2026年現在、男子バレー日本代表を率いる監督は、フランス出身のロラン・ティリ氏です。東京2020オリンピックでフランス代表を男子バレー初の金メダルに導いた名将であり、2025年から日本代表の指揮を執っています。2026年9月には日本代表がアジア男子選手権で優勝し、2028年ロサンゼルス五輪の出場権も獲得しました。
ティリ監督はどのような人物なのか。前任のフィリップ・ブラン監督との違いや、歴代監督の系譜、2026年のネーションズリーグで見せた戦術の変化まで整理すると、日本男子バレーが目指す新しいチーム像が見えてきます。
【2026年最新】男子バレー日本代表の監督はロラン・ティリ!年齢・出身国・プロフィール

2026年度の男子日本代表監督は、ロラン・ティリ(Laurent Tillie)です。
公益財団法人日本バレーボール協会(JVA)の2026年度男子日本代表公式メンバーにも、ヘッドコーチとしてティリ氏の名前が掲載されています。
監督交代によって日本代表の強化体制は新しい段階に入り、2028年ロサンゼルスオリンピックを見据えたチームづくりが進んでいます。
ロラン・ティリ監督の基本プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | ロラン・ティリ |
| 英語表記 | Laurent Tillie |
| 生年月日 | 1963年12月1日 |
| 年齢 | 62歳(2026年10月31日現在) |
| 出身地 | アルジェリア・アルジェ |
| 国籍 | フランス |
| 職業 | バレーボール指導者・元バレーボール選手 |
| 日本代表監督就任 | 2025年 |
| 前任者 | フィリップ・ブラン |
| 代表チームの目標 | ロサンゼルス2028オリンピック |
ティリ監督はフランス国籍の人物ですが、生まれた場所はアルジェリアの首都アルジェです。出身地と国籍を混同しないようにしたいところです。
2026年12月1日に63歳を迎えます。
現役時代はフランス代表選手として活躍し、1988年ソウル大会と1992年バルセロナ大会の2度のオリンピックに出場しました。
国際バレーボール殿堂の公式プロフィールによると、フランス代表としての出場は406試合に及びます。
選手として国際舞台を経験し、引退後は指導者としてフランスバレーの発展を支えてきた人物です。
日本代表監督に選ばれた理由
ティリ氏の就任が内定したのは2024年11月25日です。
日本バレーボール協会は、ロサンゼルス2028オリンピックへの出場を目指す男子日本代表の次期監督として、ティリ氏を選出しました。
選考にあたって大きな意味を持ったのが、国際大会での実績と日本のバレーボールへの理解です。
ティリ氏は日本のクラブチームでも指導経験を積んでおり、選手の特徴や日本の競技環境を理解していました。
JVAの川合俊一会長も、フランス代表での実績に加え、日本の選手やチーム、文化への理解を評価しています。
就任に際してティリ氏は、日本代表の持つ力や経験を信頼し、自身の国際大会やオリンピックでの経験を取り入れていく考えを示しました。
これは単に外国人監督を招聘したという話ではありません。日本の強みを残しながら、世界のトップチームと戦うための新しい基準を取り入れる人事だったと考えられます。
【経歴を徹底解剖】ロラン・ティリ監督はフランス代表を五輪金メダルに導いた名将
ティリ監督の評価を理解するには、フランス代表での指導実績を押さえる必要があります。
2012年にフランス男子代表の監督に就任してから、チームを国際大会で優勝を争える強豪へと成長させました。
フランス代表監督時代の主な実績
特に大きかったのが2015年のワールドリーグ優勝です。
フランスは同年の欧州選手権でも優勝。2017年にはワールドリーグで再び頂点に立ちました。
さらに2018年のネーションズリーグで準優勝、2021年には3位に入りました。
そして最大の成果が東京2020オリンピックです。
ティリ監督が率いたフランス代表は、男子バレーボールで同国初となるオリンピック金メダルを獲得しました。
長期的なチームづくりと大舞台での勝負強さを兼ね備えた指導者として、国際的な評価を確立したのです。
2021年には欧州バレーボール連盟(CEV)の年間最優秀男子チーム監督にも選ばれています。
ティリ監督の主なキャリア年表
| 年・時期 | 出来事 | 主な実績・意味 |
|---|---|---|
| 1980年代~1990年代 | フランス代表選手として活動 | 406試合に出場 |
| 1988年 | ソウル五輪 | 選手として出場 |
| 1992年 | バルセロナ五輪 | 選手として出場 |
| 2012年 | フランス男子代表監督に就任 | 国際舞台での指導を本格化 |
| 2015年 | ワールドリーグ優勝 | フランスの国際的地位を向上 |
| 2015年 | 欧州選手権優勝 | 同国初の欧州王者 |
| 2017年 | ワールドリーグ優勝 | 2度目の優勝 |
| 2018年 | ネーションズリーグ準優勝 | 世界トップレベルの実績 |
| 2021年 | 東京2020オリンピック | フランス男子初の金メダル |
| 2021年 | フランス代表監督退任 | 約10年間の代表指導に一区切り |
| 2020年代前半 | 日本のクラブチームを指導 | 日本の競技環境を経験 |
| 2024年11月 | 日本代表新監督内定 | JVAが正式発表 |
| 2025年 | 日本代表監督として活動開始 | ロサンゼルス五輪を見据えた強化 |
| 2026年 | アジア選手権優勝 | LA28出場権を獲得 |
国際バレーボール殿堂の2026年の紹介でも、ティリ氏は指導者として殿堂入りを果たしています。
選手としての長いキャリアに加え、監督としてもオリンピック金メダルを獲得した実績は、世界的に見ても際立っています。
【歴代監督一覧】フィリップ・ブランからロラン・ティリへの交代はなぜ起きた?
