第70回大会の総合優勝を手にしたのは、GMOインターネットグループです。記録は4時間44分00秒。従来の大会記録を塗り替える圧巻の走りで、チームとして初めてニューイヤー駅伝の頂点に立ちました。
2位のロジスティードは4時間46分27秒、3位のトヨタ自動車は4時間47分12秒。優勝チームと2位の差は2分27秒でした。一方、2位と3位の差は45秒。さらに4位JR東日本との差は35秒と、上位争いも最後まで見応えのある展開になりました。
TBSテレビの大会公式情報でも、GMOインターネットグループの創部10周年と悲願の初優勝が紹介されています。記念大会での初タイトルに加え、大会新記録という結果が残りました。
上位8チームの結果
| 順位 | チーム | 総合タイム |
|---|---|---|
| 1位 | GMOインターネットグループ | 4時間44分00秒 |
| 2位 | ロジスティード | 4時間46分27秒 |
| 3位 | トヨタ自動車 | 4時間47分12秒 |
| 4位 | JR東日本 | 4時間47分47秒 |
| 5位 | サンベルクス | 4時間47分51秒 |
| 6位 | 中国電力 | 4時間48分04秒 |
| 7位 | 黒崎播磨 | 4時間48分37秒 |
| 8位 | Honda | 4時間48分38秒 |
特に注目したいのは、5位サンベルクスと4位JR東日本の差がわずか4秒だったことです。個人の区間賞争いだけでなく、チーム全体の積み重ねが最終順位を左右した大会でした。
【全40チーム】ニューイヤー駅伝2026の総合順位・結果一覧

ここでは、第70回全日本実業団対抗駅伝競走大会の全40チームの総合順位とフィニッシュタイムをまとめます。順位は大会結果に基づくもので、同タイムのチームについても公式掲載の順位をそのまま記載しています。
1位から8位までは4時間48分台までに収まり、9位以下も接戦が続きました。最終順位を確認するときは、チーム名と記録をセットで見ると大会全体の結果を把握しやすくなります。
この一覧から分かるように、区間賞を獲得したチームが必ずしも総合優勝するわけではありません。サンベルクスは2区で吉田響が区間新を記録しましたが、総合順位は5位。富士通も3区で篠原倖太朗が区間賞を獲得しながら、総合10位でした。
個人の区間成績とチームの総合成績は別の評価軸です。駅伝では、各区間の走者が安定して順位を維持することも、優勝を狙ううえで欠かせません。
【区間賞一覧】ニューイヤー駅伝2026の1区から7区までの記録
第70回大会では、7区間すべてで区間賞が決まりました。特筆すべきは、2区から7区までの6区間で区間記録が更新されたことです。
なかでも吉田響の2区、篠原倖太朗の3区、太田蒼生の5区は、今大会を象徴する好記録となりました。TBSテレビの公式コースガイドと大会結果に基づく区間賞は次の通りです。
2026年大会・全7区間の区間賞
1区・12.3km
富田峻平(ロジスティード)34分23秒
群馬県庁 → 高崎市役所
2区・21.9km
吉田響(サンベルクス)
1時間01分01秒
高崎市役所 → 伊勢崎市役所
3区・15.3km
篠原倖太朗(富士通)
42分53秒
伊勢崎市役所 → 三菱電機群馬工場
4区・7.6km
R.ダパッシュ(JR東日本)
20分32秒
三菱電機群馬工場 → 太田市役所
5区・15.9km
太田蒼生(GMOインターネットグループ)
46分00秒
太田市役所 → 桐生市役所
6区・11.4km
嶋津雄大(GMOインターネットグループ)
32分27秒
桐生市役所 → 伊勢崎市西久保町
7区・15.6km
並木寧音(SUBARU)
45分23秒
伊勢崎市西久保町 → 群馬県庁
1区の区間賞はロジスティードの富田峻平が獲得しました。記録は34分23秒です。2区以降とは異なり、1区の区間記録更新には至っていません。
一方、2区の吉田響は1時間01分01秒、3区の篠原倖太朗は42分53秒。いずれも従来の記録を上回る走りでした。4区のR.ダパッシュ、5区の太田蒼生、6区の嶋津雄大、7区の並木寧音も区間記録を塗り替えています。
【コース解説】ニューイヤー駅伝の7区間はどこを走る?
