第67回東日本実業団対抗駅伝競走大会は、2026年11月15日(日)午前8時スタート予定。会場は埼玉県熊谷市の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場と、公園内に設けられる特設周回コースだ。
東日本実業団陸上競技連盟の発表を紹介した月陸Onlineによると、10月27日に出場チームと登録選手が発表された。大会までの準備が進んでいる一方、10月31日時点では競技が始まっていないため、2026年の総合順位や区間賞はまだ存在しない。
2026年大会の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会名 | 第67回東日本実業団対抗駅伝競走大会 |
| 開催日 | 2026年11月15日(日) |
| スタート予定 | 午前8時 |
| 会場 | 熊谷スポーツ文化公園陸上競技場 |
| コース | 公園内特設周回コース |
| 1部の距離 | 7区間74.6km |
| 出場枠 | 上位13チーム |
| 次の大会 | 第71回ニューイヤー駅伝 |
| ニューイヤー駅伝開催日 | 2027年1月1日 |
大会当日は、各区間の通過順位や個人タイムが順次明らかになり、最終走者のゴール後に総合順位が確定する。速報を追う場合は、東日本実業団陸上競技連盟の大会情報と、MSPOの大会速報ページが確認先となる。
実際に2026年大会の速報ページには、1区から7区までの区間別ページが用意されている。大会前の段階では順位やタイムは掲載されていないが、レース当日の経過を追う際に役立つ情報源だ。
【出場チーム一覧】2026年の登録選手と注目ランナーを紹介

2026年の1部には、企業・クラブチーム28チームと混成チーム2チームの合計30チームがエントリーしている。前回優勝のロジスティード、ニューイヤー駅伝王者のGMOインターネットグループ、SUBARUなど、実績あるチームが顔をそろえた。
出場チームと登録選手は10月27日に発表されている。以下が1部のエントリーチーム一覧だ。
2026年の1部出場チーム30チーム
1. ロジスティード
2. GMOインターネットグループ
3. SUBARU
4. サンベルクス
5. JR東日本
6. M&Aベストパートナーズ
7. 富士通
8. ヤクルト
9. コニカミノルタ
10. Honda
11. プレス工業
12. 花王
13. NDソフト
14. 富士山GX
15. 埼玉医大グループ
16. コモディイイダ
17. 小森コーポレーション
18. 警視庁
19. RFA Japan
20. RDC ATHLETES
21. NTT ExCパートナーグループ
22. TeamNitro
23. K-project
24. 自衛隊体育学校
25. 新電元工業
26. 練馬1普連
27. T3
28. 神奈川県警
29. 混成チームA
30. 混成チームB
注目チームと登録選手
今回のエントリーで特に注目したいのが、大学駅伝で実績を残した選手や、国際大会で活躍する選手たちの加入・登録だ。
1. ロジスティード:平林清澄・四釜峻佑
前回大会の優勝チーム。平林清澄、四釜峻佑、富田峻平、藤本珠輝らが登録されている。前回の勝利を支えたメンバーを中心に連覇を目指す。
2. GMOインターネットグループ:黒田朝日・太田蒼生
2026年1月のニューイヤー駅伝で初優勝したチーム。太田蒼生、嶋津雄大、今江勇人、吉田祐也ら優勝メンバーが登録され、さらに青山学院大学から加入した黒田朝日も名を連ねた。
黒田は箱根駅伝5区で区間新記録を樹立した実績を持つ選手。実業団駅伝への本格参戦という意味でも、今回の注目選手の一人だ。
3. SUBARU:三浦龍司・山本唯翔
三浦龍司、小林歩、山本唯翔らが登録。三浦は3000m障害でも実績を持つ選手で、トラック競技とは異なる駅伝での走りが注目される。
4. サンベルクス:吉田響
吉田響を中心に、村山紘太、町田康誠、佐藤有一らが登録された。ニューイヤー駅伝でも存在感を示したチームだけに、序盤から上位争いに加わる可能性がある。
5. JR東日本:竹井祐貴・其田健也
竹井祐貴、其田健也、作田直也らロードに強い選手が登録されている。安定した区間運びができるかが上位進出のポイントとなる。
6. 富士通:篠原倖太朗・浦野雄平
篠原倖太朗、浦野雄平、塩尻和也らが登録。各選手の専門種目やロードでの実績を駅伝にどう結びつけるかが見どころだ。
7. Honda:青木涼真・森凪也
青木涼真、森凪也、中野翔太らがエントリー。トラックやロードで実績を積んだ選手がそろい、チーム全体の戦力にも注目が集まる。
このほか、花王には池田耀平、M&Aベストパートナーズには堀尾謙介や鬼塚翔太、ヤクルトには吉川洋次や鎌田航生などが登録されている。
注意したいのは、登録選手全員が当日走るわけではないこと。エントリーリストは出走候補を確認するための資料であり、実際の区間配置は最終オーダーによって決まる。選手名だけでチームの実力を判断せず、当日の区間エントリーも確認したい。
