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【2026年最新】山根基世の現在は?朗読会・講演・ラジオなどの活動

白木 奈緒 白木 奈緒 • 更新: • 公開: • 読了約 20 分
目次

2026年の山根基世さんは、テレビへの出演だけに活動を限定せず、朗読、教育、人材育成、音声コンテンツなど複数の分野で仕事を続けています。

特に注目したいのは、2026年後半に公表された出演予定です。

2026年の主な出演・活動情報

1.太宰治作品の朗読会(10月31日・12月11日)

山根さんの公式サイトと、音声コンテンツ制作会社「森のラジオ」の告知によると、2026年は太宰治の女性一人語り作品を取り上げた2回の朗読会が企画されています。



2026年10月31日(土)

『きりぎりす』(一部抜粋)

- 時間:15:00~17:00
- 会場:宗清寺(東京・東中野)
- 内容:理想と現実の間で揺れる妻の告白を描いた作品


2026年12月11日(金)

『ヴィヨンの妻』(一部抜粋)

- 時間:18:30~20:30
- 会場:スタジオ・アッシュ明治神宮前
- 内容:夫の借金を背負いながら生きる妻の物語


この朗読会には、作品の朗読だけでなく、山根さん本人による朗読ガイダンスも用意されています。

来場者には朗読音声をダウンロードできる特別仕様の文庫本が配布される企画もあります。学生向けの無料観覧席も人数限定で設けられています。

2.子どもの言葉を育てる講演会(11月13日)

北海道剣淵町では、公益財団法人文字・活字文化推進機構などが主催する講演会に出演します。

2026年11月13日開催予定

- テーマ:「子どもの言葉を育てましょう―今、大人ができること―」
- 開始時間:17時
- 会場:剣淵町民センター大集会室
- 定員:200名
- 参加費:無料

第1部では新美南吉の作品「権狐 赤い鳥に投ず」の朗読、第2部では子どもの言葉や読書、朗読の魅力について講演する予定です。

この企画は、山根さんが長年取り組んできた言葉の教育を、地域の人々と共有する機会でもあります。

3.朗読コンサート「ことばのしらべ」(11月29日)

2026年11月29日(日)には、進藤晶子さんがプロデュースする朗読コンサート「ことばのしらべ」に出演予定です。

- 会場:六本木クラップス
- 開場:11時
- 開演:12時
- 出演:進藤晶子、山根基世、飯田俊明
- 一般料金:6,600円
- 学生料金:3,300円

詩人・茨木のり子の作品を中心に、朗読と音楽を組み合わせる公演です。

山根さんがかつてNHKラジオで行った茨木のり子へのインタビューにも着目した企画で、言葉を通じて詩人の人物像に迫る内容となっています。

2026年の音声・テレビ出演も継続

朗読会だけではありません。

2026年3月29日には、NHK Eテレの「日曜美術館」放送50周年特集「“わたし”の日曜美術館」に出演しました。

また、同年4月にはFMヨコハマの「Lovely Day」内のコーナー「はな金カフェ 喫茶去」に出演。4月17日と24日の2週にわたって放送されました。

加えて、10月7日には月刊「文藝春秋」の公式Podcast「声で読む文藝春秋」に出演。2026年10月号から選んだ記事を朗読する音声コンテンツが配信されています。

このように、2026年の活動を見ると、山根さんはテレビ、ラジオ、Podcast、公開朗読会、教育講演を横断しています。

特に興味深いのは、放送メディアで培った声の技術を、現在は直接人に伝える活動にも活用していることです。

【プロフィール・経歴】NHK入局から女性初のアナウンス室長まで

山根基世


山根基世(やまね・もとよ)

- 生年:1948年
- 出身地:山口県
- 最終学歴:早稲田大学文学部卒業
- 職業:フリーアナウンサー、ナレーター、朗読指導者
- NHK入局:1971年
- NHK退職:2007年

