2026年10月31日時点で注目したいのは、単純な定番商品のリニューアルだけではない。地域の味噌やだし、有名ラーメン店の味を再現した商品など、味噌スープの個性を前面に出した商品展開が続いている。
1. 8番らーめん監修「野菜らーめん 味噌」が4年ぶりに復活
2026年10月6日、北陸地方で親しまれている「8番らーめん」監修のカップ麺がリニューアルして復活した。
発売元はサンヨー食品、監修は株式会社ハチバン。全国のローソンで販売されているほか、8番らーめんの店舗でも数量限定で取り扱われている。
今回のリニューアルで注目されるのは、次の3点だ。
- ちぢれ太麺を新採用: スープが絡みやすく、食べ応えを追求。
- 液体味噌を追加: 粉末スープだけでは表現しにくい味噌のコクを強化。
- 炒め野菜の香りを再現: キャベツやもやし、チャーシューなどを組み合わせた。
ハチバンの公式発表によれば、商品化までに7回の試作を実施。太麺にスープが負けてしまうという課題を、液体味噌の追加によって改善したという。
加えて、2022年に発売した前商品は、同形態のタテ型ビッグカップ麺の全国週間販売実績と比較して約18倍の販売実績を記録した。
今回の復活は、単なる懐かしの商品展開ではなく、過去の販売実績と顧客の声を背景にした再登場だ。価格は269円(税込290円)。
2. 2026年10月の新商品「ぐんまちゃん 味噌らーめん」
サンヨー食品からは、2026年10月に「サッポロ一番 ぐんまちゃん 群馬県醸造味噌使用 味噌らーめん」が登場した。
この商品の特徴は、群馬県で醸造された味噌を使用していること。
ハナマルキ株式会社の群馬県醸造味噌を採用し、ポークとチキンのうまみをベースに、オニオンとジンジャーの風味を加えている。
| 項目 | 商品情報 |
|---|---|
| 内容量 | 64g(麺50g) |
| 希望小売価格 | 248円(税抜) |
| 発売時期 | 2026年10月 |
| 販売地域 | 全国 |
| カロリー | 290kcal |
| 食塩相当量 | 4.3g |
小ぶりなサイズで、コーン、ねぎ、にんじんを具材に採用。濃厚さだけでなく、地域の醸造味噌の風味を楽しみたい人に向いている。
3. 久世福商店監修の「仙台和風辛味噌らーめん」
もう一つの注目商品が、2026年10月発売の「サッポロ一番 久世福商店監修 『毎日だし』で仕上げた 仙台和風辛味噌らーめん」だ。
商品設計の特徴は、味噌の濃厚さと和風だしの組み合わせにある。
久世福商店の「素材の、うまみ引き立つ。毎日だし」を使用し、仙台味噌のコクにコチュジャンや豆板醤の風味を加えている。
麺には小麦全粒粉を10%練り込んだ中細麺を採用。具材は鶏肉そぼろ、ねぎ、花形かまぼこだ。
| 項目 | 商品情報 |
|---|---|
| 内容量 | 67g(麺50g) |
| 希望小売価格 | 248円(税抜) |
| 発売時期 | 2026年10月 |
| カロリー | 310kcal |
| 食塩相当量 | 4.4g |
辛味噌でありながら、だしのうまみも楽しめる設計になっている。一般的な濃厚豚骨味噌とは異なる方向性の商品だ。
4. 11月発売予定の新商品にも注目
2026年10月31日時点で、すでに11月の発売予定商品も発表されている。
麺がうまい 味噌らぁ麺 大盛り
エースコック・271円(税抜)
開発に1年半をかけた幅広の「潤もち食感幅広麺」を採用。帆立だしと液体スープのうまみを生かした味噌スープが特徴だ。
カップヌードル 辛味噌・白味噌
日清食品・各236円(税抜)
辛味噌は豆板醤と唐辛子を利かせた旨辛系。白味噌は甘みのある白味噌と生姜を組み合わせたまろやか系。いずれも冬限定商品として1月12日に発売された。
11月の商品は発売前の告知情報であり、10月31日時点では発売済みの商品と区別する必要がある。
【人気商品を徹底比較】価格・カロリー・スープの違い

味噌カップラーメンを選ぶ際には、価格や内容量だけでなく、麺の種類、スープの濃さ、塩分量も比較したい。
2026年10月時点のメーカー公式情報を中心に、代表的な商品をまとめた。
