お笑いコンビ「ツートライブ」は、たかのりと周平魂(しゅうへいだましい)による吉本興業所属の漫才コンビです。兵庫県立大学の同級生として出会い、学生時代から漫才に取り組んできた2人は、2008年4月に正式にコンビを結成。関西の劇場を中心に活動を続け、2025年5月17日には、結成16年以上の漫才師が競う「THE SECOND~漫才トーナメント~2025」で優勝し、3代目王者に輝きました。
加えて、2026年4月には活動拠点を東京へ移し、全国区の漫才師を目指す新たなステージに進出しています。2人の年齢や出身地、大学時代の結成秘話、海賊と山賊にまつわるコンビ名の由来、独特の「いきり漫才」、受賞歴、2026年11月現在のテレビ・ラジオ出演まで、これまでの歩みと現在の活動を詳しく紹介します。
【プロフィール】ツートライブとはどんな芸人?たかのりと周平魂の年齢・出身地

ツートライブは、吉本興業に所属する男性お笑いコンビです。メンバーは、左側に立つたかのりと、右側に立つ周平魂の2人。大学時代からの友人という関係性を生かした、会話中心のしゃべくり漫才を得意としています。
コンビとしての特徴は、派手な演出や小道具に頼るのではなく、独特な言葉選びや人物描写、2人の掛け合いによって笑いを生み出すところです。関西の劇場で長年磨いてきた漫才の技術が、THE SECONDでの優勝につながりました。
たかのりのプロフィール
たかのりは、1984年4月11日生まれ。広島県尾道市出身で、2026年11月3日時点の年齢は42歳です。
身長は177cm、血液型はB型。趣味は釣り、旅行、お酒、読書、映画などです。特技には柔道、剣道、料理、DJ、怪談話などが挙げられています。
吉本興業の公式プロフィールによると、出身養成所はNSC大阪校30期。周平魂とともに大学時代からお笑いに取り組み、現在までコンビを続けています。
漫才では相方の話を受け止め、会話の流れを作る役割が印象的です。周平魂の独特な言い回しや突拍子もない主張に対するリアクションが、ネタの面白さを引き立てています。
周平魂のプロフィール
周平魂は、1983年9月11日生まれ。京都府京都市出身で、2026年11月3日時点の年齢は43歳です。
身長は169cm、血液型はB型。趣味は料理、ブラックミュージック、釣り、音楽鑑賞など。特技にはサッカーや京都案内があります。
たかのりと同じくNSC大阪校30期生で、漫才のネタ作りを中心的に担当しています。日常の何気ない出来事を、独自の解釈と妙に自信のある口調で語るスタイルが持ち味です。
芸名の「周平魂」も特徴的です。以前、同じ吉本興業に所属する別の芸人と本名が重なっていたことから芸名を考え、キングオブコントのエントリー時に冗談半分で「周平魂」と記入したことが名前のきっかけになったと、過去のインタビューで説明しています。
2人の基本情報を
| 項目 | たかのり | 周平魂 |
|---|---|---|
| 芸名 | たかのり | 周平魂 |
| 生年月日 | 1984年4月11日 | 1983年9月11日 |
| 2026年11月時点の年齢 | 42歳 | 43歳 |
| 出身地 | 広島県尾道市 | 京都府京都市 |
| 身長 | 177cm | 169cm |
| 血液型 | B型 | B型 |
| 出身養成所 | NSC大阪校30期 | NSC大阪校30期 |
| 主な趣味 | 釣り、旅行、読書、映画 | 料理、音楽、釣り |
| コンビでの特徴 | 相方の話を受け止めるリアクション | ネタ作りと独特な主張・話術 |
出身地だけを見ると、広島と京都という異なる地域の組み合わせです。しかし、2人を結びつけたのは兵庫県での大学生活でした。地元も性格も異なる2人が、どのように漫才師への道を歩み始めたのかが、ツートライブを理解するうえで要点です。
出典:吉本興業公式プロフィール、M-1グランプリ公式コンビ情報。
【結成秘話】兵庫県立大学の同級生だった2人が2008年にコンビを結成
ツートライブの原点は、芸人養成所ではなく大学生活にあります。
2人が出会ったのは2003年春。現在の兵庫県立大学につながる神戸商科大学で、同級生として学生生活を送っていました。
大学時代に始まった漫才への挑戦
当時の2人は、大学で知り合ってすぐに意気投合したといいます。学生時代からお笑いに関心があり、2人でコンビを組んで人前でパフォーマンスをするようになりました。
学生時代には「ハッピーエンド」というコンビ名でM-1グランプリにも出場。2年生のときに挑戦した大会で2回戦まで進出した経験が、プロの漫才師を目指すきっかけになりました。
当時はまだ学生のお笑い活動でしたが、自分たちの漫才で観客を笑わせる経験が、2人にとって大きな意味を持っていたようです。
NSC大阪校30期への入学と正式結成
大学時代の活動を経て、2人は2007年にNSC大阪校30期へ入学しました。
NSCは吉本興業が運営する芸人養成所です。大阪校30期には、後に活躍する芸人たちも在籍していました。ツートライブは同じ同期として学びながら、プロの漫才師としての基礎を磨いていきます。
そして、2008年4月1日、現在のコンビ名である「ツートライブ」を正式に結成しました。
学生時代の出会いから数えると、2026年には2人の付き合いは約23年に及びます。コンビとしても18年以上の歴史があり、THE SECONDの出場資格である「結成16年以上」という条件を十分に満たしていました。
コンビ名の由来は海賊と山賊?
