2026年11月1日現在、バレーボール男子日本代表の主将・石川祐希は、イタリアでの長年の挑戦に区切りをつけ、トルコ1部リーグの強豪ジラート・バンク・アンカラで新シーズンを戦っている。1995年12月11日生まれの30歳。身長192cmのアウトサイドヒッターとして、クラブと日本代表の両方で重要な役割を担う選手だ。
2026年6月には、2シーズン所属したイタリアのペルージャからの退団と、トルコへの移籍が相次いで発表された。加えて、男子日本代表は9月のアジア選手権で優勝し、2028年ロサンゼルス五輪の出場権を獲得。石川自身も主将として歴史的な成果に貢献した。2026年の移籍の背景、海外での実績、ネーションズリーグでの成績、そして次の五輪に向けた展望を整理する。
【2026年現在】石川祐希の所属チームはトルコのジラート・バンク・アンカラ

2026年現在の石川祐希の所属チームは、トルコの首都アンカラを本拠地とするジラート・バンク・アンカラ(Ziraat Bankkart Ankara)だ。
2026年6月5日、マネジメント会社を通じて2026-27シーズンからの移籍が正式に発表された。イタリアのセリエAで長年プレーしてきた石川にとって、トルコリーグへの移籍は初めての経験となる。
ジラート・バンクはトルコ国内でも実績のある強豪クラブだ。2026年6月の移籍発表時点で、リーグ優勝5回を誇り、直近の欧州チャンピオンズリーグでも3位に入っていた。2025-26シーズンにはトルコリーグ2連覇も達成しており、国内外のタイトルを狙える環境が整っている。
クラブでの背番号は11、日本代表では14
新天地で石川が着用する背番号は11。一方、日本代表では従来どおり背番号14を着用している。所属クラブと代表で背番号が異なるため、試合映像やユニフォームを見る際には注意したい。
ジラートの公式選手紹介にもYuki Ishikawaの名前が掲載され、ポジションはアウトサイドヒッター、身長は1.92mと登録されている。
トルコリーグ開幕戦で両チーム最多16得点
新天地での公式リーグ戦デビューは2026年10月18日。エフェレル・リーグ(トルコ男子1部)の開幕戦でフェネルバフチェと対戦し、石川は先発出場した。
試合はジラートが3対0で勝利。石川はスパイクによる15得点、サーブによる1得点の合計16得点を記録し、両チーム最多得点をマークした。
トルコでの最初のリーグ戦から攻撃面で存在感を示したことは、新しい環境への適応を考えるうえでも注目すべきポイントだ。2026-27シーズンは10月17日に開幕しており、14クラブがレギュラーラウンドを戦う。ジラートはリーグ3連覇を目標に掲げている。
【ペルージャ退団の経緯】4冠達成の裏側にあった苦悩と新たな決断
石川祐希の移籍を理解するには、2025-26シーズンのペルージャで何が起きていたのかを知る必要がある。
石川は2024年にイタリアの強豪シル・スーサ・ヴィム・ペルージャへ加入した。世界トップクラスの選手が集まるチームで、攻撃だけでなく守備や試合運びでも貢献する役割を担ってきた。
2025-26シーズンはチームとして歴史的な4冠
ペルージャで迎えた2年目の2025-26シーズン、チームは国内外の主要大会で圧倒的な結果を残した。
日刊スポーツなどの報道によると、ペルージャは次の4つのタイトルを獲得している。
- イタリア・セリエA(リーグ優勝)
- 世界クラブ選手権
- イタリア・スーペルコッパ
- ヨーロッパ・チャンピオンズリーグ
特にセリエA制覇は石川にとって大きな節目だった。イタリアで長く経験を積んできた日本人選手が、世界最高峰のクラブの一つでリーグタイトルを獲得したことには大きな意味がある。
右ひざの負傷で出場機会が減少
ただし、4冠という華やかな結果の一方で、石川個人にとって2025-26シーズンは決して順風満帆ではなかった。
日刊スポーツの2026年5月21日の報道によると、石川は右ひざの負傷に苦しみ、試合への出場機会が大きく減少した。総得点も100点台にとどまり、個人成績では本人にとって不本意なシーズンとなった。
