2026年11月現在、元仮面女子・アリス十番のメンバーで、RIZINにも出場した総合格闘家の川村虹花(かわむら・ななか)さんが、新たな人生のステージに進んでいる。2021年にアイドル活動と格闘家としてのキャリアに区切りをつけた後、選んだ道はフラワー業界だった。現在は都内と湘南の花屋で経験を積み、2026年10月にはフラワー装飾技能士2級の取得と、お祝い花専門ブランド「七変華(シチヘンゲ)」の立ち上げが話題になった。
15歳からアイドルとして活動し、DEEP JEWELSやRIZINのリングにも立った川村さん。30歳となった2026年、なぜ花の世界に転身したのか。過去のプロフィール、仮面女子卒業の経緯、格闘技の戦績と引退理由、そして花屋の独立・開業計画まで、時系列に沿って整理する。
【1】川村虹花とは?読み方・プロフィール・年齢・出身地を紹介

まず押さえておきたいのが、名前の表記と基本プロフィールだ。
川村虹花の読み方は「かわむらななか」
川村虹花さんの読み方は、かわむら・ななか。
検索では「河村虹花」と入力されることもあるが、本人の活動名や格闘技の大会記録、主要メディアの記事で使用されている表記は「川村虹花」である。
「河村」と「川村」は読み方が同じでも漢字が異なるため、検索時には注意したい。別人というわけではなく、今回取り上げる人物については「川村虹花」が正しい表記だ。
川村虹花の基本プロフィール
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | 川村虹花 |
| 読み方 | かわむらななか |
| 生年月日 | 1995年12月26日 |
| 年齢 | 30歳(2026年11月現在) |
| 出身地 | 神奈川県 |
| 元所属グループ | 仮面女子・アリス十番 |
| 元活動分野 | アイドル・総合格闘技 |
| 格闘技団体 | DEEP JEWELS・RIZIN |
| 現在の活動 | フローリスト・花屋の独立準備 |
| フラワーブランド | 七変華(シチヘンゲ) |
プロフィール情報はWEBザテレビジョンや映画.comなどの人物データにも掲載されている。
仮面女子・アリス十番で活動したアイドル時代
川村さんは2012年3月にアイドル活動をスタート。仮面女子のメンバーとして、秋葉原を中心としたライブ活動に取り組んできた。
特に関連性が深いグループが、仮面女子の派生ユニットとして知られる「アリス十番」だ。
仮面女子は、個性的な仮面を取り入れたビジュアルと激しいライブパフォーマンスで知られたアイドルグループ。川村さんもその一員として活動し、ステージで経験を積んだ。
その後、彼女のキャリアを大きく特徴づけることになるのが、アイドルと総合格闘技の両立だった。
【2】仮面女子から格闘家へ!川村虹花の経歴を年表で整理
川村さんの経歴で興味深いのは、アイドルとしての活動を続けながら、未経験から本格的な格闘技に挑戦したことだ。
2017年から総合格闘技の練習を始め、DEEP JEWELSで実戦経験を積み、2018年末にはRIZINへの出場も実現させた。
主要な転換点を時系列で確認してみよう。
| 時期 | 出来事 | 関連人物・団体 |
|---|---|---|
| 2012年3月 | アイドル活動を開始 | 仮面女子・アリス十番 |
| 2017年 | 総合格闘技への挑戦を開始 | DEEP JEWELS |
| 2017年12月 | アマチュアルールで初試合、判定勝利 | DEEP JEWELS 18 |
| 2018年3月 | プロ格闘家デビュー | DEEP JEWELS 19 |
| 2018年6月 | 山崎桃子にTKO勝利 | DEEP JEWELS 20 |
| 2018年12月 | 宗田智美に判定勝利 | DEEP JEWELS 22 |
| 2018年12月31日 | RIZIN初出場 | 対あい戦 |
| 2020年2月 | 坂本美香にTKO勝利 | DEEP JEWELS 28 |
| 2021年4月10日 | 仮面女子を卒業 | 仮面女子劇場 |
| 2021年6月9日 | 総合格闘家を引退 | 本人ブログで発表 |
| 2024年頃 | 花の世界に本格的に進出 | 都内・湘南の生花店 |
| 2026年10月2日 | フラワー装飾技能士2級を取得 | フラワー業界 |
| 2026年10月 | 七変華の開業プロジェクトを展開 | For Good |
| 2027年春(予定) | アトリエ開業を目指す | 七変華 |
※花の世界に入った時期や実務経験については、2026年に公開された本人のプロフィール・報道に基づく。
格闘技を始めた理由は「唯一無二の存在になりたい」
川村さんが格闘技を始めた背景には、アイドルとしての独自性を追求する気持ちがあった。
2021年6月の引退発表で、本人は格闘技を始めたきっかけについて、アイドルが多く活動する中で埋もれないため、誰も挑戦したことのないことに挑戦したかったという趣旨を説明している。
当時の川村さんには、格闘技の経験がほとんどなかった。
それでも練習を積み重ね、アマチュア戦からプロの舞台へ進出。アイドルという肩書だけではなく、選手として評価されることを目指した。
この挑戦は、単なる話題づくりではなかった。本人の引退発表には、練習の厳しさや勝敗が重視される格闘技の世界への敬意も記されている。
【3】川村虹花のRIZIN出場歴とDEEP JEWELSの戦績は?
