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【2026年最新】日大理事長・関泰一郎氏の就任日と任期は?

河野 恵 河野 恵 • 更新: • 公開: • 読了約 24 分
目次

日本大学の公式発表によると、関泰一郎氏の理事長就任が決定したのは2026年6月24日です。

人事の流れを整理すると、3月に後任候補として推薦され、6月24日の臨時理事会で正式に就任するという段階を踏んでいます。

関泰一郎理事長のプロフィール


関泰一郎(せき・たいいちろう)

2026年11月現在の理事長
- 出身大学:日本大学農獣医学部
- 最終学歴:日本大学大学院農学研究科博士前期課程修了
- 学位:博士(農学・東京大学)
- 専門分野:栄養科学、生理学、食品科学、応用生物化学
- 前職:日本大学生物資源科学部長など
- 就任日:2026年6月24日


出典:日本大学「理事長の紹介」「理事・監事の紹介」

任期は2030年6月まで

関氏の任期は、2030年6月開催の定時評議員会が終結する時までです。大学の発表では約4年間とされています。

任期について押さえておきたいのは、理事長職には再任の制度がある一方、通算2期を超えて選任できないという制限が設けられていることです。

つまり、関氏が再任された場合でも、制度上は通算8年が上限となります。

【新理事長の経歴】関泰一郎氏の学歴・専門分野と研究者としての歩み

日大理事長

関氏の経歴で特徴的なのは、大学経営の専門家というよりも、研究・教育の現場で長くキャリアを積み重ねてきた人物である点です。

日本大学の公式プロフィールには、学部卒業から大学院、海外研究機関での経験、教授職、学部長就任までの経歴が記載されています。

学歴は日本大学から東京大学の博士号取得へ

関氏は1984年に日本大学農獣医学部農芸化学科を卒業しました。

その後、1986年に日本大学大学院農学研究科農芸化学専攻の博士前期課程を修了。1992年には東京大学から博士(農学)の学位を取得しています。

特筆すべきなのは、大学院修了後も研究活動を続け、海外の研究機関で専門性を深めていることです。

ミシガン大学医学部での研究経験

1994年から1996年まで、米国ミシガン大学医学部人類遺伝学科で博士研究員を務めました。

帰国後は日本大学生物資源科学部で専任講師、助教授、准教授を経て、2011年に教授へ昇任しています。

加えて、2019年から2024年までは日本大学生物資源科学部総合研究所長を担当しました。

2024年には生物資源科学部長、大学院生物資源科学研究科長、大学院獣医学研究科長に就任。2026年の理事長就任以前から、学部・大学院の運営に関わっていたことが分かります。

専門分野は栄養科学・生理学・食品科学

関氏の公式プロフィールに掲載されている専門分野は次の4つです。

- 栄養科学
- 生理学
- 食品科学
- 応用生物化学

また、学外でも日本栄養・食糧学会、日本生理学会、日本農芸化学会、日本フードファクター学会などで活動してきました。

国内学会だけでなく、国際栄養学会議や国際フードファクター学会など、海外の学術活動にも関わっています。

この経歴から見えてくるのは、関氏が研究者としての専門性と、学部・研究科を運営する管理経験の両方を持つ人物だということです。

ただし、研究実績と学校法人の経営能力は別の評価軸です。理事長としての実力は、今後の財務管理、危機対応、組織統治の実績によって判断されることになります。

【歴代理事長の変遷】田中英壽・加藤直人・林真理子から関泰一郎へ

日本大学の歴代理事長を振り返ると、今回の交代が単なる人事異動ではないことが分かります。

特に注目したいのは、2008年から2021年まで長期にわたって理事長を務めた田中英壽氏、その後を引き継いだ加藤直人氏、そして改革の象徴として就任した林真理子氏の流れです。