帰国時の取材では、チームがタイトルを4つ獲得した喜びと、自身が十分に試合へ関われなかった悔しさの両方を語っている。
「非常に複雑なシーズンだった。メダルを4つ取ることができたことはうれしいが、あまり試合に絡むことができなかったので悔しい」
このコメントから読み取れるのは、チームの成功と個人の満足度は必ずしも一致しないというプロスポーツの厳しさだ。
2026年6月1日に退団発表、5日にトルコ移籍を発表
退団までの流れは明確だ。
2026年6月1日、ペルージャが石川の今シーズン限りでの退団を発表。石川は2024-25シーズンから2年間在籍したクラブに感謝を伝え、チームメートと過ごした時間を素晴らしい経験として振り返った。
その4日後の6月5日、2026-27シーズンからジラート・バンク・アンカラでプレーすることが正式に発表された。
ここで押さえておきたいのは、退団発表と移籍発表は別々の出来事であることだ。右ひざの負傷や出場機会の減少は報道されているが、それらが退団の直接的な理由だったとクラブが説明したわけではない。契約条件やクラブとの対立を原因とする公式発表も確認されていない。
したがって、ペルージャでの挑戦を失敗と評価するのは適切ではない。チームの4冠獲得に関わりながら、個人として新たな課題を持ち帰った2年間だったと捉えるのが実態に近い。
【トルコ移籍理由】なぜジラート・バンク・アンカラを選んだのか
石川祐希のトルコ移籍で最も注目されるのは、イタリアで長年築いてきたキャリアを離れ、なぜ新しいリーグへ挑戦することを決めたのかという点だ。
本人が語ったのは「新しい経験」と「成長」
2026年6月5日のTBS NEWS DIGの報道では、移籍発表時の石川本人のコメントが紹介されている。
「トルコリーグでのプレーは初めてで、新しい経験しかありません。その新しい経験が必ず僕を成長させると確信しています」
本人の言葉で明確なのは、新しいリーグでの経験を自分の成長につなげたいという考えだ。
加えて、トルコリーグやカップ戦、チャンピオンズリーグでの優勝を目標に掲げている。単に所属先を変えるのではなく、これまで培った経験を別の競技環境で試し、さらなるタイトルを目指す挑戦と位置づけられる。
ジラート・バンクはタイトルを狙える強豪
移籍先の選択を考えるうえで、クラブの競技力も重要だ。
ジラート・バンクはアンカラを拠点とする名門で、国内リーグの優勝実績を持つ。2025-26シーズンにはリーグを制し、欧州チャンピオンズリーグでも3位に入った。
また、所属選手にも注目すべき名前が並ぶ。オポジットのニミル・アブデル=アジズ、フランス代表アウトサイドヒッターのトレボール・クレブノ、セッターのベンジャマン・トニウッティなど、国際舞台で実績を持つ選手が在籍している。
こうした選手と同じコートに立つことで、石川は新しい戦術やチーム内の役割を経験することになる。
イタリアからトルコへ移る意味
イタリアのセリエAは、石川が長年プレーしてきたリーグであり、彼の技術と戦術理解を磨いた場所でもある。一方、トルコのエフェレル・リーグも欧州の主要な男子バレーボールリーグの一つだ。
リーグが変われば、対戦相手の特徴、試合のテンポ、チームの戦術、求められる役割も変わる。これまでの成功体験をそのまま持ち込めるとは限らない。
その意味で、トルコ移籍は単なる国籍や所属先の変更ではなく、選手としての対応力をさらに磨く機会になる。
移籍の理由を年俸や人間関係だけに結びつける情報には注意が必要だ。公に確認できる本人の説明は、新しい環境での成長とタイトル獲得への意欲である。
【経歴・歴代所属クラブ】石川祐希の歩みと主要実績を年表で整理
石川祐希は、大学在学中からイタリアのトップリーグでプレーした日本人選手だ。国内リーグを経由せず、若い時期から海外のプロクラブで経験を積んできたことが、キャリアの大きな特徴となっている。
JOCの選手紹介によると、愛知県出身で、小学4年生のときにバレーボールを始めた。星城高校では2012年と2013年に2年連続で高校三冠を達成。その後、中央大学へ進学した。
歴代所属クラブとキャリアの転換点
| 時期 | 所属・出来事 | 主な内容・実績 |
|---|---|---|
