2026年10月のゆたぼんは、学業と動画配信を並行する生活を送っている。2026年2月には、日本航空高校の単位認定試験を2日間で終え、高校3年生への進級見込みをXで報告した。本人の発信によれば、高校卒業まで残り1年という段階に入っている。
YouTubeでは政治・社会問題を積極的に取り上げる
現在のYouTubeチャンネル名は「冒険家ゆたぼんチャンネル」。2026年10月には、次のようなテーマの動画を公開している。
- 10月3日:移民政策をテーマにしたコラボ動画
- 10月7日:戦争になった場合の日本の防衛について
- 10月16日:報道現場を知る映画監督との対談
- 10月18日:参政党との動画公開をめぐる問題
- 10月22日:参政党の神谷代表の説明を受けた自身の考え
10月24日にも短い動画を公開しており、少なくとも10月末時点でYouTubeの更新は続いている。
冒険家ゆたぼんチャンネルの2026年10月27日時点の集計
15.8万人

チャンネル登録者数約9,175万回
累計動画再生回数
注目したいのは、動画のテーマが以前と大きく変わったことだ。
かつては学校生活、不登校、親子での活動、旅行などが中心だったが、2026年は移民政策、安全保障、政治家との対談など、社会的な議論を呼びやすい内容が増えている。
Xでは政治家との議論や外国人政策にも言及
2026年10月12日、ゆたぼんはXで、日本に滞在する外国人にも日本のルールを守るべきだという趣旨の投稿を行った。
投稿では、ルールに不満があるなら自国に帰るべきだという強い表現も使っている。この投稿には賛同する反応がある一方、外国人全体をひとくくりにするような論調への批判も寄せられた。
加えて、2026年10月には参政党の塩入清香参院議員との対談動画をめぐる問題が発生した。
ゆたぼんの説明によると、塩入議員との対談を撮影・編集した後、参政党側から公開を止められたという。
これに対し、神谷宗幣代表は10月19日、所属議員が取材やネット番組に出演する際には党本部の事前許可が必要というルールを説明した。事前申請がなかったことが公開中止の理由だったとしている。
翌20日には塩入議員が謝罪し、関係者間の認識の行き違いについて説明した。
この出来事から分かるのは、ゆたぼんが政治家と対話する機会を持つようになった一方、政治団体との関係や動画公開の手続きについても議論が生まれていることだ。
なお、政治家との対談や政策への賛否を表明したことは、特定政党への所属や公認を意味しない。
【プロフィール】ゆたぼんの本名・年齢・不登校になった理由
ゆたぼん(中村逞珂)
基本プロフィール
- 本名:中村逞珂(なかむら・ゆたか)
- 生年月日:2008年12月12日
- 出身地:大阪府
- 居住地:沖縄県(報道・公開プロフィールによる)
- 2026年10月現在:17歳
- 職業・活動:YouTuber、冒険家
- YouTube開始:2017年3月
ゆたぼんは2008年12月12日、大阪府で生まれた。2018年6月には沖縄県へ移住している。
YouTubeチャンネルを開設したのは2017年3月。当初はお笑い芸人を目指して動画投稿を始めたと、J-CASTニュースの人物紹介記事で報じられている。
世間に広く知られるきっかけになったのは、2019年5月の琉球新報の記事だった。当時10歳で、不登校の少年YouTuberとして全国的な注目を集めるようになった。
小学3年生で学校に通わなくなった理由
ゆたぼんが不登校になったのは小学3年生のときだ。
本人が過去のインタビューや報道で説明している経緯は、次のようなものだった。
1. 小学2年生までは学校に楽しく通っていた。
2. 小学3年生になり、宿題をめぐって担任教師と意見が衝突した。
3. なぜ宿題をしなければならないのか疑問を持ち、納得できないまま提出を拒んだ。
4. その後、居残りを求められ、教師との関係が悪化した。
5. 本人の説明では、教師から叩かれたうえ、その事実を否定されたことで学校への不信感が強まった。
2019年5月の琉球朝日放送の取材でも、本人は宿題をめぐるトラブルと、周囲の児童が先生の指示に従う様子に疑問を抱いたことを語っていた。
ただし、教師による暴力については本人の説明として報じられたものであり、報道記事だけで第三者による事実認定がなされたと解釈することはできない。
