張本智和は2003年6月27日生まれ。2026年10月31日現在、23歳だ。宮城県仙台市出身で、所属はトヨタ自動車。日本卓球協会の男子ナショナルチーム公式プロフィールにも、生年月日、所属、戦型が掲載されている。
張本智和の基本プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 張本智和 |
| 読み方 | はりもと ともかず |
| 生年月日 | 2003年6月27日 |
| 年齢 | 23歳(2026年10月現在) |
| 出身地 | 宮城県仙台市 |
| 所属 | トヨタ自動車 |
| 利き腕 | 右利き |
| 戦型 | 右シェーク攻撃型 |
| プレースタイル | 両ハンドドライブ型 |
| 主な競技実績 | 全日本優勝、アジア選手権優勝、WTTチャンピオンズ優勝、五輪団体銅メダル |
張本は2歳から卓球を始め、小学生時代から全国大会で圧倒的な成績を残してきた。全日本選手権の小学生以下のカテゴリーでは、バンビ、カブ、ホープスなどで優勝を重ね、6年連続優勝という実績も持つ。
14歳で全日本優勝を達成した天才少年時代
張本の名前が全国的に知られるきっかけとなったのは、2018年1月の全日本卓球選手権だ。当時14歳208日で男子シングルスを制し、男女を通じた史上最年少優勝記録を樹立した。
さらに2016年には世界ジュニア選手権の男子シングルスで優勝。2017年の世界卓球選手権では13歳で男子シングルスベスト8に進出した。
2021年の東京オリンピックでは男子団体の銅メダルを獲得。ジュニア時代の天才少年という評価から、国際大会で日本を代表する選手へと成長した。
2024年にはアジア選手権男子シングルスでも優勝。2025年にはWTTファイナルズ香港とWTTチャンピオンズ横浜を制し、2026年も国際大会で優勝を重ねている。
張本智和の戦型とプレースタイル
張本の戦型は右シェーク攻撃型。両面に裏ソフトラバーを使用するドライブ攻撃型の選手で、最大の特徴は前陣での素早いバックハンドとフォアハンドを組み合わせた連続攻撃にある。
特に注目したい技術は次の4つだ。
- バックハンドドライブ: 相手の打球に素早く反応し、コンパクトなスイングから鋭い返球を繰り出す。
- チキータ: 相手の短いサーブに対して、バックハンドで積極的に攻撃を仕掛ける。
- カウンタードライブ: 相手の強打に対して受け身にならず、速い打点から反撃する。
- 台上プレー: ネット付近の短いボールにも対応し、相手に先手を取らせない。
卓球Tリーグの選手紹介でも、張本の正確なバックハンドや優れたボールタッチ、チキータを起点にした攻撃的な展開が特徴として紹介されている。
特に重要なのは、相手が攻撃を始める前に主導権を握ろうとする点だ。ラリーが長くなってから勝負するだけでなく、サーブレシーブの段階から相手の時間を奪う。これが張本の卓球を特徴づけている。
張本智和の使用ラケット・ラバー
張本智和 インナーフォース SUPER ALC
バタフライ製・選手公式掲載モデル
前陣から中陣での安定性と、強力なカウンタードライブを支えるインナーファイバー仕様。
契約メーカーのバタフライが公開している選手プロフィールでは、2025年10月11日現在の使用用具として、次の組み合わせが掲載されている。
- ラケット:張本智和 インナーフォース SUPER ALC
- フォア面:ザイア03
- バック面:ザイア03
このラケットは木材5枚とスーパーアリレートカーボン2枚を組み合わせた構造。メーカーは、高い反発力と安定性を両立させ、前陣から中陣での攻撃やカウンタードライブを求める選手に適したモデルとして説明している。
なお、メーカー掲載の用具情報には基準日がある。2026年のすべての試合で同じ用具を使用していると断定するのではなく、公開されている選手公式情報の掲載時点を確認することが大切だ。
【強さの理由と今後の展望】張本智和は世界1位に返り咲けるのか

2026年の張本智和を評価するうえで、世界ランキング3位という数字だけでは見えない部分がある。なぜ彼は長年にわたって世界トップクラスを維持できるのか。そして、松島輝空や中国勢を上回るために何が必要なのか。
強さの理由1:バックハンドを軸にした高速卓球
張本の大きな武器は、バックハンドを中心にした攻撃の速さだ。相手のボールがバウンドしてから打つまでの時間を短くし、相手に十分な体勢を整えさせない。
一般的に卓球では、相手の強打を受けた場合、台から距離を取ってラリーを組み立て直す選択肢がある。しかし張本は、できるだけ前陣にとどまり、早い打点で打ち返すことを得意としている。
この戦術は、相手の時間を奪える一方で、反応速度や打球精度が求められる。わずかなタイミングのずれが失点につながるため、技術と判断力の両方が必要になる。
強さの理由2:劣勢から試合を立て直す力
2026年のアジア選手権決勝は、張本の修正能力を示す好例だった。
中国の李天陽に対して最初の2ゲームを落とした後、3ゲームを連取して優勝した。WTTチャンピオンズ横浜の決勝でもオ・ジュンソンに第1ゲームを奪われたが、その後4ゲームを連取している。
