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【TC Candlerの選考基準】人気投票とは何が違う?

橘 宗 橘 宗 • 更新: • 公開: • 読了約 16 分
目次

「世界で最もハンサムな顔」は、一般的なファン投票ランキングと同じ仕組みではありません。ここを理解すると、なぜジョングクが1位になり、世界各国の俳優やモデル、アーティストが同じランキングに並んだのかが見えてきます。

TC Candlerとはどのような企画なのか

TC Candlerは、映画評論家TC CandlerとIndependent Critics(独立した批評家グループ)によるランキング企画です。女性版の「The 100 Most Beautiful Faces」は1990年から続いており、男性版の「The 100 Most Handsome Faces」も後に加わりました。

公式YouTube動画の説明では、この企画は人気コンテストではなく、特定の国や知名度だけを基準にするものでもないと説明されています。世界各地の人々から寄せられる推薦を参考にしながら、Independent CriticsとTC Candler側が候補者を選びます。

つまり、ファンの推薦は選考の入口として重要ですが、推薦数やSNSのフォロワー数だけで順位が決まる仕組みではありません。最終的なランキングは選考側の判断によるものです。

具体的にどのような基準で選ばれる?

公式の説明で触れられている評価の観点には、顔の美しさだけでなく、優雅さ、独創性、品格、落ち着き、情熱、存在感などがあります。

これらは、単純な顔のパーツの大きさや左右対称性を数値化した評価とは異なります。人物が持つ雰囲気や個性、世界的な文化的広がりなども含めた、主観的な審美評価として理解するのが適切です。


選考の仕組みを整理


世界中からの推薦
一般の人々が候補となる人物を推薦する。


候補者の検討
Independent Criticsが多様な国・地域やジャンルの人物を検討する。


独自の評価
外見の美しさだけでなく、独創性や品格などの観点も考慮する。


TOP100の発表
選考側が100人を決定し、順位を付けて公開する。


2019年はファンの投票があったのか

2019年の選考については、7月にノミネートが始まり、11月30日に推薦受付が終了したと当時のKoreabooが報じています。ファンが好きな著名人を推薦する参加型の側面があったことは確かです。

ただし、ここで注意したいのが「推薦・投票への参加」と「最終順位を決める人気投票」は別物だという点です。一般的な人気投票のように、公開された得票数を集計して1位から100位を決める仕組みとは異なります。

2019年版についても、最終順位を決める詳細な配点や個別の得票数は公開されていません。そのため、ジョングクが1位になった理由を「ファンの投票数が世界最多だったから」と説明するのは正確ではありません。

人気投票との違いを比較


一般的な人気投票

世界で最もハンサムな顔2019

- 投票者の支持数が中心
- 投票数や得票率が順位に直結する形式が多い
- ファンの参加規模が結果を左右しやすい

TC Candlerのランキング


- 一般からの推薦を参考にする
- 独立した批評家による選考がある
- 外見だけでなく独創性や品格なども評価対象
- 最終順位は選考側の判断による

したがって、BTSのファンダムが大きいことは話題性を高める要素ですが、それだけでランキングの順位を説明することはできません。人気と選考評価を切り分けて見ることが、ランキングを正しく理解するポイントです。

【歴代ランキング比較】2017年のV、2018年のジェイソン・モモア、2019年のジョングク

2019年の結果をより深く理解するには、前年までの順位を確認する必要があります。BTSのVとジョングクは、2019年の発表以前から上位に登場していました。



2017年:Vが1位

1位


BTSのVが首位を獲得。ジョングクも13位にランクインしました。


2018年:ジェイソン・モモアが1位

2位:ジョングク


ジェイソン・モモアがトップ。ジョングクは2位、Vは5位に入りました。


2019年:ジョングクが1位

1位


前年2位から首位へ。Vも4位に入り、BTSがTOP5に2人を送り込みました。


歴代の首位を整理すると、次のようになります。

- 2017年:V(BTS)
- 2018年:ジェイソン・モモア
- 2019年:ジョングク(BTS)

2017年のVの首位獲得は、BTSメンバーが世界規模の美的ランキングでトップになった象徴的な出来事でした。翌2018年にはジェイソン・モモアが1位となりましたが、ジョングクは2位を維持。2019年にはついに1位へ上がっています。