男子バレー日本代表の監督交代を理解するには、前任者のフィリップ・ブラン氏の功績を知る必要があります。
ブラン氏もフランス出身の指導者であり、ティリ氏とは同じ国のバレーボール界で活動してきた人物です。
ただし、両者の指導にはそれぞれ異なる特徴があります。
男子バレー日本代表の主な歴代監督
日本男子代表では、時代ごとに異なる指導者がチームを率いてきました。
代表的な監督の系譜を整理すると、次のとおりです。
| 在任時期 | 監督 | 主な位置づけ |
|---|---|---|
| 1965~1972年 | 松平康隆 | 1960~70年代の日本バレーを象徴する指導者 |
| 1973~1976年 | 小山勉 | 代表強化を担当 |
| 1977~1980年 | 中村祐造 | 代表チームを指揮 |
| 1980~1984年 | 中野尚弘 | 代表強化を担当 |
| 1984~1986年 | 斎藤勝 | 代表チームを指揮 |
| 1986~1988年 | 小山勉 | 再び監督を担当 |
| 1989~1990年 | 南将之 | 代表チームを指揮 |
| 1991~1995年 | 大古誠司 | 代表強化を担当 |
| 1996年 | 辻合真一郎 | 代表チームを指揮 |
| 1997~2000年 | 寺廻太 | 代表強化を担当 |
| 2001~2004年 | 田中幹保 | 代表チームを指揮 |
| 2005~2013年 | 植田辰哉 | 長期政権を担当 |
| 2013~2014年 | ゲーリー・サトウ | 外国人監督として指揮 |
| 2014~2016年 | 南部正司 | 代表強化を担当 |
| 2017~2021年 | 中垣内祐一 | 東京五輪を目指した体制 |
| 2021~2024年 | フィリップ・ブラン | パリ五輪まで指揮 |
| 2025年~ | ロラン・ティリ | LA28を目指す現体制 |
※歴代監督の在任期間は主要な時期を整理したものです。監督代行や短期間の指揮を含む細かな記録とは異なる場合があります。
フィリップ・ブラン前監督が残したもの
フィリップ・ブラン氏は2017年に中垣内祐一監督の下でコーチに就任し、2021年に男子日本代表の監督となりました。
ブラン体制の大きな特徴は、守備力の強化と中央を活用した攻撃です。
日本は身長やパワーで世界の強豪と正面から競り合うことが難しい場面があります。そのため、ブロックとレシーブの連携、速攻などを組み合わせ、相手の攻撃を崩す戦術が重視されました。
JOCの紹介によれば、ブラン氏はコーチ時代から戦術や練習メニューの立案を担い、堅守を構築。速攻などコート中央を重視した攻撃を浸透させました。
その成果の一つが、2021年東京オリンピックでの29年ぶりとなるベスト8進出です。
さらに2023年、2024年にはネーションズリーグで日本代表が好成績を残し、世界ランキングでも上位を争う存在へと成長しました。
しかし、パリ2024オリンピックでは7位という結果に終わりました。
ブラン氏はパリ大会を最後に退任。2024年7月には退任の意向が報じられ、同年の五輪後に日本代表を離れることになりました。
ブランからティリへ交代した背景
今回の交代は、ブラン氏の指導が否定されたという単純な話ではありません。
東京大会からパリ大会までの強化で築いた土台を、次のオリンピックに向けてどう発展させるかが焦点でした。
JVAが2024年11月にティリ氏の就任を発表した際、ロサンゼルス2028への出場を目指すことを明確に示しています。
ブラン氏が日本の守備力や速攻を整備した指導者だとすれば、ティリ氏はその基盤に国際的な戦術の柔軟性や選手層の厚みを加える役割を担っています。
同じフランス出身の指導者が続いたことも興味深い点です。
日本代表にとって重要なのは国籍ではなく、世界のトップレベルを知る指導者の経験を、どのように日本の選手たちの能力と結びつけるかという部分にあります。
【指導方針を分析】ロラン・ティリ監督が日本代表に導入した3つの戦術
ティリ監督の日本代表は、ブラン体制と比べて試合中の選手起用やサーブ戦術に変化が見られます。
2026年8月に掲載されたバレーボールキングの戦術分析でも、主力選手を狙うサーブ、柔軟な選手交代、パフォーマンス重視の選考が特徴として取り上げられています。
