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【村主章枝のヌードは写真集『月光』】講談社から発売された作品の全貌

硲 俊 硲 俊 • 更新: • 公開: • 読了約 17 分
目次


- 著者:村主章枝
- 撮影:アンディ・チャオ
- 出版社:講談社
- 発売日:2017年2月16日
- ページ数:96ページ
- 判型:A4変型
- ISBN:9784062205016
- 発売時定価:3,850円(税込)

『月光』は、村主さんにとって初めての写真集であり、フルヌードを含む作品です。講談社の公式書誌情報によると、撮影の舞台は東京都の伊豆諸島にある三宅島。自然の風景と月明かりを背景に、鍛えられた身体や、競技者とは異なる表情を収めています。

タイトルの『月光』は、ベートーヴェンのピアノソナタ第14番「月光」に由来します。単に夜の風景を表す言葉ではありません。村主さんがフィギュアスケートのプログラムで使用し、特別な思い入れを持っていた楽曲が作品全体のコンセプトになっています。

講談社は、スーパームーンの夜に撮影された作品として紹介しています。月光と自然の中で、しなやかな肉体や動きのあるポーズを表現する構成です。撮影者は写真家のアンディ・チャオ氏が務めました。

『月光』はなぜ三宅島で撮影されたのか

撮影時期は2016年11月。68年ぶりと報じられたスーパームーンのタイミングに合わせて、三宅島で撮影が行われました。

村主さんは早稲田大学のインタビューで、写真集には一冊を通じたテーマとストーリーを持たせたかったと説明しています。競技時代から、音楽に合わせて作品全体を構成することを大切にしてきたため、写真集にも同じ発想を持ち込んだのです。

撮影では約3,000〜4,000枚の写真を撮影。衣装を着たカットとヌードのカットがあり、その中から作品に合う写真が選ばれました。最初から全編をヌードで構成するという発想ではなかったことも、本人が明かしています。

【週刊ポストのセミヌードがきっかけ】写真集発売までの経緯

村主章枝ヌード

『月光』の出版につながった直接のきっかけは、2016年のゴールデンウイークごろに撮影された週刊ポストのセミヌード企画でした。

2017年2月10日付のデイリースポーツによると、当初の依頼はアスリートの肉体美を撮影するという趣旨でした。村主さん自身も、身体を鍛えたアスリートらしい写真になると考えていたようです。

しかし、完成した写真は本人の想像とは少し異なり、セクシーな印象の強いものになりました。その写真を見た講談社の担当者が作品としての魅力を評価し、写真集の出版を提案したと報じられています。

本人が語った出版オファーへの反応

早稲田大学のインタビューでは、村主さん自身が週刊誌での撮影から写真集の企画へ進んだ経緯を振り返っています。

「その後、講談社さんから『写真集を出しませんか』というお話を頂いたんです。本当にご縁だなあと思って。」

加えて、オリンピックに2度出場したもののメダルには届かなかった自分に、写真集を出す機会が巡ってきたことへの感謝も語っています。

この発言から読み取れるのは、写真集の出版が長年計画していた芸能活動への転身ではなく、週刊誌での撮影を通じて生まれた新しい機会だったということです。

撮影現場では何が行われたのか

撮影については、2017年2月10日放送のフジテレビ系『ダウンタウンなう』でも話題になりました。

番組内で撮影スタッフについて質問された村主さんは、写真家、暖房器具を持つスタッフ、女性スタッフの3人ほどだったと説明しています。大人数に囲まれた撮影ではなかったことも、当時の報道で紹介されました。

また、2017年2月13日の出版記念会見では、撮影そのものは2日間だったと説明。身体を美しく見せるため、撮影前に約2か月間のトレーニングを行ったことも明かしています。

つまり、写真集は単に衣服を脱いだ姿を記録したものではありません。アスリートとして長年培った身体表現を、写真という別の媒体に移し替える制作過程があったのです。

【ヌード写真集を発売した本当の理由】村主章枝の挑戦の真相

村主さんがヌードに挑戦した理由として本人が繰り返し説明しているのは、振付師としての表現の幅を広げたいという思いです。

2017年1月11日放送のフジテレビ系『ノンストップ!』では、写真集を出すことについて、振付師として新しい表現を試す意味があると説明しました。

「今までスケーターとしてしか見てこなかった村主章枝が、何か違う形で作品になるものを出せるかもしれないという、実験なんですよね。」

加えて、写真を通じた表現の経験が、今後のスケート指導にも生きると話しています。

ヌードとフィギュアスケートに共通する表現力

フィギュアスケートは、ジャンプやスピンといった技術だけで成立する競技ではありません。音楽、振り付け、身体の動き、表情を組み合わせ、観客に作品の世界観を伝える芸術的な側面も持っています。

村主さんは現役時代から「氷上のアクトレス」と呼ばれるほど、演技中の表情や身体の使い方に特徴がありました。

写真集で取り組んだのも、身体をどのように見せるか、どのような動きが美しいと感じられるかという表現の問題です。衣装を着た演技から写真の中の身体表現へと、活動の領域を広げる試みだったと理解できます。