この推移で興味深いのは、BTSのメンバーが一度だけ話題になったわけではないことです。Vとジョングクは複数年にわたって上位を獲得し、グループの国際的な認知度と個々のメンバーの存在感を示してきました。

ただし、年ごとの順位を単純な人気の増減として捉えることはできません。候補者や選考側の評価が毎年変わるため、順位の変動には複数の要因が関係します。

【世界で最もハンサムな顔2019】TOP100全ランキング一覧

ここでは2019年版の100人を順位順に掲載します。ジョングクを筆頭に、BTSのメンバー、ハリウッド俳優、世界的な歌手、モデル、アジアの俳優などが幅広く選出されています。

1位〜10位

1位 ジョングク/2位 Felix Kjellberg/3位 Shawn Mendes/4位 V/5位 Jason Momoa/6位 Xiao Zhan/7位 Jensen Ackles/8位 Toni Mahfud/9位 Jason Derulo/10位 Chris Hemsworth

11位〜20位

11位 Harry Styles/12位 Lay Zhang/13位 Timothée Chalamet/14位 Avan Jogia/15位 Marlon Teixeira/16位 Kang Daniel/17位 Henry Cavill/18位 Idris Elba/19位 Jimin/20位 David Beckham

21位〜30位

21位 Patrick Schwarzenegger/22位 Cha Eun-woo/23位 Alex Sparrow/24位 Mingyu/25位 Mario Casas/26位 Varun Dhawan/27位 Taeyong/28位 Michiel Huisman/29位 Charlie Hunnam/30位 Rurik Gislason

31位〜40位

31位 Çağatay Ulusoy/32位 Armie Hammer/33位 Sehun/34位 Matt Bomer/35位 Cai Xukun/36位 William Levy/37位 Barış Arduç/38位 Nyle DiMarco/39位 Trevante Rhodes/40位 Mariano Di Vaio

41位〜50位

41位 Jackson Wang/42位 James Reid/43位 Stefanos Tsitsipas/44位 Jin/45位 Dacre Montgomery/46位 Cole Sprouse/47位 Choi Siwon/48位 Sidharth Malhotra/49位 Zac Efron/50位 Daniel Matsunaga

51位〜60位

51位 Jamie Dornan/52位 Jung Hae-in/53位 Stanley Weber/54位 Jing Boran/55位 Chris Pine/56位 Taemin/57位 John David Washington/58位 Michael Fassbender/59位 寺田拓哉/60位 Zayn Malik

61位〜70位

61位 Taeyang/62位 Mohammed Assaf/63位 Kai/64位 Charlie Puth/65位 Lucas/66位 Imran Abbas/67位 Mike Colter/68位 Alexander Skarsgård/69位 Felix(Stray Kids)/70位 Diego Boneta

71位〜80位

71位 Luhan/72位 Kit Harington/73位 登坂広臣/74位 Boris Kodjoe/75位 Chanyeol/76位 Can Yaman/77位 Sebastian Stan/78位 Cristiano Ronaldo/79位 Daniel Radcliffe/80位 Stephan James

81位〜90位

81位 Andres Gomes/82位 BM/83位 Alex Høgh Andersen/84位 Godfrey Gao/85位 Laith Abu Joda/86位 Nadech Kugimiya/87位 Brian Whittaker/88位 Winwin/89位 Maxi Iglesias/90位 Mark Tuan

91位〜100位

91位 Michael B. Jordan/92位 Brooklyn Beckham/93位 Giulio Berruti/94位 Dwayne Johnson/95位 Shahid Kapoor/96位 Noah Centineo/97位 Vinicius Piccoli/98位 Anthony Joshua/99位 Ten/100位 Chris Evans

ランキング全体を見ると、上位にはBTSのジョングクやVだけでなく、俳優のジェイソン・モモア、クリス・ヘムズワース、ヘンリー・カヴィル、サッカー選手のクリスティアーノ・ロナウドなど、多様な分野の著名人が入っています。

なお、2位のFelix KjellbergはPewDiePieとして知られるYouTubeクリエイターです。一方、69位のFelixはStray Kidsのメンバーであるフィリックスです。同じ名前でも別人なので、ランキングを参照するときには注意してください。