【コース解説】7区間74.6kmの距離と各区間の特徴
第67回大会の1部は、熊谷スポーツ文化公園内に設けられた周回コースを使用する。総距離は74.6km、全7区間。公道を走る形式ではなく、公園内の特設コースを周回する方式だ。
2025年の第66回大会から現在の周回方式が採用されており、2026年大会も同じ基本構成となる。周回コースは1周約4.1kmで、各区間の距離は次のとおり。
区間別の距離一覧
| 区間 | 距離 | コースの特徴 |
|---|---|---|
| 1区 | 13.1km | スタート直後の重要区間 |
| 2区 | 8.2km | 短距離で流れをつなぐ |
| 3区 | 16.4km | 最長区間・レースの勝負どころ |
| 4区 | 8.2km | 中盤の順位争い |
| 5区 | 8.2km | 後半への流れを作る |
| 6区 | 8.2km | アンカー前の重要区間 |
| 7区 | 12.3km | 最終区間・ゴールまでの勝負 |
合計:74.6km
最大の注目は最長16.4kmの3区
最も長いのは3区の16.4km。全体のレース展開を左右しやすい区間であり、各チームが持つ主力ランナーの配置にも注目したい。
2025年大会では、ロジスティードの四釜峻佑が3区で45分52秒を記録して区間賞を獲得。チームもこの区間で先頭に立ち、その後の優勝につなげた。
2026年も3区にどの選手を配置するかは、チームの戦略を読み解くうえで要点になる。
周回コースならではの見どころ
周回コースでは、同じエリアを複数回走るため、選手の走力だけでなくペース配分や集団の位置取りも重要になる。最長区間の3区だけでなく、8.2kmの各区間でどれだけタイムを落とさずにつなげるかも勝敗に影響する。
また、7区は12.3km。アンカーにどの程度のリードを持たせてタスキを渡せるかが、最後の順位争いを左右する。駅伝では一人の区間順位だけでなく、チーム全体のタイム差を見ることが欠かせない。
【2025年東日本実業団駅伝結果】ロジスティードが3時間31分24秒で初優勝
2026年大会を予想するうえで、前回の第66回大会は重要な比較材料になる。
2025年11月3日に開催された第66回大会では、ロジスティードが3時間31分24秒で総合優勝を達成した。創部14年目での初優勝であり、ニューイヤー駅伝への出場権も獲得している。
公式の大会結果を掲載したロジスティード陸上部によると、チームは序盤こそ6位でスタートしたものの、3区の四釜峻佑が区間賞を獲得して首位に浮上。その後も先頭を守り、初の栄冠を手にした。
2025年大会の総合順位・タイムと2026年の注目選手
以下は前回の上位13チームの成績と、2026年の登録選手を対応させた比較表だ。前回の順位と今年の戦力を並べることで、連覇を狙うチームや巻き返しを目指すチームが見えてくる。
特に注目したいのは、上位4チームのタイム差だ。優勝したロジスティードと2位のGMOインターネットグループの差は36秒。3位SUBARUとの差も49秒にとどまり、上位争いは非常に接近していた。
また、2025年の11位プレス工業から13位NDソフトまでは33秒差。ニューイヤー駅伝への出場権を争う終盤の順位争いも厳しいものだった。
なお、2025年は第70回ニューイヤー駅伝の記念大会に伴う特例があり、通常の東日本枠に加えて13位のNDソフトも出場権を獲得した。2026年大会では、翌年の第71回大会に向けて東日本の出場枠が13チームとされている。この2つの制度上の違いは押さえておきたい。
【区間賞・区間順位】2025年の記録から2026年の勝負を読む
総合順位と同じくらい注目したいのが、各区間の個人記録だ。駅伝では、エースがどの区間を担当するかによってチーム全体の流れが変わる。
2025年大会の区間賞一覧
| 区間 | 選手 | チーム | 記録 |
|---|---|---|---|
| 1区 | 今江勇人 | GMOインターネットグループ | 37分12秒 |
| 2区 | R.ダパッシュ | JR東日本 | 22分15秒 |
| 3区 | 四釜峻佑 | ロジスティード | 45分52秒 |
| 4区 | 塩尻和也 | 富士通 | 22分45秒 |
| 5区 | 鈴木勝彦 | SUBARU | 23分10秒 |
| 6区 | 鈴木塁人 | GMOインターネットグループ | 23分21秒 |
| 7区 | 小野知大 | GMOインターネットグループ | 35分24秒 |
2025年の区間賞はGMOインターネットグループが3区間を獲得。ロジスティード、JR東日本、富士通、SUBARUもそれぞれ区間賞を獲得した。
2026年に注目したい3つの勝負
ロジスティードの連覇
前回優勝を支えた平林清澄や四釜峻佑らが登録されている。3区で先頭に立った前回のようなレース運びを再現できるかが焦点になる。
GMOインターネットグループの巻き返し
2025年は東日本大会2位だったが、2026年1月のニューイヤー駅伝では初優勝を達成した。黒田朝日という新戦力も加わり、東日本大会での優勝を狙える陣容となっている。
