嫌いなYouTuberランキングを読む際に気になるのが、男性と女性、さらに10代・20代・30代以上で評価が違うのかという点です。
実際、視聴者の属性によって、嫌悪感を持つ理由は変わる可能性があります。
男女別ランキングで見える評価の違い
2024年のSmart FLASHのアンケートでは、木下優樹菜に対する64票のうち、およそ3分の2が女性からの票でした。
この結果は、特定の人物に対する評価が男女で異なる可能性を示す一例です。
ただし、女性全体が木下優樹菜を嫌っているという意味ではありません。500人という調査規模に加え、対象が15歳以上30代までに限定されている点も考慮する必要があります。
年代別ランキングはどう違う?
年代別の評価については、次のような特徴があります。
- 10代: 学校生活や友人関係、流行している動画ジャンルとの相性が評価に影響する可能性がある。
- 20代: 発信者の価値観、発言内容、仕事やお金に関する企画などへの評価が注目される。
- 30代: 社会的なマナーや広告表現、発言の責任などが批判の論点になりやすい。
- 40代以上: 動画の内容だけでなく、テレビ出演時代からの印象や社会的な振る舞いも評価に影響し得る。
これらは視聴者層を考える際の分析視点であり、2026年の年代別嫌いランキングを示す実測結果ではありません。
人気ランキングと不人気ランキングは一致しない
2026年4月に公開された株式会社CMサイトの「好きなYouTuberランキング」では、3,807人の有効回答から次の結果が発表されました。
| 順位 | 人物 | 得票数 |
|---|---|---|
| 1位 | 江頭2:50 | 485票 |
| 2位 | HIKAKIN | 253票 |
| 3位 | すしらーめん《りく》 | 204票 |
調査日は2026年4月8日で、全年代の男女(性別回答しない人を含む)が対象です。
ここで注目したいのは、HIKAKINが2024年の「見たくないYouTuber」調査では5位に入っていたことです。
同じ人物が、ある調査では人気者として評価され、別の調査では批判対象にもなる。この現象は、人気と不人気が単純な反対関係ではないことを示しています。
【プロの分析】嫌いなYouTuberランキングを正しく判断する5つの基準

ランキングを見て、上位にいる人物をそのまま「日本で最も嫌われている」と判断するのは危険です。
調査結果の信頼性を判断するには、次の5つのポイントを確認する必要があります。
1. 投票人数と総投票数を区別する
例えば、1万人が参加して1万票集まった調査と、100人が参加して1,000票集まった調査では、数字の意味が異なります。
同じ人が複数回投票できる仕組みなら、総投票数が多くても参加者の実人数が多いとは限りません。
2. 投票者が自分で参加する形式か確認する
ネット上の一般投票は、特定の人物に強い意見を持つ人が積極的に参加しやすいという特徴があります。
一方、調査会社によるインターネットリサーチは、対象者や回答者数を設定して実施されます。
どちらにも長所と限界がありますが、調査形式が違う結果を同じ尺度で比較することはできません。
3. 質問の内容を確認する
次の質問は、それぞれ意味が違います。
- 嫌いなYouTuberは誰か
- 見たくないYouTuberは誰か
- 炎上したYouTuberは誰か
- 調子に乗っていると思うYouTuberは誰か
- 好感度が低いYouTuberは誰か
「嫌い」と「炎上した」は同じではありません。
炎上しても、その発信者の動画を支持する人はいます。また、炎上経験がなくても、動画の演出や話し方が好みに合わないという理由で低評価を受けることがあります。
4. 集計時期を確認する
YouTuberの評判は変化します。
過去の騒動が再び話題になる場合もあれば、活動内容の変更や説明、謝罪、企画の改善などによって評価が変わる場合もあります。
2019年の投票結果を2026年の現在の評価として扱うことはできません。
5. 口コミと確認できる事実を区別する
嫌いなYouTuberの口コミには、実際の動画に対する感想だけでなく、SNS上で広がった意見や第三者の推測が混ざることがあります。
例えば、ある人物について「態度が悪い」というコメントが多くても、それだけで本人の人格や日常生活まで判断することはできません。
動画内の発言、公式な説明、報道された出来事、視聴者の感想をそれぞれ区別することが大切です。
ランキングを読むときのチェックリスト
- 調査を実施したサイトやメディアが明記されている
- 調査年月日が分かる
- 回答者数と投票数が分かる
- 質問文と投票対象が公開されている
- 男女別・年代別のデータがある場合、その集計方法が分かる
- コメントと客観的な事実が区別されている
これらを満たしているほど、ランキングの背景を理解しやすくなります。
【よくある質問】嫌いなYouTuberランキングに関するFAQ
Q1:2026年現在、日本で最も嫌われているYouTuberは誰ですか?
