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野村優のパワーリフティング実績は?2026年日本記録と世界大会への挑戦を徹底解説

河野 恵 河野 恵 • 更新: • 公開: • 読了約 21 分
目次

野村優(のむら・ゆう)は、女子パワーリフティング界で国内外の実績を積み重ねてきた日本人選手だ。柔道を経験した後、高校の部活動でパワーリフティングに出会い、2018年には世界クラシック選手権のサブジュニア女子63kg級で世界一を獲得。2024年には女子選手として日本人初のトータル500kgを達成した。

2026年は、女子69kg級で第30回全日本パワーリフティング選手権大会クラシック部門を制し、トータル490.5kgの日本記録を樹立。さらに9月の青の煌めきあおもり国スポではデッドリフト220.5kgの日本記録を更新した。11月にはトルコで開催される世界オープンエクイップ選手権への出場も予定されており、国内での実績を世界の舞台につなげる重要な時期を迎えている。

【経歴】野村優はどんな選手?柔道から世界トップのパワーリフターへ

野村優パワーリフティング

野村優のプロフィール

野村優は2000年生まれ、京都府出身のパワーリフティング選手。京都先端科学大学で競技に取り組み、学生時代から国内大会や国際大会で実績を残してきた。

項目 内容
名前 野村優
生年 2000年
出身 京都府
出身高校 京都府立農芸高等学校
出身大学 京都先端科学大学
競技 パワーリフティング
主な階級 女子69kg級、63kg級など
得意競技 スクワット、ベンチプレス、デッドリフト
主な実績 2018年世界サブジュニア選手権優勝
2024年の実績 女子日本人初のトータル500kg
2026年の実績 第30回全日本クラシック69kg級優勝

柔道経験が競技の原点

野村がパワーリフティングを始める前に取り組んでいたのは柔道だった。

2025年1月の文春オンラインのインタビューによると、幼少期から町の道場で柔道を習い、中学生時代には京都府の大会で3位に入った経験がある。

高校進学後は柔道部に所属し、競技力を高めるための補助トレーニングとしてパワーリフティングを始めた。

その後、進学先の高校にパワーリフティング部があり、世界大会に出場する先輩たちの姿を見たことも転向の後押しになったという。

興味深いのは、競技を始めた当初から世界一を目指すようなエリート選手だったわけではないことだ。

本人のインタビューでは、高校時代は他校のライバルに負けて悔しい思いをした経験も語られている。思うように重量が伸びず、自分の実力不足を痛感する時期もあった。

しかし、重さという明確な数字で成長を確認できる点に魅力を感じ、競技を続けた。

京都先端科学大学で世界への道を開く

大学は京都先端科学大学。経済経営学部で学びながら、同大学のパワーリフティング部に所属していた。

大学の公式広報資料には、2018年の世界クラシックパワーリフティング選手権で野村が世界新記録を樹立して優勝したことが紹介されている。

同大学の競技環境や指導者との出会いは、野村の競技人生を語るうえで欠かせない要素だ。

高校から競技を始め、大学1年生の段階で世界一に到達したキャリアは、国内のパワーリフティング界でも際立っている。

【記録】野村優の69kg級BIG3は?スクワット・ベンチ・デッドリフトを検証

野村の強さを理解するには、パワーリフティングの基本となるBIG3を整理する必要がある。

パワーリフティングは次の3種目の成功重量を合計し、そのトータルで順位を競う競技だ。

- スクワット:バーベルを担いでしゃがみ、立ち上がる。
- ベンチプレス:ベンチ台に寝て、胸まで下ろしたバーベルを押し上げる。
- デッドリフト:床に置いたバーベルを立ち上がるまで引き上げる。

2026年69kg級の最新BIG3記録

2026年2月13日に宮崎県で開催された第30回全日本パワーリフティング選手権大会クラシック部門で、野村は女子69kg級に出場した。

大会結果は以下の通り。

種目 成功重量 大会
スクワット 167.5kg 2026年全日本クラシック
ベンチプレス 103kg 2026年全日本クラシック
デッドリフト 220kg 2026年全日本クラシック
トータル 490.5kg 2026年全日本クラシック