SUBARU・サンベルクスの上位進出
SUBARUは三浦龍司、サンベルクスは吉田響という注目選手を登録。前回3位と4位だった両チームが、優勝争いにどこまで食い込めるかも見逃せない。
ただし、登録メンバーの知名度や過去の実績だけで総合順位を予想するのは早計だ。駅伝は区間配置、選手のコンディション、タスキを渡す時点のタイム差が結果に直結する。最終オーダーと当日の区間順位を合わせて見ることが、レースを深く理解するポイントになる。
【ニューイヤー駅伝予選】上位13チームが2027年元日の出場権を獲得
東日本実業団駅伝は、単なる地域別の順位争いではない。2027年1月1日に開催される第71回全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)への出場権を懸けた予選会でもある。
2026年の第67回大会では、1部の企業チーム上位13チームに出場資格が与えられる。つまり、優勝争いだけでなく、13位以内に入れるかどうかも各チームにとって大きな目標となる。
ニューイヤー駅伝への出場枠が重要な理由
ニューイヤー駅伝は、全国の実業団チームが群馬県で競う男子駅伝の最高峰の一つだ。各地区の予選を突破したチームが集まり、元日の日本一を争う。
東日本地区のチームにとって、11月の予選は1年間の強化の成果を示す重要な大会となる。特に中位チームにとっては、優勝よりもまず出場枠の確保が現実的な目標になる場合もある。
2025年大会の結果を見ると、12位の花王と13位のNDソフトのタイム差はわずか4秒。さらに14位の富士山GXも13位から53秒差だった。わずかな区間の遅れが、元日の全国大会への出場を左右することが分かる。
結果を見るときの3つの判断基準
- 総合順位: 13位以内に入ったか。ニューイヤー駅伝への出場権を得たか。
- 区間順位: 個人の走りがチーム順位にどのように影響したか。
- タイム差: 前後のチームとの時間差がどれほどあるか。
優勝チームだけを追うと見落としやすいのが、13位前後の攻防だ。2026年大会では13枠を巡る争いにも注目したい。
【東日本実業団駅伝結果2026】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:東日本実業団駅伝2026の結果はいつ分かりますか? A1:2026年11月15日(日)の大会当日に、レースの進行に合わせて区間順位や通過順位が明らかになる。総合順位は最終走者のゴール後に確定する。10月31日現在は大会前のため、結果は未発表だ。
Q2:2026年大会の会場はどこですか? A2:埼玉県熊谷市の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場と、公園内の特設周回コースで開催予定。1部は7区間74.6kmで争われる。
Q3:2026年の出場チームは何チームですか? A3:1部には企業・クラブチーム28チームと混成チーム2チームの合計30チームがエントリーしている。
Q4:ニューイヤー駅伝には何位まで出場できますか? A4:2026年の東日本予選では、1部の企業チーム上位13チームに2027年1月1日のニューイヤー駅伝への出場資格が与えられる。
Q5:2025年の東日本実業団駅伝の優勝チームはどこですか? A5:ロジスティード。3時間31分24秒で総合1位となり、創部14年目で初優勝を達成した。2位はGMOインターネットグループ、3位はSUBARUだった。
Q6:2026年大会で注目される選手は誰ですか? A6:ロジスティードの平林清澄、GMOインターネットグループの黒田朝日と太田蒼生、SUBARUの三浦龍司、サンベルクスの吉田響、Hondaの森凪也などが注目選手として挙げられる。実際の出走区間は最終オーダーで確認したい。
まとめ:東日本実業団駅伝2026はロジスティードの連覇とGMOの逆襲に注目
第67回東日本実業団対抗駅伝競走大会は、2026年11月15日(日)に熊谷スポーツ文化公園で開催予定。7区間74.6kmのコースで、2027年元日のニューイヤー駅伝出場権を懸けた争いが繰り広げられる。
10月27日には出場チームと登録選手が発表され、ロジスティード、GMOインターネットグループ、SUBARU、サンベルクスなどの有力チームがエントリーした。
2025年大会はロジスティードが3時間31分24秒で初優勝。2026年は連覇を狙うロジスティードと、ニューイヤー駅伝王者として東日本の頂点も狙うGMOインターネットグループの対決が大きな見どころとなる。
結果をチェックするときは、総合順位だけでなく、7区間それぞれの区間順位、タイム差、ニューイヤー駅伝の出場権獲得チームにも注目したい。大会当日は速報ページでレースの進行を追い、正式結果が発表された段階で最終順位と区間賞を確認するのがおすすめだ。
2026年11月15日、ロジスティードは連覇を達成するのか。それともGMOやSUBARUが新たな東日本王者となるのか。今年の実業団駅伝を占う重要な一戦となりそうだ。