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【IPA・Hazy IPAから定番エールまで】東京で楽しみたいクラフトビールの種類

御影 遼 御影 遼 • 更新: • 公開: • 読了約 14 分
目次

東京のクラフトビールを楽しむうえで、知っておきたいのがビアスタイルの違いだ。

同じブルワリーでも、使用するホップや麦芽、酵母、醸造方法によって味わいは大きく変わる。飲み比べをするときは、銘柄名だけでなくスタイルにも注目したい。

IPA:ホップの香りと苦味を楽しむ定番スタイル


IPA(インディア・ペールエール)

ホップ由来の柑橘、松、トロピカルフルーツのような香りが特徴。しっかりした苦味を楽しみたい人に向いている。

IPAは、東京のクラフトビール専門店でも見つけやすいスタイルの一つ。

T.Y.HARBORでは、7種類のホップを使用したIPAを提供している。Far Yeast Tokyoでも、定番のFar Yeast IPAを飲み比べの選択肢にできる。

Hazy IPA:濁りとジューシーな香りが魅力


Hazy IPA(ヘイジーIPA)

濁りのある外観と、マンゴーやパッションフルーツなどを連想させる華やかな香りが特徴。一般的なIPAより苦味が穏やかな商品も多い。

フルーティーなビールが好きな人や、苦味の強いビールが苦手な人にもおすすめできる。

よなよな東京ブルワリーのFruit Quartet Hazyは、複数のフルーツとバニラを使った商品。Hazyスタイルの個性を楽しむ候補になる。

ペールエール:最初の一杯におすすめ


ペールエール

ホップの香りと麦芽の風味のバランスがよく、比較的飲みやすい。クラフトビール初心者にも選びやすいスタイル。

T.Y.HARBORの看板商品もペールエール。最初に軽快な一杯を飲み、次にIPAへ進むと、ホップの香りや苦味の違いが理解しやすい。

スタウト:食後や肉料理と合わせたい黒ビール


スタウト・インペリアルスタウト

焙煎した麦芽によるコーヒーやチョコレートを思わせる香り、濃厚なコクが魅力。肉料理や濃い味付けの料理との相性もよい。

T.Y.HARBORではアルコール度数8%のインペリアルスタウトもラインアップされている。軽いビールとは異なる飲み応えを求める人に向いている。

東京でクラフトビールを飲み比べるなら?

飲み比べをするなら、最初から大きなサイズを注文するより、小さなグラスを複数選ぶ方法がおすすめだ。

例えばFar Yeast Tokyoでは、Far Yeastのホワイト・ブロンド・IPAを約100mlずつ楽しめる3種飲み比べセットが1,400円。KAGUAの3種セットは1,600円で提供されている。

最初の一杯で軽いスタイルを選び、次にIPA、最後にスタウトという順番にすると、それぞれの個性を感じやすい。

【東京のクラフトビールの価格・費用】予算はいくら必要?

クラフトビール東京

東京のクラフトビールは、一般的な大手メーカーのビールと比べると価格が高めになりやすい。

ただし、使用する原材料、醸造量、アルコール度数、希少性、提供サイズなどによって価格は変わる。高価格の商品が必ずしも自分の好みに合うわけではない。

主要店舗の価格例

2026年に確認できるメニュー情報をもとに、代表的な価格を整理すると次のようになる。

店舗 商品・サイズ 価格
T.Y.HARBOR ペールエール250ml 680円
T.Y.HARBOR ペールエール420ml 980円
T.Y.HARBOR IPA250ml 780円
Far Yeast Tokyo 3種飲み比べ 1,400円
Far Yeast Tokyo KAGUA3種飲み比べ 1,600円
よなよな東京ブルワリー Gate Oneスモール 950円
よなよな東京ブルワリー Gate Oneレギュラー 1,300円
よなよな東京ブルワリー Gate Oneパイント 1,650円

T.Y.HARBORの価格は2026年1月掲載のドリンクメニュー、Far Yeast Tokyoは2026年10月更新のメニュー、よなよな東京ブルワリーは2026年9月更新のメニュー掲載情報に基づく。サイズや銘柄によって料金が変わるため、注文時に最新メニューを確認したい。

目的別の予算目安

実際に訪問するときは、ビール代だけでなく料理や追加注文も考えておきたい。

- 軽く一杯だけ楽しむ:1,000〜2,000円程度
- 2〜3種類を飲み比べる:2,000〜3,500円程度
- ビールと料理を楽しむ:4,000〜6,000円程度
- 食事と複数のビールをじっくり楽しむ:6,000円以上

