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【2026年最新】戸郷翔征の成績と現在地は?復調を示す数字を検証

白木 奈緒 白木 奈緒 • 更新: • 公開: • 読了約 16 分
目次

2026年シーズンの戸郷を評価するうえで、まず注目したいのが防御率の改善だ。NPB公式の年度別成績によると、2025年は防御率4.14だったのに対し、2026年は2.48。失点を抑える能力については、明確な改善が数字に表れている。

加えて、80イニングで82奪三振を記録。奪三振数が投球回を上回っており、持ち味である三振を奪う能力も健在だ。WHIPも1.03と安定している。ただし、14試合、80イニングという登板数を考慮すると、シーズンを通じて完全復活したと評価するには慎重さも必要になる。

2026年シーズンの主要投手成績




防御率

2.48

戸郷翔征

2025年は4.14




勝敗

5勝3敗


勝率 .625




奪三振

82


奪三振率9.23




WHIP

1.03


80投球回


出典:NPB公式年度別成績、2026年度投手成績。

2025年と2026年を比較すると何が変わった?

両シーズンの成績を比較すると、変化はより分かりやすい。

項目 2025年 2026年
登板 21試合 14試合
勝利 8勝 5勝
敗戦 9敗 3敗
投球回 111回 80回
奪三振 87 82
防御率 4.14 2.48

特に注目すべきは、投球回が31回少ないにもかかわらず、奪三振数が87から82へと大きく落ち込んでいないことだ。登板数の少なさには故障離脱の影響があるものの、投球内容そのものは改善傾向を示している。

ただし、2026年は完投1回、完封1回、クオリティースタート7回という数字でもある。先発投手として年間を通じて試合を作り続ける能力は、次のシーズンに向けた評価ポイントになる。

【プロフィール・経歴】戸郷翔征はどんな投手?ドラフト6位から巨人のエースへ


戸郷翔征(とごう・しょうせい)

読売ジャイアンツ
2026年11月現在
- 生年月日:2000年4月4日
- 年齢:26歳
- 出身地:宮崎県
- 身長・体重:187cm・85kg
- 投打:右投右打
- 背番号:20
- 出身高校:聖心ウルスラ学園高校
- ドラフト:2018年6位

戸郷翔征は宮崎県出身の右腕で、2018年のドラフト会議で読売ジャイアンツから6位指名を受けた。高校時代は聖心ウルスラ学園でプレーし、プロ入り後は着実に実績を積み上げてきた。

ドラフト上位指名ではなかったものの、プロ入り後に先発投手として成長。2020年には9勝を挙げ、2022年には12勝を記録した。若い年齢から先発ローテーションを支え、巨人の将来を担う投手として評価を高めていった。

スポーツナビの選手プロフィールでは、2022年と2024年に最多奪三振のタイトルを獲得した実績も紹介されている。単に勝ち星を重ねるだけでなく、打者を三振に仕留められる能力が大きな武器だ。

戸郷翔征のキャリア年表と主な転換点

時期 出来事・実績 意味・注目点
2018年 巨人ドラフト6位指名 プロ野球選手としての出発点
2019年 一軍デビュー、初勝利 高卒1年目から一軍を経験
2022年 12勝8敗、防御率2.62 最多奪三振のタイトルを獲得
2023年 12勝5敗、防御率2.38 170イニングを投げる
2024年 12勝8敗、防御率1.95 ノーヒットノーラン達成、最多奪三振
2025年 8勝9敗、防御率4.14 不振と二軍降格を経験
2026年 5勝3敗、防御率2.48 成績改善と左太もも裏の負傷、復帰

この年表から分かるのは、戸郷が一時的なブレークだけで終わった投手ではないということだ。2022年から2024年にかけて安定して二桁勝利を記録し、最多奪三振も複数回獲得している。

2024年には180イニングを投げており、先発投手としてのスタミナも証明した。2025年の不振は、それまでの実績を踏まえると大きな転換点だった。

なお、上記の年度別成績はNPB公式記録に基づく。

【2024年の快挙と2025年の失速】戸郷翔征のフォームに何が起きた?

阪神戦で達成したノーヒットノーラン

戸郷翔征のキャリアを語るうえで欠かせないのが、2024年5月24日の阪神戦だ。

阪神甲子園球場で行われた伝統の一戦で、戸郷は9回を投げ切り、阪神打線に一本もヒットを許さなかった。試合は巨人が1対0で勝利。戸郷は123球、5奪三振、1四球という内容で、プロ野球史上89人目、通算101度目となるノーヒットノーランを達成した。

特筆すべきは、甲子園での阪神戦という舞台だ。巨人の投手が同球場で阪神を相手にノーヒットノーランを達成するのは、沢村栄治以来88年ぶり。歴史的な記録として大きく報じられた。

