2026年11月3日現在、千葉ロッテマリーンズの外国人選手は、投手のホセ・カスティーヨ、アンドレ・ジャクソン、ジョーイ・ルケーシー、サム・ロング、野手のネフタリ・ソト、グレゴリー・ポランコを中心に構成されています。加えて、育成契約ではチャリエル・ラドニーとスティベン・アセベドも在籍しました。NPB公式の2026年度選手一覧と個人成績を見ると、支配下登録と育成契約の違いに加え、選手ごとの出場機会や成績にも大きな差が見られます。
気になるのは、2027年も同じ外国人選手がロッテに残るのか、それとも新外国人の獲得によって顔ぶれが変わるのかという点です。今季の成績、契約区分、退団情報、歴代助っ人の実績を整理しながら、来季の補強ポイントまで詳しく見ていきます。
【2026年最新】千葉ロッテマリーンズの外国人選手一覧!現在の所属と登録区分

2026年のロッテ外国人選手を把握するうえで、最初に確認したいのが支配下登録と育成契約の違いです。
NPB公式の2026年度選手一覧を基準にすると、シーズン終了時点の支配下外国人選手は6人。内訳は投手4人、野手2人です。
一方、育成選手にはラドニーとアセベドがいました。したがって、今季の外国人選手を調べる際は、支配下の6人だけでなく、育成契約の2人も含めて考える必要があります。
支配下登録の外国人選手
投手
- 背番号11:ホセ・カスティーヨ
- 背番号42:アンドレ・ジャクソン
- 背番号48:ジョーイ・ルケーシー
- 背番号73:サム・ロング
野手
- 背番号99:ネフタリ・ソト
- 背番号22:グレゴリー・ポランコ
育成契約の外国人選手
- 背番号139:チャリエル・ラドニー(投手)
- 背番号140:スティベン・アセベド(外野手)
この区分で注意したいのは、支配下登録と一軍出場登録は同じ意味ではないことです。
支配下登録は球団との選手契約上の区分であり、登録されているからといって必ず一軍で出場できるわけではありません。また、育成契約の選手が一軍でプレーするには、原則として支配下選手への移行が必要です。
2026年は、外国人投手の補強に加えて若手外国人の育成にも取り組んだシーズンでした。
【投手編】ロッテ外国人投手2026の成績を徹底比較!ジャクソンが中心
2026年の外国人投手陣で、最も安定した実績を残したのはアンドレ・ジャクソンです。
一方、サム・ロングは登板機会を得たものの防御率が4点台後半となり、カスティーヨとルケーシーも登板数が限られました。
それぞれの成績を比較すると、2027年に向けた投手補強の方向性も見えてきます。
アンドレ・ジャクソン:25試合9勝、140奪三振
背番号42・アンドレ・ジャクソン
- 登板:25試合
- 勝敗:9勝9敗
- 投球回:150回2/3
- 奪三振:140
- 防御率:3.46
ジャクソンは2026年のロッテ外国人投手陣を語るうえで欠かせない存在です。
150回2/3を投げ、140奪三振を記録。9勝9敗という勝敗だけを見ると貯金はありませんが、年間を通して先発投手として一定の投球回を確保した点は評価材料になります。
特に注目したいのは、イニング消化能力です。シーズンを通して先発ローテーションを支える外国人投手は、勝利数だけでなく、試合を作る能力が大切です。
2027年の編成を考える場合、ジャクソンのように一定の投球回を計算できる投手を確保することは、先発陣の安定につながります。
サム・ロング:26試合登板も防御率4.98
背番号73・サム・ロング
- 登板:26試合
- 勝敗:1勝7敗
- 投球回:68回2/3
- 奪三振:47
- 防御率:4.98
左腕のロングは26試合に登板しましたが、1勝7敗、防御率4.98という結果でした。
68回2/3を投げた一方、被安打は77本、自責点は38。登板数に対して失点を抑えきれなかったことが数字から読み取れます。
外国人投手に期待されるのは、単純な登板数ではなく、勝ちパターンや先発ローテーションで安定して機能することです。
来季も契約を継続するかどうかを判断する場合、左腕という希少性だけでなく、投球内容の改善が見込めるかがポイントになります。