川村虹花さんの格闘家時代を語るうえで欠かせないのが、女子総合格闘技大会DEEP JEWELSと、国内の大型格闘技イベントRIZINへの出場だ。
プロMMA戦績は8戦3勝5敗
BOUTREVIEWが2021年6月の引退発表時に掲載した戦績は、次のとおり。
- プロMMA:8戦3勝5敗
- プロでのKO・TKO勝利:2勝
- アマチュア:1戦1勝
ここで注意したいのは、3勝5敗という数字がDEEP JEWELSだけの成績ではなく、RIZINでの試合も含むプロ通算成績だという点だ。
DEEP JEWELSで積み重ねた勝利と敗戦
川村さんは2017年12月3日にアマチュアルールで初試合を経験し、判定勝利を収めた。
2018年3月10日のDEEP JEWELS 19では、古瀬美月選手を相手にプロデビュー。接戦を演じたものの、判定2対0で敗れた。
その後、6月9日のDEEP JEWELS 20では山崎桃子選手と対戦。激しい打撃戦の末、1ラウンド39秒でTKO勝利を挙げ、プロ初白星を獲得した。
同年9月のDEEP JEWELS 21では桐生祐子選手に一本負け。12月1日のDEEP JEWELS 22では宗田智美選手に判定3対0で勝利している。
2019年は負傷による欠場もあり、6月にはMAO選手、10月には永尾音波選手に判定で敗れた。
しかし、2020年2月24日のDEEP JEWELS 28では坂本美香選手を相手に1ラウンド2分56秒でTKO勝利。これが現役時代最後の試合となった。
RIZINには2018年大みそかに初出場
川村さんがRIZINに初めて出場したのは、2018年12月31日開催の「RIZIN 平成最後のやれんのか!」。
対戦相手は、女子格闘家のあい選手だった。
試合はRIZINチャレンジルールで行われ、川村さんは序盤に右ストレートを当てる場面もあったが、相手にテイクダウンを許した。
最終的にはマウントポジションからのグラウンドパンチを受け、1ラウンド3分01秒、TKO負けとなった。
この試合は、現役アイドルがRIZINのリングに立ったという点でも注目を集めた。
なお、RIZINへの出場歴とDEEP JEWELSでの活動歴は区別して考える必要がある。RIZINでの確認できる出場は、このあい選手との1試合だ。
【4】川村虹花が仮面女子を卒業・格闘家を引退した理由とは?
川村さんは2021年にアイドルと格闘家、両方の活動に区切りをつけた。
ただし、卒業と引退は同じタイミングで発表されたわけではない。
仮面女子卒業は2021年4月10日
2020年11月26日、川村さんは自身のブログで仮面女子・アリス十番からの卒業を発表した。
当初は2021年1月末の卒業を予定していたが、実際の卒業式は2021年4月10日に秋葉原の仮面女子劇場で行われた。
日刊スポーツによると、川村さんは15歳から続けてきた約9年間のアイドル人生を振り返り、活動に悔いはないという思いを伝えていた。
長く続けてきたアイドル活動から離れる決断は、彼女にとって大きな節目だったはずだ。
格闘家引退は2021年6月9日
その約2か月後、川村さんは総合格闘家からの引退を発表した。
BOUTREVIEWが掲載した本人の発表内容には、格闘技への感謝と、次の挑戦に向かう意思が示されている。
格闘技は大好きです。
本人は引退後も試合を観戦したり、趣味としてジムに通ったりしたいという意向を伝えていた。
つまり、格闘技そのものが嫌いになったわけではない。
引退理由は成績不振だったのか?