日本大学の歴代理事長一覧

日本大学公式サイトの「歴代の理事長・学長」に掲載されている主な歴代理事長を整理しました。

在任期間 理事長 主な位置付け 1946年7月 圓谷弘 理事長職設置後の初代 1946年7~9月 呉文炳 戦後初期の体制 1946年9月~1949年12月 佐藤運雄 戦後の法人運営 1949年12月~1951年2月 古田重二良 戦後の大学運営 1969年9月~1972年9月 高梨公之 歴代理事長 1972年9月~1974年10月 永澤滋 歴代理事長 1974年10月~1981年9月 鈴木勝 歴代理事長 1981年9月~1993年9月 柴田勝治 長期在任 1993年9月~1996年8月 瀨在良男 歴代理事長 1996年9月~2005年9月 森田賢治 歴代理事長 2005年9月~2008年8月 小嶋勝衛 田中氏の前任 2008年9月~2021年12月 田中英壽 約13年間の長期政権 2021年12月~2022年6月 加藤直人 田中氏の後任 2022年7月~2026年6月 林真理子 初の女性理事長 2026年6月24日~ 関泰一郎 現理事長

出典:日本大学公式「歴代の理事長・総長」。1951年から1969年までの期間は同ページの掲載一覧に記載がありません。関氏の在任期間は2026年6月24日の就任発表に基づきます。

田中英壽元理事長は約13年間在任

歴代理事長の中でも、田中英壽氏は特に長い期間、大学法人のトップを務めました。

2008年9月から2021年12月まで、約13年間にわたって理事長職に就いています。

しかし、2021年には日本大学の元理事による背任事件などが発覚。さらに同年11月29日、田中氏自身も所得税法違反容疑で逮捕されました。

日本大学は2022年3月の公表資料で、前理事長の所得税法違反について有罪判決があったことを確認しています。

この事件は、個人の不祥事にとどまらず、学校法人の監督・監査機能が十分に働いていたのかという問題に発展しました。

加藤直人元理事長は短期間の暫定的な交代局面を担った

田中氏の退任後、2021年12月から2022年6月まで理事長を務めたのが加藤直人氏です。

在任期間は約半年間でした。

この時期は、前執行部の不祥事を受けた組織の立て直しが大きな課題となっていました。その後、2022年7月に林真理子氏が就任し、新体制への移行が進みます。

加藤氏は理事長退任後も、日本大学の歴代学長一覧に名前が掲載されています。理事長と学長は別の役職であり、同じ人物が両方の職を歴任するケースもあります。

【林真理子氏はなぜ退任?】理事長交代の理由と経緯

林真理子氏が理事長を退任した理由については、要点があります。

それは、大学が公式に示した退任理由が任期満了であることです。

2026年3月24日、日本大学は林氏の任期が同年6月の定時評議員会終結時までであると発表しました。

同時に、後任候補として関氏が推薦されたことも公表しています。

林氏の就任から退任まで

林氏は2022年7月、田中英壽氏らをめぐる不祥事で大きく損なわれた日本大学の信頼回復を担う立場として理事長に就任しました。

日本大学初の女性理事長という点でも注目され、作家として広く知られた人物が大学法人のトップに立つ異例の人事でした。

在任中には2023年のアメリカンフットボール部薬物事件への対応など、難しい問題にも直面しています。

2026年6月22日付の日本大学新聞ONLINEの退任直前インタビューでは、林氏は4年間を振り返り、任期を全力で務めたという趣旨を語りました。

また、在任中は執筆活動に十分な時間を取れなかったとして、退任後は作家として小説などの執筆に力を入れる考えも示しています。

後任選考はどのように進んだのか

交代の手順を時系列で整理すると、次のようになります。

- 2026年3月18日: 臨時理事会で、外部有識者を含む理事長推薦委員会から関氏が後任候補として推薦されたことを報告。
- 2026年3月24日: 日本大学が林氏の任期満了と関氏の推薦を公式発表。
- 2026年6月24日: 臨時理事会で関氏の新理事長就任を決定。
- 2026年6月24日: 関氏が同日付で理事長に就任。

なお、大学は選考過程について、関連規程に基づいて実施した一方、その詳細は公表していないと説明しています。

したがって、林氏が不祥事対応の責任を問われて解任された、あるいは特定の対立によって退任したとする説明は、公式発表からは導けません。

任期満了による交代と、本人が退任後の作家活動に意欲を示したことを分けて理解する必要があります。

【日本大学の不祥事の経緯と真相】田中体制から薬物事件まで何が起きた?