ツートライブという名前には、少しユニークなエピソードがあります。
過去のインタビューで、たかのりは自分の祖先が海賊だったという話を周平魂にしたと説明しています。それを聞いた周平魂が「ほんなら俺の祖先は山賊や」と張り合ったことが、コンビ名の発想につながりました。
英語の「TRIBE」には部族という意味があります。海賊と山賊という2つの部族をイメージして、「ツートライブ」という名前になったのです。
ただし、周平魂の祖先が本当に山賊だったという話については、インタビュー中でたかのり自身が冗談だと明かしています。コンビのバランスを考えて山賊を名乗ったという、2人らしい笑いのある由来です。
当初は「海賊と山賊のコンビ」という自己紹介もしていたそうですが、観客に意味が伝わりにくかったため、次第に使わなくなったと語っています。
出典:インタビューwithキタイ花ん、DOMOぱど芸人インタビュー。
【漫才の特徴】ツートライブ独自の「いきり漫才」とネタ作りのこだわり
ツートライブの漫才を理解するうえで欠かせない言葉が「しゃべくり漫才」と「いきり漫才」です。
2人のネタは、周平魂が独特の主張や持論を展開し、たかのりがそれを受け止めながら掛け合いを進めていく形式が特徴です。
普通の話を大げさに語る「いきり漫才」
周平魂の話術には、何気ない日常の出来事を、まるで人生の重大な真理であるかのように語る特徴があります。
特別な事件が起きているわけではないのに、本人だけは強い確信を持って話を展開する。その自信と内容の絶妙なズレが、笑いにつながります。
一般的には「いきり漫才」と呼ばれることもあるスタイルです。
ただ大声でボケるのではなく、言葉の選び方、話の組み立て方、妙な説得力によって独自の世界観を作り上げています。
一方のたかのりは、相方の話に対する反応や間合いを通じて、漫才の流れを支えています。周平魂がどんな方向に話を進めるのかによって、たかのりのリアクションも変化するため、2人の呼吸が重要になります。
ネタ作りは周平魂が中心。年間40本以上を考える努力
過去のDOMOぱどのインタビューでは、周平魂がネタ作りを担当し、年間40本以上の新ネタを作ると語っています。
ただし、作ったネタがすべて舞台で使えるわけではありません。最終的に残るのは4〜5本程度という話も紹介されており、量を作るだけでなく、厳しく選び抜く姿勢がうかがえます。
これはツートライブの漫才を考えるうえで見逃せない部分です。独特な世界観を成立させるには、思いつきだけではなく、言葉の順番や話の展開を何度も調整する必要があります。
THE SECOND優勝後も新ネタを作り続ける理由
2025年12月のFANY Magazineのインタビューでは、優勝後も毎月の新ネタライブ「ネタとニュアンス」で新作を披露し続けていることが紹介されました。
周平魂は、同じ漫才を続けるだけではなく、自分の中で言葉や話し方を変えてみるなど、試行錯誤を重ねていると説明しています。
また、たかのりも観客の反応や客層を考えながら、楽しく漫才ができる状態を作ることを意識していると語っています。
つまり、ツートライブの漫才は完成された型を繰り返すだけのものではありません。基本となるしゃべくり漫才を大切にしながら、2人の関係性や年齢、舞台経験によって少しずつ変化しているのです。
この継続的なネタ作りこそ、長年の劇場活動で評価されてきた理由の一つです。
出典:DOMOぱど、FANY Magazine、日刊スポーツのTHE SECOND優勝関連記事。
【経歴と受賞歴】THE SECOND 2025優勝までの歩みと歴代王者との比較
ツートライブは、THE SECONDで優勝するまで、長い下積み期間を経験してきました。
全国ネットの大型賞レースで一気に名前が知られた印象がありますが、実際には2008年の結成から、劇場での漫才やネタ作り、各種賞レースへの挑戦を積み重ねてきたコンビです。
THE SECOND優勝以前から評価されていた実力
2017年には第38回ABCお笑いグランプリの決勝に進出。2019年には第4回上方漫才協会大賞の文芸部門賞を受賞しました。
その後も2022年と2023年に同賞の文芸部門賞を受賞。2024年には第9回上方漫才協会大賞で文芸部門名誉賞を獲得しています。