父親・中村幸也氏の教育方針
ゆたぼんの不登校問題では、父親の中村幸也氏の教育方針も議論の対象になった。
父親は週刊女性PRIMEなどの取材で、当初は学校に行かせることを考えていたものの、本人の学校に対する拒否感が強かったため、本人の意思を尊重する方向に変わったと説明している。
一方、母親も琉球朝日放送の取材で、学校には通ってほしいという気持ちと、本人の心を守りたいという気持ちの間で葛藤があったと話していた。
ここで押さえておきたいのは、ゆたぼんの家庭が選んだ道と、不登校の子ども全員に適した教育方法は別の問題だということだ。
本人が学校に行かない選択をしたことは事実だが、それを一般の子どもにそのまま当てはめることはできない。
【時系列年表】少年革命家から冒険家へ変わった転換点
ゆたぼんの活動は、単純なYouTubeチャンネルの成長だけでは説明できない。
学校に行かないという選択から、通学再開、受験、海外留学、ボクシング、政治的な発信へと、本人の関心や活動領域が変化してきた。
主な活動と肩書の変遷
少年革命家から青年革命家へ
「少年革命家」という肩書は、小学生時代の不登校YouTuberとしての活動を象徴するものだった。
その後、15歳になった2024年には「青年革命家」という呼称に変更。年齢に合わせた肩書の変化だった。
しかし、2025年には「冒険家」を名乗るようになる。
この変更は、本人の活動が学校教育への問題提起だけでなく、海外経験、勉強、スポーツ、社会問題への発信などへ広がったことと重なる。
特に海外留学を自分の成長のための挑戦と位置づけた点は、従来の少年革命家としてのイメージとの違いが大きい。
【学歴・資格】日本航空高校への進学と16歳での高卒認定試験合格
ゆたぼんの経歴を考えるうえで、教育面の変化は欠かせない。
小学生時代から学校に通わない生活を続けていたが、中学3年生のときに登校を再開。その後は高校受験にも挑戦した。
2023年9月、中学校への通学を再開
2023年9月、ゆたぼんは中学校への初登校を報告した。
集英社オンラインのインタビューでは、2023年8月31日に自ら学校へ行き、校長や担任と話をした後、9月1日から登校した経緯が紹介されている。
それまで不登校を貫いていた本人が学校生活を始めたことは、世間に大きな驚きを与えた。
2024年、日本航空高校の通信制課程へ
2024年3月には沖縄県内の公立高校を受験したが、不合格だったことを公表した。
その後、同年4月、日本航空高等学校の通信制課程に入学した。
当初の所属は、メタバース工学科だった。オンラインのフリースクールでメタバースを学んだ経験があり、仮想空間を制作することにも興味を持っていたためだという。
2024年10月には入学後初めてキャンパスに登校したことも報告している。
2025年4月、16歳で高卒認定試験に合格
ゆたぼんは高校に在籍しながら、高等学校卒業程度認定試験にも挑戦した。
2024年8月の受験では、8科目中7科目に合格。残っていた英語についても、その後の学習と手続きを経て、2025年4月13日に文部科学省から合格証書が届いたと本人が報告した。
16歳での合格は、本人が以前から掲げていた目標の達成だった。
ここで注意したいのが、高卒認定試験の合格と高校卒業は同じではないという点だ。
文部科学省によれば、高卒認定試験の合格者は高校卒業者と同等以上の学力があると認められるものの、最終学歴が自動的に高校卒業になるわけではない。
また、18歳未満で合格した場合、合格の効力は原則として18歳の誕生日から生じる。
ゆたぼんは2008年12月12日生まれなので、2026年12月12日に18歳を迎える。
メタバース工学科から普通科へ転科
2025年4月16日、ゆたぼんは日本航空高校を退学したわけではなく、メタバース工学科から普通科へ転科したと発表した。
理由は、1年間学んだ結果、メタバースを今後も専門的に学び続けたいのか、自分の進路を考え直したためだという。
英語への関心が高まったことも、方向転換の理由として説明していた。
そして2026年2月には、単位認定試験を2日間で終え、高校3年への進級見込みを報告している。
つまり、高卒認定試験に合格したから高校を辞めた、という理解は正しくない。
