伍代夏子と杉良太郎の出会いは、杉が出演する舞台公演だった。2024年6月のCHANTO WEBのインタビューで、伍代本人が出会いから結婚を決めるまでの経緯を詳しく振り返っている。
出会いは杉良太郎の舞台公演
きっかけをつくったのは、伍代の振り付けの先生だった。「杉さんの舞台は勉強になるから観に行きなさい」と勧められ、伍代はマネージャーと一緒に観劇に出かけた。
公演後には楽屋を訪れて挨拶。その際、杉のマネージャーから本人が感想を聞きたがっていると伝えられたが、伍代は遠慮してその日は帰ったという。
その後も杉の舞台に招かれ、名古屋公演、東京公演と足を運んだ。3回目の公演後、関係者らと食事をした際に電話番号を交換したことから、2人の距離が縮まっていく。
電話番号を交換してからは、杉から毎日電話がかかってくるようになった。加えて、2人きりで浅草の料亭に出かけたこともあったという。
単なる芸能界の先輩と後輩という関係から、互いの考え方や人柄を知る関係へと変わっていった。
結婚を決めた理由は「自分が杉を幸せにできる」という思い
意外なのは、当時の伍代には結婚願望がほとんどなかったことだ。
CHANTO WEBのインタビューで、伍代は杉と話すうちに、彼を理解し支えられるのは自分ではないかと感じるようになったと説明している。
自分が相手に幸せにしてもらうという発想だけではなく、自分が相手を幸せにできるという確信が結婚の決め手になった。
伍代は、経済的な豊かさや大きな家を与えてもらうことを結婚相手に求めていたわけではないとも語っている。杉の精神面を支え、世話をすることに自分なりの幸せを感じたという。
この考え方は、後年の夫婦関係にもつながっている。
17歳差という年齢差をどう受け止めていたのか
2人の年齢差は17歳。杉は1944年8月14日生まれ、伍代は1961年12月18日生まれで、正確には約17年4か月離れている。
1999年の結婚当時、杉は55歳、伍代は38歳だった。
芸能界では大きな年齢差が話題になり、周囲から心配する声もあったという。しかし、伍代本人は年齢差を結婚の障害とは考えていなかった。
年齢よりも、互いの人情や考え方に共通する部分があったことが、長い結婚生活を支える土台になったと考えられる。
(出典:CHANTO WEB・2024年6月1日掲載の伍代夏子インタビュー、杉良太郎公式プロフィール)
【プロフィール・年表】伍代夏子と杉良太郎の経歴と夫婦の歩み

2人の関係を理解するには、それぞれの芸能活動と福祉活動の背景も押さえておきたい。
伍代夏子のプロフィール
伍代夏子は1961年12月18日生まれ、東京都出身の演歌歌手。1982年に歌手デビューし、1987年に「伍代夏子」の名前で『戻り川』を発売した。
同曲は35万枚を超えるヒットを記録。1988年には日本有線大賞と全日本有線放送大賞の最優秀新人賞を受賞した。
1990年には『忍ぶ雨』でNHK紅白歌合戦に初出場。その後も『恋挽歌』『雪中花』『ひとり酒』などの楽曲で人気を集めた。
音楽活動だけでなく、2012年には厚生労働省の肝炎対策特別大使に就任。2015年には国際交流への貢献が評価され、外務大臣表彰を受けている。
杉良太郎のプロフィール
杉良太郎は1944年8月14日生まれ、兵庫県神戸市出身の俳優・歌手。
1965年に歌手としてデビューし、翌1966年には俳優としても活動を開始した。
NHKの『文五捕物絵図』で注目され、その後『遠山の金さん』『右門捕物帖』など数多くの時代劇で主演。杉良太郎の名を広く知らしめた。
芸能活動と並行して、若いころから刑務所や福祉施設への慰問を続けてきた。2008年には芸能人として初めて緑綬褒章を受章し、2016年度には文化功労者にも選ばれている。
2人の主な出来事を時系列で整理