ニューイヤー駅伝は、群馬県庁をスタート・フィニッシュ地点とする全長100kmの駅伝大会です。2026年大会も7区間で構成され、群馬県内の高崎市、伊勢崎市、太田市、桐生市などを経由しました。
各区間の距離は均等ではありません。最長は2区の21.9km、最短は4区の7.6kmです。区間ごとに距離や役割が異なるため、選手の持ち味とチームの区間配置が結果に影響します。
1区から7区までの中継地点と距離
- 1区:12.3km 群馬県庁から高崎市役所
- 2区:21.9km 高崎市役所から伊勢崎市役所
- 3区:15.3km 伊勢崎市役所から三菱電機群馬工場
- 4区:7.6km 三菱電機群馬工場から太田市役所
- 5区:15.9km 太田市役所から桐生市役所
- 6区:11.4km 桐生市役所から伊勢崎市西久保町
- 7区:15.6km 伊勢崎市西久保町から群馬県庁
最長区間の2区は21.9kmに及び、各チームのエース級選手が投入されることも多い重要な区間です。2026年大会では吉田響が区間新記録をマークし、個人の走力を強く印象づけました。
一方、4区は7.6kmと短いものの、20分32秒という新記録が生まれました。短距離区間だから記録の価値が低いわけではありません。距離に応じたペース配分と、前後の区間との順位関係が勝負を左右します。
【注目選手】吉田響・篠原倖太朗・太田蒼生の快走を振り返る
2026年大会では、総合優勝チームの選手だけでなく、他チームの選手も区間記録を更新しました。特に注目されたのが、2区の吉田響、3区の篠原倖太朗、5区の太田蒼生です。
吉田響:2区で1時間01分01秒の区間新
1:01:01
2区・21.9km/区間1位
2区を担当した吉田響は、1時間01分01秒で区間賞を獲得しました。21.9kmという最長区間で区間新を達成した点が大きな見どころです。
サンベルクスは総合5位でフィニッシュしましたが、個人としては大会を代表する記録を残しました。チーム順位と個人のパフォーマンスを分けて評価するうえでも、象徴的な結果です。
篠原倖太朗:3区で42分53秒の区間新
42:53
3区・15.3km/区間1位
3区では富士通の篠原倖太朗が42分53秒を記録。従来の区間記録を更新し、区間賞に輝きました。
富士通の総合順位は10位でしたが、篠原の走りは個人記録として高く評価できる内容です。区間賞の獲得とチーム全体の順位が必ずしも一致しないことが、実業団駅伝の難しさを示しています。
太田蒼生:5区で46分00秒、優勝チームに貢献
46:00
5区・15.9km/区間1位
優勝したGMOインターネットグループからは、5区の太田蒼生が区間賞を獲得しました。記録は46分00秒で、区間新です。
同区間ではトヨタ自動車の湯浅仁が46分01秒で2位、ロジスティードの四釜峻佑が46分04秒で3位。上位3選手のタイム差はわずか4秒でした。
太田が区間を制したことは、総合優勝を狙うGMOにとって大きな成果でした。個人の区間記録とチームの優勝が結びついた、2026年大会のハイライトの一つです。
嶋津雄大・並木寧音も区間新を達成
5区以外にも、GMOインターネットグループは6区で嶋津雄大が32分27秒を記録して区間賞を獲得しました。さらに7区ではSUBARUの並木寧音が45分23秒で区間賞となっています。
つまり、GMOは総合優勝に加え、5区と6区で連続して区間賞を獲得。一方、最終7区ではSUBARUが区間トップを記録しました。個人の区間賞が複数のチームに分散した点も、今大会の特徴です。
【記録の見方】大会新記録と区間新記録は何が違う?