| 2012~2013年 | 星城高校 | 2年連続で高校三冠を達成 |
| 2014年 | 中央大学・日本代表 | 大学進学と同時に日本代表入り。イタリアでの挑戦を開始 |
| 2014-2015 | パッラヴォーロ・モデナ | イタリア・セリエAでプレー |
| 2016-2018 | トップバレー・ラティーナ | イタリアでの競技経験を継続 |
| 2018-2019 | エマ・ヴィラズ・シエナ | セリエAでプレー |
| 2019-2020 | キオエネ・パドヴァ | 攻守両面で存在感を発揮 |
| 2020-2024 | パワーバレー・ミラノ | 欧州トップリーグで主力として活躍 |
| 2021年4月~ | 男子日本代表主将 | 東京五輪後もチームをけん引 |
| 2024-2026 | シル・スーサ・ヴィム・ペルージャ | 2025-26シーズンにクラブの主要タイトル4冠 |
| 2026年~ | ジラート・バンク・アンカラ | トルコ1部リーグで新たな挑戦を開始 |
この経歴から分かるのは、石川が一つのクラブに長くとどまることだけを目標にしてきた選手ではないということだ。異なるクラブで役割を変えながら経験を積み、イタリアで培った技術を日本代表にも還元してきた。
石川祐希の代表的な成績・実績
個人とチームの実績を分けて整理すると、石川のキャリアがより理解しやすい。
2019年:ワールドカップで日本代表の4位入賞に貢献。FIVBの選手紹介でも、アウトサイドヒッターとしての実績が取り上げられている。
2021年:4月に男子日本代表の主将に就任。同年の東京2020オリンピックでは、日本男子の7位入賞に貢献した。
2023年:ネーションズリーグで日本代表初の銅メダルを獲得。石川は275得点を記録し、ベストスコアラーとベストアウトサイドヒッターの個人タイトルも獲得した。
2024年:ネーションズリーグで日本代表が銀メダルを獲得。石川もベストアウトサイドヒッターに選ばれた。同年のパリ五輪では男子日本代表として7位に入った。
2025-26年:ペルージャでリーグ、世界クラブ選手権、スーペルコッパ、欧州チャンピオンズリーグの4冠を経験。
2026年:ネーションズリーグで日本代表の予選ラウンド全勝に貢献し、アジア選手権優勝とロサンゼルス五輪出場権獲得を達成した。
こうした実績は、単に得点力のある選手という評価にとどまらず、国際大会で長期間にわたり日本代表の中心を担ってきたことを示している。
【男子日本代表キャプテン】VNL2026の成績とロサンゼルス五輪への道
2026年の石川祐希を語るうえで、クラブ移籍と並んで重要なのが男子日本代表の戦いだ。
石川は2021年4月から日本代表の主将を務めている。東京五輪、パリ五輪を経験し、2026年にはロラン・ティリ監督のもとで代表チームを率いた。
ネーションズリーグ2026は予選12戦全勝、最終順位4位
2026年のバレーボールネーションズリーグ男子大会で、日本は予選ラウンドを12勝0敗で突破した。男子大会で予選ラウンド全勝を達成したのは史上初の快挙だった。
加えて、7月29日の準々決勝では中国を3対1で撃破。連勝を13に伸ばし、準決勝へ進出した。
しかし、8月1日の準決勝ではアメリカと対戦し、2対3で惜敗。翌日の3位決定戦でもスロベニアに1対3で敗れ、最終順位は4位となった。
予選ラウンドで圧倒的な成績を残した一方、決勝ラウンドではあと一歩でメダルに届かなかった。勝ち続けることの難しさと、上位国との接戦を勝ち切るための課題が浮き彫りになった大会でもある。
石川祐希のVNL2026個人成績
Volleyball Worldの大会公式選手データによると、石川の2026年VNLにおける総得点は179点だった。
- 総得点:179点
- アタック得点:165点
- ブロック得点:6点
- サーブ得点:8点
- 1試合平均得点:12.79点
- 攻撃効率:51.40%
総得点のうち165点をアタックで稼いでいることから、石川が日本代表の攻撃を担う重要な存在であることが分かる。