この快挙は偶然の好投ではなかった。2024年シーズンの戸郷は26試合に登板し、12勝8敗、防御率1.95。180イニングを投げ、156奪三振を記録している。

長いイニングを投げられること、三振を奪えること、失点を抑えられること。この3つを高い水準で兼ね備えていたからこそ、巨人のエースとして存在感を示せた。

2025年の不調はなぜ起きたのか

2025年は一転して厳しいシーズンとなった。21試合に登板して8勝9敗、防御率4.14。開幕直後から本来の投球を取り戻せず、プロ入り後初めて二度の二軍降格を経験した。

この不調について、2026年2月27日配信のテレビ朝日「GET SPORTS」関連特集では、本人と桑田真澄氏への取材を通じて詳しい背景が紹介されている。

きっかけの一つは、2025年のオフに取り組んだ投球フォームの変更だった。制球や動作の再現性を高めようと、足を後ろに引く動作を省いたセットポジションを試した。しかし、実際には制球が安定せず、開幕前に従来のフォームへ戻すことになった。

問題は、元のフォームに戻しただけでは以前の感覚を取り戻せなかったことだ。本人も、直球がばらつきやすくなり、フォームのずれや身体への影響が大きかったと振り返っている。

桑田真澄氏が指摘した「体の開き」

不調の原因を探るなかで重要になったのが、身体が開くタイミングだった。

戸郷は二軍降格後、当時の桑田真澄二軍監督との話し合いを通じて、左足が着地する段階で上半身が早く開いてしまう問題に気づいたという。

投手の身体が早く開くと、打者からボールが見えるタイミングも早くなり、球速だけでは打ち取れない状況が生まれる。桑田氏は、わずかなタイミングの差でも打者の対応に影響すると説明している。

さらに戸郷自身は、2026年1月の自主トレーニングで股関節の使い方を重点的に見直していた。軸足から踏み出す足への体重移動を安定させ、上半身に余計な力が入らない投球動作を目指したのである。

この取り組みは、単純に球速を上げるためのものではない。打者にボールを見せるタイミングや、フォームの再現性を取り戻すための修正だ。戸郷の復調を考える際には、この技術的な背景が欠かせない。

【2026年の故障と復帰】左太もも裏の肉離れ、その後は?

2026年シーズンで大きな影響を及ぼしたのが、7月に発生した左太もも裏の肉離れだ。

7月7日の阪神戦で負傷

2026年7月7日の阪神戦。戸郷は先発投手として登板し、5回まで無安打の投球を続けていた。しかし、5回裏の打席で三塁ゴロを放ち、一塁へ全力疾走した際に左太もも裏を痛めた。

翌8日、球団は東京都内の病院での診察結果として、左太もも裏の肉離れと診断されたことを発表した。日刊スポーツによると、戸郷にとってプロ野球人生で初めての故障だった。

当時、本人はチームの試合から途中交代することになったことを悔やみ、復帰に向けて前を向く姿勢を示していた。

9月1日に一軍復帰、9月29日には好投

故障後はリハビリを続け、8月26日のファーム・リーグ中日戦で実戦復帰。4イニングを投げ、1安打無失点、4奪三振を記録した。

そして9月1日、DeNA戦で一軍に復帰。復帰後は登板を重ね、9月29日の広島戦では8回2/3を投げて2安打、1失点、8奪三振という好投を見せた。巨人は3対1で勝利し、戸郷は今季5勝目を挙げた。

この試合は、故障離脱から戻った戸郷が長いイニングを投げ、先発投手としての力を改めて示した登板だった。

9月30日の登録抹消は再故障を意味するのか

9月30日にはNPBから出場選手登録の抹消が公示された。前日の広島戦で8回2/3を投げた翌日の発表だったため、ファンの間では状態を心配する声につながりやすい出来事となった。

ただし、登録抹消という事実だけで肉離れの再発や新たな故障を意味するわけではない。公示は選手の登録状況を示すものであり、それだけでは抹消理由や身体の状態までは判断できない。

2026年11月1日時点で確認できるシーズン最終成績は14試合、5勝3敗、防御率2.48。最終登板は9月29日の広島戦となっている。

【ネットの反応・炎上・噂の真相】戸郷翔征をめぐる話題を整理

戸郷翔征について検索すると、成績や故障だけでなく、「炎上」「不調の原因」「WBC落選」「現在の状態」など、さまざまな言葉が関連して表示される。

ただし、競技成績への批判と、本人の不祥事をめぐる炎上は別の問題だ。2025年から2026年にかけて大きく報じられた主な話題を整理すると、次のようになる。

話題になった出来事と事実の違い

話題 確認できる事実 整理すべきポイント
2025年の不振 防御率4.14、二度の二軍降格 フォーム変更や身体の開きが報じられた
WBC代表落選 2026年大会の代表メンバーに選出されなかった 本人は出場への悔しさを語った
左太もも裏の負傷 2026年7月に肉離れと診断 走塁時の負傷であり、球団が公表
9月の登録抹消 9月30日に登録抹消 公示だけでは抹消理由は特定できない
私生活をめぐる噂 競技外の重大な騒動を裏付ける情報は確認されていない 成績や故障のニュースと混同しないこと

