2026年10月31日現在、サッカー日本代表のFIFA世界ランキングは、男子が17位、女子(なでしこジャパン)が5位となっている。男子は10月7日発表の最新ランキングでアジア首位を維持。女子も10月20日の発表で世界5位を守り、アジア勢のトップに立っている。男女ともに世界の強豪国と肩を並べる位置を確保しているが、直近のポイント変動には違いがある。
気になるのは、男子17位・女子5位という順位がどれほど高い評価なのか、スペインやアルゼンチンなどの強豪国とどの程度の差があるのかという点だ。今回は2026年10月の最新データを基準に、男女の順位とポイント、アジア内の位置付け、FIFAランキングの算出方法、過去最高順位、次回更新日まで詳しく整理する。
【2026年10月最新】サッカー日本代表の世界順位は男子17位・女子5位!

2026年10月末時点の日本代表の世界順位を確認するうえで、まず押さえておきたいのが男女のランキング発表日が異なる点だ。
FIFAは男子と女子でランキングの更新スケジュールを分けている。そのため、男子は10月7日、女子は10月20日の発表がそれぞれ最新の公式ランキングとなる。
男子日本代表は世界17位を維持
17位
男子日本代表(SAMURAI BLUE)
2026年10月7日発表
男子日本代表の最新順位は世界17位。獲得要点は1684.75ポイントとなった。
前回の2026年7月20日発表でも17位だったため、順位そのものに変動はない。一方、要点は前回の1673.68から11.07増加している。
順位を維持しながらポイントを積み上げたことは、国際試合での結果がランキングに反映されたことを示している。
なでしこジャパンは世界5位を維持
5位
女子日本代表(なでしこジャパン)
2026年10月20日発表
女子日本代表は世界5位。要点は1994.43ポイントだった。
前回の2026年6月16日発表でも5位を記録しており、今回も順位を維持した。ただし、要点は前回の1998.83から4.40減少している。
つまり、なでしこジャパンはポイントを落としながらも、世界5位という評価を守った形だ。世界トップ10に定着していることに加え、アジアの女子代表の中でも最上位を維持している。
男女の最新状況を
- 男子:17位、1684.75ポイント、前回比の順位変動なし
- 女子:5位、1994.43ポイント、前回比の順位変動なし
なお、男女の要点はそれぞれ異なるランキングの評価値であり、男子と女子の数字をそのまま比較して実力差を判断することはできない。
【男子日本代表の現在地】世界17位の実力とアジア勢との順位比較
男子日本代表の17位という数字は、アジアの中でどのような意味を持つのか。
2026年10月7日のランキングでは、日本はAFC加盟国の中でトップ。2番手以下のイラン、オーストラリア、韓国を上回っている。
2026年10月のアジア男子ランキング
男子のアジア勢上位は次のとおりだ。
| 国・地域 | FIFA世界順位 |
|---|---|
| 日本 | 17位 |
| イラン | 23位 |
| オーストラリア | 26位 |
| 韓国 | 32位 |
| サウジアラビア | 55位 |
日本と2番手のイランには6つの順位差がある。さらに韓国とは15順位の差が開いている。
もちろん、ランキングだけで実際の試合結果を予測できるわけではない。しかし、日本がアジアの中で安定して高い国際評価を受けていることは明らかだ。
9月・10月の代表戦がポイント増加に貢献
今回の男子ランキングで注目したいのは、順位が変わらなかった一方でポイントが増えたことだ。
2026年9月から10月にかけての日本代表は、ウルグアイ、ベネズエラ、エクアドル、ニュージーランドと対戦した。
この期間の結果は次のとおり。
- ウルグアイ代表に勝利
- ベネズエラ代表に勝利
- エクアドル代表とは引き分け(PK戦では日本が勝利)
- ニュージーランド代表に勝利
東アジアサッカー連盟(EAFF)の10月8日付の報道でも、日本がこの代表ウィークで3勝1分けの成績を残し、世界17位を維持したことが紹介されている。
ここで重要なのは、勝利数だけではなく対戦相手の強さも評価に影響するという点だ。
格下相手に勝つことと、ランキング上位の相手に勝つことでは、獲得できるポイントが同じとは限らない。
日本が今後さらに順位を上げるためには、アジア予選や国際親善試合で安定した結果を残すだけでなく、世界の上位国との対戦でも結果を積み重ねる必要がある。
【なでしこジャパンの現在地】世界5位を維持する女子日本代表の評価
なでしこジャパンの世界5位は、女子サッカーにおける日本の国際的な競争力を示す重要な数字だ。