| 時期 | 伍代夏子・杉良太郎の出来事 | 確認できる内容 |
|---|---|---|
| 1982年 | 伍代が歌手デビュー | 星ひろみ名義で活動を開始 |
| 1987年 | 伍代夏子として再デビュー | 『戻り川』がヒット |
| 1989年 | 杉のベトナム支援 | バックラー孤児院を訪問し、子どもたちの支援を開始 |
| 1999年 | 2人が結婚 | 17歳差の夫婦となる |
| 2012年 | 伍代が肝炎対策特別大使に就任 | 社会貢献活動の幅を広げる |
| 2015年 | 伍代が外務大臣表彰を受賞 | 国際交流への貢献が評価される |
| 2016年 | 杉が文化功労者に選出 | 芸能・文化交流への長年の貢献 |
| 2024年12月 | ベトナムの里子がのべ236人に | 文藝春秋の杉本人による寄稿で紹介 |
| 2025年12月24日 | 結婚26周年 | 伍代が夫婦の記念日をSNSで報告 |
| 2026年5月 | ベトナムの福祉活動が話題に | 里子はのべ245人と報道 |
| 2026年7月 | 夫婦で健康啓発イベントに出演 | 厚生労働省の「知って、健康デー2026」 |
| 2026年8月 | 杉の82歳の誕生日 | 伍代が家族で祝ったことを報告 |
| 2026年10月 | 伍代の新曲が日本作詩大賞にノミネート | 45周年記念曲『流転の花』 |
(出典:ソニーミュージック公式プロフィール、杉良太郎公式プロフィール、文春オンライン、スポニチ、厚生労働省資料)
【夫婦仲と子ども】長年連れ添って見えてきた2人の結婚生活
17歳という年齢差に加え、芸能界でそれぞれ活躍してきた2人。結婚生活は最初から順風満帆だったわけではない。
新婚生活は価値観の違いから始まった
2024年のインタビューで伍代は、結婚直後の生活について、温度や湿度、みそ汁の味、考え方など、さまざまな違いがあったと振り返っている。
お互いに思ったことをはっきり伝える性格だったため、言い争いになることも少なくなかったという。
それでも、時間とともに生活習慣の違いに慣れていった。
伍代が特に強調したのは、杉との間にある人情に対する感覚の共通点だった。細かな生活習慣は違っていても、人として大切にしたいものが似ていたことが、夫婦としての信頼につながっていった。
家事も分担する夫婦ならではの関係
2人の結婚生活で興味深いのが、家事の分担だ。
伍代は家事の多くを担当する一方、杉は揚げ物と食器洗いを受け持つという。
揚げ物を杉が担当するのは、伍代が火傷をしないようにするため。食器洗いについては、歌手である伍代の手が荒れないようにという配慮がある。
伍代は、翌日の夕食に揚げ物を予定しているときには、杉が帰宅する前に下準備を済ませておくという生活の様子も紹介している。
杉が帰宅すると、揚げたての料理を囲みながら晩酌を楽しむ。
このエピソードから見えてくるのは、単に家事を分け合うということだけではない。相手の仕事を理解し、必要な部分を自然に補い合う関係だ。
夫婦仲は現在も良好?「同志」という関係
伍代はインタビューで、杉との関係を「同志」のようなものだと説明している。
結婚当初は衝突もあったが、現在は互いの性格を理解したパートナーとして生活している。
ステージに立てば杉は大先輩。しかし家庭に戻れば、芸能界の先輩後輩という関係ではなく、対等な夫婦として接しているという。
2025年12月の結婚記念日には、夫婦で外食したことを伍代が報告。愛犬たちが気になって、食事を楽しんだ後は早々に帰宅したというエピソードも紹介された。
2026年8月には杉の82歳の誕生日を家族で祝った写真も公開されている。長年連れ添った夫婦の自然な日常が伝わる出来事だ。
伍代夏子と杉良太郎に子どもはいる?