日大理事長をめぐる問題を理解するには、歴代トップの交代だけでなく、大学の組織運営に影響した不祥事を振り返る必要があります。

日本大学では、スポーツ部の問題、役員による不正、危機管理対応の不備が相次ぎ、大学法人のガバナンスそのものが問われてきました。

2018年:アメリカンフットボール部の悪質タックル問題

2018年5月6日、日本大学と関西学院大学のアメリカンフットボール部による定期戦で、日大選手による悪質な反則タックルが発生しました。

この問題は大きな社会的批判を招き、大学は第三者委員会を設置して事実関係の解明に乗り出しました。

競技現場の指導体制だけでなく、大学側の説明責任や組織としての対応にも関心が集まった出来事です。

2021年:田中英壽元理事長と元理事をめぐる不祥事

2021年には、元理事による背任事件が発覚しました。

さらに11月29日には、当時の理事長だった田中英壽氏が所得税法違反容疑で逮捕されます。

日本大学は第三者委員会による調査を進め、2022年3月には調査報告書と日本大学再生会議の答申書を公表しました。

大学側の公表資料では、当時のガバナンスや内部統制の機能不全が大きな問題として扱われています。

特に、特定の役員への権限集中、監査体制の不十分さ、組織としての相互チェック機能の弱さが、改革を迫る背景となりました。

2023年:アメフト部の薬物事件と大学の危機管理問題

2023年8月5日、アメリカンフットボール部の部員が違法薬物の不法所持の疑いで逮捕されました。

この事件で問題になったのは、薬物事件そのものだけではありません。

文部科学省が2023年11月に公表した対応資料では、事件発生後の初動対応や、警察・学校法人幹部への情報伝達など、大学内部の対応が不適切だったと整理されています。

大学は8月24日、法人から独立した立場の第三者委員会を設置しました。

同委員会は関係資料の確認や関係者への聞き取りを進め、10月30日に調査報告書を大学へ提出。翌31日に大学が報告書を公表しています。

報告書に対する第三者委員会の説明では、不審物の発見後、警察への報告までに時間を要した対応などが厳しく検証されました。

つまり、この事件の本質は、学生個人の薬物問題に限定されず、組織として情報を共有し、適切な判断を下す仕組みが機能していたかという点にあります。

不祥事の経緯を整理すると見える構造的問題

これらの出来事には、異なる性質があります。

- 2018年は、競技部の指導体制と大学の説明責任が問われた問題。
- 2021年は、学校法人の役員による不正と監督・監査機能が問われた問題。
- 2023年は、薬物事件に対する危機管理と情報伝達の不備が問われた問題。

一つ一つの事件を同じものとして扱うべきではありません。

ただし、共通して浮かび上がるのは、問題を早期に発見し、責任ある部署が判断し、外部に適切に説明するという組織運営の基本が十分に機能していたのかという疑問です。

この点こそ、関氏が引き継いだ最大の経営課題です。

【ガバナンス改革の現在】関体制の運営方針と今後の課題

2026年の理事長交代は、改革の終了を意味するものではありません。

日本大学は2022年以降、理事会の機能強化、内部統制の整備、危機管理体制の見直しなどを進めてきました。

関氏自身も公式メッセージで、林前理事長のもとで進められた改革を引き継ぎ、透明性の高い法人運営を定着させる方針を示しています。

日本大学のガバナンス改革はどこまで進んだ?