男子の17位も高い評価だが、女子は世界トップ5に入っている。スペイン、アメリカ、ドイツ、イングランドといった強豪国と並ぶ順位を維持している点に注目したい。
世界トップ5の女子ランキング
2026年10月20日発表の女子ランキング上位は次のとおり。
| 順位 | 国・地域 | ポイント |
|---|---|---|
| 1位 | スペイン | 2121.50 |
| 2位 | アメリカ | 2042.38 |
| 3位 | ドイツ | 2034.62 |
| 4位 | イングランド | 2025.47 |
| 5位 | 日本 | 1994.43 |
日本と4位イングランドのポイント差は31.04。3位ドイツとの差は40.19だ。
トップ4との距離は決して大きくない。一方、6位フランスとの差も10.66ポイントあるため、上位を維持するには今後の国際試合での結果が重要になる。
ポイントが減少しても5位を維持できた理由
今回の女子ランキングでは、なでしこジャパンの要点は4.40減少した。
2026年の国際親善試合では、ハイチに5対1で勝利した一方、ドイツには1対2で敗れている。
フットボールチャンネルの報道によると、この結果などを反映して要点は1998.83から1994.43に減少したが、世界順位は5位を維持した。
この結果から読み取れるのは、ランキングでは単純な勝敗だけでなく、対戦相手との実力差や試合の重要度も評価に関係するということだ。
世界トップ5の位置を維持するためには、強豪国との試合でどれだけ競争力を発揮できるかが問われる。
女子のアジア順位でも日本がトップ
2026年10月20日の女子ランキングにおけるアジア勢の状況は次のとおり。
- 日本:世界5位
- 北朝鮮:世界12位
- オーストラリア:世界15位
- 韓国:世界17位
- 中国:世界18位
日本は2番手の北朝鮮にも大きな順位差をつけている。
EAFFも10月20日付の発表で、なでしこジャパンがアジア最上位を維持したと伝えた。
男子だけでなく女子でも、日本がアジアのトップに立っていることは、男女両代表に共通する強みといえる。
【世界ランキング比較】日本とスペイン・アルゼンチンの順位差は?
日本代表の世界的な立ち位置を理解するには、世界ランキング上位国との比較が欠かせない。
男子ではスペインとアルゼンチン、女子ではスペインとアメリカが上位に位置している。
男子ランキングの世界トップとの比較
2026年10月7日の男子ランキングでは、スペインが2011.57ポイントで首位、アルゼンチンが1972.80ポイントで2位となった。
日本は1684.75ポイントで17位だ。
スペインとの差は326.82ポイント、アルゼンチンとの差は288.05ポイントとなる。
男子世界ランキングの上位勢は以下のとおり。
- 1位:スペイン
- 2位:アルゼンチン
- 3位:フランス
- 4位:イングランド
- 5位:ポルトガル
- 17位:日本
スペインは2026年のワールドカップ王者として首位に立っており、アルゼンチンも継続して高い評価を受けている。
日本が世界トップ10に近づくには、現在の17位を維持するだけでなく、上位国とのポイント差を縮めることが課題となる。
女子ランキングはスペインが首位、日本は5位
女子ではスペインが2121.50ポイントで首位。アメリカが2042.38ポイントで2位、日本が1994.43ポイントで5位だ。
日本は世界トップとのポイント差が127.07ある。
ただし、男子と女子の要点は同じ物差しではないため、男子の1684.75と女子の1994.43を比較して、どちらの代表が強いと判断することはできない。
比較すべきなのは、それぞれのカテゴリー内での順位、ポイント変動、対戦相手との距離である。
男女別の主要データと関係性一覧
| 比較項目 | 男子日本代表 | 女子日本代表 |
|---|---|---|
| 2026年10月の順位 | 17位 | 5位 |
| 発表日 | 10月7日 | 10月20日 |
| 獲得ポイント | 1684.75 | 1994.43 |
| 前回順位 | 17位 | 5位 |
| ポイント変動 | +11.07 | -4.40 |
| AFC内順位 | 1位 | 1位 |
| 世界1位 | スペイン | スペイン |
| 過去最高順位 | 9位 | 3位 |
| 次回更新予定 | 11月18日 | 12月7日 |
この比較から分かるのは、男子はポイントを伸ばして17位を維持し、女子はポイントを落としながら5位を維持したという違いだ。
同じ「日本代表」でも、男女で競争環境やランキングの動き方は異なる。それぞれの状況を分けて評価することが大切になる。
【FIFAランキングの算出方法】日本代表の要点はどう決まる?
