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竹部さゆり女流四段の経歴・倉敷藤花戦と2025年騒動、2026年の現在を徹底解説

御影 遼 御影 遼 • 更新: • 公開: • 読了約 17 分
目次

2026年現在、女流四段として将棋界で活動を続ける竹部さゆり。1995年に女流棋士としてデビューし、翌1996年には18歳で第4期倉敷藤花戦のタイトル挑戦を果たした実力者です。日本将棋連盟の棋士データベースには、女流棋士番号19、師匠は伊藤果八段と記録されています。

一方、2025年8月には将棋日本シリーズJTプロ公式戦の解説中における発言が問題となり、本人が謝罪するとともに、対局以外の公務を当面1年間自粛すると発表しました。その後、2026年には対局成績やイベント出演に新たな動きが見られます。棋歴、騒動の経緯、謝罪の内容、現在の活動を時系列で整理します。

【プロフィール】竹部さゆり女流四段の年齢・師匠・女流棋士番号は?

竹部さゆり

竹部さゆりは、1978年6月4日生まれの女流棋士です。2026年10月現在、48歳。日本将棋連盟に所属し、女流四段として公式戦に出場しています。

基本プロフィールは次のとおりです。

項目 内容
名前 竹部さゆり
生年月日 1978年6月4日
年齢 48歳(2026年10月現在)
出身地 神奈川県逗子市
所属 日本将棋連盟
段位 女流四段
女流棋士番号 19
師匠 伊藤果八段
女流棋士デビュー 1995年
タイトル挑戦 第4期倉敷藤花戦(1996年度)

特に注目したいのが、師匠の伊藤果八段との関係です。

伊藤果八段は、詰将棋の創作でも知られる棋士です。竹部は伊藤門下の女流棋士としてキャリアを積み、長年にわたり公式戦で活動してきました。

また、女流棋士番号19は、日本将棋連盟が管理する女流棋士の識別番号です。段位とは異なる情報であり、番号が19だからといって現在の棋士ランキングや実力順位を示すものではありません。

竹部は2019年1月16日に女流四段へ昇段しました。デビューから約24年にわたって実績を積み重ねてきたことが分かります。

【経歴と棋歴】1996年の倉敷藤花戦挑戦から女流四段まで

竹部さゆりの棋歴を語るうえで欠かせないのが、1996年の第4期倉敷藤花戦です。

女流棋士としてデビューして間もない時期にタイトル挑戦を実現したことは、彼女のキャリアを象徴する実績です。

18歳で実現した倉敷藤花戦への挑戦

竹部は1995年に女流育成会に入り、同年10月1日に女流2級としてプロデビューしました。

その後、急速に昇級・昇段を重ね、1996年度には第4期倉敷藤花戦で挑戦者となります。

対戦相手は、当時の女流将棋界を代表する実力者だった清水市代です。

日本将棋連盟の倉敷藤花戦の歴代記録によれば、1996年度の三番勝負は清水市代が2勝0敗で制しました。

竹部にとってはタイトル獲得には至らなかったものの、18歳でタイトル戦の舞台に立ったことは大きな実績です。

その後の昇段履歴と主な実績

竹部の昇段履歴を時系列で整理すると、次のようになります。

年月 出来事 実績・備考
1995年 女流育成会 女流棋士としてのキャリアを開始
1995年10月1日 女流2級 プロデビュー
1996年4月1日 女流1級 昇級
1996年10月19日 女流初段 第4期倉敷藤花戦で挑戦者に
1996年11月 倉敷藤花戦 清水市代に0勝2敗
1997年4月1日 女流二段 昇段
2002年9月 第7回鹿島杯 準優勝
2003年5月20日 女流三段 昇段
2019年1月16日 女流四段 現在の段位に昇段

この経歴で見逃せないのは、1996年のタイトル挑戦だけが彼女の棋歴ではないという点です。

2002年には第7回鹿島杯で準優勝しています。タイトル獲得こそありませんが、複数の棋戦で上位に進出した実績があります。

また、2019年の女流四段昇段は、長年の対局実績を背景としたものです。

タイトル獲得数と棋士としての実績は必ずしも同じではありません。 竹部の場合、タイトル獲得歴はありませんが、タイトル挑戦と棋戦準優勝という実績を持つベテラン女流棋士です。

【2025年の騒動】JT杯の解説中に何があった?不適切発言と謝罪の経緯

竹部さゆりの名前が大きく報道されたのが、2025年8月16日の将棋日本シリーズJTプロ公式戦です。

この日、新潟県新潟市で行われた2回戦第2局では、渡辺明九段と山崎隆之九段が対局しました。

竹部は、この対局に関連する大盤解説の聞き手を担当していました。

問題となったのは対局者のプライベートに関する発言

日刊スポーツやJ-CASTニュースなどの報道によると、竹部は解説中、山崎九段に関する公表されていないプライベート情報に言及しました。

この解説は、会場の観客や配信視聴者に向けて行われていましたが、対局者にも声が届く環境だったと伝えられています。

加えて、J-CASTニュースは、解説を担当していた中村修九段がプライベートな話題について注意したものの、発言が続いたと報じました。

問題が大きくなった理由は、単に話題の選び方だけではありません。

公開対局では、対局者が集中して盤面に向き合える環境を守る必要があります。本人の意向が確認できない私生活の話題を、対局者にも聞こえる状況で取り上げれば、本人への心理的な負担や対局環境への影響が懸念されます。