また、2019年の全順位では、寺田拓哉が59位、登坂広臣が73位、ダニエル松永が50位となっています。BTSの4人だけでなく、アジア圏の幅広い芸能人が選ばれたことも、この年の特徴です。

【プロの結論】2019年ランキングから読み解く世界的な美の評価

2019年版を単なるイケメン順位として見るだけでは、企画の特徴を十分に理解できません。注目すべきなのは、世界各地の異なる文化や芸能ジャンルに属する人物が、同じランキングに並んでいることです。

特にBTSのジョングクとVは、2017年から2019年までの歴代結果を通して存在感を示しています。2019年にはジョングクが1位、Vが4位となり、グループのメンバーが同時にTOP5へ入る結果になりました。

日本関連では、登坂広臣、寺田拓哉、ダニエル松永という異なる活動領域の3人が選出されています。日本の芸能界だけを対象にしたランキングではなく、海外で活動する日系人物も含む国際的な企画である点が特徴です。

一方で、ランキングの順位を世界共通の美的基準や客観的な優劣として受け止めるのは適切ではありません。選考側の価値観が反映された一つの企画として見ることで、結果をより冷静に楽しめます。

このランキングを参考にするなら、次の3点を押さえておくと情報を見誤りません。

- 順位を確認する人: 公式発表動画と当時の報道で順位を照合する。
- 選考の仕組みを知りたい人: ファンの推薦と最終選考を区別する。
- 歴代の変化を知りたい人: 年ごとの首位だけでなく、同じ人物の複数年の順位も比較する。

こうした見方をすれば、単なる人気競争としてではなく、国際的なエンターテインメント文化の広がりを映す資料として活用できます。

【世界で最もハンサムな顔2019】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:世界で最もハンサムな顔2019の1位は誰ですか?

2019年の1位はBTSのジョングクです。TC Candlerが2019年12月27日に公開した公式ランキングで首位に選ばれました。

Q2:BTSのメンバーは何人ランクインしましたか?

4人です。ジョングクが1位、Vが4位、ジミンが19位、ジンが44位でした。

Q3:2019年にランクインした日本人は誰ですか?

登坂広臣が73位、寺田拓哉が59位、ダニエル松永が50位です。ダニエル松永はブラジル出身の日系モデル・俳優として区別しておくと正確です。

Q4:TC Candlerのランキングは人気投票ですか?

一般的な人気投票とは異なります。世界中からの推薦を参考にしますが、最終的な候補者と順位はTC CandlerとIndependent Criticsが選考します。

Q5:2019年以前の1位は誰ですか?

2017年はBTSのV、2018年はジェイソン・モモア、2019年はBTSのジョングクです。ジョングクは2018年の2位から2019年に1位へ上昇しました。

Q6:世界で最もハンサムな顔は公式な世界一の美男という意味ですか?

国際的に知られるランキング企画の1位という意味です。国際機関が認定する称号や、科学的に証明された世界一の顔という意味ではありません。

まとめ:ジョングク1位の2019年ランキングを正しく理解する

「世界で最もハンサムな顔2019」の1位はBTSのジョングクでした。2位はFelix Kjellberg、3位はショーン・メンデス、4位にはBTSのVが入り、世界各国の著名人がTOP10を構成しています。

BTSからはジミンが19位、ジンが44位にも選出され、日本関連では登坂広臣が73位、寺田拓哉が59位、ダニエル松永が50位となりました。

また、TC Candlerのランキングは単純な人気投票ではなく、一般からの推薦を参考に独立した批評家が選考する企画です。外見だけでなく、独創性や品格などの要素も重視する独自の審美的なランキングとして位置付けられています。

2026年に2019年版を振り返る際も、最も注目したいのはジョングクの首位だけではありません。Vからジョングクへと続く歴代の首位獲得、BTSメンバーの継続的なランクイン、そして日本と海外の芸能人が同じ舞台で評価されたことです。

順位そのものを絶対的な美の基準とするのではなく、世界のエンターテインメントや多様な美意識を知るきっかけとして楽しむ。それが、このランキングの価値を理解するうえで最も適切な見方です。

主な参考資料:TC Candler公式YouTubeチャンネル「The 100 Most Handsome Faces of 2019」、男子ハック(2019年12月28日)、Koreaboo(2019年12月)、Hype Malaysia(2019年12月30日)、Philstar.com、SBS Star。

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