FIFAランキングを正しく理解するには、順位の数字だけでなくポイントの算出方法を知っておきたい。
FIFAは2018年8月に男子ランキングの計算方法を変更し、「SUM」と呼ばれる方式を導入した。
男子ランキングは試合ごとのポイント加減方式
男子ランキングでは、試合の結果に応じて、それまでのポイントに加算または減算する。
基本となる計算式は次のとおり。
\[
P_{\text{new}}=P_{\text{before}}+I(W-W_e)
\]
それぞれの意味は以下のとおりだ。
- P before:試合前のポイント
- I:試合の重要度
- W:実際の試合結果
- W e:予想される試合結果
この方式では、相手との実力差や試合の重要性などがポイントに影響する。
例えば、ランキング上位国が大きく格下の国に勝っても、期待どおりの結果と評価されればポイントの増加は限定的になる。一方、格上の相手に勝てば、より高い評価につながる可能性がある。
また、ワールドカップや大陸選手権などの重要な大会では、通常の親善試合よりも試合の重要度が高く設定されている。
FIFA公式の説明によると、SUM方式は過去の一定期間の試合ポイントを平均する旧方式とは異なり、試合ごとにポイントを加減する仕組みだ。
女子ランキングも試合内容と相手の強さを評価
女子のFIFAランキングにも独自の評価方法がある。
基本式は次のとおり。
\[
WWR_{\text{new}}=WWR_{\text{old}}+(Actual-Predicted)
\]
実際の試合結果と事前に予想される結果との差を、ランキングの評価に反映する仕組みだ。
主な評価要素は以下の4つ。
1. 試合結果
2. ホーム・アウェー・中立地の違い
3. 試合の重要度
4. 対戦相手とのランキング上の実力差
加えて、女子ランキングでは得点差や得点数も実際の試合結果の評価に関係する。
つまり、単に勝ったか負けたかだけではなく、どの相手と、どのような条件で戦ったかが重要になる。
FIFAランキングに関するよくある誤解
ランキングを確認するときには、次の3点に注意したい。
誤解1:順位が上がらなければポイントも増えていない
これは正しくない。男子日本代表は2026年10月に11.07ポイントを増やしたが、順位は17位のままだった。
誤解2:親善試合の勝利はすべて同じ価値がある
これも正しくない。対戦相手の強さや試合の重要度によってポイントの変動は異なる。
誤解3:FIFAランキングの順位がそのまま大会の最終順位になる
FIFAランキングは代表チームの国際的な競争力を示す指標であり、ワールドカップやアジアカップの優勝を保証するものではない。
ランキングは現在の実力を考えるための参考資料であり、試合の結果や大会での成績と組み合わせて評価する必要がある。
【FIFAランキング日本の歴代推移】男子最高9位・女子最高3位の実績
日本代表の現在の順位を理解するには、過去の推移も見ておきたい。
男子は1990年代から国際舞台での経験を積み重ね、女子は2011年のワールドカップ優勝などを経て世界トップクラスの評価を獲得してきた。
男子日本代表の歴代最高順位は9位
男子日本代表のFIFAランキングにおける過去最高順位は9位。
1998年2月から3月にかけて記録した順位だ。
その後は世界ランキングの中で上下を繰り返したが、2010年代後半以降は順位を大きく改善している。
近年の推移を見ると、次のようになる。
- 2017年:年間最終57位
- 2018年:50位
- 2019年:28位
- 2020年:27位
- 2021年:26位
- 2022年:20位
- 2023年:17位
- 2024年:15位
- 2025年:18位
- 2026年10月:17位
特に2018年から2019年にかけての順位改善は大きい。
2018年のロシア・ワールドカップを経て、2019年には28位まで上昇。2022年には20位、2023年には17位に到達した。
2024年には15位まで上がっており、世界トップ15に入る実力を示した時期もある。
2025年は18位で終えたものの、2026年10月時点では17位まで戻している。
現在の17位は、歴代最高の9位には届かないものの、世界の強豪国と競争できる水準を維持している。
なでしこジャパンの歴代最高順位は3位
女子日本代表の過去最高順位は世界3位。
2011年のFIFA女子ワールドカップ優勝をはじめ、国際大会での実績を積み重ねてきた。
近年の年間順位を見ると、次のような推移が確認できる。
- 2017年:9位