将棋の解説では、対局者の人柄や過去のエピソードが紹介されることもあります。しかし、公開されている情報と本人が公表していない個人情報は明確に区別しなければなりません。

2025年8月16日にXで謝罪

竹部は問題となった当日にXを更新し、自身の発言について謝罪しました。

報道で伝えられた本人のコメントには、次の言葉があります。

この度、私の軽率な発言により、両対局者様、解説者の皆様、並びに関係各位の皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけしました事深くお詫び申し上げます。

加えて、今後の活動についても説明しました。

今後の活動に関し当面一年間対局以外の公務を自粛させていただきます。

現在受けている仕事についても、調整のうえ辞退する方向で検討すると発表しています。

スポニチアネックスは8月17日、日刊スポーツは8月18日に、この謝罪と活動自粛の発表を報道しました。

騒動の時系列

- 2025年8月16日: JT杯の大盤解説で問題となる発言。
- 同日: 竹部がXで謝罪。
- 同日: 対局以外の公務を当面1年間自粛すると発表。
- 2025年8月17日: スポニチアネックスが謝罪と自粛方針を報道。
- 2025年8月18日: 日刊スポーツやJ-CASTニュースなどが詳しい経緯を報道。

対局は171手で渡辺明九段が勝利しました。

この騒動は将棋ファンだけでなく、一般のニュース読者にも広がり、Xでは「竹部さん」がトレンド入りする事態になりました。

【公務自粛の真相】1年間の活動制限は対局にも及んだのか?

2025年の発表について、特に誤解されやすいのが「1年間の公務自粛」という部分です。

竹部が発表したのは、対局以外の公務を当面1年間自粛するという方針でした。

つまり、将棋の公式戦への出場まで一律に停止するという内容ではありません。

公務自粛と対局停止は別のもの

女流棋士の活動には、公式戦への出場以外にもさまざまな仕事があります。

例えば、次のような活動です。

- 将棋大会やタイトル戦の大盤解説
- テレビ・インターネット番組への出演
- 対局の聞き手
- 将棋イベントへの出演
- 指導対局やファン向けの交流企画

これらは対局そのものとは異なる活動です。

竹部が発表した自粛対象は、こうした対局以外の公務でした。

したがって、「1年間の対局禁止処分を受けた」「女流棋士の資格を失った」といった理解は正確ではありません。

2026年にはイベント出演の公式告知も

2026年の活動状況を確認するうえで注目されるのが、日本将棋連盟が2026年10月5日に公開したイベント情報です。

第39期竜王戦第1・2局の振り返り大盤解説会について、10月25日の聞き手として竹部さゆり女流四段の名前が掲載されました。

解説者は齊藤優希四段です。

これは、2025年8月に本人が表明した自粛期間が過ぎた後、公の将棋イベントに関する出演予定が公式に告知された事例です。

ただし、自粛期間の終了に関する新たな公式声明と、出演予定の告知は別の情報です。両者を混同する必要はありません。

少なくとも2026年10月には、竹部が女流四段として将棋界のイベントに関わる動きが確認できます。

【2026年最新成績】竹部さゆりの対局数・勝率・現在の活動

2026年の竹部さゆりを評価するうえで重要なのが、日本将棋連盟が公開している年度別成績と通算成績です。

日本将棋連盟の「今年度成績(女流棋士)」によると、2026年10月30日対局分までの竹部の成績は次のとおりです。

成績項目 2026年の記録
対局数 11局
勝数 5勝
敗数 6敗
勝率 0.4545
通算対局数 577局
通算勝数 290勝
通算敗数 287敗
通算勝率 0.5026

※年度成績は2026年10月30日対局分まで。通算成績は日本将棋連盟の公表ページに記載された2026年10月29日対局分までの数値です。

2026年度は5勝6敗

2026年度の成績は5勝6敗で、勝率は約45.45%です。

年度成績だけを見ると、勝ち越しには届いていません。

一方、通算成績では577局290勝287敗となり、勝率は約50.26%です。

通算ではほぼ互角の勝敗を維持していることが分かります。

もちろん、勝率だけで棋士の実力や対局内容を完全に評価することはできません。対戦相手の段位、棋戦の条件、対局数なども考慮する必要があります。

現在も現役の女流四段

日本将棋連盟の棋士データベースでは、竹部は現役女流棋士として掲載されています。

2025年の騒動によって引退したわけではなく、2026年も公式戦の成績が記録されています。

また、10月25日のイベントについては、聞き手として公式告知に名前が掲載されています。

したがって、2026年10月時点の状況を整理すると、次のようになります。

- 女流四段として現役を継続。
- 2026年度も公式戦に出場。
- 年度成績は5勝6敗。
- 2026年10月には大盤解説イベントの聞き手として出演予定者に掲載。