文芸部門は、漫才の台本や表現方法などに優れた芸人を評価する部門です。単純なテレビ出演数や知名度ではなく、ネタそのものの完成度が評価されてきたことを示しています。
さらに2023年には、TBS系「ラヴィット!」の正月-1GPでも優勝。テレビを通じてコンビ名を知る人も増えました。
2025年5月17日、THE SECONDで3代目王者に
ツートライブの芸人人生を大きく変えたのが、2025年5月17日に開催された「THE SECOND~漫才トーナメント~2025」です。
同大会は、結成16年以上のプロ漫才師を対象とする賞レースです。若手中心のM-1グランプリとは異なり、長い芸歴を持ちながら、全国的なブレイクの機会を十分に得られていない漫才師にも大きなチャンスが与えられます。
ツートライブはグランプリファイナルの初戦でモンスターエンジンと対戦。結果は295対278で勝利しました。
この295点は、当時のグランプリファイナル史上最高得点でした。100人の観客審査員のうち95人が最高評価の3点をつけたという結果も、ネタの評価の高さを裏付けています。
続く準決勝では、はりけ〜んずを288対275で撃破。決勝では囲碁将棋と対戦し、287対279で勝利しました。
こうしてツートライブは、ギャロップ、ガクテンソクに続く大会3代目王者となりました。
賞金1000万円に加え、高級オーダースーツの仕立て券やフジテレビ系番組への出演権なども獲得。長年の劇場活動で培った漫才の技術が、全国に届く大きな転機になりました。
THE SECOND歴代王者との比較
THE SECONDは2023年に始まった大会です。2026年大会までの歴代優勝者を比較すると、次のようになります。
| 開催年 | 優勝コンビ | 王者としての位置づけ |
|---|---|---|
| 2023年 | ギャロップ | 初代王者。大会の歴史をスタートさせたコンビ。 |
| 2024年 | ガクテンソク | 2代目王者。初代に続きベテラン漫才師の実力を示した。 |
| 2025年 | ツートライブ | 3代目王者。初戦295点という当時の大会最高得点を記録。 |
| 2026年 | トット | 4代目王者。結成18年目で大会を制覇。 |
注目したいのは、ツートライブが2025年に優勝した翌年の2026年大会では、トットが新たな王者になったことです。
そのため、2026年11月現在、ツートライブはTHE SECONDの3代目王者であり、最新大会の現王者ではありません。2026年大会の4代目王者はトットです。
初代ギャロップ、2代目ガクテンソク、3代目ツートライブ、4代目トットという歴代王者の並びからも、この大会が実力を持つ中堅・ベテラン漫才師にとって重要な舞台になっていることが分かります。
ツートライブの受賞歴・経歴年表
- 2003年春:神戸商科大学(現・兵庫県立大学)で2人が出会う。
- 2007年:NSC大阪校30期に入学。
- 2008年4月1日:ツートライブを正式結成。
- 2017年7月:第38回ABCお笑いグランプリ決勝進出。
- 2019年1月:第4回上方漫才協会大賞・文芸部門賞受賞。
- 2022年1月:第7回上方漫才協会大賞・文芸部門賞受賞。
- 2023年1月:第8回上方漫才協会大賞・文芸部門賞受賞。ラヴィット!正月-1GP優勝。
- 2024年1月:第9回上方漫才協会大賞・文芸部門名誉賞受賞。
- 2025年5月17日:THE SECOND 2025で優勝、3代目王者に。
- 2025年11月28日:2026年春の東京進出を発表。
- 2026年4月:活動拠点を東京へ移す。
- 2026年10月:漫才ツアー「闊歩旅’26」の大阪公演を開催。
- 2026年11月:テレビ・ラジオ・劇場・全国ツアーで活動を継続。
出典:吉本興業公式プロフィール、フジテレビ「THE SECOND」公式大会記録、オリコンニュース、上方漫才協会公式発表。
【2026年最新】4月の東京進出を決断した理由と現在の活動
THE SECOND優勝後、ツートライブは大きな決断をしました。それが2026年4月の東京進出です。
2025年11月28日、2人はよしもと漫才劇場チャンネルの生配信で、翌春から東京へ活動拠点を移すことを発表しました。