トータル490.5kgは女子69kg級の日本記録として登録されている。

特に注目したいのはベンチプレス103kgだ。これは2026年2月13日に樹立された女子69kg級クラシックの日本記録でもある。

体重約68.85kgで、自分の体重を大きく上回る重量をベンチプレスで成功させている点は、野村の上半身の強さを示す数字だ。

デッドリフト220.5kgで日本記録を更新

2026年9月26日の青の煌めきあおもり国スポ・障スポ2026パワーリフティング公開競技では、女子69kg級で優勝した。

この大会で注目されたのが、デッドリフト220.5kgという記録だ。

女子69kg級クラシックの一般部門における日本記録として登録され、2026年の野村の代表的な成果となった。

大会のトータルは480.5kg。内訳はスクワット167.5kg、ベンチプレス92.5kg、デッドリフト220.5kgだった。

2月の全日本選手権の490.5kgには届かなかったものの、デッドリフトでは自己の記録を更新している。

トータルだけを見るのではなく、各種目の記録がどのように変化したかを確認すると、選手の成長や大会ごとの調子がより鮮明になる。

スクワット203kgという数字の意味

スクワットについては、競技区分の違いに注意したい。

野村は2026年5月23日の全日本パワーリフティング選手権大会エクイップ部門で、女子69kg級スクワット203kgの日本記録を樹立している。

これは補助用具を使用するエクイップ部門の記録だ。

一方、クラシック部門の女子69kg級スクワット日本記録は174kgで、保持者は神保麗南となっている。

野村のクラシック部門における大会自己ベストは173kgとして競技記録データに掲載されている。

つまり、203kg、173kg、174kgという数字は、競技区分や記録保持者が異なる。単純に並べて比較することはできない。

2024年には女子日本人初のトータル500kg

野村の名前を語るうえで欠かせないのが、BIG3合計500kgという実績だ。

2024年2月29日の第28回ジャパンクラシックパワーリフティング選手権大会では、女子76kg級でトータル500kgを達成した。

内訳は以下の通り。

- スクワット:167.5kg
- ベンチプレス:102.5kg
- デッドリフト:230kg
- トータル:500kg

2024年5月配信のBarbell Radioのインタビューでも、日本人女性初のトータル500kgを達成した選手として紹介されている。

ここで押さえたいのは、500kgは2024年の76kg級での実績であり、2026年の69kg級での記録は490.5kgという点だ。

階級が変わっても重量を維持することは簡単ではない。体重と挙上重量の両方を考慮して選手を評価する必要がある。

【世界大会】2018年世界一から2025年アジア王者、2026年の挑戦へ

野村優は国内大会だけでなく、ジュニア時代から世界大会でも実績を残してきた。

2018年:カナダで世界チャンピオン

最初の大きな転機は2018年6月。

カナダ・カルガリーで開催された世界クラシックパワーリフティング選手権大会で、サブジュニア女子63kg級に出場した。

種目 記録
スクワット 130kg
ベンチプレス 77.5kg
デッドリフト 170kg
トータル 377.5kg

トータル377.5kgで総合優勝。世界新記録を樹立する快挙だった。

当時、京都先端科学大学の公式発表でも、この結果は大きく取り上げられた。

高校から始めた競技で、大学1年生の段階で世界の頂点に立ったことは、野村の才能と努力を示す代表的なエピソードだ。

2022年:世界ジュニア選手権4位

2022年の世界ジュニア選手権では女子63kg級に出場し、トータル445kgで4位に入賞した。

2018年の世界優勝に続き、ジュニアカテゴリーでも国際舞台で安定した実績を残している。

2025年:アジア・パシフィック・アフリカ大会優勝

2025年7月に兵庫県姫路市で開催されたアジア・パシフィック・アフリカ大会では、女子69kg級で優勝した。

記録は以下の通り。

- スクワット:162.5kg
- ベンチプレス:102.5kg
- デッドリフト:212kg
- トータル:477kg

一方、2025年6月の世界クラシックパワーリフティング選手権大会では女子69kg級16位、トータル460kgだった。

世界大会では強豪選手が集まるため、国内や地域大会とは異なる競争環境になる。アジア地域での優勝だけでなく、世界選手権での順位も今後の成長を評価する材料になる。

2026年11月:トルコで世界オープンエクイップ選手権

2026年11月1日時点で、次の大きな注目大会はIPF世界オープンエクイップパワーリフティング選手権大会だ。

開催予定は次の通り。

項目 内容
大会 2026 IPF World Open Equipped Powerlifting Championships
開催日 2026年11月9日〜15日
開催地 トルコ・イスタンブール
主催 国際パワーリフティング連盟(IPF)
競技区分 エクイップ