竹部さゆりは2026年現在、対局と将棋イベントの両面で活動する現役女流棋士です。

【評判と解説者としての活動】竹部さゆりの評価が分かれる理由

竹部は、棋士としての活動だけでなく、対局の解説や聞き手としても知られてきました。

女流棋士が大盤解説の聞き手を担当する場合、棋譜の理解だけでなく、解説者との掛け合いや観客への分かりやすい説明も求められます。

竹部は個性的な発言や率直なトークで注目されてきた人物です。

一方、2025年のJT杯の件では、その発言の自由さと、公の場で守るべきプライバシーへの配慮が厳しく問われました。

解説者に必要なのは棋力だけではない

将棋の聞き手は、単に対局者の紹介をする役割ではありません。

解説者の説明を補足し、盤面のポイントを整理し、将棋を知らない観客にも面白さを伝える仕事です。

そのため、トーク力や場の空気を読む能力も重要になります。

しかし、2025年の騒動が示したように、話題の面白さと情報の公開許可は別問題です。

対局者の私生活に触れる場合は、本人が公表している情報か、紹介することについて適切な了解があるかという点が重要になります。

竹部さゆりの評判を判断するときの3つの視点

竹部に対する評価は、次の3つを分けて考えると理解しやすくなります。

1.棋士としての実績

1996年の倉敷藤花戦挑戦、2002年の鹿島杯準優勝、2019年の女流四段昇段など、長年の競技実績があります。

2.解説者・聞き手としての活動

個性的なトークで将棋イベントなどに関わってきました。2026年10月にも日本将棋連盟からイベント出演予定が告知されています。

3.公の場での発言に対する評価

2025年の問題では、対局者のプライバシーへの配慮が不十分だったとして批判が集まりました。本人は謝罪し、公務自粛を発表しています。

この3つを一緒にしてしまうと、棋士としての長年の実績も、問題となった発言の責任も正しく評価できません。

プロの棋士には盤上の実力だけでなく、将棋界を代表して公の場に立つ際の責任も求められます。

竹部の2025年の騒動は、将棋の解説やイベント運営においても、情報管理とプライバシーへの配慮が欠かせないことを示した出来事でした。

【よくある質問】竹部さゆりに関するFAQ

Q1:竹部さゆりは現在何歳ですか?

1978年6月4日生まれです。2026年10月現在、48歳です。

Q2:竹部さゆりはタイトルを獲得したことがありますか?

日本将棋連盟のタイトル履歴では、タイトル獲得はありません。ただし、1996年度の第4期倉敷藤花戦で清水市代に挑戦した実績があります。

Q3:竹部さゆりの師匠は誰ですか?

伊藤果八段です。日本将棋連盟の公式プロフィールに記載されています。

Q4:2025年の不適切発言とは何ですか?

2025年8月16日の将棋日本シリーズJTプロ公式戦に関連する大盤解説で、対局者の公表されていないプライベート情報に言及したと報道された問題です。竹部は同日にXで謝罪しました。

Q5:1年間の公務自粛で対局も禁止されたのですか?

いいえ。本人が発表したのは対局以外の公務の自粛です。公式戦への出場を一律に停止するという発表ではありません。

Q6:竹部さゆりの2026年の対局成績は?

日本将棋連盟の公表資料によると、2026年10月30日対局分までで11局5勝6敗、勝率0.4545です。

まとめ:竹部さゆりの現在と今後をどう見るべきか

竹部さゆりは、1995年に女流棋士としてデビューし、翌1996年には18歳で倉敷藤花戦のタイトル挑戦を果たした女流四段です。

伊藤果八段門下としてキャリアを積み、2002年の鹿島杯準優勝などの実績を残してきました。

2025年8月のJT杯関連の発言問題では、本人が謝罪し、対局以外の公務を当面1年間自粛すると発表しました。この件では、公開対局における発言の責任や、対局者のプライバシーを守る重要性が改めて問われました。

2026年10月現在、日本将棋連盟の年度成績には11局5勝6敗と記録されており、10月25日の将棋イベントでも聞き手として出演予定者に掲載されています。

今後の評価を考えるうえでは、過去の騒動だけで判断するのではなく、盤上の実績、解説者としての活動、そして公の場での振る舞いをそれぞれ分けて見ることが大切です。

【プロの結論】

竹部さゆりを理解するうえで押さえておきたいのは、18歳でのタイトル挑戦を持つ実力者であることと、2025年に公の場での発言をめぐる問題を起こしたことの両方です。

将棋界で長く活動してきた経験は確かな実績であり、同時に、聞き手や解説者には対局者と観客の双方に対する責任があります。

2026年は対局成績とイベント活動の両面で新たな動きが確認できる年です。今後は、競技者としての結果だけでなく、解説者としてどのような信頼を積み重ねていくかにも注目が集まります。

主な確認資料: 日本将棋連盟の棋士プロフィール・公式対局成績・倉敷藤花戦記録、日刊スポーツ、スポニチアネックス、J-CASTニュース、将棋情報局のプロフィール記事。

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