1. 相手のエースにサーブを集中させる
従来のサーブ戦術では、レシーブが苦手な選手を狙うことが一般的でした。
しかしティリ体制では、相手チームの主力スパイカーにサーブを集める考え方が採用されています。
狙いは、相手のエースにレシーブをさせることで、攻撃に入るための助走や準備の時間を奪うことです。
エースがレシーブに参加すれば、攻撃に集中できる時間が減り、チーム全体の攻撃テンポにも影響が出ます。
もちろん、相手の主力が優れたレシーブ技術を持っていれば、狙いどおりに崩せない場合もあります。
実際、2025年の世界選手権トルコ戦では、相手のエースにサーブを集めてもレシーブを安定させられ、戦術上の課題が残りました。
戦術の独自性だけでなく、相手に応じた修正力が今後の評価を左右します。
2. スターティングメンバーに固執しない総力戦
ティリ監督の特徴として、試合の流れを見ながら積極的に選手を入れ替える姿勢があります。
2026年のネーションズリーグ予選ラウンド、カナダ戦はその代表例です。
日本は髙橋藍、石川祐希、西田有志を先発に起用しましたが、第1セットを18-25、第2セットを24-26で落としました。
そこでティリ監督は途中から富田将馬と宮浦健人を投入し、第3セットからは大塚達宣も先発で起用しました。
交代した選手たちは攻撃と守備の両面で機能します。
大塚は18得点、宮浦は15得点、富田は14得点を記録。日本は0-2から3-2への逆転勝利を収めました。
この試合が示したのは、代表の中心選手だけで試合を戦うのではなく、その日の調子や相性に応じて最適なメンバーを選ぶという姿勢です。
3. 年齢や過去の実績よりも現在のパフォーマンスを重視
2026年の代表選考では、年齢や過去の代表実績だけに依存しない方針が見られました。
象徴的だったのがセッター深津英臣の起用です。
2026年のネーションズリーグでは、36歳の深津が全試合で先発セッターを務めました。
経験豊富な選手を起用する一方、若手や途中出場の選手にもチャンスを与えることで、チーム全体の競争力を高めています。
この考え方は、長い国際大会を戦い抜くうえでも合理的です。
バレーボールは試合ごとに相手の特徴や選手のコンディションが変わります。固定されたメンバーだけで戦うよりも、複数の選手が同じレベルで役割を果たせる方が、戦術の選択肢は増えます。
ブラン監督との指導方針の違い
両者の特徴を整理すると、次のようになります。
| 比較項目 | フィリップ・ブラン | ロラン・ティリ |
|---|---|---|
| 主な実績 | 東京五輪ベスト8、VNL準優勝など | フランス代表で東京五輪金、日本代表で2026年アジア優勝 |
| 指導の特徴 | 堅守と中央を使った攻撃 | サーブ戦術と試合中の柔軟な修正 |
| 選手起用 | 組織的な戦術遂行を重視 | 試合中の調子や役割に応じた交代 |
| 強化の視点 | 守備と攻撃の連携 | 個々の能力とチーム全体の競争力 |
| 長期目標 | パリ2024五輪 | ロサンゼルス2028五輪 |
この比較は両監督の公開された実績や代表戦の戦術傾向を整理したものです。
ブラン体制で構築された守備の基盤を捨てるのではなく、ティリ監督が新しい戦術を加えている点に注目したいところです。
【2026年の実績】ネーションズリーグ4位からアジア選手権優勝へ!日本代表の進化
2026年の男子日本代表は、ティリ監督の指導が結果に表れたシーズンとなりました。
ただし、すべての大会で優勝したわけではありません。
ネーションズリーグとアジア選手権では異なる結果を残しており、両大会を分けて評価する必要があります。
バレーボールネーションズリーグ2026では予選12戦全勝
2026年のネーションズリーグで、日本代表は予選ラウンドを12勝0敗で突破しました。
獲得要点は30。男子大会の予選ラウンドで全勝した初のチームとなりました。
これはティリ体制の成長を示す大きな成果です。
決勝ラウンドでも日本は準々決勝で中国を3-1で破り、準決勝へ進出しました。
しかし、準決勝ではアメリカに2-3で敗戦。3位決定戦でもスロベニアに1-3で敗れ、最終順位は4位でした。
予選ラウンドの圧倒的な成績と、決勝ラウンドでの結果には差があります。