| 商品名 | 希望小売価格(税抜) | 内容量 | カロリー |
|---|---|---|---|
| カップヌードル 味噌 | 248円 | 82g | 385kcal |
| カップスター 味噌 | 236円 | 78g | 371kcal |
| ごつ盛り コーン味噌 | オープン価格 | 138g | 583kcal |
| ぐんまちゃん 味噌らーめん | 248円 | 64g | 290kcal |
| 仙台和風辛味噌らーめん | 248円 | 67g | 310kcal |
価格はメーカー希望小売価格。ごつ盛りはオープン価格。栄養成分は各社公表の1食当たりの数値。
濃厚な味噌スープなら「カップヌードル 味噌」
日清食品の「カップヌードル 味噌」は、3種類の味噌を組み合わせた濃厚なスープが特徴だ。
ショウガとニンニクがアクセントになり、山椒謎肉によって後味を引き締めている。
麺量は60g。濃厚な味噌の味わいを楽しみたい人に適している。
昔ながらの味噌ラーメンらしさなら「カップスター 味噌」
カップスターは、数種類の味噌とニンニクの風味を組み合わせた定番商品。
特筆すべきは、麺にも味噌を練り込んでいる点だ。スープだけでなく麺からも味噌の風味を感じられる。
1975年8月発売という長い歴史を持ち、2024年10月にリニューアルされている。
ボリューム重視なら「ごつ盛り コーン味噌ラーメン」
東洋水産の「ごつ盛り」は、麺90gという大盛り仕様が特徴。
ポークのうまみをベースに、ニンニクやショウガなどを合わせた味噌スープを採用している。
コーンと味付けひき肉、ねぎが入り、583kcalというボリューム感もポイントだ。
一食でしっかり食べたい人に向いている。
【ネットの反応・口コミを検証】人気ランキングと炎上・噂の真相
味噌カップラーメンの評価を調べると、単純な濃厚さだけではなく、麺の食感や具材、コストパフォーマンスが購入判断に影響していることが分かる。
2026年10月の人気ランキングで注目された商品
価格.comの2026年10月27日更新の味噌ラーメンランキングでは、次の結果が掲載されている。
- 1位:ヤマダイ「凄麺 ねぎみその逸品」
- 最安値の掲載例:12食セット2,980円
- 満足度:4.57(10人の評価)
同商品の評価では、ノンフライの太めの麺や濃厚な味噌スープが好評を得ている。
一方、10月30日更新のもぐナビの味噌カップラーメン週間ランキングでは、セブンプレミアム「蒙古タンメン中本 辛旨味噌」が2位、「カップヌードル 味噌」が3位に入っている。
このように、ランキングによって上位商品は異なる。価格.comは売れ筋や満足度、もぐナビはユーザーの食べたい評価など、それぞれ集計の性質が違うためだ。
ネット上で評価されやすい3つのポイント
1. 麺とスープの相性
味噌スープは比較的濃厚な味に仕上げられるため、麺の太さや食感が満足度に影響する。
凄麺のようなノンフライ太麺や、8番らーめん監修商品のちぢれ太麺などは、麺の存在感を重視する人にとって注目ポイントになる。
2. 辛さと濃厚さのバランス
蒙古タンメン中本の辛旨味噌や、仙台和風辛味噌らーめんのように、辛味を加えた商品も人気カテゴリーだ。
ただし、辛さの強さを好む人と、味噌本来の甘みやコクを求める人では評価が分かれる。
3. 価格と満足感
200円台の商品でも、麺量や具材によって食べ応えは異なる。
価格だけで比較するのではなく、内容量やカロリーも確認したい。
炎上したという噂は本当?
2026年10月31日までのメーカー公式発表や今回確認した商品情報では、主要な味噌カップラーメンについて、広く報道されるような大規模な炎上騒動は確認できない。
話題の中心は、商品の復活、新作の発売、スープの味や麺の改良といった内容だ。
特に8番らーめん監修商品の復活は、過去の販売実績と顧客の声を背景にした動きとして注目されている。
SNSや口コミサイトで個別の味の評価が分かれることと、企業や商品の不祥事による炎上は区別して考える必要がある。
「味噌カップラーメンは塩分が高い」は本当?