検索されることの多い疑問が、2人の間に子どもがいるのかという点だ。
公開されている情報では、伍代と杉の間に実子がいるとの発表はない。
一方、杉には長男として知られる俳優の山田純大がいる。山田は2016年に第1子となる女児の誕生を公表しており、杉も孫の誕生を喜んでいたことが日刊スポーツで報じられている。
また、伍代自身は杉と結婚したことで、ベトナムの子どもたちの支援に深く関わるようになった。
2024年のインタビューでは、里子の子どもたちが日本に遊びに来たり、イベントに参加したりすることもあると語っている。
ここで大切なのは、ベトナムの里子と実子や法的な養子縁組を同じものとして扱わないことだ。2人が続けているのは、教育や生活、進学などを支える福祉活動であり、支援によって家族のようなつながりを築いている。
【ベトナムの福祉活動】杉良太郎と伍代夏子が支える子どもたち
2人の結婚生活を語るうえで欠かせないのが、ベトナムを中心とする国際的な福祉活動だ。
杉良太郎がベトナム支援を始めたのは1989年
杉がベトナムのハノイ市郊外にあるバックラー孤児院を初めて訪れたのは1989年だった。
文春オンラインが2024年12月に掲載した杉本人の寄稿によると、最初に出会った4人のきょうだいを里子として支援したことが活動の出発点になった。
その後、支援対象は増加。杉は孤児院の子どもたちだけでなく、盲学校への支援や教育環境の整備にも取り組んできた。
支援を受けた子どもたちの中には成人して社会で活躍する人もおり、結婚して家庭を持った人もいるという。
里子はのべ245人に拡大
2026年5月30日放送のカンテレ「おかべろ」に伍代が出演し、杉のベトナム支援について説明した。
日刊スポーツの報道によると、杉の里子はのべ245人に達している。
数字の変化を整理すると、2020年にはテレビ朝日系「徹子の部屋」の番組紹介で152人、2024年6月の伍代のインタビューでは約200人、同年12月の杉本人の寄稿では236人、2026年5月には245人と紹介されている。
ここでいう「のべ245人」は、支援を受けた人数の累計を示す数字だ。同時に245人の子どもが施設で生活しているという意味ではない。
伍代夏子も結婚を機に福祉活動へ参加
伍代は結婚当初、ベトナムの子どもたち6人の支援に関わることになった。
新婚旅行でも一般的な観光だけではなく、学校や孤児院を訪問。日本人墓地で献花するなど、杉の活動に同行したという。
伍代自身も、当初は杉の活動規模に驚いたと振り返っている。
その後、支援対象が増えるにつれ、伍代もできる範囲で継続的に関わるようになった。
具体的には、進学を希望する子どもへの援助や、病気の子どもの医療支援などがある。インタビューでは、現地で手術が難しい子どもを日本に呼び、治療を受けられるようにした事例にも触れている。
支援を続ける意味は子どもたちの自立にある
杉の福祉活動の特徴は、単に金銭を渡すだけではなく、教育を通じて子どもたちが自立する道を支えていることだ。
伍代によれば、現地の施設では18歳になると卒業し、自分で生活していくことになる。そのため、大学進学を希望する子どもや病気の子どもに対する追加支援も必要になる。
杉は文春オンラインの寄稿で、福祉活動について、感謝を期待するものではなく、支援を続けても満足できることはないという考えを示している。
こうした姿勢は、杉が10代のころから刑務所や福祉施設への慰問を続けてきた経歴とも重なる。
伍代にとっても、この活動は夫の仕事を手伝うという範囲を超えたものになっている。結婚後に自らの価値観や社会との関わり方が広がったことを、本人もインタビューで語っている。
【2026年最新】伍代夏子と杉良太郎の現在・結婚記念日・活動
2026年11月3日現在、2人はそれぞれ芸能活動や社会貢献活動を続けている。
2025年12月24日に結婚26周年を報告
2025年12月24日、伍代は自身のInstagramで杉との26回目の結婚記念日を報告した。
夫婦でお気に入りの日本料理店を訪れ、食事を楽しんだという。
印象的なのは、愛犬たちを自宅に残して出かけたため、見守りカメラが気になっていたというエピソードだ。
記念日の食事を楽しみながらも、愛犬のことが気になり、料理を食べ終えると早々に帰宅したと報じられている。
華やかな芸能人夫婦の記念日というより、日常の家族生活を大切にする2人の姿が伝わる出来事だった。
1999年の結婚から26年。2026年12月24日には、27回目の結婚記念日を迎えることになる。
2026年5月にはテレビでベトナム支援について紹介
2026年5月30日放送の「おかべろ」では、伍代が杉のベトナムでの活動について語った。
里子がのべ245人になったことや、現地で日本語学校を運営していること、支援を受けた子どもたちが成長して通訳として活躍していることなどを紹介した。
長年の活動によって杉がベトナムで厚い信頼を得ていることについても話題になった。
伍代は、杉が現地を訪問する際の歓迎ぶりについても説明しており、長年の貢献が文化交流や人的交流にもつながっている様子が伝わった。
2026年7月には夫婦で厚生労働省のイベントに出演
2026年7月28日には、厚生労働省の「知って、健康デー2026」に杉と伍代がそろって出演した。
厚生労働省の取材案内資料では、杉が特別健康対策監、伍代が「知って、肝炎プロジェクト」の健康対策特別大使として紹介されている。
イベントでは健康づくりや認知機能、歩行維持などをテーマにしたプログラムが行われた。
夫婦がそれぞれの立場で社会的な役割を担っていることを示す近況だ。
伍代は歌手活動45周年を迎え、新曲も発表
伍代の2026年の大きな節目は、歌手活動45周年だ。
1982年7月に星ひろみ名義でデビューした伍代は、2026年7月22日に45周年記念シングル『流転の花』を発売した。
同曲は木村竜蔵が作詞・作曲を担当。希望を持ち続け、人生の中で何度でも花を咲かせるというメッセージを込めた作品として紹介されている。
加えて、2026年10月26日には同曲が第59回日本作詩大賞にノミネートされたことが公式サイトで発表された。12月5日放送予定の同賞の番組で伍代が歌唱する予定となっている。
杉も2026年8月14日に82歳の誕生日を迎えた。伍代は家族で誕生日を祝ったことをSNSで報告し、夫婦と愛犬たちの写真を公開している。
芸能活動、健康啓発、福祉活動と、それぞれの役割を持ちながら生活を続けているのが2026年の2人の姿だ。
【伍代夏子と杉良太郎】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:伍代夏子と杉良太郎はいつ結婚しましたか?