強豪国との連戦や、試合終盤での勝負強さなど、世界の頂点に立つための課題も見えた大会でした。
アジア男子選手権2026で日本が優勝
2026年9月13日、日本男子代表は福岡県北九州市で開催された2026年アジア男子選手権の決勝でイランを破りました。
試合結果は3-0(25-21、26-24、25-23)。
日本はセットを一つも落とさずに勝利し、アジア王者の座を守りました。
この優勝は日本にとって歴代11回目のアジア選手権制覇です。
決勝では西田有志が3本のブロックと2本のサービスエースを記録し、攻撃でも高い決定率を残しました。
髙橋藍も17得点を挙げ、攻守両面でチームを支えました。
ホーム開催となった大会で、約6,500人を超える観客が見守るなか、強豪イランをストレートで破ったことは大きな意味を持ちます。
アジア選手権優勝でロサンゼルス五輪出場権を獲得
2026年のアジア選手権優勝には、もう一つ重要な意味がありました。
それが、2028年ロサンゼルスオリンピックの男子バレーボール出場権です。
LA28の男子バレーボールには12チームが出場します。
出場枠は、開催国アメリカのほか、2026年の各大陸選手権優勝国、2027年世界選手権の上位国、2028年ネーションズリーグ予選終了時点の世界ランキングなどを通じて決まります。
日本は2026年のアジア選手権を制したことで、開催国アメリカに続く出場決定チームとなりました。
これは単なるアジア王者の称号ではありません。
2024年パリ五輪後に始まったティリ体制が、次のオリンピックへの切符を早期に確保したことを意味します。
なお、出場権を獲得したのは日本代表チームとしての枠であり、個々の選手の最終登録が確定したという意味ではありません。
【男子バレー監督の評価】ティリ体制の強みと今後の課題
2026年10月時点でのティリ監督の評価は、実績面では高く、戦術面ではさらなる進化が期待される段階です。
アジア選手権優勝と五輪出場権獲得は、明確な成果です。
一方、世界トップクラスのチームとの対戦では、まだ改善できる部分も残っています。
評価される3つのポイント
第一に、国際大会で結果を残した経験です。
フランス代表をオリンピック金メダルに導いた実績は、監督としての大きな強みです。
大舞台でのプレッシャーや、長期大会での選手管理を経験していることは、日本代表にとっても貴重な財産になります。
第二に、選手起用の柔軟性です。
2026年のネーションズリーグでは、主力選手に固執せず、途中出場の選手を活用して逆転勝利を収めました。
選手層を厚くすることは、オリンピックのような短期決戦でも重要な要素です。
第三に、サーブを起点とした戦術の変化です。
相手の主力スパイカーにプレッシャーをかける戦術は、相手の攻撃を限定する可能性があります。
単に強いサーブを打つだけでなく、相手の攻撃システム全体を崩すという考え方が特徴です。
今後の課題は世界トップ国との競争力
2026年のネーションズリーグでは、予選ラウンドを全勝したものの、決勝ラウンドでは4位でした。
この結果は、予選での安定感と世界トップ国との直接対決で勝ち切る力が、必ずしも一致しないことを示しています。
特に重要なのは次の3点です。
- 強豪国のサーブに対するレセプションの安定性
- 試合終盤での攻撃の決定力と勝負強さ
- 選手交代によって戦力を維持できる選手層の構築
また、2025年の世界選手権ではトルコやカナダに敗れて予選ラウンド敗退となりました。
この経験を踏まえ、2026年には戦術の修正や選手起用の幅が広がっています。
アジアで優勝できることと、世界のトップチームを相手にオリンピックでメダルを争えることは別の課題です。
今後は国際大会での安定した結果が、ティリ監督の本当の評価を決めることになります。
【プロの結論】ロラン・ティリ監督は日本男子バレーをどこへ導くのか
ティリ監督の強みは、世界トップレベルの実績を持ちながら、日本のバレーボール環境も理解している点です。
フランス代表では長期的なチームづくりを成功させ、東京2020オリンピックで金メダルを獲得しました。
日本代表でも、2026年のアジア選手権優勝とロサンゼルス五輪出場権獲得という結果を残しています。
ただし、監督の評価をタイトルの数だけで判断するのは十分ではありません。
注目したいのは、次の3つの判断基準です。