東京進出の理由は全国区の漫才師になること
東京進出の背景には、THE SECOND優勝によって生まれた新しい可能性があります。
それまでの2人は、大阪の劇場を中心に活動し、関西のお笑いファンや芸人仲間から評価されてきました。しかし、全国的な知名度という点では、まだ伸ばせる余地がありました。
FANY Magazineのインタビューでは、たかのりが、どこの劇場に出ても大きな拍手が起こる漫才師になりたいという目標を語っています。
周平魂も、東京に行かなかったことを将来後悔する可能性を考え、挑戦を決めたと説明しています。
「2026年の春からまた状況は変わるんですけど、自分らがやりたいことは変わらなくて、やっぱり漫才を軸に動いていきたい」
これはFANY Magazineのインタビューで紹介された、たかのりの発言です。東京進出によって活動環境は変わっても、漫才を中心にする姿勢は変えないという考えが表れています。
東京に移っても大阪の舞台は大切にする
東京進出は、大阪での活動を終えるという意味ではありません。
2人は東京進出を発表した際にも、大阪で毎月新ネタライブを開催したいという意向を示していました。
また、2025年12月には、長年の目標だったなんばグランド花月で初の単独公演を開催。東京へ移る前に、関西で支えてくれた観客に漫才を届ける機会を設けました。
2026年も新ネタライブ「ネタとニュアンス」を継続。新作を作り、劇場で披露し、さらに磨き上げるという従来の活動を大切にしています。
2026年の漫才ツアー「闊歩旅’26」
2026年の注目活動の一つが、漫才ツアー「闊歩旅’26」です。
吉本興業が発表した公演日程は、大阪・愛知・東京の3都市。大阪公演は10月18日に近鉄アート館で開催され、愛知公演は11月15日に大須演芸場、東京公演は12月18日にルミネtheよしもとで予定されています。
このツアーでは、新ネタライブで作り上げたネタを中心に披露する方針です。加えて、全公演が満席になれば翌年は開催地を1カ所増やすという目標も掲げています。
2024年から2033年までの10年間をかけて全国47都道府県を巡る「漫才ブーム10年間ツアー」にも参加しています。この企画は、ミルクボーイ、金属バット、デルマパンゲとのユニット活動です。
東京を新しい活動拠点にしながら、大阪の劇場や地方公演にも足を運ぶ。こうした活動の組み立て方からは、テレビ出演だけに依存せず、漫才師としての基盤を守ろうとする姿勢が見えてきます。
出典:お笑いナタリー、FANY Magazine、吉本興業公式ライブ情報、神戸新聞NEXT。
【テレビ・ラジオ出演】2026年のツートライブの番組とメディア活動
THE SECOND優勝によって、ツートライブのテレビ出演にも変化が生まれました。関西ローカルの番組だけでなく、全国ネットの番組や東京のバラエティー番組にも出演する機会が増えています。
2026年のテレビ出演・注目番組
2026年4月15日には、日本テレビ系「有吉の壁」に出演。東京進出後の全国向けバラエティー出演の一例です。
また、関西テレビ系「かまいたちの机上の空論城」や、ABCテレビ系「やすとものいたって真剣です」など、関西での番組出演も続いています。
特に注目したいのが、2026年10月12日からABCテレビで始まった「骨までしゃぶらせて 賛否で結構あるあるの宴」です。
この番組では、ニューヨークの屋敷裕政、永野、ツートライブの周平魂がMCを担当。個人的な「あるある」を持ち寄り、共感や反論を交えながら話を深掘りするトークバラエティーです。
この番組はコンビ2人での出演ではなく、周平魂個人のMC出演です。漫才とは異なるトークの場で、彼独自の感覚や言葉選びが生かされています。
2026年11月2日放送回でも周平魂が出演し、日常の感覚をテーマにしたトークを展開しました。
FM大阪の冠ラジオ番組が継続
ラジオ活動では、FM大阪の冠番組が重要な存在です。
2025年5月に「ツートライブのラジオ(仮)」としてスタートした番組は、その後、現在の「ツートライブの、本当においしい肉は固くてまずい」というタイトルで放送されています。通称は「カタニク」です。
2026年11月現在、FM大阪では毎週木曜日25時から25時30分まで放送されています。深夜1時からの30分番組で、周平魂とたかのりの独特な会話やニュアンスを楽しめる内容です。
