日本選手権の歴史を振り返ると、長年にわたって大会を支配してきた名選手がいる。
その代表格が飯塚将光、高橋貢、永井大介、青山周平、鈴木圭一郎だ。
2026年大会の青山の優勝によって、日本選手権の歴代優勝回数にも変化が生まれた。
日本選手権の歴代複数回優勝者
- 飯塚将光:6回
- 1977年、1978年、1983年、1986年、1987年、1989年
- 青山周平:5回
- 2018年、2019年、2022年、2023年、2026年
- 高橋貢:4回
- 1997年、1998年、2000年、2004年
- 永井大介:4回
- 2010年、2011年、2012年、2015年
- 片平巧:3回
- 1990年、1993年、1994年
- 鈴木圭一郎:3回
- 2016年、2017年、2021年
このほか、広瀬登喜夫、島田信廣、池田政和、田中茂、木村武之らも複数回の優勝を経験している。
青山周平の22回目のSG優勝と日本選手権5勝は別の記録
ここで混同しやすいのが、SG通算優勝回数と日本選手権の優勝回数だ。
2026年11月3日時点で、青山周平はSG通算22勝で歴代単独トップとなった。一方、日本選手権の優勝回数は今回の優勝を含めて5回である。
日本選手権そのものの最多優勝記録は、飯塚将光の6回が保持している。
つまり、青山はSG全体の優勝回数では歴代トップに立ったが、日本選手権の大会別最多記録にはあと1勝届いていない。
この2つを分けて理解することが、歴代記録を正しく把握するポイントだ。
日本選手権で達成された連覇・完全優勝の記録
日本選手権では、同じ選手が複数年にわたって優勝する連覇も大きな記録として残っている。
代表的な記録は次のとおり。
- 永井大介:2010~2012年の3連覇
- 飯塚将光:1977~1978年、1986~1987年の2連覇
- 片平巧:1993~1994年の2連覇
- 高橋貢:1997~1998年の2連覇
- 鈴木圭一郎:2016~2017年の2連覇
- 青山周平:2018~2019年、2022~2023年の2連覇
完全優勝も難易度の高い記録だ。大会の全レースを勝ち抜く必要があり、過去には秋田敬吾、進藤敏彦、飯塚将光、片平巧、島田信廣、鈴木圭一郎らが達成している。
2026年の青山も6戦6勝の完全優勝を達成し、歴史に名を刻んだ。
【ライブ中継・視聴方法】日本選手権オートレースをスマホで見るには?

日本選手権を現地で観戦できない場合でも、インターネットを利用してレース映像を楽しめる。
主な視聴手段は、AUTORACE.JPの公式ライブ中継、オートレース公式YouTubeチャンネル、WINTICKETなどだ。
① AUTORACE.JP公式サイト
公式サイトでは、開催日程、出走表、オッズ、レース結果、映像などを確認できる。
特にレース情報ページは、選手の試走タイムや競走タイムを調べる際にも便利だ。
レース終了後に結果を振り返りたい場合にも役立つ。
② オートレース公式YouTube
JKAが運営するオートレース公式YouTubeチャンネルでは、レース開催中のライブ配信が行われている。
視聴できる端末は次のとおり。
- スマートフォン
- パソコン
- タブレット
- インターネット対応テレビ
公式案内によると、ライブ配信はレース開催中に視聴できる。過去の動画やアーカイブコンテンツも公開されているため、開催終了後の情報収集にも利用できる。
③ WINTICKET
WINTICKETでもオートレースのライブ映像を無料で視聴できる。
レース映像に加え、選手データ、出走表、オッズ、過去の結果などを確認できるのが特徴だ。
特に、レースを見ながら選手の過去成績を確認したい人に向いている。
どの視聴方法がおすすめ?
初めて日本選手権を見る人には、公式YouTubeがおすすめだ。スマートフォンからアクセスしやすく、オートレースの雰囲気をつかみやすい。
一方、選手の成績や競走データを詳しく調べたい人は、AUTORACE.JPを併用するとよい。
2026年大会は11月3日に終了しているため、現在はリアルタイム中継ではなく、公式のレース動画やアーカイブ、結果情報を利用する形になる。
なお、車券を購入する場合は20歳以上が対象となる。観戦と投票は分けて考え、無理のない範囲で楽しみたい。
【日本選手権オートレースに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:2026年の日本選手権オートレースの優勝者は誰ですか?
A1:青山周平です。2026年11月3日の第58回大会優勝戦で鈴木圭一郎を抑えて1着となり、6戦6勝の完全優勝を達成しました。SG通算優勝回数も22回となり、歴代単独最多記録を更新しました。
Q2:日本選手権オートレース2026の開催日程と開催場所は?
A2:2026年10月29日(木)から11月3日(火・祝)までの6日間、静岡県の浜松オートレース場で開催されました。出場選手は96名で、優勝賞金は1,820万円でした。
Q3:日本選手権オートレースはなぜハンデなしなのですか?
A3:日本選手権は、全レースをオープン戦で実施する特別なSG競走だからです。全選手が0mからスタートし、ハンデによる距離の差を設けずに競います。そのため、スタート技術や競走車の性能、コーナリングなど、選手の総合的な競走力が問われます。
まとめ:日本選手権オートレース2026が残した記録と今後の注目点
第58回日本選手権オートレースは、青山周平の完全優勝とSG通算22勝という歴史的な記録によって幕を閉じた。
今回の大会で押さえておきたい要点は、次の5つだ。
1. 2026年大会は10月29日から11月3日まで浜松オートレース場で開催された。
2. 出場選手は前回優勝者、S級上位者、競走成績上位者から選ばれた96名。
3. 優勝賞金は1,820万円で、全レースがハンデなしのオープン戦。
4. 予選から最終予選、準決勝を経て、最後の8名が優勝戦に進出する。
5. 青山周平が6戦6勝で優勝し、SG通算22勝の歴代最多記録を樹立した。
今回の結果で特に興味深いのは、青山がSG全体の最多優勝記録を更新する一方、日本選手権の歴代最多優勝記録には飯塚将光の6回という壁が残っていることだ。
また、鈴木圭一郎の地元浜松での2着、佐藤励の連覇挑戦、若手選手の台頭など、今後のSG戦線につながる材料も多かった。
日本選手権の本当の面白さは、単に速い選手が勝つということではない。ハンデなしという条件の下、96名がそれぞれの技術と競走力をぶつけ、6日間を勝ち抜いた選手だけが頂点に立てる点にある。
2026年大会は青山周平の新記録によって、オートレースの歴史に残る大会となった。 今後はSG23勝目への挑戦と、日本選手権6度目の優勝による飯塚将光の大会記録更新が、新たな注目テーマとなる。