A1:1999年に結婚しました。2025年12月24日には、伍代が26回目の結婚記念日を報告しています。
Q2:伍代夏子と杉良太郎の年齢差は何歳ですか?
A2:杉良太郎が17歳年上です。杉は1944年8月14日生まれ、伍代は1961年12月18日生まれ。2026年11月3日時点では杉が82歳、伍代が64歳です。
Q3:2人の間に子どもはいますか?
A3:2人の間に実子がいるという公表はありません。杉には長男の俳優・山田純大がいます。また、夫婦はベトナムの子どもたちへの里親支援に取り組んでおり、2026年5月の報道では支援した里子はのべ245人と紹介されています。
Q4:伍代夏子と杉良太郎の馴れ初めは何ですか?
A4:伍代が振り付けの先生に勧められて杉の舞台を観に行ったことがきっかけです。その後、複数回の観劇を経て電話番号を交換し、毎日連絡を取るようになりました。
Q5:2人の夫婦仲は現在も良好ですか?
A5:良好な関係がうかがえるエピソードが続いています。2025年の結婚記念日や2026年の杉の誕生日には、伍代が夫婦の写真や家族で過ごした様子を公開しています。
Q6:杉良太郎のベトナムでの里親活動は現在どうなっていますか?
A6:1989年に始まった支援は長年継続しており、2026年5月の報道では里子がのべ245人に達したとされています。日本語教育、進学支援、医療支援などにも取り組んでいます。
まとめ:【プロの結論】17歳差を超えた夫婦の絆と2026年以降の歩み
伍代夏子と杉良太郎は1999年に結婚した17歳差の夫婦です。舞台公演での出会いから始まり、毎日の電話や会話を通じて互いの人間性を理解し、結婚に至りました。
結婚当初は生活習慣や考え方の違いから衝突もあったものの、人情に対する価値観の共通点が2人を結びつけました。現在は互いの仕事を尊重し、家事も分担しながら生活するパートナーとして関係を築いています。
また、2人の結婚生活を特徴づけているのがベトナムの子どもたちへの支援です。杉が1989年に始めた活動は、伍代との結婚後、夫婦で関わる社会貢献活動へと広がりました。2026年には里子がのべ245人となり、支援を受けた子どもたちの中には社会で活躍する人もいます。
2025年12月の結婚26周年、2026年の夫婦での健康啓発イベントへの出演、杉の82歳の誕生日など、2人の近況からは変わらない家族のつながりが感じられます。伍代も歌手活動45周年を迎え、新曲『流転の花』を発表するなど、表現者として新たな歩みを続けています。
【プロの結論】2人の結婚生活を理解するうえで大切なのは、17歳という年齢差や芸能人夫婦としての華やかさだけに注目しないことです。互いの違いを受け入れ、相手の仕事を支え、社会貢献という共通の価値観を育ててきたことこそ、長年にわたる夫婦関係の特徴です。
2026年12月24日に迎える結婚27周年、そして伍代の歌手活動50周年に向けた今後の活動にも注目したいところです。
主な取材・確認資料
- ソニーミュージック公式プロフィール・2026年新曲発表
- 杉良太郎オフィシャルサイト
- CHANTO WEB・伍代夏子本人インタビュー(2024年6月)
- 文春オンライン・杉良太郎本人の寄稿(2024年12月)
- スポニチ、日刊スポーツ(2025年12月・2026年5月・8月)
- 厚生労働省「知って、健康デー2026」資料