この2試合に共通しているのは、序盤に相手の攻撃を受けても、試合の流れを変えられることだ。打球のコースやテンポ、攻撃を仕掛けるタイミングを調整し、相手の得意な展開を崩している。
一方、ロンドン大会の梁靖崑戦では2ゲームを先取しながら逆転負けを喫した。つまり、修正能力があることと、すべての接戦を勝ち切れることは別問題だ。ここに今後の成長余地がある。
強さの理由3:国内外の強豪との競争環境
張本の成長を考える際、松島輝空との競争も重要だ。
2026年の全日本では松島が優勝し、世界ランキングでも松島が1位、張本が3位となった。国内に絶対的なライバルが存在することは、張本にとって大きな刺激になる。
また、国際大会では王楚欽、梁靖崑、フェリックス・ルブラン、トルルス・モーレゴードら、異なるプレースタイルを持つ選手との対戦が続く。特定の相手に通用する戦術だけでは、世界ランキング1位を維持することは難しい。
今後の注目点は世界1位への再挑戦
10月26日のランキングでは、松島と張本のポイント差は2137ポイント。数字の上では開きがあるが、ランキングは一定期間の大会成績を反映するものであり、1試合の勝敗だけで実力差を決めることはできない。
張本が世界1位を目指すうえで、特に注目したいのは次の3点だ。
1. 中国勢との直接対決を制すること。 王楚欽ら世界トップの選手に対する勝率を改善できるか。
2. 決勝での勝ち切る力を高めること。 ロンドン大会のような逆転負けを減らし、リードを勝利につなげられるか。
3. 年間を通じて上位成績を維持すること。 WTTシリーズ、世界選手権、アジア大会など異なる大会で安定して結果を残せるか。
10月末のモンペリエでの初戦敗退は、アジア選手権優勝後も世界の競争が厳しいことを示した。ただし、単発の敗戦だけでシーズン全体の評価を下げる必要はない。
2026年はWTTチャンピオンズ横浜の連覇、アジア選手権の連覇、世界卓球団体銀メダル、アジア競技大会の男子団体金メダルなど、国際舞台で確かな実績を積み上げたシーズンでもある。
今後の焦点は、優勝回数を増やすことだけではない。世界ランキング1位の松島、中国の王楚欽らと競い合いながら、年間を通じてどれだけ安定して勝てるかにある。
【張本智和に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:張本智和の2026年最新世界ランキングは何位?
A1:2026年10月26日発表のITTF男子シングルス世界ランキングで3位、6413ポイントです。日本勢では松島輝空が1位に立っています。
Q2:張本智和はアジア選手権2026で優勝した?
A2:はい。10月25日の男子シングルス決勝で中国の李天陽を3-2で破り、アジア選手権2連覇を達成しました。
Q3:張本智和はWTTチャンピオンズ横浜2026で優勝した?
A3:はい。8月9日の決勝で韓国のオ・ジュンソンを4-1で破り、前年に続く大会2連覇を達成しました。妹の張本美和も女子シングルスで優勝しています。
Q4:張本智和と松島輝空はどちらが強い?
A4:2026年10月26日の世界ランキングでは松島が1位、張本が3位です。ただし、8月のWTTチャンピオンズ横浜準決勝では張本が松島に4-2で勝利しており、直接対決では一方的な関係ではありません。
Q5:張本智和の所属先と使用ラケットは?
A5:所属はトヨタ自動車です。バタフライの公式プロフィールでは、張本智和 インナーフォース SUPER ALCと両面ザイア03が使用用具として掲載されています(2025年10月11日現在)。
Q6:張本智和と張本美和は兄妹?
A6:はい。張本智和が兄、張本美和が妹です。2026年8月のWTTチャンピオンズ横浜では、兄妹そろって男女シングルス優勝を達成しました。
Q7:張本智和は世界ランキング1位になったことがある?
A7:世界ランキングの最高位は2位です。2026年10月時点では3位ですが、世界トップ争いを続けています。
まとめ:張本智和の現在地と世界1位への挑戦
2026年10月現在の張本智和は、世界ランキング3位という高い位置を維持しながら、アジア選手権2連覇、WTTチャンピオンズ横浜2連覇など、数々の実績を残している。
世界卓球ロンドンでは男子団体銀メダル、アジア競技大会では男子団体金メダルを獲得。日本のエースとして国際舞台で結果を出し続けている。
一方、松島輝空が世界ランキング1位に立ち、王楚欽ら中国勢も強さを維持している。世界1位への返り咲きには、こうしたライバルとの直接対決で勝ち切る力が必要になる。
張本智和の2026年は、実績を積み重ねながら次の頂点を狙うシーズンだ。アジア選手権の逆転優勝で示した修正力と、WTT横浜で見せた勝負強さを今後の国際大会でも発揮できるか。世界ランキングの順位だけでなく、強豪との対戦内容や決勝での勝ち切り方にも注目したい。
主な参照資料:日本卓球協会、国際卓球連盟、バタフライ、テレビ東京卓球NEWS、アジア卓球連合、WTT大会記録。