日本大学の公表資料から確認できる主な取り組みは次のとおりです。

2022年:役員選出方法の見直し

新たな選出方法で選ばれた役員による体制が構築され、組織運営の再構築が始まりました。

2023年:第三者委員会による調査

アメリカンフットボール部薬物事件への対応を検証する第三者委員会が設置され、再発防止策や管理運営体制の見直しが進められました。

2024年:日本大学改善改革会議の設置・活動

外部の専門家を含む会議体で、ガバナンスの見直し、内部統制、コンプライアンス、組織風土改革などを検討しました。

2025年:日本大学改善改革推進会議へ発展

従来の改善改革会議の役割を引き継ぎ、改革の実行状況をモニタリングし、助言する体制へと発展しました。

2026年1月:改善改革の進捗報告

日本大学は1月16日現在の進捗を公表し、文部科学省への回答に対する2025年11月21日現在の対応状況も示しました。

2026年には内部統制研修も実施

2026年5月15日、日本大学会館では役職員・教職員を対象とした内部統制研修が開催されました。

大学の6月2日付発表によると、約160人が出席し、それ以外の教職員には研修動画が配信されています。

研修では内部統制システムの整備・運用状況が説明され、各部署から取り組み状況も報告されました。

ここで注目したいのは、ガバナンス改革が役員向けの規則整備だけで終わっていないことです。

不祥事を防ぐには、経営層だけでなく、現場の職員や教員までが問題を報告できる環境をつくる必要があります。

制度が存在していても、現場が問題を共有できなければ、再発防止にはつながりません。

日本私立大学連盟への復会も一つの節目

日本大学は2021年11月から、日本私立大学連盟の活動を休止する扱いとなっていました。

その後、2026年3月26日に同連盟が改革・改善の進捗を確認したうえで、2026年度からの復会を勧奨する方針を決定しました。

日本大学新聞ONLINEは、大学が4月1日付で実際に復会したと報じています。

これは改革の進展を示す一つの節目です。

ただし、団体への復会と、社会からの信頼が完全に回復したことは同義ではありません。今後も透明性の高い運営を続けられるかが問われます。

理事長と学長の違いは?日本大学の組織運営の仕組み

日大理事長について調べる際、混同されやすいのが「理事長」と「学長」の違いです。

2026年11月現在、日本大学では関泰一郎氏が理事長、大貫進一郎氏が学長を務めています。

両者は役割が異なります。




法人経営
理事長:関泰一郎氏

学校法人日本大学を代表し、法人の業務全体を統括する立場です。財務、組織運営、内部統制、経営基盤などが主な領域です。



大学教育
学長:大貫進一郎氏

大学の教育・研究など、教学に関する事項を統括する立場です。教育方針、研究環境、学修支援などが主な領域です。


日本大学の寄附行為では、理事長は学校法人を代表し、その業務を総理すると規定されています。一方、学長は法人が設置する学校の教学に関する事項を統括します。

また、学長は理事を兼ねる仕組みです。

このため、理事長と学長は別々の役職でありながら、法人経営と教学運営を連携させる関係にあります。

学校法人日本大学の理事会はどのように機能する?

理事長が一人ですべてを決定できるわけではありません。

学校法人日本大学の寄附行為では、理事会は全理事で構成され、法人の業務を決定するとともに、理事の職務執行を監督すると定められています。

また、評議員会と監事にも、それぞれ役割があります。

- 理事会: 法人の重要事項を決定し、理事の職務執行を監督する。
- 理事長: 法人を代表し、法人業務を統括する。
- 学長: 教育・研究などの教学事項を統括する。
- 評議員会: 法人運営や財産、役員の職務執行について意見を述べ、重要事項について意見聴取や決議を行う。
- 監事: 法人の業務・財産や理事の職務執行を監査する。

特に重要なのは、理事長と理事会の関係です。

過去の問題では、理事会や監査機能によるチェックが十分に働かなかったことが指摘されました。現在の制度が実際に機能しているかを確認するには、会議の運営、監査結果、問題発生時の対応などを継続的に見る必要があります。

関泰一郎新理事長が掲げる運営方針

関氏の理事長メッセージには、今後の日本大学の運営に関する考え方が示されています。

中心となるのは、次の4つです。

1. ガバナンス改革の継続: 林前理事長時代から進めてきた改革を定着させ、透明性の高い法人運営を維持する。
2. 財政基盤の強化: 学長が掲げる教学ビジョンを、安定した経営基盤によって支える。
3. 学部横断の連携: 多様な学問分野を持つ総合大学の強みを生かし、組織や専門分野を越えた連携を促進する。
4. 卒業生との協力: 約130万人の卒業生を含む関係者との連携を強め、大学の社会的価値を高める。

関氏は、理事長メッセージで「教学と経営が一体となったワンチーム」という方向性を掲げています。

関泰一郎理事長の運営方針の核心 教育・研究の発展を法人経営の基盤から支え、大学全体の連携を強化する。同時に、不祥事後のガバナンス改革を継続し、社会からの信頼を確かなものにする。

ここで注目したいのは、関氏が大学内部の研究者・教育者として長年勤務してきた点です。

大学の現場を知る人物が法人経営を担うことで、教育研究の実情と経営判断を結び付けやすくなる可能性があります。

一方、大学内部の人材がトップになる場合には、組織内の既存の慣行や人間関係から独立した判断ができるかも重要です。

改革の成否は、理事長個人の経歴や意欲だけでは決まりません。理事会が理事長を適切に監督し、監事が独立して監査し、評議員会がチェック機能を果たすことが不可欠です。

日本大学の今後を判断する5つのチェックポイント

関体制を評価する際には、次の項目に注目すると、表面的なニュースだけでは分からない変化を把握できます。

評価項目 確認すべきポイント
情報公開 不祥事や重要人事について説明が十分か
理事会の監督機能 理事長への権限集中を防げているか
内部統制 現場から問題を報告できる仕組みがあるか
危機管理 問題発生時に迅速な判断と説明ができるか
学生ファースト 教育環境や学生支援の改善につながっているか