山根さんは1948年に山口県で生まれ、早稲田大学文学部を卒業後、1971年にNHKへ入局しました。

NHKプロモーションや本人の公式プロフィールでも、1971年の入局と2005年の女性初のアナウンス室長就任が紹介されています。

NHK時代のキャリア

山根さんのNHK時代は、最初から順風満帆だったわけではありません。

政府広報オンラインのインタビューでは、入局当初について、最初の10年間は自分の実力不足を痛感することが多かったと振り返っています。

新人時代には短いコメントさえ思うように読めず、厳しい評価を受けた経験もあったそうです。

そこから原稿を読む技術だけでなく、話すこと、聞くこと、内容を理解することを地道に磨いていきました。

その後、大阪放送局での勤務を経て東京へ異動。ニュース、美術番組、旅番組、女性向け番組など、担当領域を広げていきます。

2005年、NHK初の女性アナウンス室長に

山根さんのキャリアにおける大きな転換点が、2005年6月のアナウンス室長就任です。

NHKのアナウンス部門で女性が初めて室長に就任した出来事として、放送関係のプロフィールでも記録されています。

同年の大みそかには、第56回NHK紅白歌合戦の総合司会も担当しました。

この実績は、単に知名度の高いアナウンサーだったということだけではありません。

放送現場の技術を理解しながら、組織運営にも関わる立場に進んだことに意味があります。

女性アナウンサーのキャリア形成という観点からも、ひとつの節目となった出来事です。

山根基世の経歴・年表

年代 主な出来事 意味・実績
1948年 山口県に生まれる 人生の出発点
1971年 NHK入局 アナウンサーとして活動開始
1974年 東京勤務へ 大阪勤務を経て担当領域を拡大
2000年 放送文化基金賞受賞 放送分野での評価
2005年6月 女性初のアナウンス室長 NHKの歴史的な人事
2005年12月 紅白歌合戦の総合司会 大型生放送を担当
2007年 NHK退職 新たな活動へ転換
2013年 LLP「ことばの杜」解散 地域と言葉の教育を中心とする活動へ
2015年 朗読指導者養成講座開講 後進育成を本格化
2026年 朗読会・講演・音声配信 教育と朗読の活動を継続

【代表作・ナレーション】映像の世紀や半沢直樹で評価された声の力

山根基世さんを語る際に欠かせないのが、ナレーターとしての実績です。

アナウンサーとしてニュースを伝えてきた経験は、ドキュメンタリーやドラマのナレーションにも生かされています。

『映像の世紀』シリーズ

NHKスペシャル『映像の世紀』や『映像の世紀バタフライエフェクト』は、山根さんの代表的なナレーション作品です。

歴史的な映像資料を中心に構成される番組では、声の存在感が映像の印象を大きく左右します。

山根さんの語りは、歴史上の出来事を過度に演出するのではなく、映像と文章の内容を丁寧につなぐ役割を果たしています。

2022年には、山根さんがナレーターを務めた『映像の世紀バタフライエフェクト』が菊池寛賞を受賞したことも、文藝春秋のプロフィールで紹介されています。

TBS『半沢直樹』のナレーション

山根さんはTBSの日曜劇場『半沢直樹』でもナレーションを担当しました。

同作は銀行を舞台にした企業ドラマで、登場人物の対立や組織内部の駆け引きが物語の軸となっています。

山根さんは出演者として演技をするのではなく、ナレーターとして作品に参加しています。

TBSの公式出演者情報にも、ナレーション担当として山根基世さんの名前が記載されています。

『ルーズヴェルト・ゲーム』などの作品

ほかにもTBSの『ルーズヴェルト・ゲーム』など、ドラマのナレーションを担当しています。

テレビ朝日『徹子の部屋』や日本テレビ『世界一受けたい授業』にも出演した実績があります。

ここで押さえておきたいのは、山根さんの活動がNHKだけに限定されていなかったことです。退職後も民放の番組や講演に参加し、放送経験を幅広い仕事へつなげてきました。

「日曜美術館」との関係

山根さんはNHKの美術番組にも関わってきました。

本人の公式プロフィールには『新日曜美術館』が主な担当番組として記載されています。

加えて、2026年3月29日の「日曜美術館」放送50周年特集にも出演しました。

したがって、日曜美術館との関係は単なる一度のゲスト出演だけではなく、NHK時代から続く美術番組とのつながりがあります。

【NHK退職後の活動】ことばの杜と子どもの言葉を育てる取り組み

山根さんの経歴で特に注目したいのが、2007年のNHK退職後です。

一般的には、アナウンサーが定年退職すると、講演やナレーション、タレント活動などに軸足を移すケースもあります。

しかし山根さんは、自身が長年培ってきた言葉の技術を、子どもの教育や地域社会に生かす道を選びました。

LLP「ことばの杜」の設立とその後

2007年のNHK退職後、山根さんは仲間とともに有限責任事業組合(LLP)「ことばの杜」を設立しました。

その目的は、子どもたちの言葉を育てることです。

朗読会や読み聞かせ講座、教育教材の開発、朗読指導者への支援など、放送現場で身につけた技術を社会に還元する活動を行ってきました。

なお、LLP「ことばの杜」は2013年に解散しています。現在も同じ組織が運営されているわけではありません。

一方、子どもの言葉を育てるという活動理念は、その後の朗読指導者養成講座や地域活動に引き継がれています。

なぜ朗読が子どもの教育につながるのか

山根さんが重視しているのは、単に正しい日本語を話せるようにすることではありません。

自分の気持ちを言葉にし、相手の話を聞き、他人と心を通わせる力を育てることです。

2025年3月の朝日新聞出版「好書好日」のインタビューでは、山根さんは子どもの言葉について、日常生活で周囲の人と心を通わせるための話し言葉が大切だと説明しています。