ニューイヤー駅伝2026の結果を確認するときに、混同しやすいのが「大会新記録」と「区間新記録」です。どちらも新記録ですが、対象となる記録が異なります。
大会新記録は7区間を合計したチームのタイム
大会新記録とは、チームが7区間・合計100kmを走り切った総合タイムに関する記録です。2026年大会では、GMOインターネットグループが4時間44分00秒をマークし、大会記録を更新しました。
これは特定の選手だけの記録ではありません。7人の走者がそれぞれの区間を走り、タスキをつないだ結果として成立するチーム記録です。
区間新記録は各区間の個人記録
区間新記録は、それぞれの区間で従来の記録を上回るタイムを出した場合に認められる記録です。2026年大会では、2区から7区までの6区間で区間記録が更新されました。
ここで注意したいのは、7区間すべてで区間新が出たわけではないという点です。1区の区間賞は富田峻平の34分23秒でしたが、TBSのコースガイドに掲載されている1区の記録は、マーティン・マサシが第51回大会で出した34分16秒です。したがって、1区は区間賞であって区間新ではありません。
結果を確認するときの3つのポイント
- 総合順位を知りたい場合: チームの総合タイムを確認する。
- 選手個人の活躍を知りたい場合: 1区から7区までの区間賞と個人タイムを確認する。
- 記録更新の歴史を知りたい場合: 大会記録と区間記録を分けて確認する。
この3点を区別すれば、総合優勝したチームと、個人で区間新を出した選手の実績を正しく比較できます。
【ニューイヤー駅伝2026の結果一覧】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ニューイヤー駅伝2026の優勝チームはどこですか?
A1:GMOインターネットグループです。2026年1月1日に開催された第70回全日本実業団対抗駅伝競走大会で、4時間44分00秒の大会新記録を樹立し、初優勝しました。
Q2:ニューイヤー駅伝2026の2位と3位はどのチームですか?
A2:2位はロジスティードで4時間46分27秒、3位はトヨタ自動車で4時間47分12秒でした。
Q3:ニューイヤー駅伝2026の区間賞を獲得した選手は誰ですか?
A3:1区は富田峻平、2区は吉田響、3区は篠原倖太朗、4区はR.ダパッシュ、5区は太田蒼生、6区は嶋津雄大、7区は並木寧音です。
Q4:ニューイヤー駅伝2026では何区間で区間新記録が出ましたか?
A4:全7区間のうち6区間です。2区、3区、4区、5区、6区、7区で区間新記録が誕生しました。
Q5:ニューイヤー駅伝2026の総合順位は何チームまで発表されていますか?
A5:全40チームの順位が発表されています。最終40位はM&Aベストパートナーズで、記録は5時間02分59秒でした。
Q6:ニューイヤー駅伝2026は何kmの大会ですか?
A6:全長100kmです。群馬県庁を発着点として、1区から7区までの7人がタスキをつなぎます。
まとめ:ニューイヤー駅伝2026はGMOの大会新記録と6区間の記録更新が見どころ
第70回全日本実業団対抗駅伝競走大会は、GMOインターネットグループが4時間44分00秒の大会新記録で初優勝を飾りました。2位ロジスティード、3位トヨタ自動車が続き、全40チームが100kmのコースを駆け抜けました。
個人記録では、2区の吉田響、3区の篠原倖太朗、5区の太田蒼生らが区間新を達成。7区間中6区間で新記録が生まれたことも、2026年大会を特徴づける結果です。
大会を振り返る際は、総合順位だけでなく、各区間の距離、区間賞、記録更新の有無にも注目すると、チームの戦い方や選手それぞれの活躍がより鮮明になります。第70回大会は、GMOインターネットグループの歴史的な初優勝と、各実業団の選手が残した数々の好記録が印象に残る大会となりました。
主な参照資料: TBSテレビ「ニューイヤー駅伝2026」大会公式サイト・コースガイド・LIVE速報、月刊陸上競技「月陸Online」第70回大会結果、駅伝リザルト。