1. 世界ランキングだけでなく強豪国との直接対決を見る
ネーションズリーグの予選全勝は素晴らしい成果ですが、決勝ラウンドでの結果も重要です。
ポーランド、アメリカ、スロベニアなどの強豪国との試合で、どこまで競り合えるかが今後の判断材料になります。
2. 選手層の厚さが実際の勝利につながっているか
ティリ監督の特徴である柔軟な選手交代が、長期的なチーム強化につながるかも注目点です。
石川祐希や髙橋藍、西田有志といった中心選手だけでなく、控え選手や若手が国際大会でどのような役割を果たすかが重要になります。
3. 2028年の本番で結果を残せるか
2026年のアジア選手権優勝で、男子日本代表はロサンゼルス五輪への出場権を獲得しました。
これからの焦点は、出場することではなく、世界の強豪国とメダルを争えるチームになることです。
日本代表に求められるのは、アジアで勝つための戦術だけではありません。世界の強豪に対しても通用するサーブ、ブロック、レシーブ、攻撃の総合力です。
ティリ監督がフランス代表で実現したような長期的なチームづくりを、日本でも再現できるかが最大の見どころです。
男子バレー日本代表の監督に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年現在、男子バレー日本代表の監督は誰ですか?
A1:ロラン・ティリ監督です。2025年から男子日本代表を率いており、日本バレーボール協会の2026年度公式メンバーにも監督として掲載されています。
Q2:ロラン・ティリ監督は何歳で、どこの国の出身ですか?
A2:1963年12月1日生まれで、2026年10月31日現在62歳です。アルジェリアのアルジェ生まれで、国籍はフランスです。
Q3:ロラン・ティリ監督の最大の実績は何ですか?
A3:フランス男子代表を率いて東京2020オリンピックで金メダルを獲得したことです。2015年と2017年のワールドリーグ優勝、2015年の欧州選手権優勝も代表的な実績です。
Q4:フィリップ・ブラン前監督はなぜ退任したのですか?
A4:ブラン氏はパリ2024オリンピックを最後に日本代表を退任しました。コーチ時代を含めて長く日本代表の強化に携わり、東京五輪のベスト8進出やその後のチーム強化に貢献しました。
Q5:男子日本代表は2026年のアジア選手権で優勝しましたか?
A5:はい。2026年9月13日の決勝でイランを3-0で破り、歴代11回目のアジア選手権優勝を達成しました。
Q6:日本代表はロサンゼルス2028オリンピックの出場権を獲得しましたか?
A6:はい。2026年アジア男子選手権で優勝したことで、男子バレーボールのLA28出場枠を獲得しました。
Q7:2026年のネーションズリーグで日本は何位でしたか?
A7:予選ラウンドは12戦全勝で1位通過しましたが、決勝ラウンドでは準決勝と3位決定戦に敗れ、最終順位は4位でした。
まとめ:男子バレー日本代表の監督はティリ!2028年五輪でのメダル獲得に期待
2026年現在、男子バレー日本代表を率いるのはロラン・ティリ監督です。
フランス代表で東京2020オリンピック金メダルを獲得した実績を持ち、日本代表では2025年から指揮を執っています。
前任のフィリップ・ブラン監督が築いた守備力や中央を使った攻撃を土台に、ティリ監督はサーブ戦術、柔軟な選手交代、パフォーマンス重視の選考を取り入れてきました。
2026年にはネーションズリーグ予選12戦全勝、アジア男子選手権優勝、そしてロサンゼルス2028オリンピック出場権獲得を達成しています。
もちろん、ネーションズリーグ決勝ラウンド4位という結果が示すように、世界トップ国との競争には課題も残ります。
今後の注目点は、アジアでの強さを世界の舞台でも発揮できるかどうかです。
2028年ロサンゼルスオリンピックで日本男子バレーがメダルを獲得できるのか。その挑戦を左右するキーパーソンとして、ティリ監督の采配から目が離せません。
主な事実確認資料: 日本バレーボール協会の2026年度代表名簿・新監督発表、国際バレーボール連盟(FIVB)およびVolleyball Worldの2026年大会記録、国際バレーボール殿堂の人物紹介、JOCのブラン前監督に関する報道。
2026年10月31日時点の情報を反映。