そのために必要なのが、さまざまな大人の声を聞く機会です。

家庭や学校だけでなく、地域の人々が朗読を通じて子どもと接する場をつくることに意味があると考えています。

山根さんの朗読教育の考え方を象徴するのが、次の言葉です。

「朗読の本質は、本に書いている作者が書いた意図をくみ取ることだと思います。」

つまり、文章を声に出して読むだけでは朗読とはいえません。

作品の背景や作者の思いを理解し、自分の中で感じたものを聞き手に届けることが大切なのです。

地域を巻き込んだ「みんなでごんぎつねプロジェクト」

具体例として知られるのが、2013年に愛知県半田市で行われた「みんなでごんぎつねプロジェクト」です。

新美南吉の故郷である半田市で、地域の大人と子どもたちが一緒に『ごんぎつね』を読む取り組みでした。

半年をかけて作品を読み、意味の分からない言葉を調べ、最後には大きなホールで朗読を発表しました。

この活動の特徴は、子どもたちに正解の読み方を一方的に教えることではありません。

作品を理解し、自分なりに解釈し、他人に伝える過程を大切にしています。

このような取り組みは、地域づくりと教育を組み合わせた実践としても興味深いものです。

【朗読指導者養成講座】2026年の第10期と2027年の募集情報

山根さんの現在の活動を代表するものが、公益財団法人文字・活字文化推進機構が主催する「山根基世の朗読指導者養成講座」です。

この講座は2015年に始まり、朗読を通じて子どもの言葉を育てる指導者を養成することを目的としています。

2026年度は第10期が開講

2026年度の第10期は4月に開講しました。

主な特徴は次のとおりです。

項目 2026年度・第10期
講師 山根基世
開講 2026年4月
回数 全12回
定員 30名
受講料 78,000円(税込)
教材 『山根基世の朗読読本2』
教材価格 3,800円(税抜)
主な対象 地域の朗読指導者を目指す人など

講座は、朗読の技術だけでなく、指導者として必要な知識や考え方を身につける内容です。

受講者は実際に声を出し、録音した自分の朗読を聞き返しながら、話し言葉として自然に伝わる表現を学びます。

2027年度・第11期の申し込みが開始

2026年10月26日募集開始

2026年10月26日には、文字・活字文化推進機構から2027年度の第11期募集が発表されました。

これは2026年10月30日時点で確認できる、講座に関する重要な最新情報です。

項目 2027年度・第11期
開講 2027年4月
講座回数 全12回
定員 30名
受講料 81,000円(税込)
テキスト 3,800円(税抜)
応募締切 2027年1月24日
会場 国立オリンピック記念青少年総合センターなど

講義では、山根さん本人に加え、過去の講座を修了した指導者もサブ講師として参加する予定です。

第2回は福島絵美さん、第3回は橋本恵子さんが担当し、山根さんも同席すると発表されています。

この講座はどんな人に向いている?