2026年8月5日には、兵庫県姫路市のエコリング本社イベントスペースで番組初の公開収録も開催されました。ラジオ番組がリスナーとの直接的な交流に広がっていることも、活動の一つの特徴です。
なお、以前のレギュラー番組には、FM大阪の「TENGA presents Midnight World Café ~TENGA茶屋~」があります。約5年間出演した後、2025年4月に卒業し、翌5月から自身の冠番組をスタートさせました。
テレビとラジオの両方で個性を発揮
ツートライブの強みは、漫才だけでなく、トーク番組でも独特の人物像を見せられることです。
周平魂の個性的な主張や、たかのりの落ち着いた反応は、漫才以外の番組でも生きる要素です。
テレビでは、漫才を知らない視聴者にキャラクターを認識してもらう機会が生まれます。一方、ラジオでは表情や映像に頼らず、言葉だけで2人の関係性や感覚を伝えられます。
漫才を軸にしながら、テレビとラジオを認知拡大の場として活用することが、東京進出後の活動を広げるうえでも重要になりそうです。
出典:ABCテレビ公式番組情報、FM大阪公式番組情報、日本テレビ番組表、WEBザテレビジョン。
【評判と人気の理由】ツートライブはなぜTHE SECONDで評価されたのか
ツートライブの人気を考えるとき、単に賞レースで優勝したからという説明だけでは不十分です。
注目すべきなのは、長年の劇場活動によって磨かれた漫才の技術と、他のコンビにはない独特な世界観です。
漫才を作り込む職人的な姿勢
日刊スポーツはTHE SECOND優勝後の分析記事で、ツートライブを「漫才職人」と評しています。
スター性やテレビでの露出を先に獲得したコンビとは異なり、2人は劇場に数多く立ち、ネタを書き、修正し、漫才の完成度を高めてきました。
上方漫才協会大賞の文芸部門賞を複数回受賞していることも、ネタ作りや表現方法への評価を裏付けています。
上方漫才協会会長の中田カウスも、2人のネタ作りを高く評価しています。舞台での経験と台本の質を両立させてきたことが、専門家や漫才ファンから支持される理由です。
THE SECOND初戦295点が示した説得力
2025年のTHE SECONDで、ツートライブは初戦から295点という高得点を記録しました。
100人の審査員のうち95人が最高評価をつけたという結果は、単なる話題性だけでは説明できません。初見の観客にも漫才の面白さが伝わったことを示しています。
日刊スポーツの分析では、全国的な知名度がまだ十分ではなかったことが、逆に新鮮な印象につながった可能性も指摘されています。
すでに知られた芸人としてではなく、初めて見る実力派として舞台に登場し、観客を驚かせたことも、優勝への追い風になったと考えられます。
関西の漫才文化を土台にした独自性
ツートライブは、大学時代から関西を中心に漫才を磨いてきました。
その漫才には、関西弁のテンポ、言葉の細かなニュアンス、日常の出来事を独特の視点から捉える感覚があります。
全国的な知名度を獲得した後も、漫才の基本を大きく変えずに活動している点は評価できます。
一方で、彼らの漫才は誰にでも分かりやすい単純なギャグの連続とは少し異なります。周平魂の話の展開や言葉の選び方を楽しむタイプのネタなので、会話の細かなニュアンスを味わいたい人ほど魅力を感じやすいでしょう。
ツートライブの漫才がおすすめな人・好みが分かれる人
- おすすめできる人:しゃべくり漫才が好きで、会話の流れや言葉の面白さを楽しみたい人。
- おすすめできる人:少し変わった主張や独特な人物描写、予想外の話の展開が好きな人。
- おすすめできる人:ネタ作りにこだわる実力派漫才師や、劇場で磨かれた漫才を見たい人。
- 好みが分かれる人:テンポの速いギャグや、視覚的な動きの多いコントを中心に楽しみたい人。
漫才の好みは人によって異なりますが、ツートライブはネタの構成や会話のニュアンスを楽しみたい人にとって、注目する価値のあるコンビです。
出典:日刊スポーツ、フジテレビTHE SECOND公式記録、上方漫才協会公式受賞情報。
【よくある質問】ツートライブ芸人に関するFAQ
Q1:ツートライブの2人は何歳ですか?