検索では「川村虹花 格闘家 引退理由」という疑問も多い。
確かに、格闘家としての成績だけを見ると、プロ8戦3勝5敗という数字が残っている。また、2019年には負傷による欠場も経験していた。
加えて、最後の試合となった2020年2月以降、実戦から離れる期間が続いた。
2020年5月にはDEEP JEWELSでリオン選手との対戦が予定されていたものの、新型コロナウイルスの影響で大会が中止となった経緯もある。
ただし、本人の2021年6月の引退発表では、負傷や成績不振を直接の引退理由として明言していない。
むしろ、発表文から読み取れるのは、アイドルと格闘家という2つの活動を終え、新しい挑戦に進もうとする姿勢だ。
その次の挑戦が、2026年現在につながる花の仕事だった。
【5】2026年最新!川村虹花は花屋に転身しフラワー装飾技能士2級を取得
2026年10月23日、格闘技メディアのeFightが川村さんの近況を報道した。
記事では、元仮面女子・元格闘家として知られた川村さんが、現在は花屋で働き、フローリストとして独立を目指していることが紹介された。
かつてステージやリングに立っていた人物が、今度は花を扱う仕事に挑戦している。
花の世界に入ったのは28歳ごろ
本人が公開したプロフィールによると、川村さんが花の世界に入ったのは28歳のころ。
現在は都内と湘南の花屋に勤務し、約2年半の実務経験を積んでいる。
仕事内容は、華やかなアレンジメントやフラワースタンドの制作だけではない。
eFightの記事では、早朝の仕入れや花の水揚げといった作業にも取り組んできたことが紹介されている。
花屋の仕事は、完成した作品の美しさだけで評価されるものではない。
花の鮮度管理、仕入れ、保管、制作、納品など、多くの工程が関わる。実店舗での経験を積みながら技術を身につけてきたことは、独立を目指すうえで大きな意味を持つ。
2026年10月2日にフラワー装飾技能士2級を取得
今回の転身で特に注目されたのが、2026年10月2日にフラワー装飾技能士2級に合格したことだ。
フラワー装飾技能士は、花束やアレンジメント、装飾などに関する技能を評価する制度に基づく資格。
厚生労働省が定める技能検定制度は、働くうえで必要な技能の習得レベルを評価する国家検定制度であり、合格者には技能士の称号が認められる。
フラワー装飾も、その対象職種の一つだ。
2級取得は、川村さんが花屋で働きながら身につけてきた技能を客観的に示す成果となる。
単に花が好きという段階から、専門技術を持つフローリストとして独立を目指す段階に進んだことが分かる。
お祝い花専門ブランド「七変華」を始動
2026年9月、川村さんは自身のSNSで、翌年に自分の店を持つという目標を発信した。
そして、本人が立ち上げるフラワーブランドとして発表したのが、「七変華(シチヘンゲ)」だ。
ブランドの中心となるのは、お祝い花を専門としたフラワーアレンジメントやスタンド花。
一般的な花束だけでなく、贈る相手やイベントの目的に合わせたオリジナルの装飾を目指している。
For Goodで公開されたプロジェクトでは、次の3つが主な目的として掲げられている。
1. お祝い花ブランド「七変華」のアトリエを設立する。
2. 独自のフラワースタンドで、新しい祝福の景色をつくる。
3. 自身の挑戦を通して、アイドルを卒業した後輩たちに「その先にも夢はある」と伝える。
ここで興味深いのは、花屋を単なる転職先として考えているのではなく、自分自身のブランドを育てようとしている点だ。
クラウドファンディングの目標金額は400万円
2026年10月、川村さんはクラウドファンディングサイトFor Goodで、七変華のアトリエ設立に向けたプロジェクトを開始した。
第一目標金額は400万円。
資金の主な用途として、本人のプロジェクト説明では次の内容が挙げられている。
- アトリエの契約費用
- 内装・設備費用
- 花材の仕入れ
- 制作・配送体制の整備
- 配送用車両の購入費用
10月末時点の掲載情報では、支援額は約177万円、支援者は64人、目標達成率は44%と表示されていた。
返礼品には、七変華で使用できる花の購入クーポンや、アトリエのオープン記念企画への招待などが用意されている。
なお、2026年11月現在、アトリエは開業準備段階であり、すでに実店舗が営業しているわけではない。
目標としているのは、2027年春のオープンだ。
【6】【プロの結論】川村虹花の転身から見える第二のキャリアと今後の可能性
川村虹花さんの経歴を振り返ると、アイドル、格闘家、フローリストという、一見すると異なる3つの仕事に共通するものがある。
それは、自分自身の可能性を広げるために、新しい分野へ挑戦してきたことだ。
アイドルから格闘家、そして花屋へ