ジョーイ・ルケーシー:途中加入で6試合に登板
背番号48・ジョーイ・ルケーシー
- 登板:6試合
- 勝敗:1勝3敗
- 投球回:34回
- 奪三振:32
- 防御率:3.18
ルケーシーは2026年7月23日に支配下登録された投手です。
シーズン途中の加入だったため、ジャクソンやロングと比べると登板機会は少なく、6試合で34イニングという成績でした。
防御率は3.18。限られた登板数のなかで一定の投球内容を示しています。
32奪三振という数字も注目材料です。ただし、34イニングの成績だけで翌年の先発ローテーションを任せられるか判断するのは早く、年間を通じた稼働力が評価の焦点になります。
ホセ・カスティーヨ:防御率1.59も登板機会は限定的
背番号11・ホセ・カスティーヨ
- 登板:7試合
- 勝敗:0勝1敗
- 投球回:5回2/3
- 奪三振:2
- 防御率:1.59
カスティーヨは左投左打の投手で、身長198センチ、体重114キロという大柄な体格が特徴です。
2026年の一軍成績は7試合、5回2/3、防御率1.59でした。
防御率だけを見ると優秀ですが、投球回が少ないため、年間を通して安定した成績を残した投手と同じ評価をすることはできません。
来季の判断材料としては、短いイニングでの投球内容だけでなく、登板機会を増やせるかどうかも重要になります。
【野手編】ソトとポランコの2026年成績!打線への貢献度を検証
ロッテの外国人野手を代表するのが、ネフタリ・ソトとグレゴリー・ポランコです。
両者とも長打力を持つ選手ですが、2026年の成績には明確な違いがありました。
ネフタリ・ソト:115試合17本塁打
ソトは2024年からロッテでプレーする右打ちの内野手です。
横浜DeNA時代には2018年に41本塁打、2019年には43本塁打を記録。日本球界で長打力を証明してきた選手です。
2026年の成績は次のとおりです。
- 試合:115
- 打率:.221
- 安打:75
- 本塁打:17
- 打点:47
- 出塁率:.285
- 長打率:.413
打率は.221と低めですが、17本塁打、47打点を記録しています。
2025年の13本塁打から2026年は17本塁打へ増加しており、長打力という面では一定の存在感を示しました。
一方で、出塁率.285という数字は改善の余地があります。
ソトを評価する際には、打率だけでなく、本塁打や打点、長打率を含めて判断する必要があります。
グレゴリー・ポランコ:2026年は52試合5本塁打
ポランコは左打ちの外野手で、ロッテ加入後は長打力を武器に打線を支えてきました。
特に2023年には26本塁打、75打点を記録。2024年も23本塁打、60打点を挙げています。
しかし、2026年は出場機会と打撃成績の両面で苦しい数字となりました。
- 試合:52
- 打率:.188
- 安打:25
- 本塁打:5
- 打点:14
- 出塁率:.262
- 長打率:.361
2023年、2024年の実績と比較すると、2026年の成績は大きく落ち込んでいます。
とりわけ、打率.188という数字は厳しい評価につながりやすい部分です。
ただし、過去に複数年にわたって20本塁打以上を記録した実績があるため、単年の成績だけで打者としての能力を判断するのも適切ではありません。
2027年に向けては、コンディションや出場機会、長打力の回復をどのように評価するかが契約判断の材料になりそうです。
【完全比較表】ロッテ外国人選手8人の成績・背番号・契約状況
ここまで紹介した6人の支配下選手に、育成契約のラドニーとアセベドを加えて整理します。
2026年シーズン終了時点の成績・登録区分。契約動向は2026年11月3日時点。
出典はNPB公式の個人年度別成績、2026年度選手一覧、支配下・育成選手登録公示、球団公式発表です。
この一覧から分かるのは、2026年の外国人選手が一律に結果を残せなかったわけではないということです。
ジャクソンは年間を通じた投球回と奪三振で存在感を示し、ソトも本塁打という分かりやすい数字を残しました。一方、ロングとポランコは成績面で課題が残っています。