これらは店舗のメニュー価格を参考にした予算の目安であり、各店の公式セット料金ではない。

特にT.Y.HARBORやY.Y.G.のようなレストラン型店舗では、料理の注文数によって総額が変わる。

一方、Inkhorn Brewingのような小規模ブルワリーやビアバーでは、少量ずつ飲んだり、気に入った銘柄だけを選んだりする楽しみ方もできる。

うちゅうブルーイング虎ノ門の利用予算


虎ノ門ヒルズ グラスロック2階
施設公式情報による平均予算は約3,000円。営業時間は11時〜21時、ラストオーダー20時30分。

この店舗は10席のコンパクトなドリンクスタンドで、テイクアウトにも対応している。食事を中心とする大型レストランとは異なり、ビールそのものを楽しむ目的で訪れたい店だ。

クラフトビールの評判・口コミはどう判断する?

口コミを参考にする場合は、総合評価だけでなく、自分が重視するポイントを確認することが大切だ。

例えば、食事の評価が高いレストランと、ビールの種類が豊富な専門店では、利用者が評価するポイントが違う。

2026年の食べログ掲載情報では、Far Yeast Tokyoは3.56(2026年8月更新)、よなよな東京ブルワリーは3.38(2026年9月更新)となっている。いずれも特定時点の掲載評価であり、異なる時期の数字や口コミ件数を単純に比較して優劣を決めることはできない。

口コミを見る際は、次の4点を確認したい。

1. ビールの品質と種類:好みのスタイルがあるか、樽の入れ替わりがあるか。
2. 料理との相性:ビール以外の食事も楽しめるか。
3. 価格と量:少量サイズがあるか、飲み比べセットがあるか。
4. 店舗の雰囲気:一人飲み向きか、友人との食事向きか、混雑しやすいか。

特に人気店は、週末や夕方に混雑することもある。口コミの投稿日を確認し、営業時間や予約の条件も公式情報で照合すると安心だ。

【東京ブルワリー巡りの楽しみ方】目的別に選ぶおすすめコース

東京のクラフトビールを一日で楽しもうとすると、移動時間が意外にかかる。

そのため、初めてのブルワリー巡りでは、地理的に近いスポットを組み合わせるのが合理的だ。

コース1:品川・天王洲で醸造所とレストランを楽しむ

おすすめ:ビール初心者・カップル・食事重視の人

- 最初に、品川駅直結のよなよな東京ブルワリーで限定ビールを楽しむ。
- 醸造所見学ツアーの開催日なら、予約して製造工程を体験する。
- 別の機会に天王洲へ足を延ばし、T.Y.HARBORで水辺の食事と自家醸造ビールを楽しむ。

このコースの魅力は、醸造設備を見られる大型店舗と、歴史ある水辺のブルワリーを比較できることだ。

コース2:五反田・新宿でビールと料理を楽しむ

おすすめ:グループ・食事重視・仕事帰りの人

- 五反田のFar Yeast Tokyoで3種飲み比べを体験する。
- グリル料理とビールのペアリングを楽しむ。
- 別の日には新宿・代々木のY.Y.G. Brewery & Beer Kitchenを訪れ、自家製ビールと食事を楽しむ。

Y.Y.G.は1階のブルワリー&バーと7階のビアキッチンで営業形態が異なる。1階は予約不可の自由席、7階は予約に対応するため、目的に合わせて選びたい。

コース3:両国でクラフトビールを徹底的に飲み比べる

おすすめ:ビール愛好家・経験者

麦酒倶楽部ポパイを中心に、全国のブルワリーが手がける多様なビールを比較するコース。

ポパイは1985年創業の老舗で、公式沿革にはタップ数を増設してきた歴史が記されている。多くの銘柄を扱う店だからこそ、最初から飲みたいものを決めず、スタッフに好みを伝えて選ぶ楽しみもある。

IPAが好きなら、苦味の強さだけでなく、ホップの香りやアルコール度数にも注目したい。

コース4:目白・虎ノ門で個性派ブルワリーを楽しむ

おすすめ:新しいビールを開拓したい人

目白のInkhorn Brewingでは、東京の小規模ブルワリーならではの個性を楽しむ。

一方、虎ノ門のUchu Brewingでは、八ヶ岳で醸造されたうちゅうブルーイングのIPAやフルーツ系ビールを試せる。

どちらも大型レストランとは異なる体験ができるため、クラフトビールの幅を広げたい人に向いている。

【クラフトビール東京に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:東京でクラフトビールを初めて飲むなら、どこがおすすめ?