高卒認定試験の資格を得ながら、高校での学習も続けていることが、現在の教育面での特徴だ。
【海外留学・ボクシング・事故】冒険家ゆたぼんの挑戦と現在
ゆたぼんの活動を語る際、海外留学とスポーツへの挑戦も重要な要素となる。
フィリピン留学は約3か月、続いてカナダへ
2025年3月、ゆたぼんはYouTubeで海外留学を発表した。
本人が説明した目的は、苦手意識のあった英語を本格的に勉強することと、異なる文化や価値観に触れることだった。
留学の流れは次のとおり。
フィリピン・バギオ
2025年4月中旬〜7月中旬
語学学校A&J Eco Campusで英語を学習。本人は留学中に英語力が向上したことをSNSで報告した。
カナダ・バンクーバー
2025年7月下旬〜8月11日ごろ
フィリピンから帰国した後、再び海外へ。現地の友人との交流や英語学習を経験した。
留学先では同年代の友人との交流もあり、帰国後にはカナダで知り合った友人との再会も報告している。
この経験は、単なる旅行ではなく、本人が海外で生活しながら学ぶことを目指した挑戦だった。
ボクシング活動と公式戦の結果
ゆたぼんは中学時代からボクシングにも取り組んでいる。
2023年にはボクシングイベントへの出場経験があり、2024年には高校受験に集中するため、一時的に練習を休むことも報告していた。
2025年1月12日には、後楽園ホールで開催された井上尚弥杯ジュニア・チャンピオンズリーグ国際親善大会に出場。
U18男子バンタム級で小柳津聖凪選手と対戦し、3回12秒TKO負けとなった。
当時の公式戦成績は2戦2敗。試合後も競技を続ける意欲を示し、大学進学後もアマチュアボクシングに取り組みたいと話していた。
ただし、ボクシングの練習をしていることと、プロボクサーとして活動していることは区別する必要がある。
2026年10月現在、今回確認できる報道からは、プロ転向や新たな公式戦の結果は確認できない。
2025年12月のバイク事故で入院、退院後は療養
2025年12月6日、ゆたぼんはXで入院したことを報告した。
当初は事故の詳細を明かしていなかったが、12月8日のYouTube動画で、バイク走行中に交通事故に遭ったと説明した。
本人によると、沖縄のボクシングクラブへ向かったものの練習が休みだったため、帰宅途中に対向車がセンターラインを越えてきて衝突したという。
本人は約3秒間意識を失ったと説明し、腕や膝、腰などに負傷があったことも明かしている。
12月12日には17歳の誕生日を迎えるとともに退院を報告した。
退院後は通院しながら自宅療養する方針を示し、松葉杖を使った写真も公開している。
また、事故に関連して見舞金を募ったことについては、領収書の発行や収支報告を行わないという説明があり、SNS上で賛否が生まれた。
事故そのものの報告と、見舞金の受け付け方への評価は、分けて考える必要がある。
【評判・批判・収入】ゆたぼんの世間の反応とYouTube収益の実態
ゆたぼんの評判は、活動の変化に応じて大きく変わってきた。
世間の評価はなぜ分かれるのか
主な論点は3つある。
1. 不登校をめぐる教育論
小学生時代の不登校宣言は、学校に行きづらい子どもや保護者にとって、別の生き方を考えるきっかけになった。
一方で、学校教育や集団生活の価値を軽視しているように受け止められ、批判も集まった。
2023年に中学校へ通い始めた際には、以前の発言との違いに驚く人もいたが、本人の成長や進路変更を肯定的に評価する反応も見られた。
2. 挑戦や学業への評価
16歳での高卒認定試験合格や、海外留学への挑戦には祝福の声が寄せられた。
2026年2月の進級報告でも、大学進学を期待するコメントや、成長を喜ぶ反応が報じられている。
3. 政治的発言や金銭をめぐる批判
2025年の事故後の見舞金募集や、2026年の政治・社会問題に関する発言は、支持と批判の両方を集めている。
特に2026年7月の女性に関する一般化した発言や、8月の政治家とのSNS上の応酬では、発言内容や表現の適切さをめぐって議論が起きた。
こうした反応を見ると、ゆたぼんへの評価は、単純な好き嫌いだけでは整理できない。
教育への考え方、発信の表現、社会問題に対する姿勢、本人の成長をそれぞれ分けて評価する必要がある。
YouTubeの収入はどれくらい?