また、育成契約の2人については、支配下の6人とは異なる契約上の判断が必要です。
【残留・退団を検証】ロッテ外国人選手の2027年契約と新外国人補強
2026年11月3日時点で、ファンが特に注目しているのが外国人選手の残留・退団問題です。
ただし、2026年のシーズン終了時点で名鑑に掲載されていることと、2027年の契約が決まっていることは別問題です。
チャリエル・ラドニーは育成契約から次の段階へ進めるか
チャリエル・ラドニー
- 出身:ドミニカ共和国
- 生年月日:2005年3月27日
- 身長:183センチ
- 投打:左投左打
- 背番号:139
ラドニーは2026年1月9日に球団から育成契約での入団が発表された左腕です。
レイズ傘下でプレーした経歴を持ち、将来性を見込まれてロッテに加入しました。
しかし、2027年度の育成選手保留者名簿には名前が掲載されていません。スポーツナビの入退団情報でも、10月30日付で自由契約として扱われています。
つまり、2026年の育成契約がそのまま2027年に継続する状況ではありません。
スティベン・アセベドも育成契約の継続対象から外れる
アセベドはドミニカ共和国出身の外野手です。
2025年にロッテへ加入し、2026年1月9日には育成契約での再契約が発表されました。背番号は140です。
195センチ、104キロの大型外野手で、長打力が持ち味です。
2025年には一軍で5試合に出場し、本塁打も記録しました。しかし、2026年は再び育成契約からのスタートとなりました。
ラドニーと同様に、アセベドも2027年度の育成選手保留者名簿に掲載されていません。スポーツナビの入退団情報では、こちらも10月30日付の自由契約となっています。
支配下外国人6人の残留はどうなる?
残る6人については、2026年11月3日時点で、球団から2027年の契約継続を個別に発表した情報は確認できません。
特に注目したいのは次の3人です。
- ジャクソン: 150回2/3を投げた実績があり、先発投手としての価値が高い。
- ソト: 17本塁打を記録しており、長打力を期待できる。
- ポランコ: 過去の実績は十分だが、2026年は出場数・打撃成績ともに低下した。
ロングやカスティーヨ、ルケーシーについても、投球内容や年間の稼働力が判断材料になるでしょう。
外国人選手の契約は、成績だけでなく、年俸、年齢、故障歴、本人の希望、他球団との競争など複数の要素で決まります。
そのため、現段階で残留や退団を断定することはできません。
2027年の新外国人補強で必要になるポジション
2026年の成績から考えると、ロッテが補強を検討する際の要点は大きく3つあります。
1. 安定してイニングを消化できる先発投手
ジャクソンのように年間150イニング前後を投げられる投手は貴重です。先発陣の負担を減らせる外国人投手の確保は、優先度の高い補強候補になります。
2. 中軸を任せられる長距離打者
ソトは17本塁打を記録した一方、ポランコは5本塁打にとどまりました。
外国人野手の構成が変わる場合、長打力を補える打者の獲得が重要になります。
3. 左右のバランスを考えた投手補強
ロングとルケーシー、カスティーヨはいずれも左腕です。外国人投手の編成では、左右のバランスと起用方法を考える必要があります。
なお、2026年11月3日時点で、2027年に向けたロッテの新外国人獲得について、球団公式の確定発表は確認できません。
今後は契約保留者名簿や球団の獲得発表、報道各社の補強情報を確認が必要です。
【歴代外国人選手】ロッテを支えてきた助っ人と2027年への期待
ロッテの外国人選手を振り返ると、球団の歴史を彩ってきた名選手が数多く存在します。
現在の外国人選手を評価するうえでも、歴代助っ人が残した実績は参考になります。
レロン・リー:ロッテの歴史に残る強打者
ロッテの歴代外国人選手を語る際に外せないのが、レロン・リーです。
1977年から1987年まで在籍し、通算1,579安打、283本塁打を記録しました。
長期間にわたって安定した打撃成績を残し、球団の歴史を代表する外国人打者となっています。