A1:2026年11月3日時点で、たかのりは42歳、周平魂は43歳です。たかのりは1984年4月11日生まれ、周平魂は1983年9月11日生まれです。
Q2:ツートライブの2人はどこの大学出身ですか?
A2:2人は神戸商科大学(現在の兵庫県立大学につながる大学)の同級生です。2003年春に出会い、学生時代から漫才に取り組んでいました。
Q3:ツートライブはいつ結成されましたか?
A3:2008年4月1日に正式結成されました。2人は2007年にNSC大阪校30期へ入学しています。
Q4:ツートライブのコンビ名の由来は何ですか?
A4:「ツートライブ」は2つの部族という意味です。たかのりの祖先が海賊という話に対し、周平魂が自分の祖先は山賊だと張り合ったエピソードが由来です。
Q5:ツートライブはTHE SECOND 2025で何位になりましたか?
A5:優勝です。2025年5月17日のグランプリファイナルで囲碁将棋を決勝で下し、3代目王者になりました。初戦では295点を記録しています。
Q6:ツートライブは2026年に東京進出したのですか?
A6:はい。2025年11月28日に発表し、2026年4月から活動拠点を東京へ移しました。ただし、大阪の劇場や新ネタライブ、全国ツアーなども継続しています。
Q7:2026年現在、ツートライブのラジオ番組は何ですか?
A7:FM大阪の「ツートライブの、本当においしい肉は固くてまずい」です。毎週木曜日25時から25時30分まで放送されています。
Q8:THE SECOND 2026の王者もツートライブですか?
A8:いいえ。ツートライブは2025年の3代目王者です。2026年の第4回大会ではトットが優勝し、4代目王者になりました。
まとめ:【プロの結論】ツートライブは東京進出で漫才師として新たな段階へ
ツートライブは、たかのりと周平魂による吉本興業所属の漫才コンビです。兵庫県立大学の同級生として出会い、学生時代から漫才に取り組み、2008年4月1日に正式結成しました。
その後、NSC大阪校30期生としてプロの道を歩み、上方漫才協会大賞の文芸部門賞や名誉賞などを受賞。長年の劇場活動を通じて、独自のしゃべくり漫才を磨き続けてきました。
2025年のTHE SECOND優勝は、そうした努力が全国的に認められた大きな転機です。初戦295点という記録的な得点も、2人が積み重ねてきた漫才の実力を示す結果となりました。
そして2026年4月、東京進出によって新たな挑戦が始まりました。テレビ出演やラジオ、漫才ツアーなど、活動の範囲は着実に広がっています。
ただし、ツートライブの本質はあくまで漫才にあります。テレビでの露出が増えても、毎月の新ネタ作りや大阪の劇場活動を続ける姿勢は変わっていません。
今後の注目要点は、東京でどこまで知名度を広げられるか、そして劇場で培った独特の漫才を全国の観客にどう届けていくかです。
THE SECONDでの優勝をゴールにせず、漫才師として次のステージに進んだツートライブ。2026年の東京進出は、18年以上積み重ねてきた2人のキャリアにとって、新しいスタートになっています。
これからも漫才を中心に、テレビ・ラジオ・ライブでどのような活躍を見せるのか注目したいコンビです。
主要な情報確認先
- 吉本興業:公式プロフィール・生年月日・結成年・受賞歴
- フジテレビ:THE SECOND 2025・2026の大会結果
- 神戸新聞NEXT:大学時代の背景と東京進出
- FANY Magazine:東京進出の理由と本人インタビュー
- 上方漫才協会・オリコン:受賞歴
- FM大阪・ABCテレビ:2026年のラジオ・テレビ活動