受講対象として示されているのは、次のような人です。

- 地域で朗読活動を指導したい人
- 読み聞かせや朗読の技術を高めたい人
- 子どもの読書活動を支援したい人
- 朗読を通じて地域の人々と交流したい人

注意したいのは、講座を修了すれば仕事が紹介されるという制度ではないことです。

主催者は、修了後の仕事の斡旋は原則として行わないと説明しています。

そのため、資格取得や就職を第一の目的にする人よりも、自分の地域で朗読活動を続けたい人に適した講座です。

【著書・考え方】感じる漢字から学ぶ山根基世の言葉への姿勢

山根さんはアナウンサーやナレーターだけでなく、著者としても活動しています。

著書には、言葉の使い方や漢字の背景、人とのコミュニケーションをテーマにしたものがあります。

『感じる漢字 心が解き放たれる言葉』


『感じる漢字 心が解き放たれる言葉』

- 著者:山根基世
- 出版社:自由国民社
- 発売:2014年5月

漢字の成り立ちや背景にある人々の暮らし、思いに目を向ける一冊です。

この本の特徴は、漢字を単なる文字として扱わないことです。

一文字の背景にある歴史や文化、人々の感情を考えることで、日常的に使っている言葉への理解を深める内容になっています。

そのほかの主な著書



『ことばで「私」を育てる』

2006年刊行。言葉を通じた自己形成やコミュニケーションを考える著書です。


『「ことば」ほどおいしいものはない』

2010年刊行。言葉の豊かさや、人と人との交流を考える一冊です。


『こころの声を「聴く力」』

2015年刊行。人の話を聞くことや、心を通わせるコミュニケーションに目を向けています。


『山根基世の朗読読本』

朗読を学び、実践する人に向けた教材。養成講座でも関連するテキストが使われています。



山根さんの著書に共通するのは、言葉を単なる情報伝達の道具として扱わない点です。

相手の気持ちを想像すること、自分の考えを整理すること、声を通じて他人とつながること。

こうした考え方が、アナウンサー時代から現在の教育活動まで一貫しています。

【プロの結論】山根基世のキャリアから読み解く言葉の仕事の価値

山根基世さんの経歴には、放送業界で働く人や、言葉を使う仕事を目指す人にとって参考になる点があります。

1.アナウンサーの価値は声の美しさだけではない

山根さんの朗読指導で特徴的なのは、声の大きさや滑舌だけを重視していないことです。

2025年のインタビューでは、文章を理解し、意味のまとまりを意識して自然なイントネーションで読むことの重要性を語っています。

これはニュースの読み上げにも、ナレーションにも、朗読にも共通する考え方です。

聞き手に届く声とは、単に聞き取りやすい声ではありません。

話し手が内容を理解し、自分の言葉として相手に届けている声なのです。

2.管理職としての経験を社会活動に生かした

2005年の女性初のアナウンス室長就任は、山根さんの人生における大きな節目でした。

その経験を経て2007年に退職し、次は子どもの言葉を育てる活動に力を注ぐようになります。

キャリアを一つの肩書きで終わらせず、蓄積した経験を別の領域で活用したことが特徴です。

3.一人の活動から地域の人材育成へ

現在の朗読指導者養成講座は、山根さん本人が朗読を披露するだけの活動ではありません。

各地に朗読を伝える人を育て、その人たちが地域で活動する仕組みを目指しています。

これは、専門家一人の能力に依存せず、学んだ人が次の人へ技術を伝えていく人材育成モデルです。

2027年度に第11期が予定されていることからも、単発の講演やイベントとは異なる継続的な取り組みであることが分かります。

【山根基世に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:山根基世さんは2026年現在、何をしているのですか?

A1:朗読会、講演、ナレーション、Podcastなどの音声活動に加え、朗読指導者養成講座の講師として後進を育成しています。子どもの言葉を豊かにする教育活動も継続しています。

Q2:山根基世さんはNHKで女性初の何に就任したのですか?

A2:2005年6月、NHKの女性初のアナウンス室長に就任しました。2007年にNHKを退職するまで、アナウンサーとして長年活躍しました。

Q3:山根基世さんの朗読指導者養成講座は2027年も受講できますか?

A3:はい。2026年10月26日に2027年度の第11期募集が発表されています。2027年4月開講予定で、全12回、定員30名、受講料81,000円(税込)です。応募締切は2027年1月24日です。受講条件や日程は主催者の募集要項で確認できます。

まとめ:山根基世の現在は朗読と子どもの言葉を育てる活動が中心

山根基世さんは、1971年のNHK入局から2005年の女性初のアナウンス室長就任、2007年の退職まで、放送業界で確かなキャリアを築いてきました。

退職後は「ことばの杜」の設立を経て、朗読や読み聞かせ、子どもの言葉を育てる活動に力を注いでいます。

2026年には太宰治作品の朗読会、北海道での教育講演、朗読コンサートへの出演などが予定され、2027年度の朗読指導者養成講座も募集が始まりました。

山根さんの歩みを振り返ると、アナウンサーとして培った技術を自分だけの実績にとどめず、次の世代へ伝えていく姿勢が浮かび上がります。

山根基世さんの現在を理解するうえで大切なのは、元NHKアナウンサーという肩書きだけでなく、「言葉を伝える人」から「言葉を育てる人」へと活動の幅を広げてきたことです。

今後も朗読や教育を通じて、どのような新しい人のつながりが生まれるのか注目されます。


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トレンドリサーチャー 白木 奈緒
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プロ野球・サッカー・格闘技の選手情報を担当する編集者。リーグ公式やクラブの発表、試合記録を一次情報とし、移籍や記録の数値は公式記録で確認してから掲載します。

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