弟のレオン・リーも1978年から1982年まで在籍し、716安打、130本塁打を記録しました。
アルトマン:長く語り継がれる実績
1968年から1974年まで在籍したアルトマンも、ロッテの歴代助っ人を代表する選手です。
球団で886安打、193本塁打を記録しており、長打力と安定感を兼ね備えた打者でした。
ベニー・アグバヤニ:2000年代を代表する存在
2004年から2009年まで在籍したベニーは、613安打を記録しました。
2005年の日本一を経験したチームの一員でもあり、ロッテファンの記憶に残る外国人選手です。
フリオ・ボーリック:長打力で印象を残した助っ人
1999年から2002年までプレーしたボーリックは、384安打、92本塁打を記録しています。
短期間ながら長打力で存在感を発揮した選手として知られています。
こうした歴代外国人選手の実績を見ると、ロッテでは単に一時的な戦力になるだけでなく、長くチームを支える助っ人が高く評価されてきたことが分かります。
2027年の外国人補強を評価する3つの基準
歴代の成功例と2026年の成績を踏まえると、来季の補強を見る際には次の基準が役立ちます。
- 実績と継続性: 過去の本塁打数や勝利数だけでなく、直近シーズンの出場数や稼働率を確認する。
- チーム事情との適合性: 既存の日本人選手とのポジション競争や投打のバランスを見る。
- 将来性と即戦力性: 支配下契約で早期の活躍を狙うのか、育成契約で成長を待つのかを区別する。
外国人選手の補強は、知名度やメジャー経験だけで成功が決まるものではありません。
日本の野球への適応力、球場との相性、年間を通したコンディションなど、実際のチーム運用に関わる要素も重要です。
【ロッテ外国人選手】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のロッテ外国人選手は全部で何人ですか?
2026年シーズン終了時点のNPB公式選手一覧では、支配下外国人選手が6人、育成外国人選手が2人です。合計8人で、支配下は投手4人・野手2人となっています。
Q2:2026年のロッテで最も成績が良かった外国人投手は誰ですか?
投手ではアンドレ・ジャクソンが目立ちました。25試合に登板し、9勝9敗、防御率3.46、150回2/3、140奪三振を記録しています。
Q3:ソトとポランコの2026年成績は?
ソトは115試合、打率.221、17本塁打、47打点。ポランコは52試合、打率.188、5本塁打、14打点でした。
Q4:チャリエル・ラドニーは支配下選手ですか?
いいえ。2026年は背番号139の育成契約で入団した投手です。2027年度の育成選手保留者名簿には掲載されていません。
Q5:ロッテの外国人選手で2027年も残留する選手は誰ですか?
2026年11月3日時点では、支配下外国人6人の2027年契約について、球団から個別の確定発表は確認できません。今後の公式発表が判断材料になります。
Q6:ロッテは2027年に新外国人選手を獲得しますか?
2026年11月3日時点では、2027年の新外国人獲得について公式発表は確認できません。投手の先発層と中軸を担う長距離打者が、補強を考える際の注目ポイントです。
まとめ:ロッテ外国人選手の2027年は残留判断と新戦力補強が焦点
2026年の千葉ロッテマリーンズは、ジャクソン、ソトを中心に外国人選手を起用しました。
投手ではジャクソンが9勝、140奪三振を記録。野手ではソトが17本塁打を放ち、長打力を示しました。一方、ロングやポランコには成績面で課題が残り、カスティーヨとルケーシーも登板機会が限られました。
育成契約ではラドニーとアセベドが在籍しましたが、両者とも2027年度の育成選手保留者名簿には掲載されていません。
今後の最大の注目点は、支配下外国人6人の契約判断と新外国人の補強です。
歴代のレロン・リーやアルトマン、ベニーのように、長くチームを支える外国人選手を獲得できるかどうかも、来季のロッテを左右する要素になります。
2027年のロッテ外国人補強は、先発投手の安定、中軸打者の長打力、育成選手の将来性という3つの観点から追うと、球団の編成方針がより明確に見えてきます。