ただし、アウトサイドヒッターの価値は得点だけでは測れない。サーブレシーブや守備、ラリー中の判断、味方の攻撃を成立させる動きなども重要な仕事になる。
2026年9月13日、アジア選手権優勝でLA28出場権を獲得
2026年の代表活動における最大の成果は、9月13日に北九州市で行われた男子アジア選手権だ。
日本は決勝でイランを3対0で破り、優勝を果たした。セットスコアは25-21、26-24、25-23。1次リーグから6連勝で大会を制し、2大会連続11度目のアジア王者となった。
この優勝によって、日本男子代表は2028年ロサンゼルス五輪の出場権を獲得した。東京2020、パリ2024に続く3大会連続の五輪出場が決定したことになる。
JOCの2026年9月13日付発表でも、男子日本代表の五輪出場権獲得が報じられている。石川は当時30歳の主将として、この目標達成をチームの中心で支えた。
翌14日の記者会見では、石川は出場権獲得を目標に戦ってきたシーズンを振り返り、達成できたことへの安堵を語った。
五輪出場権獲得と石川個人の代表選考は別
ここで誤解しやすい点がある。2026年9月に獲得したのは、あくまで男子日本代表チームとしてのロサンゼルス五輪出場権だ。
石川個人の2028年大会への出場が、この時点で自動的に確定したわけではない。今後の代表活動や選考を経て、本大会の登録メンバーが決まる。
JOCが紹介した会見報道でも、石川は翌シーズンから選手選考が始まることに言及している。チームとして早期に出場権を獲得したことで、今後は本大会に向けたチーム強化と選手選考に時間を使えるようになった。
2028年のロサンゼルス五輪に向けて、石川が主将としてどのようなチームをつくり、どのようなパフォーマンスを発揮するのかが次の焦点になる。
【身長192cm・アウトサイドヒッター】石川祐希のプレースタイルと強さの秘密
石川祐希のプロフィールでよく検索されるのが、身長192cmという数字と、アウトサイドヒッターというポジションだ。
1995年12月11日生まれ、愛知県出身。中央大学卒業。日本バレーボール協会やジラート・バンクの選手紹介では、身長192cm、ポジションはアウトサイドヒッターとされている。
アウトサイドヒッターは攻撃と守備の両方を担う
アウトサイドヒッターは、一般的にサイドからのスパイクを中心に攻撃するポジションだ。ただし、役割はアタックだけではない。
相手のサーブを受けるレシーブ、ブロックへの参加、ラリー中の守備、サーブなど、多方面の能力が求められる。
石川の場合、攻撃力だけでなく、レシーブや状況判断にも強みがある。相手ブロックの位置を見ながらコースを打ち分けたり、ラリーの流れに合わせて攻撃方法を変えたりすることができる。
192cmという身長を生かす跳躍力と技術
世界トップレベルの男子バレーボールでは、身長200cmを超えるアウトサイドヒッターも珍しくない。そのため、192cmの石川はポジション内で突出した長身というわけではない。
FIVBの選手紹介では、石川の強みとして高い跳躍力、身体能力、洗練された技術、コート上での判断力が挙げられている。
月刊バレーボールの2026年選手プロフィールによると、石川の最高到達点は350cm、ブロックジャンプ到達点は330cmだ。
単純な身長だけではなく、助走やジャンプのタイミング、空中での身体操作、相手ブロックとの駆け引きを組み合わせることで得点につなげている。
主将としての価値は得点以外にもある
石川の役割は、攻撃の中心選手というだけではない。代表では主将として、若手選手と経験豊富な選手をつなぎ、チーム全体の方向性を共有する立場にもある。
2026年VNLの予選ラウンド全勝やアジア選手権優勝は、石川一人の得点だけで実現したものではない。髙橋藍、西田有志、深津英臣、小野寺太志らとの連係、選手層の厚さ、ロラン・ティリ監督の戦術が組み合わさった結果だ。
石川の評価を正しく理解するには、個人得点とチーム成績を分けて見ることが大切になる。
【石川祐希の現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:石川祐希は2026年現在、どこのチームに所属していますか?