早稲田大学のインタビューでは、本人はダンサーが身体を表現の一部として扱うことにも触れ、ヌードへの抵抗はなかったと語っています。

金銭的な事情でヌードになったという説は本当か

発売当時、村主さんがヌード写真集を出すことについて、経済的な事情を結びつける報道やネット上の憶測もありました。

背景には、現役引退後の振付師としての収入や生活について、本人がテレビ番組で厳しい状況を語っていたことがあります。

ただし、2017年1月11日の日刊スポーツの報道では、村主さんは金銭的な困窮がヌード写真集の理由だという見方を否定しています。本人が説明した出版の動機は、表現の幅を広げるための挑戦でした。

したがって、経済的な事情が出版の決定的な理由だったと断定することはできません。本人の説明と、当時の報道で確認できる出版経緯は区別して理解する必要があります。

【村主章枝の経歴と写真集の関係】トリノ五輪4位までの歩み

『月光』を理解するうえで欠かせないのが、村主さんのフィギュアスケート選手としての実績です。

1980年12月31日生まれ、千葉県出身。6歳からスケートを始め、16歳で全日本選手権を制覇しました。2003年にはISUグランプリファイナルで優勝。2002年ソルトレークシティ五輪では5位、2006年トリノ五輪では4位に入賞しています。

また、四大陸選手権では3度の優勝、全日本選手権では5度の優勝を記録。世界選手権でも複数のメダルを獲得した、日本女子フィギュアスケート界を代表する選手の一人です。

村主章枝の主な経歴・転換点

時期 出来事 意味・実績 1980年 千葉県で誕生 12月31日生まれ 1986年 スケートを開始 6歳で競技の世界へ 1996年ごろ 全日本選手権優勝 16歳で日本トップクラスへ 2002年 ソルトレークシティ五輪 女子シングル5位 2003年 GPファイナル優勝 日本人初の同大会優勝 2006年 トリノ五輪 女子シングル4位 2014年11月 現役引退 振付師として新たな活動へ 2016年 週刊ポストの撮影・三宅島での撮影 写真集『月光』の企画が進展 2017年2月 写真集『月光』発売 初のフルヌード写真集 2019年以降 映画プロデュースに進出 映像制作の新分野へ 2026年 米国でコーチ・映画プロデューサーとして活動 ダラスを拠点に約20人を指導

この経歴を見ると、写真集の発売は突然の芸能活動への転身ではなく、競技生活から振付師へと移行する過程で生まれた出来事だったことが分かります。

特に注目したいのは、トリノ五輪後も競技を続け、2014年11月まで現役生活を送った点です。本人は2025年の関東弁護士会連合会のインタビューで、五輪への強いこだわりが長く競技を続けた理由だったと説明しています。

引退後も、15歳のころから憧れていた振付師への道を歩み始めました。選手として培った経験を次世代に伝える立場になったことが、『月光』の挑戦にもつながっています。

【写真集『月光』の評判と評価】発売当時の反響を検証

『月光』は発売前から大きな注目を集めました。

2017年2月13日のデイリースポーツによると、講談社は予約状況が好調だったことを明らかにし、発売前の重版を決定。Amazonの予約ランキングでも1位になったと報じられています。

村主さん自身も、これほど話題になるとは思わなかったという趣旨の感想を述べています。

高評価だけではなかった読者の反応

一方、発売後には期待と実際の作品内容との間にギャップを感じた読者もいました。

2017年2月28日のJ-CASTニュースは、Amazonに投稿された当時の33件のレビューを取り上げています。そのうち13件が星1つの評価で、主な不満はフルヌードという宣伝から想像したほど露出が多くないことや、価格に対する期待との違いでした。

同記事は、写真そのものについては、手足の伸びや表情などにスケーター時代を思わせる芸術性があるとも評価しています。つまり、作品への評価は一方向ではありませんでした。

評価が分かれた理由は何か

大きな要因は、写真集に対する読者の期待と、実際に制作された作品のコンセプトが異なっていたことです。

発売前の報道では「初フルヌード」というインパクトの強い言葉が前面に出ました。そのため、購入者の中には大胆な露出を中心とするグラビア作品を想像した人もいたと考えられます。

しかし、村主さんが早稲田大学のインタビューで説明したように、撮影では衣装を着た写真もヌード写真も含めて数千枚が撮られ、動きやストーリーを重視して作品が構成されました。

この違いが、作品の芸術性を評価する読者と、露出度や価格を重視する読者との間で評価が分かれた背景です。

『月光』を評価する際には、単にヌードの有無だけでなく、写真集全体の構成、身体表現、自然との調和、アスリートとしての身体の見せ方に注目することが大切です。

【2026年最新】村主章枝の現在は?ダラスでのコーチ活動と映画プロデューサー

2026年現在の村主さんは、米国テキサス州ダラスを拠点にフィギュアスケートの指導と映画制作という2つの分野で活動しています。

2026年2月13日放送のフジテレビ系『あの金どこいった?』では、現在の生活や仕事について紹介されました。スポニチの報道によると、指導している生徒は約20人。かつてのトップ選手としての経験を、次世代の育成に生かしています。