また、日本大学に対する2024年度の大学評価では、2025年4月から2032年3月までの大学基準適合が認定されています。

一方、大学評価を行った大学基準協会は、制度面の改善だけでなく、今後の運用状況についても継続的な確認が必要との見解を示しています。

この評価は、大学全体の認証評価であり、過去の不祥事に関する問題がすべて解消したことを意味するものではありません。

制度を整えた段階から、制度が実際に機能する段階へ移行できるか。 これが関体制に求められる最も重要な課題です。

【日大理事長の現在に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:2026年現在、日本大学の理事長は誰ですか?

A1:2026年11月現在の理事長は関泰一郎氏です。2026年6月24日付で就任し、林真理子氏の後任として学校法人日本大学を代表しています。

Q2:関泰一郎理事長の学歴と専門分野は何ですか?

A2:日本大学農獣医学部農芸化学科を卒業し、日本大学大学院農学研究科博士前期課程を修了しています。1992年に東京大学から博士(農学)を取得しました。専門分野は栄養科学、生理学、食品科学、応用生物化学です。

Q3:関泰一郎理事長の任期はいつまでですか?

A3:2030年6月開催の定時評議員会終結時までです。任期は約4年間で、寄附行為上は再任が可能ですが、通算2期を超えることはできません。

Q4:林真理子氏はなぜ理事長を退任したのですか?

A4:大学が公式に発表した理由は任期満了です。2022年7月から1期4年間務め、2026年6月に退任しました。退任直前のインタビューでは4年間を振り返り、今後は作家活動にも力を入れる考えを示しています。

Q5:田中英壽元理事長は何年間務めましたか?

A5:2008年9月から2021年12月まで、約13年間です。2021年には所得税法違反事件で逮捕され、その後有罪判決を受けました。

Q6:日大理事長と学長は同じ役職ですか?

A6:違います。理事長は学校法人の経営・管理運営を統括し、学長は教育・研究などの教学事項を統括します。2026年11月現在、理事長は関泰一郎氏、学長は大貫進一郎氏です。

Q7:日本大学のガバナンス改革は完了していますか?

A7:完了したと判断できる段階ではありません。内部統制研修や改善改革推進会議などの取り組みが進められていますが、実際の運用と再発防止の成果を継続して確認する必要があります。

まとめ:日大理事長・関泰一郎氏の新体制で問われる信頼回復

2026年6月24日、日本大学の理事長は林真理子氏から関泰一郎氏へ交代しました。

関氏は日本大学出身の農学博士で、長年にわたり研究・教育に携わり、生物資源科学部長や大学院研究科長などを歴任した人物です。任期は2030年6月の定時評議員会終結時までの約4年間となっています。

今回の交代を理解するうえで重要なのは、田中英壽氏の長期政権と不祥事、加藤直人氏への交代、林真理子氏による改革、そして関氏への継承という一連の流れです。

日本大学は、第三者委員会による調査や内部統制の整備、改善改革推進会議の設置などを進めてきました。日本私立大学連盟への復会も、改革の進展を示す節目となっています。

ただし、大学の信頼は理事長が交代しただけでは回復しません。

関氏が掲げる教育と経営の連携、透明性の高い組織運営、財政基盤の強化が、実際の大学運営に反映されるかが重要です。

今後の日大理事長をめぐるニュースを見る際には、人物の肩書や交代の話題だけでなく、理事会の監督機能、内部統制、学生への支援、情報公開という具体的な成果に注目してください。

関泰一郎新理事長の本当の評価は、4年間の任期を通じて、日本大学が不祥事を繰り返さない組織へと変わったかどうかで決まります。

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河野 恵
デジタルマーケター 河野 恵
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美容・健康・暮らしのテーマを担当。公的機関の資料やメーカー公式の成分表示を参照し、効果を断定しない書き方で整理することを心がけています。

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