- 2018年:8位
- 2019年:10位
- 2020年:10位
- 2021年:13位
- 2022年:11位
- 2023年:8位
- 2024年:8位
- 2025年:8位
- 2026年10月:5位
特に注目したいのは、2025年から2026年にかけての上昇だ。
2025年は年間最終8位だったが、2026年には5位まで順位を上げた。
女子サッカーでは欧州や北米の強豪国も高い競争力を持っている。その中で日本がトップ5に入っていることは、長年にわたる代表強化の成果を示すものだ。
男子が17位、女子が5位という現在の数字だけでなく、両代表がそれぞれ異なる歴史を積み重ねてきたことも評価したい。
【次回FIFAランキング更新日】2026年11月・12月の発表予定
2026年10月31日時点で、FIFA公式サイトに表示されている次回ランキングの更新予定日は以下のとおり。
男子日本代表11月18日
前回発表:10月7日
女子日本代表12月7日
前回発表:10月20日
男子と女子では次回発表日が異なるため、ニュースを確認するときには注意が必要だ。
男子は11月18日の更新に注目
男子日本代表は10月7日の発表で17位を維持した。
次回更新では、その後の国際試合の結果が反映されることになる。
特に世界ランキング上位国との対戦結果は、今後の順位やポイントの変動を考えるうえで注目される。
女子は12月7日の更新が次の節目
女子日本代表は10月20日の発表で世界5位を維持した。
次回は12月7日が公式発表予定日となっている。
世界トップ5を守れるか、あるいは4位以上に近づけるかが注目点だ。
なお、FIFA公式サイトの更新予定日は変更される可能性があるため、発表直前には最新の公式日程を確認したい。
【サッカー日本順位】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年10月現在、サッカー日本代表の世界順位は何位?
A1:男子日本代表は世界17位、女子日本代表のなでしこジャパンは世界5位です。男子は10月7日、女子は10月20日のFIFA発表が最新となっています。
Q2:日本男子代表はアジアで何位?
A2:世界17位で、AFC加盟国の中では1位です。イランが23位、オーストラリアが26位、韓国が32位となっています。
Q3:なでしこジャパンはアジアで何位?
A3:世界5位で、アジア首位です。北朝鮮が12位、オーストラリアが15位、韓国が17位、中国が18位となっています。
Q4:日本代表のFIFAランキング過去最高順位は?
A4:男子は1998年2月から3月に記録した9位、女子は3位です。
Q5:男子日本代表のFIFAランキングはなぜポイントが増えても順位が変わらない?
A5:他国も同時にポイントを獲得しているためです。男子日本代表は2026年10月に11.07ポイント増加しましたが、周囲の国との順位関係が変わらず17位を維持しました。
Q6:FIFAランキングの要点は何で決まる?
A6:対戦相手の強さ、試合結果、試合の重要度などによって決まります。男子はSUM方式、女子は実際の結果と予測結果の差を反映する方式を採用しています。
Q7:2026年の次回FIFAランキング更新日はいつ?
A7:男子は2026年11月18日、女子は2026年12月7日が公式発表予定日です。
まとめ:日本代表の世界順位は男女ともアジア首位、次の目標は世界トップへの挑戦
2026年10月31日時点のサッカー日本代表のFIFAランキングは、男子17位、女子5位という結果になった。
男子は1684.75ポイントでアジア首位を維持し、前回から11.07ポイント増加。女子は1994.43ポイントで世界5位を守ったものの、要点は4.40減少している。
男子の歴代最高順位は9位、女子は3位。現在の順位だけでなく、過去からの推移を見ることで、日本サッカーが世界の中で着実に評価を高めてきたことが分かる。
今後の注目点は次の3つだ。
1. 男子日本代表が世界17位からトップ15、さらにトップ10へ近づけるか。
2. なでしこジャパンが世界5位を維持し、トップ3に再び迫れるか。
3. 男女ともにアジア首位を守り、世界の強豪国とのポイント差を縮められるか。
次回の男子ランキングは11月18日、女子ランキングは12月7日に発表予定だ。
日本代表の現在地を判断する際には、順位だけでなくポイントの増減、対戦相手の強さ、アジア内での位置付けを合わせて見ることが大切だ。 2026年の残りの代表戦と次回ランキング発表は、男女日本代表の今後を占う重要な節目となる。