10月21日時点のIPF登録情報をまとめた大会情報では、野村は女子63kg級の日本代表登録選手として掲載されており、申告トータルは468kgとなっている。

この468kgは出場前の申告記録であり、大会で確定した成績ではない。

また、2026年の全日本クラシックで優勝した69kg級とは別の階級であり、エクイップ部門への挑戦という点にも注目したい。

世界の舞台でどのような記録を残すのか、2026年後半の大きな見どころだ。

【強さの理由】野村優のトレーニング方法と競技への向き合い方

野村の強さを考えるうえで重要なのは、単純な筋力だけではない。

パワーリフティングは3種目すべてで高い能力を発揮しなければならず、試技の成功率や重量設定も勝敗に直結する。

1. 数字で成長を確認するトレーニング

2025年の文春オンラインのインタビューで、野村はパワーリフティングについて、努力した分だけ数字として成長が見えることを魅力として挙げている。

これは競技特性とよく一致する。

例えば、スクワットで前回より2.5kg重い重量を成功させれば、明確な進歩として記録に残る。

一方、単に重い重量を持ち上げればよいわけではない。大会では競技規則に沿ったフォームや動作が求められ、成功判定を受けて初めて記録になる。

2. 理論と感覚のバランス

2024年のBarbell Radioでは、海外コーチとのコミュニケーションやトレーニングにおける理論と感覚のバランスも話題になった。

パワーリフティングでは、フォームの再現性、筋力の発揮、疲労管理、試技の組み立てなど、多くの要素が絡み合う。

野村のように世界大会を経験している選手にとって、単純な重量の追求だけでなく、競技当日に力を発揮するための調整も重要なテーマになる。

具体的な週間メニューやセット数、使用重量の全容は公表情報だけでは把握できないが、インタビューからは競技経験を重ねながら技術と感覚の両方を磨いている姿がうかがえる。

3. 体重管理と階級選択

パワーリフティングには体重別階級がある。

そのため、挙上重量を増やすだけではなく、どの階級で競技するかも重要になる。

野村は2025年のインタビューで、日常的には69kg前後が自分にとって適した体重だと話している一方、世界で戦うための階級調整にも触れていた。

2026年の全日本選手権では69kg級で490.5kgを達成し、11月の世界エクイップ選手権では63kg級で登録されている。

階級によって求められる体重管理や競技戦略が変わることが、彼女の挑戦をより興味深いものにしている。

【SNS】野村優のInstagram・X・YouTubeは?

野村は競技活動だけでなく、SNSでも情報を発信している。

本人の公式プロフィールや競技関係者の紹介で確認できる主なアカウントは次の通り。

SNS アカウント 主な内容
Instagram @nomu_powerlifter 大会・トレーニング・日常
X @nomupowerlifter 競技関連の発信
YouTube 野村優の公式チャンネル 動画コンテンツ
TikTok @nomu_powerlifter 動画による情報発信

Instagramでは大会の結果やトレーニングの様子などを確認できる。

2026年9月のあおもり国スポについても、野村本人の投稿として、女子69kg級優勝、スクワット167.5kg、ベンチプレス92.5kg、デッドリフト220.5kg、トータル480.5kgという結果が紹介されている。

また、2026年10月には世界大会に向けたトレーニングに関する投稿も確認されている。

競技の結果だけでは伝わりにくい日々の練習や大会準備を知るには、SNSも参考になる。

【誤解を解消】野村優の記録で混同しやすい3つのポイント

野村の記録を調べる際には、特に3つの点に注意したい。

1. トータル500kgは2026年の69kg級記録ではない

500kgは2024年2月の76kg級で達成した記録だ。

2026年2月の69kg級では490.5kgを記録している。

両者は階級と大会時期が異なるため、同じ条件の記録として比較してはいけない。

2. スクワットの日本記録は競技区分で違う

2026年の69kg級では、エクイップ部門のスクワット203kgを野村が記録している。

一方、クラシック部門の69kg級スクワット日本記録174kgは神保麗南の記録だ。

野村のクラシック部門の大会自己ベスト173kgとも区別する必要がある。

3. ウエイトリフティングとは別競技

パワーリフティングとウエイトリフティングは、名前が似ているため混同されやすい。

しかし競技内容は異なる。

パワーリフティングはスクワット、ベンチプレス、デッドリフトの3種目を競う。

一方、ウエイトリフティングはスナッチとクリーン&ジャークの2種目で競う。

野村が取り組んでいるのはパワーリフティングであり、ベンチプレスを含むBIG3の合計重量で競う競技だ。

【プロの結論】野村優の本当の強さは記録の積み重ねにある

野村優の競技人生を振り返ると、柔道から始まり、高校でパワーリフティングと出会い、大学時代に世界一を獲得し、現在は一般女子カテゴリーのトップ選手として活躍するという明確な成長の軌跡が見えてくる。

