賞した人には、各日先着50名に展覧会オリジナルグッズをプレゼントする「冬の夕暮れ特典」も予定されています。
関連イベントは通常の展示鑑賞とは別に参加条件が設けられているため、講演会やダンスプログラムへの参加を希望する場合は、申し込み期限と定員を確認しておく必要があります。
【美術館「えき」KYOTOから静岡へ】2026年の巡回展を整理
今回の静岡開催は、2026年に複数の会場を巡った「エドワード・ゴーリー 秘密のメッセージ」の巡回展です。
先行して開催されたのは、京都駅ビル7階にある美術館「えき」KYOTOです。会期は2026年5月15日(金)から6月21日(日)まで。こちらはすでに終了しています。
その後、11月28日から静岡市美術館で開催されます。同じ展覧会名であっても、会場によって料金や開館時間などの条件が異なるため、京都会場の過去の案内と静岡会場の情報を混同しないことが大切です。
京都会場と静岡会場の比較
- 京都会場:2026年5月15日~6月21日、美術館「えき」KYOTO。
- 静岡会場:2026年11月28日~2027年1月11日、静岡市美術館。
京都会場は会期中無休で、一般料金は当日1,200円、前売1,000円でした。一方、静岡会場は一般当日1,500円、前売1,300円です。開館時間も京都会場が10:00~19:30、静岡会場が10:00~19:00と異なります。
どちらもエドワード・ゴーリー公益信託とゴーリーハウス(ケープコッド)が特別協力し、河出書房新社が協力、株式会社イデッフが企画制作を担当しています。
巡回展という共通点はありますが、静岡会場での来館計画には、必ず静岡市美術館の開催概要を参照することが大切です。
【プロの結論】エドワード・ゴーリー展はどんな人におすすめ?鑑賞前に知りたいポイント
今回の展覧会は、ゴーリーの代表作を知っている人だけでなく、初めて作品に触れる人にも興味深い内容です。約300点という展示規模に加え、原画、挿絵、装丁、出版物、舞台芸術という複数の視点から作家の仕事をたどれることが大きな特徴です。
特におすすめしたい人
- 『うろんな客』『不幸な子供』などの絵本が好きな人
- モノクロームの細密画や独特のイラスト表現に関心がある人
- 絵本の原画や制作過程をじっくり鑑賞したい人
- ブックデザインや出版文化に興味がある人
- 演劇や舞台芸術とイラストレーションの関係を知りたい人
- 少し不思議で不穏な物語や、解釈の余地がある芸術作品が好きな人
鑑賞前に知っておきたい注意点
一方で、明るく分かりやすい児童向け絵本の展示を期待すると、作品の印象に驚く可能性があります。ゴーリーの物語には悲劇的な展開や不条理な出来事が多く、かわいらしい外見とは異なるダークな表現が含まれています。
また、今回の展覧会は原画だけでなく、書籍やポスター、出版物など幅広い資料を含む構成です。ひたすら代表作の絵だけを見たい人よりも、作家の仕事全体を理解したい人に向いています。
見逃したくない3つの鑑賞ポイント
1. 原画の線の細かさに注目する。
ゴーリーの作品は、印刷された絵本と原画では印象が異なる可能性があります。人物の衣服や建物、背景の小さなモチーフまで観察することで、作品の緻密さを実感できます。
2. 絵本以外の仕事にも目を向ける。
約2万6,000冊の蔵書を持つほどの愛書家だったゴーリーは、他の作家の文章や書籍の内容を理解し、その世界観に合わせた挿絵やブックデザインを手がけていました。絵を描く技術だけでなく、編集やデザインに通じる視点にも注目です。
3. 日本文化とのつながりを探す。
今回の展示では、日本文化からの影響も紹介されます。西洋の絵本作家としての側面だけでは捉えきれない文化的な背景を知ることが、展覧会のテーマである「秘密のメッセージ」を読み解く手掛かりになります。
個人的な鑑賞の基準としては、代表作を何冊知っているかよりも、絵の細部や文章のリズム、作品の背景にどれだけ興味を持てるかが満足度を左右しそうです。ゴーリーの作品を読んだことがない人も、最初から知識を詰め込む必要はありません。まず原画の世界に触れ、その後に気になった作品を読んでみる楽しみ方もあります。
エドワード・ゴーリー展に関するよくある質問(FAQ)
Q1:エドワード・ゴーリー展2026はどこで開催されますか?
A1:静岡県静岡市葵区紺屋町17-1、葵タワー3階の静岡市美術館で開催されます。JR静岡駅北口から地下道を利用して徒歩約3分です。
Q2:エドワード・ゴーリー展の会期はいつからいつまでですか?
A2:2026年11月28日(土)から2027年1月11日(月・祝)までです。開館時間は10:00~19:00で、展示室への最終入場は18:30です。
Q3:エドワード・ゴーリー展のチケット料金はいくらですか?
A3:一般は当日1,500円、前売1,300円です。大学生・高校生と70歳以上は当日1,100円、前売900円。中学生以下は無料です。
Q4:日本初公開の作品は展示されますか?
A4:はい。日本初公開を含む絵本や挿絵の原画が展示されます。『ブレア・ラビットのトリックの続き』『とてもよい時計』『サムとエマ』などが公式発表で紹介されています。
Q5:約300点の展示はすべて絵本の原画ですか?
A5:いいえ。絵本や挿絵の原画だけでなく、書籍や演劇に関するポスター、科学雑誌や教科書の挿絵原画、出版物なども含まれます。
Q6:静岡市美術館に駐車場はありますか?
A6:美術館専用の駐車場はありません。車で来館する場合は周辺の有料駐車場を利用してください。JR静岡駅から徒歩約3分なので、公共交通機関でのアクセスも便利です。
Q7:美術館「えき」KYOTOでも開催されますか?
A7:京都会場は2026年5月15日から6月21日まで開催され、すでに終了しています。2026年11月28日からは静岡市美術館で開催されます。
まとめ:エドワード・ゴーリー展2026は原画約300点と多彩な創作活動に注目
2026年11月28日から静岡市美術館で開催される「エドワード・ゴーリー 秘密のメッセージ」は、日本初公開を含む原画や挿絵、ポスター、出版物など約300点を通じて、ゴーリーの創作世界を読み解く展覧会です。
注目すべきなのは、『うろんな客』などの絵本で知られる作家としての顔だけでなく、ブックデザインや他者の作品への挿絵、舞台芸術にまで広がる活動が紹介されることです。5章構成の展示は、作品の細部に隠れたメッセージや日本文化との関係にも目を向けています。
観覧料は一般前売1,300円、当日1,500円。前売券は11月27日まで販売され、JR静岡駅北口から徒歩約3分という立地も魅力です。12月には翻訳者・柴田元幸氏の講演会や学芸員によるスライドトークなど、関連企画も予定されています。
ゴーリーの作品をすでに愛読している人には原画を通じた新しい発見を、初めて作品に触れる人には独特の美意識と物語世界を知る入口を与えてくれる展覧会です。前売券の販売期間、年末年始の休館日、関連イベントの申し込み期限を確認し、自分に合った日程で訪れてみてください。
主な情報確認先:静岡市美術館公式プレスリリース・公式オンラインチケット、国立新美術館アートコモンズ、河出書房新社、美術館「えき」KYOTO公式開催案内。
編集上の重要な確認事項: 京都会場は2026年5~6月に開催済みで、静岡会場が11月28日からの次の開催地です。また、約300点すべてが原画という意味ではなく、ポスターや出版物なども含む総数です。