これは商品によって異なるものの、注意したいポイントだ。
例えば、公式表示では次のような差がある。
- カップスター 味噌:食塩相当量4.7g
- カップヌードル 味噌:食塩相当量4.9g
- ごつ盛り コーン味噌:食塩相当量7.0g
いずれもスープを含む1食当たりの数値だ。
同じ味噌味でも、商品によって食塩相当量は異なる。塩分が気になる人は、スープを全部飲まずに残すことも一つの方法になる。
【専門家視点で分析】失敗しない味噌カップラーメンの選び方
味噌カップラーメンを選ぶ際は、パッケージの印象だけで決めず、スープの方向性と麺の設計を確認することが大切だ。
濃厚さを求める人
おすすめは次のタイプ。
- 3種類の味噌をブレンドした商品
- 豚骨やポークエキスをベースにした商品
- ニンニクやショウガを利かせた商品
カップヌードル 味噌や凄麺 ねぎみその逸品などが候補になる。
辛い味噌ラーメンが好きな人
おすすめは、豆板醤や唐辛子、コチュジャンを使用した辛味噌系だ。
蒙古タンメン中本 辛旨味噌や、仙台和風辛味噌らーめんなどが選択肢になる。
辛さだけでなく、だしや味噌のうまみも確認すると、自分に合う商品を見つけやすい。
野菜の食感を重視する人
コーンやキャベツ、もやしなどの具材が充実した商品がおすすめ。
8番らーめん監修商品は野菜の香ばしさにもこだわっており、一般的な味噌カップ麺とは異なる魅力がある。
健康面も考慮したい人
チェックしたいのは以下の項目だ。
1. 食塩相当量
2. エネルギー
3. 脂質
4. 内容量
5. アレルギー表示
特にスープまで飲み干す場合は、食塩相当量を確認しておきたい。
なお、カロリーが低い商品だからといって、必ずしも塩分が少ないとは限らない。
【カップラーメン味噌の疑問を解決】よくある質問(FAQ)
Q1:2026年に発売された味噌カップラーメンで注目の商品は?
A1:2026年10月発売の「ぐんまちゃん 群馬県醸造味噌使用 味噌らーめん」「仙台和風辛味噌らーめん」、4年ぶりに復活した「8番らーめん監修 野菜らーめん 味噌」などが注目商品だ。
Q2:濃厚な味噌カップラーメンでおすすめは?
A2:3種類の味噌を使用した日清食品の「カップヌードル 味噌」や、ノンフライ太麺が特徴のヤマダイ「凄麺 ねぎみその逸品」が候補になる。
Q3:味噌カップラーメンで辛い商品は?
A3:セブンプレミアムの「蒙古タンメン中本 辛旨味噌」や、サンヨー食品の「仙台和風辛味噌らーめん」などがある。辛さの感じ方には個人差があるため、辛味の強さを確認して選びたい。
Q4:味噌カップラーメンのカロリーはどれくらい?
A4:今回比較した商品では290〜583kcal。内容量や麺量によって大きく異なるため、商品パッケージの栄養成分表示を確認するのがおすすめだ。
Q5:味噌カップラーメンはどこで買える?
A5:スーパー、コンビニ、ドラッグストア、オンラインショップなどで購入できる。地域限定商品や期間限定商品は、店舗によって取り扱い状況が異なる。
まとめ:2026年は味噌の個性と麺の進化に注目
2026年の味噌カップラーメン市場では、定番商品の安定した人気に加え、地域の醸造味噌、和風だし、辛味噌、ラーメン店監修といった個性のある商品が目立っている。
特に注目したいのは、次の5商品だ。
- 濃厚な味噌を楽しむなら「カップヌードル 味噌」
- 定番の味わいなら「カップスター 味噌」
- 大盛りを求めるなら「ごつ盛り コーン味噌ラーメン」
- 地域の味噌を楽しむなら「ぐんまちゃん 味噌らーめん」
- だしと辛味の両方を楽しむなら「仙台和風辛味噌らーめん」
加えて、8番らーめん監修商品の復活や、11月発売予定のエースコック「麺がうまい 味噌らぁ麺 大盛り」など、今後も見逃せない動きがある。
味噌カップラーメン選びで大切なのは、単純な人気順位だけではない。自分が求める濃厚さ、麺の食感、辛さ、価格、栄養成分を比較することだ。2026年は定番から新商品まで選択肢が豊富なだけに、好みに合った一杯を見つける楽しみも広がっている。