特に評価したいのは、異なる階級でも結果を残している点だ。

2018年の世界サブジュニア選手権優勝、2024年の76kg級トータル500kg、2025年のアジア・パシフィック・アフリカ大会優勝、そして2026年の69kg級トータル490.5kg。

それぞれの数字は、単なる重量ではなく、その時点での競技力を示す記録である。

また、デッドリフト220.5kgの日本記録や、エクイップ部門のスクワット203kgという実績は、競技区分に応じた能力の高さも示している。

今後の評価では、次の3点が注目される。

- 世界選手権での順位と国際舞台でのトータル記録。
- 69kg級と63kg級での競技力の変化。
- スクワット、ベンチプレス、デッドリフトの3種目を総合的に伸ばせるか。

野村はすでに国内タイトルや世界大会の優勝経験を持つ選手だ。今後は世界のトップ選手との競争の中で、どこまで記録を伸ばせるかが大きな焦点となる。

野村優のパワーリフティングに関するよくある質問(FAQ)

Q1:野村優は2026年の全日本選手権で優勝した?

A1:はい。2026年2月13日の第30回全日本パワーリフティング選手権大会クラシック部門で、女子69kg級の優勝を果たした。トータルは490.5kgだった。

Q2:野村優のデッドリフト日本記録は何kg?

A2:女子69kg級クラシックの一般部門で220.5kg。2026年9月26日の青の煌めきあおもり国スポ・障スポ2026で樹立した。

Q3:野村優のBIG3は500kgを超えている?

A3:2024年2月に女子76kg級でトータル500kgを達成している。2026年2月の69kg級では490.5kgを記録した。

Q4:野村優は柔道出身なの?

A4:はい。幼少期から柔道を習い、中学生時代には京都府の大会で3位に入った経験がある。高校では柔道部の補助トレーニングとしてパワーリフティングを始め、その後、競技に専念した。

Q5:野村優は世界大会で優勝したことがある?

A5:ある。2018年の世界クラシックパワーリフティング選手権大会でサブジュニア女子63kg級を制し、トータル377.5kgの世界記録を樹立した。2025年にはアジア・パシフィック・アフリカ大会でも女子69kg級優勝を果たしている。

Q6:野村優のInstagramはどこ?

A6:公式プロフィールで紹介されているアカウントは「@nomu_powerlifter」。大会結果やトレーニングに関する投稿を確認できる。

Q7:2026年11月の世界大会にも出場する?

A7:2026年11月9日から15日までトルコ・イスタンブールで開催されるIPF世界オープンエクイップ選手権について、女子63kg級の日本代表登録選手として掲載されている。大会前の申告トータルは468kgで、実際の大会結果はこれから確定する。

まとめ:野村優は2026年も日本女子パワーリフティング界を牽引する存在

野村優は柔道経験を土台に高校でパワーリフティングを始め、2018年の世界優勝を経て、国内外で実績を重ねてきた選手だ。

2026年の主な成果は、全日本クラシック女子69kg級優勝とトータル490.5kg、そして9月のデッドリフト220.5kgの日本記録である。

2024年に達成したトータル500kgと合わせて見ると、階級を変えながらも高い競技力を維持していることが分かる。

11月の世界オープンエクイップ選手権は、さらなる飛躍を占う重要な大会となる。

記録だけでなく、柔道から競技転向した経歴、大学での経験、階級変更への対応、世界大会での挑戦までを総合的に見ることで、野村優という選手の本当の強さが見えてくる。

主な事実確認資料: 日本パワーリフティング協会の2026年日本記録一覧、京都先端科学大学の競技実績・広報資料、文春オンラインの本人インタビュー、OpenPowerliftingの大会記録、IPFの2026年大会日程および代表登録情報、Fine Onlineの2026年インタビュー。

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河野 恵
デジタルマーケター 河野 恵
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美容・健康・暮らしのテーマを担当。公的機関の資料やメーカー公式の成分表示を参照し、効果を断定しない書き方で整理することを心がけています。

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