アイドル時代には、グループの一員としてステージに立った。
格闘家時代には、未経験から練習を重ね、プロとして試合に出場した。
そして現在は、花屋で実務経験を積み、国家検定の技能士資格を取得して独立を目指している。
それぞれの分野で求められる能力は異なる。
しかし、どの分野でも、最初から完成された実力があったわけではない。経験を積み重ね、次の段階に進んできたという点は共通している。
花屋の開業で重要になるのは技術だけではない
フラワー装飾技能士2級の取得は、専門技能を身につけた証明となる。
一方、花屋を経営するには、制作技術以外の能力も必要だ。
例えば、次のような要素がある。
- 顧客の希望をくみ取る提案力
- 花材の仕入れと在庫管理
- 制作時間と納品スケジュールの管理
- 商品価格と利益率の設計
- 集客やSNSを活用した情報発信
- 配送や品質管理の仕組みづくり
特に七変華が目指すお祝い花専門のブランドでは、オーダーメイドへの対応力が重要になる。
イベントや贈り物では、依頼主の希望、予算、会場の条件、納品時間などが案件ごとに異なるからだ。
そのため、完全受注生産を目指すアトリエという方向性は、独自性を打ち出すうえで合理的な選択肢といえる。
七変華を応援する際に確認したい3つのポイント
今後、川村さんの活動を応援したい人や、ブランドの利用を考えている人は、次の点を確認するとよい。
1. 開業予定と実際の営業開始を区別する
2027年春のアトリエオープンは目標であり、2026年11月時点では準備段階だ。営業開始日や注文受付の詳細は、今後の公式発信を確認したい。
2. クラウドファンディングの資金用途を確認する
400万円という目標額は、アトリエの契約・内装、花材の仕入れ、配送体制などに充てる計画だ。支援を検討する場合は、募集条件や返礼品の提供予定も確認しておきたい。
3. ブランドの作品づくりに注目する
七変華の特徴は、お祝い花を中心にしたオリジナルのフラワースタンドやアレンジメントにある。資格取得だけでなく、実際の制作事例や顧客への対応力がブランドの評価を左右する。
川村さんのこれまでの知名度は、ブランド立ち上げ時の認知拡大に役立つ可能性がある。
ただし、長期的に事業を成長させるためには、アイドル時代のファンだけでなく、一般の顧客からも選ばれる商品とサービスを確立する必要がある。
これからの七変華にとって、本当の勝負はアトリエの開業後に始まる。
【よくある質問】川村虹花の現在に関するFAQ
Q1:河村虹花と川村虹花は同じ人物?
A1:今回取り上げている人物は同一人物。正しい表記は「川村虹花」で、読み方は「かわむらななか」。仮面女子・アリス十番の元メンバーで、RIZINにも出場した元総合格闘家だ。
Q2:川村虹花の格闘技の戦績とRIZIN出場歴は?
A2:プロMMA通算8戦3勝5敗、アマチュア1戦1勝。RIZINには2018年12月31日の「RIZIN 平成最後のやれんのか!」で初出場し、あい選手に1ラウンド3分01秒でTKO負けした。
Q3:川村虹花は2026年現在何をしている?花屋は開業した?
A3:現在は都内と湘南の花屋で経験を積んだフローリスト。2026年10月2日にフラワー装飾技能士2級を取得し、お祝い花専門ブランド「七変華」の立ち上げを進めている。2026年11月現在、アトリエは開業準備中で、2027年春のオープンを目指している。
まとめ:川村虹花の現在は花の世界への新たな挑戦
川村虹花さんは、仮面女子・アリス十番のメンバーとしてアイドル活動を行いながら、未経験から総合格闘技に挑戦した異色の経歴を持つ人物だ。
2021年4月のアイドル卒業、同年6月の格闘家引退を経て、現在はフローリストとして新しい道を歩んでいる。
2026年10月にはフラワー装飾技能士2級を取得。加えて、お祝い花専門ブランド「七変華」を立ち上げ、2027年春のアトリエ開業という目標に向かって準備を進めている。
15歳からアイドルとして活動し、格闘技のリングを経験し、30歳で花の専門技術を身につけた川村さん。
これまでのキャリアに共通しているのは、ひとつの場所にとどまらず、新しい可能性を探し続けていることだ。
今後注目したいのは、七変華のアトリエが実際にオープンするのか、そして川村さんがどのようなフラワーブランドを育てていくのかという点だ。
かつてステージとリングで存在感を示した川村虹花さん。2026年からの新たな挑戦は、花を通じて人の特別な瞬間を彩る仕事へと移っている。
主な事実確認資料: WEBザテレビジョン、日刊スポーツ、ゴング格闘技、BOUTREVIEW、RIZIN公式試合結果、DEEP公式試合結果、eFight(2026年10月23日)、For Goodの本人プロジェクト、厚生労働省の技能検定制度資料。