フィギュアスケートのコーチとして約20人を指導

村主さんは現役引退後、カナダを経て米国に活動拠点を移しました。

2025年2月の関東弁護士会連合会のインタビューでは、当時はラスベガスを拠点に、ダラスやテキサス州オースティン、オハイオなどでも指導していると説明していました。

2026年2月のスポニチ報道では、ダラスを拠点に約20人の生徒を教えていると紹介されています。活動拠点や仕事の広がりを追うと、米国で指導者としてのキャリアを築いてきたことが分かります。

2019年から映画プロデューサーとしても活動

もう一つの仕事が映画制作です。

関東弁護士会連合会の2025年のインタビューによると、村主さんが映画制作に携わるようになったきっかけは、アイスショーの映像制作チームでした。

もともとアイスショーを開催する夢があり、その記録映像を制作するためにスタッフを集めていました。しかし、新型コロナウイルスの流行によってショーの開催が難しくなり、映像チームから映画制作を提案されたといいます。

当初は映画制作の経験がなかったものの、スタッフへの協力をきっかけにプロデューサーとして活動を始めました。最初の数年間は短編作品を中心に制作し、2023年には長編作品にも取り組んだと語っています。

加えて、2026年2月のスポニチ報道では、これまでに8本の映画を制作し、『Son of Sehba』で映画賞を獲得したことが紹介されました。

撮影現場では出演者の送迎や食事の手配、マイク担当なども自ら行うといい、映画制作の現場で幅広い仕事を経験しているようです。

2026年6月にはワールドカップを現地観戦

2026年の活動を示す動きとして、6月にはFIFAワールドカップ2026の日本代表戦を現地観戦したことも報じられました。

ORICON NEWSによると、村主さんはテキサス州アーリントンのダラス・スタジアムで日本対スウェーデン戦を観戦。自身のSNSで、競技は違ってもスポーツには人の心を動かす力があるという趣旨のメッセージを発信しました。

競技者として五輪の舞台を経験した村主さんが、今度は観客席から世界大会を見つめる姿は、引退後もスポーツとの関わりを持ち続けていることを示しています。

2026年10月時点で確認できる活動の柱は、フィギュアスケートの指導と映画制作です。2017年の写真集発売をきっかけに芸能界へ完全転身したというわけではなく、競技で培った表現力を異なる分野で生かし続けています。

【村主章枝のヌード写真集】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:村主章枝のヌード写真集はいつ発売されましたか?

A1:講談社の公式書誌情報では、2017年2月16日発売です。タイトルは『月光』で、紙版は96ページ。電子版は同年7月21日に発売されました。なお、当時の一部報道では2月15日発売と記載されています。

Q2:村主章枝がヌード写真集を出した理由は何ですか?

A2:本人は、振付師として表現の幅を広げるための実験だったと説明しています。週刊ポストでの撮影をきっかけに講談社からオファーを受け、写真集の企画が進みました。

Q3:写真集『月光』はどこで撮影されましたか?

A3:東京都の三宅島です。2016年11月のスーパームーンの時期に合わせ、ベートーヴェンの「月光」をテーマに撮影されました。

Q4:『月光』の評判は良かったのでしょうか?

A4:発売前には予約好調による重版が報じられました。一方、発売後には露出の少なさや価格に不満を示すレビューもありました。身体表現や芸術性を評価する声もあり、評価は分かれています。

Q5:村主章枝は2026年現在、何をしていますか?

A5:米国テキサス州ダラスを拠点にフィギュアスケートのコーチとして約20人の生徒を指導するほか、映画プロデューサーとしても活動しています。2026年2月の報道では、8本の映画を制作し、『Son of Sehba』で映画賞を受賞したことも紹介されました。

まとめ:村主章枝の『月光』は競技人生から生まれた新しい表現への挑戦

村主章枝さんのヌード写真集『月光』は、2017年2月に講談社から発売された96ページの作品です。

出版のきっかけは、2016年の週刊ポストでのセミヌード撮影でした。その後、講談社からオファーを受け、三宅島の自然とベートーヴェンの「月光」をテーマにした写真集へと発展しました。

本人が語った出版理由は、振付師としての表現力を広げるための挑戦です。発売当時は大きな注目を集め、予約段階で重版が決まる一方、作品の露出度や価格をめぐって読者の評価が分かれました。

そして2026年現在、村主さんはダラスでフィギュアスケートの指導を続けながら、映画プロデューサーとしても活動しています。

『月光』を単なるヌード写真集として見ると、出版の背景にあった本人の意図や、作品に込められた表現上の工夫を見落としてしまいます。トリノ五輪4位の実績を持つアスリートが、引退後も新しい表現の可能性を追い続けてきた。その歩みの一つとして捉えることが、村主章枝という人物を理解するうえで重要です。

今後もフィギュアスケートの指導と映画制作という異なる分野で、どのような作品や活動を生み出していくのか注目されます。

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コンテンツディレクター 硲 俊
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アニメ・漫画・声優の話題を扱うライター。制作委員会や出版社の公式告知、雑誌の巻末情報を確認し、放送日やキャスト変更は公式発表に基づいて更新します。

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