2026年WBC代表落選への反応

2026年に注目された出来事の一つが、WBC日本代表への選出がなかったことだ。

テレビ朝日が2026年2月に掲載した特集では、戸郷が代表入りを逃したことについて、出場したかったという思いと悔しさを語っている。

2023年の大会を経験した投手にとって、代表選考から外れることは決して小さな出来事ではない。前年の不振を乗り越えようとする時期だったこともあり、本人にとって再起への意識を強める出来事だったと考えられる。

ネットの反応をどう読み解くべきか

戸郷に対する評価が分かれる背景には、過去の実績と直近の成績との落差がある。

2024年に防御率1.95を記録し、ノーヒットノーランまで達成した投手だけに、ファンが求める水準は高い。2025年に防御率4点台となれば、期待とのギャップから厳しい評価が出ることも自然だ。

一方、2026年は防御率2.48まで改善した。故障離脱を挟みながらも、9月29日の広島戦では8回2/3を投げて1失点に抑えている。シーズン全体の成績だけでなく、復帰後の登板内容も評価する必要がある。

つまり、ネット上の評価を判断する際は、過去の栄光だけで判断するのでも、悪かった一試合だけで結論を出すのでもなく、シーズン全体の数字と復帰後の投球を合わせて見ることが大切だ。

戸郷翔征に重大な炎上騒動や隠されたスキャンダルはある?

2026年11月1日までの主要なスポーツ報道で中心となっているのは、投球フォームの修正、成績の変動、WBC代表選考、左太もも裏の故障と復帰である。

これらはすべて野球選手としての活動に関する話題だ。私生活のスキャンダルや不祥事が原因で大規模な炎上が起きたとする、信頼できる報道は確認されていない。

また、家族や交際相手などのプライベート情報についても、野球の公式記録とは区別して考える必要がある。本人の競技実績と直接関係しない噂を、確定したプロフィール情報のように扱うべきではない。

【戸郷翔征に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:戸郷翔征の2026年最新成績は?

A1:2026年シーズンは14試合に登板し、5勝3敗、防御率2.48、80投球回、82奪三振を記録した。2025年の防御率4.14から改善している。

Q2:戸郷翔征はノーヒットノーランを達成したことがある?

A2:ある。2024年5月24日の阪神戦で達成した。甲子園球場で9回123球、5奪三振、1四球という内容で、巨人の1対0の勝利に貢献した。プロ野球史上89人目の達成者となった。

Q3:戸郷翔征の2026年の故障は何だった?

A3:2026年7月7日の阪神戦で走塁中に左太もも裏を痛め、翌8日に肉離れと診断された。その後リハビリを経て9月1日に一軍復帰した。

Q4:戸郷翔征はなぜ2025年に不調だった?

A4:2025年オフに取り組んだセットポジションへのフォーム変更や、その後の身体の開きの早さが影響したと本人や桑田真澄氏がテレビ朝日の特集で説明している。

Q5:戸郷翔征は2026年WBC日本代表に選ばれた?

A5:2026年大会の日本代表メンバーには選出されなかった。本人は出場したかったという気持ちと悔しさを語っている。

Q6:戸郷翔征の背番号はいくつ?

A6:読売ジャイアンツでの背番号は20。右投右打の先発投手としてプレーしている。

まとめ:戸郷翔征の今後は復調の継続とコンディション管理が鍵

戸郷翔征の2026年は、復調の兆しと故障による離脱が重なったシーズンだった。

2024年には防御率1.95、12勝、180イニングという実績を残し、阪神戦ではノーヒットノーランを達成。巨人のエースとして大きな期待を集めた。しかし、2025年はフォーム変更をきっかけとする不調に苦しみ、防御率4.14、二度の二軍降格を経験した。

そこから迎えた2026年は、防御率2.48、82奪三振と数字を改善。7月の左太もも裏の肉離れというアクシデントもあったが、9月29日の広島戦では8回2/3を投げて1失点という好投を披露した。

【プロの結論】今後の戸郷翔征を評価するうえで重要なのは、単純な勝利数や防御率だけではない。次の3点を継続して確認したい。

  • 投球フォームの再現性:身体の開くタイミングや股関節の使い方を安定させ、本来の直球と変化球を取り戻せるか。
  • コンディションの維持:左太もも裏の故障を乗り越え、年間を通して先発ローテーションを守れるか。
  • 長いイニングを投げる能力:2024年の180イニングという実績に近づき、安定した先発投手としての役割を果たせるか。

26歳という年齢を考えれば、戸郷にはまだ成長の余地がある。2025年の挫折を経て、2026年に見せた防御率の改善は明るい材料だ。巨人の背番号20が再び年間を通じてエースとして君臨できるのか。次のシーズンは、その真価が問われる重要な舞台になる。

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トレンドリサーチャー 白木 奈緒
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プロ野球・サッカー・格闘技の選手情報を担当する編集者。リーグ公式やクラブの発表、試合記録を一次情報とし、移籍や記録の数値は公式記録で確認してから掲載します。

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