ゆたぼんのYouTube収益について、本人が年間収入や月収の詳細を公式に公開しているわけではない。
そのため、登録者数だけで実際の収入を判断することはできない。
2026年10月27日時点のチャンネルデータでは、登録者数は約15万8,000人、累計再生回数は約9,175万回、動画投稿数は936本だった。
一方、YouTubeの収入推定を掲載する外部サイト「Tuber Town」では、2026年の推定年収として約11万4,632円という数字が掲載されている。
YouTube収益を考える際の参考値
約11.5万円
外部サイトによる2026年の推定年収
※本人が公表した実収入ではなく、外部サイト独自の計算による推定値。広告単価や収益化状況によって実際の金額は変動する。
YouTubeの収入は、主に以下の要素で決まる。
- 通常動画とショート動画の再生回数
- 広告の表示回数と広告単価
- 視聴者の年齢や地域
- 動画の長さや視聴維持率
- 企業案件やタイアップの有無
また、イベント出演、企業との協業、商品販売などがあれば、YouTube広告以外の収入も発生する可能性がある。
ただし、これらを含めたゆたぼん本人の総収入や手取り額は公表されていない。
重要なのは、チャンネル登録者15万人という数字と、実際の収益規模は必ずしも比例しないという点だ。
過去に大きな話題を集めた人物でも、現在の動画再生数や更新頻度によって収益状況は変わる。
【プロの結論】ゆたぼんの変化から見える本当の転換点
ゆたぼんの活動を時系列で振り返ると、最も大きな変化は「学校に行かないこと」を主張する段階から、「自分で進路を選び、実際に学び続けること」を発信する段階へ移った点にある。
小学生時代には不登校という選択を通じて教育のあり方を問い、中学生時代には通学を再開した。高校進学後は通信制課程を選び、高卒認定試験にも合格。さらに海外で英語を学び、スポーツにも挑戦してきた。
これは、過去の主張をすべて否定したというよりも、本人が年齢と経験に応じて選択肢を広げてきた過程と見ることができる。
一方、2026年の政治発信では、教育問題を中心としていた以前とは違う難しさも生まれている。
社会問題に対して意見を発信する自由はある。しかし、個人的な経験と社会全体の問題を混同したり、複雑な問題を一つの属性だけで一般化したりすれば、批判を招きやすい。
ゆたぼんの今後を評価する際には、次の3つの基準が参考になる。
1. 学業の継続性: 高卒認定試験の合格だけでなく、日本航空高校の卒業や大学進学にどうつなげるか。
2. 活動の実績: 冒険家という肩書だけでなく、海外経験やスポーツ、動画制作で何を達成するか。
3. 情報発信の責任: 政治や社会問題について、根拠を示し、異なる立場の意見にも向き合えるか。
ゆたぼんは、まだ17歳だ。過去の炎上や不登校時代のイメージだけで将来を決めつけるには早い。
今後は、どのような肩書を名乗るか以上に、学業、社会経験、発信内容のそれぞれで、どのような成果を積み重ねるかが評価の分かれ目になる。
ゆたぼんの現在に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ゆたぼんは2026年現在、何歳ですか?
A1:2008年12月12日生まれなので、2026年10月31日時点では17歳です。2026年12月12日に18歳になります。
Q2:ゆたぼんは高校を卒業していますか?
A2:2026年10月時点で高校卒業を報告した事実は確認できません。日本航空高校の通信制課程に在籍し、2026年2月には高校3年への進級見込みを報告しています。また、16歳で高卒認定試験に合格していますが、これは高校卒業そのものとは異なります。
Q3:ゆたぼんは現在もYouTuberとして活動していますか?
A3:はい。2026年10月も「冒険家ゆたぼんチャンネル」で動画を公開しています。教育や留学に加え、政治、社会問題、コラボ企画などが現在の主な発信テーマです。
まとめ:ゆたぼんの今後は高校卒業と新たな挑戦が焦点
2026年のゆたぼんは、かつての不登校YouTuberというイメージから大きく変化している。
16歳での高卒認定試験合格、日本航空高校での学習、フィリピン・カナダ留学、ボクシングへの挑戦など、活動の幅は広がってきた。
2025年12月にはバイク事故で入院したものの、同月に退院を報告。2026年は高校生活を続けながら、政治や社会問題についても積極的に発信している。
これから注目したいのは、2027年に向けた高校卒業、大学進学の可能性、海外経験を生かした活動、そして政治的な発信がどのように変化していくかだ。
「少年革命家」から「冒険家」へ。ゆたぼんの歩みは、肩書の変化だけではなく、学校教育との向き合い方や社会との関わり方が変わってきた記録でもある。
17歳の現在、次にどのような選択をするのか。その動向は引き続き注目される。