A1:トルコ1部リーグのジラート・バンク・アンカラに所属しています。2026-27シーズンから加入し、クラブでは背番号11を着用しています。
Q2:石川祐希がペルージャを退団した理由は何ですか?
A2:2026年6月に2シーズン所属したペルージャからの退団が発表されました。2025-26シーズンは右ひざの負傷で出場機会が減少しましたが、退団の直接的な理由として負傷やクラブとの対立が公式発表されたわけではありません。本人はトルコでの新しい経験と成長への期待を語っています。
Q3:石川祐希は2028年ロサンゼルス五輪に出場できますか?
A3:男子日本代表は2026年9月13日のアジア選手権優勝によって五輪出場権を獲得しています。ただし、石川個人の本大会出場は今後の代表選考によって決まります。
Q4:石川祐希の2026年ネーションズリーグの成績は?
A4:大会公式データによると、179得点を記録しました。日本代表は予選ラウンドを12戦全勝で突破しましたが、最終順位は4位でした。
Q5:石川祐希の身長とポジションは?
A5:身長192cm、ポジションはアウトサイドヒッターです。攻撃だけでなく、サーブレシーブや守備にも関わるオールラウンドな役割を担っています。
まとめ:石川祐希の2026年現在と2028年五輪への展望
2026年の石川祐希は、クラブと日本代表の両面で大きな転換点を迎えた。
ペルージャでは2シーズンで主要タイトル4冠を経験し、右ひざの負傷による出場機会の減少という課題も抱えた。その後、2026-27シーズンからトルコのジラート・バンク・アンカラへ移籍。イタリアで積み重ねた経験を、新しいリーグでさらに発展させようとしている。
日本代表では、2026年ネーションズリーグの予選12戦全勝、アジア選手権優勝、ロサンゼルス五輪出場権獲得という成果を残した。VNLでは最終4位に終わったものの、世界の強豪と戦い続けた経験は、次の国際大会に向けた重要な財産となる。
【プロの結論】石川祐希の評価は3つの視点で見る
石川祐希の2026年を評価する際には、次の3つの視点が欠かせない。
第一に、クラブでの適応力。イタリアからトルコへ移ったことで、異なる戦術やチーム文化への適応が求められる。開幕戦の16得点は好材料だが、長いシーズンを通じた安定性も重要になる。
第二に、日本代表でのリーダーシップ。2026年に五輪出場権を獲得したことで、代表チームは早い段階から本大会を見据えた強化に取り組める。石川には主将としてチーム全体の完成度を高める役割が期待される。
第三に、個人のコンディションと継続性。ペルージャ時代には右ひざの負傷が出場機会に影響した。2028年を見据えるうえでは、短期間の好成績だけでなく、長期的に高いパフォーマンスを維持できるかが重要な判断材料になる。
2028年ロサンゼルス五輪の出場権は、すでに日本代表の手に渡った。次に目指すのは、本大会でメダルを争えるチームをつくることだ。
イタリアでの成功と悔しさを経て、トルコという新天地に立った石川祐希。30歳を迎えた主将の新たな挑戦は、クラブでのタイトル獲得だけでなく、日本男子バレーボールの次の歴史にもつながっていく。
主な検証資料: 日本バレーボール協会、JOC、FIVB、ジラート・バンク公式選手紹介、TBS NEWS DIG、日刊スポーツ、月刊バレーボール、バレーボールキングの2026年発表・大会記録。