A1:日本全国を対象とした公式な統一ランキングはありません。2026年に確認できる「みんなの好き嫌い」のYouTuberカテゴリでは、渡邊渚、カツドンチャンネル、堀口英利が嫌い票の割合で上位に掲載されています。ただし、特定サイトの利用者による投票結果です。
Q2:嫌いなYouTuberランキングでヒカルやHIKAKINが上位になるのはなぜですか?
A2:知名度が高く、動画や発言が多くの人に届くため、支持と批判の両方を集めやすいことが考えられます。過去のアンケートでは、ヒカルの自己主張の強いキャラクターや、HIKAKINの動画企画に対する批判的な意見も紹介されています。
Q3:嫌われているYouTuberは本当に人気がないのでしょうか?
A3:必ずしもそうではありません。人気ランキングと不人気ランキングの両方に名前が登場する人物もいます。知名度や話題性が高いことと、すべての視聴者から好かれることは別問題です。
Q4:男女別・年代別の嫌いなYouTuberランキングはありますか?
A4:過去には男女や幅広い年代を対象にした調査があります。ただし、2026年の最新データとして男女別・年代別の嫌いなYouTuberを全国規模で比較できる統一資料は確認できません。調査対象や回答者数を確認する必要があります。
Q5:YouTuberが嫌われる最大の理由は何ですか?
A5:一つに限定することはできません。過激な企画、発言への反発、過去の騒動、自己主張の強いキャラクター、視聴者との価値観の違いなどが主な論点です。人物やチャンネルによって批判の背景は異なります。
まとめ:2026年の嫌いなYouTuberランキングは順位より根拠が重要
2026年の嫌いなYouTuberランキングを調べると、ネット投票サイト、ニュースメディアのアンケート、配信者による参加型企画など、さまざまな調査結果が存在します。
現在のネット投票では渡邊渚、カツドンチャンネル、堀口英利などが上位に掲載される例がある一方、過去のアンケートでは宮迫博之やヒカル、HIKAKINなども批判的な評価を集めていました。
ただし、これらは調査時期も質問内容も回答者も異なります。単純に順位を並べて、日本全体の嫌われ度を決めることはできません。
特に押さえておきたいのは、次の3点です。
- 公式な統一ランキングはない: ネット上の順位は各サイトやメディアの独自調査によるもの。
- 人気と不人気は共存する: 知名度が高い人物ほど、支持と批判の両方を集めることがある。
- 口コミは評価の一部: SNSの批判だけでなく、実際の動画、公式説明、調査方法も確認する必要がある。
ランキングはYouTuberの評判を知るための一つの手がかりです。順位だけに注目するのではなく、なぜその人物が批判されているのか、どのような人が投票したのか、現在の活動や人気はどう変化しているのかまで確認することで、ネット上の評判をより正確に理解できます。
2026年以降もYouTubeのコンテンツや視聴者層は変化していきます。過去の炎上だけで人物を評価するのではなく、現在の活動と視聴者の反応を継続的に見ていくことが大切です。
主な参照資料
- みんなの好き嫌い:YouTuber好き嫌い・不人気ランキング
- Smart FLASH:2024年6月20日「調子に乗ってるYouTuberランキング」
- 株式会社APOLLO11:2022年10月11日YouTuberアンケート調査
- ユーチュラ:2019年12月16日「嫌いなYouTuberランキング決定戦」
- ユーチュラ:2026年8月14日「wakatte.tv、新宿で嫌われ度を街頭調査」
- 株式会社CMサイト:2026年版好きなYouTuberランキング
- サイゾーウーマン:2020年7月の人気YouTuber世論調査