A1:初めてなら、品川のよなよな東京ブルワリーや天王洲のT.Y.HARBORがおすすめ。料理と一緒に楽しめるうえ、飲みやすいペールエールなどから試せる。複数の銘柄を少量ずつ試したいならFar Yeast Tokyoの飲み比べセットも選択肢になる。

Q2:東京でブルワリー巡りをするなら何軒くらい回れる?

A2:初めてなら1日2軒程度がおすすめ。品川・天王洲、新宿・代々木など、近いエリアで組み合わせると移動の負担を抑えられる。試飲や食事をゆっくり楽しむなら、無理に軒数を増やさないほうがよい。

Q3:東京のクラフトビールの価格はどれくらい?

A3:店舗や銘柄によって異なるが、今回紹介した店舗では小さなグラスが680円から、限定ビールのスモールサイズが950円から、飲み比べセットが1,400円からの例がある。料理を含めるなら、1人4,000〜6,000円程度を目安にすると計画しやすい。

Q4:IPAとHazy IPAの違いは?

A4:IPAはホップの香りと苦味を特徴とするスタイル。Hazy IPAは濁った外観と、トロピカルフルーツのような香りを楽しめるものが多い。苦味の感じ方は商品によって違うため、飲み比べて好みを見つけたい。

Q5:よなよな東京ブルワリーでは醸造所見学ができる?

A5:できる。2026年11月の公式案内では、約1時間、各回15名、参加費3,520円(税込)の完全予約制ツアーが告知されている。開催日時や予約状況は月ごとに更新されるため、訪問前に公式案内を確認したい。

Q6:うちゅうブルーイング虎ノ門は醸造所なの?

A6:虎ノ門の店舗は、八ヶ岳で醸造されたうちゅうブルーイングのビールを楽しめる販売・飲食店舗。醸造設備のある本拠地と、東京の店舗は区別して考える必要がある。

【まとめ】2026年の東京クラフトビールは目的に合わせて選ぶのが正解

2026年の東京のクラフトビールシーンで大きな話題となったのが、3月30日に開業したよなよな東京ブルワリーだ。品川駅からアクセスしやすい立地に醸造所を併設し、限定ビール、料理、見学ツアーまで楽しめる大型施設として新しい選択肢を生み出した。

一方、T.Y.HARBORには1997年から続く醸造の歴史があり、Far Yeast TokyoやY.Y.G. Brewery & Beer Kitchenではビールと料理のペアリングを楽しめる。麦酒倶楽部ポパイは多銘柄の比較に強く、Inkhorn Brewingやうちゅうブルーイング虎ノ門は個性豊かなビールを探す人に適している。

【プロの結論】

東京でクラフトビールを選ぶ際に重視したいのは、店舗の知名度やタップ数だけではない。

- 醸造の現場を見たいなら、よなよな東京ブルワリー。
- 歴史ある自家醸造ビールと景色を楽しむなら、T.Y.HARBOR。
- 料理とビールのペアリングなら、Far Yeast TokyoやY.Y.G.。
- 多くの銘柄を比較するなら、麦酒倶楽部ポパイ。
- 小規模ブルワリーの個性を楽しむなら、Inkhorn Brewing。
- ホップの香りが際立つIPAやフルーツ系を探すなら、うちゅうブルーイング虎ノ門。
- 世界各国のビールを気軽に楽しむなら、渋谷のクラフトビールタップ。

大切なのは、人気店を何軒制覇したかではなく、自分の好みに合う一杯と出会えるかどうかだ。

クラフトビールは、同じIPAでもブルワリーによって香りや苦味、口当たりが違う。まずは飲み比べセットで好みを見つけ、気に入ったブルワリーの限定商品や季節商品へと楽しみを広げていきたい。

2026年の東京は、老舗ブルワリーと新しい大型醸造所、個性派ビアバーが共存する街になっている。次の休日は、気になるエリアから一軒選び、東京ならではのクラフトビール文化を体験してみてはいかがだろうか。

※営業時間・メニュー・価格・イベント開催日は変更される場合があります。訪問前に各店舗の最新情報をご確認ください。飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。

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